修斗 5.31の大会を無観客開催&ABEMA生中継。免疫力低下防止で通常より1階級上での試合に
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
大阪梅田中津 キックボクシング ジョウジム
キックボクシングで楽しく運動!燃焼!ストレス発散!初心者でも経験者でもしっかり指導。見学・体験大歓迎!
プロ修斗のプロモーター、サステインは5月31日(日)に予定していた大会を、新型コロナウイルスの感染拡大を予防するために無観客で開催し、ABEMAで生中継すると発表した。会場は非公開。サステインはONE Championship、ABEMA、TRIBE TOKYO M.M.Aと協力し、4月17日に無観客大会「Road to ONE:2nd」を開催し、昨日の5月2日には「大会終了から2週間が経ち、選手並びに関係者全員から体調に異常がないと確認が取れました」と報告していた。5月31日の大会では、「Road to ONE:2nd」での経験を活かし、「さらに安全面を強化するように協議を重ねてきました」といい、具体的な安全策を3日に発表。「減量による過度な免疫力低下を防止する為、通常の階級より1階級上で試合を行います」としており、コロナ以前からのONEの計量システムに準じた形となる。対戦カードは後日発表される。
サステインが発表した具体的な対応策
◆当日計量に関して
選手が様々な交通機関等を経て計量会場に来ることで試合の前日に他者との接触する可能性があるため、当日に計量を実施します。
◆免疫力の低下を防止
減量による過度な免疫力低下を防止する為、通常の階級より1階級上で試合を行います。計量は大会開催の3時間前を予定し、基本的には「本来同一階級であった選手同士の試合」をマッチメイク致します。
試合が行われた際のランキング、クラスのアップに関しては、現在修斗コミッションと協議中です。
※尚、チャンピオンシップに於いては当日計量と1階級上での試合は行いません。また、現在進行中の女子スーパーアトム級王座決定トーナメント、インフィニティリーグに関しましては全選手の確認が取れた場合のみ実施する予定です。
(※編集部注:この発表と同日、修斗コミッションもこの措置について「一連の事態が収束するまでの期間の間は該当試合をクラス昇格及びランキング選考の評価基準に加えます」と発表した。日本修斗協会のサイト参照。)
◆検温の義務化
選手は1週間前と3日前、前日、試合後2週間の検温の提出を義務化。
また当日会場に来られる関係者全て前日の体温も把握し、大会当日はサーモグラフィーと体温計で確認致します。
大会終了後、2週間に渡り検温の報告も義務付け致します。
◆試合前のアップに関して
各選手のアップ時間を決め、選手同士も試合前にケージ内での接触を極力減らします。
◆消毒に関して
ケージ内を次亜塩素酸水で噴霧、腰下の壁面(コンセントなど電気関係箇所除く)を次亜塩素酸で噴霧、テーブルやホコリが積もる箇所も次亜塩素酸水で拭き上げ、ドアノブや手摺りやスイッチなどアルコールで除菌する予定です。
◆その他
・会場内
大会関係者は会場内で出来るだけ距離を取り、防護服とマスクを着用し各業務を行うことを検討しています。
・セコンド
各選手3名から1名に減らし、試合が終わった選手から順次帰宅して頂きます。
(※編集部注:他にもマスメディアに対し、飛沫感染や他社との密接を避けるため、撮影位置や囲み取材に関しても感染予防策が設けられることが伝えられている。)