QUINTET 4.11 両国国技館:桜庭和志の新大会の審判委員長に中井祐樹。ルール概要発表。石井慧のJUDO Dream Teamに小見川道大も参加
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桜庭和志が立ち上げる新グラップリング大会「QUINTET.1」(4月11日(水) 両国国技館)のルール概要が発表された。ルール作成・競技運営で日本ブラジリアン柔術連盟(JBJJF)と、国内MMAジムの交流組織D-NETが協力。3月23日に桜庭と審判団の初会合が行われ、ルールが固まった。審判委員長にはJBJJFの中井祐樹会長が就任し、審判員にはJBJJFから植松直哉・新明佑介、D-NETから片岡誠人・山崎剛・美木航が派遣される。
2月1日の会見での発表通り、QUINTETは5人編成のチーム同士の勝ち抜き戦で、引き分けは両者退場で次の選手が登場する形式。試合場には12メートル四方のレスリングマットを使用。ルール会議の結果、「膠着を誘発するクローズドガード」「主審及び2名の副審全員が消極的と判断した場合」「対戦相手に触れていない状態で座る行為」等には「指導」が入り、「指導」3回で「失格負け」となることに。「指導」を受けた選手はレスリングのパーテールポジション(試合場中央で四つ這いになり、対戦相手は上から腰に両掌を置いた状態)となり、審判の合図により試合を再開する。両者「指導」の場合は試合場中央でスタンドの状態から試合を再開する。大将同士の試合のみ、「指導」の数の少ない方が勝利となる。そのほかの概要は下記参照。
また、石井慧がリーダーの「JUDO Dream Team」とメンバーとして、小見川道大、出花崇太郎(キャプテン☆アフリカ)の参加も決定。小見川は石井の推薦でもあり、現在主戦場とする巌流島の谷川貞治プロデューサーも承諾しての参戦。出花は全日本柔道選抜体重別選手権’04 3位、柔術黒帯、アブダビワールドプロ柔術アジア予選’09 3位などの実績があり、高校時代に国体の柔道団体戦で大阪選抜として石井と同じチームで戦った過去があるという。現在はキャプテン☆アフリカのリングネームでプロ修斗でも活躍し、昨年のライト級新人王を獲得し、3月25日の後楽園大会でも元パンクラス王者の鈴木槙吾に一本勝ちしたばかりだ。JUDO Dream Teamでは他にもチョン・ブギョンが負傷欠場し、同チームメンバーのユン・ドンシクの推薦で元韓国柔道代表のキム・ヒョンジュも参加出場する。
4チームによる1DAYトーナメント一回戦の組み合わせも決まり、JUDO DREAM TEAMとHALEO DREAM TEAM(桜庭和志、ジョシュ・バーネット、所英男、中村大介、マルコス・ソウザ)の1回戦での激突が決定している。
大会の模様がAbemaTVで生中継されることは発表済だが、Huluでも大会翌日から配信されることになり、左のリンク先の特設ページでは関連映像が視聴できる。
対戦カード
一回戦
HALEO Dream Team(桜庭和志、ジョシュ・バーネット、所英男、中村大介、マルコス・ソウザ)
JUDO Dream Team(石井慧、ユン・ドンシク、小見川道大、出花崇太郎(キャプテン☆アフリカ)、キム・ヒョンジュ)
一回戦
POLARIS Dream Team(グレゴー・グレイシー、チャールズ・ネグロモンテ、グレイグ・ジョーンズ、ダン・ストラウス、宇野薫)
SAMBO Dream Team(テオドラス・オークストリス、マリウス・ザロムスキー、ミンダウガス・ベルツビカス、セルゲイ・グレチコ、ビクトル・トマセビッチ)
※1日で決勝まで実施。選手の登場順は大会前日の記者会見で発表
QUINTETルール概要
◆禁止行為(重大な反則=失格負け)
ヒールフック
スラム及びスパイキング(頭部に直接ダメージを与えるような攻撃)
ネッククランク(頸椎のみをねじる行為)
かに挟みによるテイクダウン(スタンド)
ジャンピングクローズドガード
◆違反行為(軽微な反則=指導)
膠着を誘発するクローズドガード
ポジションをキープするだけで攻撃の意図が見られない場合
スタンドでテイクダウンを狙わずディフェンシブに動き回る行為
故意に対戦相手を試合場から転落させようとする行為
故意に試合場から逃避する行為
主審及び2名の副審全員が消極的と判断した場合
噛み付き、歯を押しつける
頭髪、体毛、鼻、耳を掴む
性器または目への攻撃または圧迫
一度に3本以下の指を掴む
意図的なあらゆる種類の外傷的打撃(パンチ、肘、膝、頭突き、キックなど)
対戦相手に触れていない状態で座る行為
「指導」を受けた選手は試合場中央で四つ這いになり、対戦相手は上から腰に両掌を置いた状態で、審判の合図により試合を再開する(レスリングのパーテールポジション)
両者「指導」の場合は試合場中央でスタンドの状態から試合を再開する
「指導」3回で「失格負け」
違反行為により、相手に相当のダメージを与えたと審判が判断した場合は、1回で「失格負け」になる場合がある
◆禁止事項
シューズの着用
ファウルカップの着用
クリーム、オイル、ジェル、または滑りやすい物質を身体に塗る
指輪やネックレス、ピアスなどの貴金属類の着用
◆試合時間
8分一本勝負(体重差が20kg以上ある場合は4分一本勝負)
◆勝敗の決着
サブミッション
失神
失格(指導3回)
試合時間内に上記の決着が付かない場合は引き分け
判定(大将同士の試合のみ)「指導」の数の少ない方が勝利。数が同じ場合はチーム全体の「指導」の数が少ない方が勝利。それも同じ場合は大将同士の試合の優劣を審判の旗判定により決定。
◆試合場
12メートル四方のレスリングマット。場内場外のエリアは設けず、試合場から転落しそうな場合は審判の判断により試合を中断し、安全な位置から両者同じ態勢のまま試合を再開する。
◆「勝ち抜き」システム=Winner stays on
勝者は対戦チームの次の相手と闘う
引き分けは両者退場
大将が負けたチームが負け
◆1dayトーナメントシステム
1回戦を勝ち上がったチームは、決勝戦では1回戦で戦わなかった選手から優先的にオーダーを組まなくてはならない。
◆体重
チーム5人の総体重は430kg以内とする(前日計量)
大会概要
大会名 QUINTET.1 -Grappling Team Survival Match –
日程 2018年4月11日(水) 開場・17:30(予定) 開始・18:30(予定)
中継 AbemaTV(生中継)、Hulu(大会翌日から配信)
チケット料金 マスVIP 39,000円(特典付) マスSS 15,000円 マスS 12,000円 マスA 10,000円 マスB 7,000円 2FA 6,000円 2F自由 4,000円 ※1マスは2席。上記は1席分の料金です ※小学生以上有料。小学生以下は席が必要な場合は有料 ※車椅子でご観戦の方は「マスB席」をお買い求めください。
チケット販売 イープラス、チケットぴあ、ローソンチケット
お問い合わせ ラバーランド info@quintet-fight.com http://www.quintet-fight.com/