ジャパンキック 1.5 後楽園ホール:石川直樹×松崎公則、永澤サムエル聖光×興之介、政斗×モトヤスック、渡辺航己×櫓木淳平、馬渡亮太、瀧澤博人 直前インタビュー
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ジャパンキックボクシング協会「KICK ORIGIN 2020 1st ~2020新春三階級王座決定戦~」(1月5日(日)後楽園ホール)に出場する選手のうち、10人のインタビューが主催者から届いた。(写真提供:ジャパンキックボクシング協会)
石川直樹【首の展開になったら絶対に負けない】
第11試合 メインイベント 新春スペシャルマッチ 52kg契約 3分5R
石川直樹(ジャパンキック フライ級王者・元スック ワン キントーン スーパーフライ級王者/治政館)
vs
松崎公則(元J-NETWORKスーパーフライ級王者・元REBELS-MUAYTHAIフライ級王者・元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者・元WPMF日本スーパーフライ級王者/STRUGGLE)
●5/12のプレ興行、8/4の旗揚げ戦、そして今回、石川選手がトリを務めることになりました。心境のほどはいかがでしょうか?
→勝つ事は当たり前、自分一人で後楽園ホールを満員に出来るようなアツい試合をする!と覚悟して日々を過ごしております。
●今回の対戦相手が松崎選手に決まりました。どんな印象をお持ちですか?
→気持ちが強いな、という印象が強いです。
●今一番やってみたい選手はいますか?
→仲山大雅選手、大崎孔稀選手にリベンジしたいです。
●大崎選手の名が出ましたね。8/4の旗揚げ戦で対戦した大崎選手、この試合を振り返ってみていかがでしたか?
→ここからって時に倒されてしまったので、とても悔しかったです。今までしてきたリベンジマッチは全部勝っているので(大崎選手と)やりたいです。
●松崎選手は「首相撲にこだわっているから、首相撲で勝負してやる」とコメントを残しています。石川選手はどう出ますか?
→皆最初はそう言ってきます。是非そうしてほしいですね。
●首相撲で負かす自信がありそうですね。
→首の展開になったら絶対に負けません。
●互いにヒジとヒザが得意とするタイプです。何か対策を練っていたりしてますか?
→サウスポーの練習相手とのマススパーを多めにしています。
●今年はジャパンキックが旗揚げされました。石川選手にとって、ジャパンキックでどんな存在でありたいですか?
→「ジャパンキック=石川」でありたいです。
●2020年の抱負を聞かせて下さい。
→全勝はもちろん、来て良かったと思ってもらえるアツい試合ができるよう、日々過ごします。
●最後に来場されますファンや応援に来てくれる方々へメッセージをお願いします。
→対戦相手の松崎選手もヒジとヒザが得意という事なので、近距離戦で目の離せない攻防になることを予想しますので、目を離さずにお願いします。
松﨑公則【世界の中年の星となれるように、一戦一戦全力を尽くしたいと思います】
●対戦相手が石川選手に決まりました。どのような印象をお持ちでしょうか?
→石川選手といえば、やはり首相撲からのヒザ・ヒジの使い手という印象です。
●石川選手は首相撲では絶対に負けないと言っています。
→私も首相撲は得意なので、あえて首相撲で真っ向勝負して、どちらの方が首相撲が強いか決めたいと思います。
●首相撲からヒザ・ヒジを得意技にしようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
→デビューした歳が33歳だったので、歳をとっても使える技を考えた結果、ヒジ・ヒザになりました。かつて試合で来日したタイ人選手が、簡単に日本人選手をヒジとヒザで倒してしまうのを見て、興味を持ちました。
●ご自身の年齢を考慮してのこととは意外でした。33歳でデビューを決意した経緯を聞かせて下さい。
→アマチュア大会に優勝したことを機に、一度プロのリングに上がって試合したいと思い、デビューしました。
●現在44歳。現役を続けられる秘訣を聞かせて下さい。
→年齢を重ねると身体も変わるので、ただきついトレーニングをするのではなく、今の身体に合わせたトレーニングと戦い方をすることが大切です。何より大きな怪我や病気をしないことです。
●松崎選手にとって、キックボクシングはどんな存在ですか?
→精神安定剤みたいなものです。キックボクシングをやっていないと落ち着きません。
●何歳まで現役を続けていきたいですか?
→何歳とは決めていません。人に見せられるような試合ができなくなったら、終了です。
●石川選手との試合で「ここに注目してほしい」部分はありますか?
→やはり首相撲での攻防です。切るか切られるかのスリリングな展開になりそうです。
●2020年の抱負を聞かせて下さい。
→2020年は世界の中年の星となれるように、一戦一戦全力を尽くしたいと思います。
●来場されますファンや応援に来てくれる方々へメッセージをお願いします。
→新年から応援に来て頂き、ありがとうございます。最高にアツい試合をお見せしたいと思います。
永澤サムエル聖光【まずはジャパンキックでチャンピオンになる!】
第10試合 メインイベント 第2代ジャパンキックライト級王座決定戦 3分5R
永澤サムエル聖光(同級1位/ビクトリー)
vs
興之介(同級3位/治政館)
●11/9の試合を振り返ってみていかがでしたか?
→11月の試合では面白い試合はできなかったですが、作戦通りヒジで切ることができました!
●面白い試合が出来なかった?そう思うのはどうしてでしょうか?
→ヒジって見てる人には分かりにくいと思うんですよね!だったら、わかりやすく倒す方が面白いじゃないですか。
●試合自体はかなり盛り上がってましたよ。今回、タイトル戦に挑戦することが決まりました。決まった時の心境をお聞かせ下さい。
→ありがとうございます!素直にまたチャンスを貰えて嬉しいです!必ず勝ちます!
●興之介選手とタイトルを争うことになりました。どんな印象をお持ちですか?
→身体も丈夫そうですし、パワーがありそうですね!
●興之介選手は、気持ちとフィジカルでは永澤選手には負けないと言っていました。永澤選手から見て、興之介選手よりも上回っている部分があるとしたら、どこだと思いますか?
→気持ちもフィジカルも、俺の方が強いですよ笑、舐められてますね笑
●ちょっと話題を変えます。それはそうと、ご結婚されたそうですね。家族が出来たことで、キックに関して何か変化はありましたか?
→ハイ!結婚して娘も2歳になりました。家族もキックに理解をしてくれています。試合に集中できる環境もキックに対する気持ちも変わりません。むしろプラスな事が多いです。
●娘さん、パパがチャンピオンになるところが見たいんじゃないですか?
→そうですね!家族もそうですが、会場に来てくれる皆さんにアツい試合を見せたいと思います!
●今年はジャパンキックが旗揚げされました。どんな位置付けでありたいですか?
→まずはジャパンキックでチャンピオンになります!
●2020年の抱負を聞かせて下さい。
→まずは1月5日、しっかり勝って他にもぶっ飛ばしたい奴らがいるんで、それを目標に頑張りたいと思います!
●最後に、来場されるファンや応援して下さる方々へメッセージをお願いします。
→応援してくれてる皆様にはいつも支えてもらっているので、今回しっかり勝って少しずつ恩返ししていきたいと思います!応援宜しくお願いします!
興之介【お客様を喜ばせたいので、アツい試合でないと戦う意味がないです。】
●前回の試合を振り返ってみていかがでしたか?
→悔しかったです。初めてタイ人と戦いました。2R目から、相手に翻弄され、戦い方が分からなくなってしまいました。セコンドの声を聞けたら、結果は違っていたと思います。すぐにでも再戦したいです。
●この試合は、たしか直前で対戦相手が変わりましたね。戸惑ったりしませんでしたか?
→正直戸惑いました。対策もしていたので。でも、とにかく自分の戦いをしようと決めました。
●5/12のプレ興行では、大会一番の声援が飛び交ってましたね。
→そうですね。有り難いです。本当に応援して下さる方々に感謝しています。
●そして今回はタイトル戦です。決まった時の心境をお聞かせ下さい。
→ボクは”持っているな”と思いました。一時期試合から遠のいた時期がありましたが、タイトルのチャンスを頂きました。本来はボクよりランキングが上の選手もいましたが、変わりにボクが選ばれたと聞いています。
●空位となった王座を永澤選手と争うことになりました。永澤選手に対してどんな印象をお持ちでしょうか?
→バランスの取れた選手ですが、特に抜きん出た部分はないように思います。
●永澤選手より上回っている部分があるとしたら、どこだと思いますか?
→気持ちとフィジカルですね。
●興之介選手は”プロスピーカー”としてご活躍されているそうですね。どういったことをなさっているのでしょうか?
→目標達成の技術と良好な人間関係を築く技術、この二つを体現し、自身の仕事とプライベートで大きな成果を作りながら、世の中からいじめ差別虐待のない明るい社会を実現するために、講演活動を通じて社会貢献活動を行っております。具体的に自分で行っているものとしては、毎試合後にファン感謝セミナーというものを開催し、幸せになるための方法を分かち合う時間を持つようにしています。
●なぜプロスピーカーになろうと思ったんですか?
→ボクは一度人生のどん底を這いずり回ってきた過去があります。そんな自分が、ある学びと出会い、人生が大きく好転しました。そこでは、人生で成功すること、幸せになること、それは生まれ持ったセンスや才能ではなく、誰もが身につけることができる技術として習得できると教わりました。自分自身、一度人生のどん底を味わいましたが、技術として学びながら少しづつできるところから実践し続け、今に至っています。ですので、プロスピーカーになり、多くの方にこの技術を分かち合っていき、その方々が幸せを選択する。それが自分の”愛を貫く”という生き方です。
●実に奥深く、そしてアツく語ってくれましたね。プロスピーカーがキックボクシングにもたらしたものがあるとするならば、それはどんなことですか?
→リングの上では全てが表れます。練習してきたことだけでなく、どのように物事に取り組んでるか?どのように人に対しているか?が、生き様としてリングの上に表れます。プロスピーカーとして生きるようになり、人生で大切にしたいことが明確になり・・・キックボクサーが提供できるものは”生き様”だと思っています。それをリングの上で魅せれる選手に成長したと確信しています。
●永澤選手とは非常にアツい試合になりそうな気がします。
→そうですね。毎日、自分に打ち勝つ日々を積み重ねているので、試合では気持ちで負けることはないですね。お客様を喜ばせたいので、アツい試合でないと戦う意味がないです。
●ありがとうございました。それでは最後に、来場されますファンや応援に来て下さる方々へメッセージをお願いします。
→現役を復帰してから”愛を貫くキックボクサー”という言葉を自分自身との契約の言葉として、今までそれに相応しい生き方を貫いてきました。ベルトを巻き、愛の力が最強であるということをリングで証明します!いつも応援して頂いている方々に、ベルトという形で恩返しさせて頂きます。皆様!楽しみにしていて下さい!
政斗【三度目の正直で絶対にベルトを巻きます】
第9試合 メインイベント 初代ジャパンキックウェルター級王座決定戦 3分5R
政斗(同級1位/治政館)
vs
モトヤスック(同級2位/治政館)
●前回(11/9)の試合を振り返ってみていかがでしたか?
→10か月振りの試合というのもあり、力み過ぎてしまいました。まだまだ未熟だなーと感じたところがあれば、成長出来ていると感じたところもある試合でした。
●前回は2部制で行われ、1部のメインを任されました。そして今回もメインです。2大会連続でのメインイベンターということで、気合いの入り方はいつもと違いますか?
→そうですね。前回よりもプレッシャーが重くのしかかるベルトを賭けての対戦になるので、身体がぶっ壊れる寸前まで追い込むくらい気合い入ってます。2回連続のメインイベンターに選んで頂いて、すごく光栄に思います。
●初代ウェルター級王座決定戦、王座決定戦の話が来た時、どう思いましたか?
→ついに来たか!って感じでしたね。ですが、相手が同門のモトヤスック選手と聞いた時は、すごく複雑な気持ちでした。
●複雑。と、言いますと・・・?
プライベートの付き合いはありませんが、モトヤスック選手とは本部で何度もキツい練習を乗り越えてきた仲の同門選手で、その選手と試合をするとなると、今までの現役生活で一番複雑な気持ちになっています。笑
●でも、同門対決を受ける決断をされました。決断した決め手は何だったのでしょうか?
→決め手は、ベルトが欲しいという強い気持ち、それのみです。
●同門対決が決まって、ジムでの練習はどうされてるんですか?
→自分は支部の江戸川道場なので、練習場所はいつもと変わらないですね!
●そうでしたか。政斗選手から見て、モトヤスック選手はどんな選手ですか?
→そうですね、ムエタイスタイルの選手って印象が強いです!
●同門対決でやりづらさがもしかしたらあるかもしれません。同試合を組み立てるつもりですか?
→誰が相手でも、自分の戦い方は基本的に変えないようにしようと思っているので、いつもと同じですかね。笑
●わかりました。それでは、政斗選手の2020年の目標を聞かせて下さい。
→2020年はとりあえずジャパンキックのベルトを獲り、他団体のチャンピオンや海外のチャンピオン勢としのぎを削る事が目標です。
●最後に、来場されるファンや応援に来てくれる方々へメッセージをお願いします。
→自分は二度もタイトルマッチでベルトを逃しているので、三度目の正直で絶対にベルトを巻きます。同門の後輩選手が相手ですが、ここは先輩の自分が魅せて勝ちます。ご来場された方々を後悔させないので、是非応援宜しくお願いいたします。
モトヤスック【学校中で話題になっています】
●前回の試合を振り返ってみていかがでしたか?
→相手は空手の全流空手の大会で何度も優勝している選手ということしか情報がなかったため、組んでヒジで試合を組み立てていこうと決めていました。その通りに試合を進めていくことができましたが、KOするとこまでいけなかったのが課題として残りました。
●KOするための課題は進んでますか?
→フィジカル練習などを多く取り入れてパワーを上げています!
●デビューして2年余りで王座決定戦です。その話が出た時、どう思いました?
→高校生のうちにベルトを巻くチャンスが訪れたので友達はみんな応援してくれてます。なので、絶対に自分が(ベルトを)獲ります!
●来年で卒業ですか?
→2020年の3月に卒業いたします。
●クラスでタイトル戦のことは話題になってるんですか?
→話題になってますね(笑)
●クラスだけでなく、学校中で話題になってたりして(笑)
→はい!
●同門対決での王座決定戦っていうのも注目の的になってます。(同門対決の)話が来た時、どう思いました?
→少し考えましたが、リングの上では先輩後輩は関係ないと武田(幸三)さんから言われてきたので試合を決めました。
●モトヤスック選手から見て、政斗選手はどんな選手ですか?
→気持ちが強くてアグレッシブな選手だと思います。
●どんなところに注目してほしいですか?
→気持ちでもテクニックでも、全てにおいて自分が上回っているところをお見せします。
●最後に、来場されますファンの方々や応援に来てくれる方々へメッセージを。
→タイトルマッチということもあり、本当に沢山の方々に応援して下さっています。ここがゴールとは思っていませんが、ベルトを獲ることで支えてきて下さっている方々に恩返しができると思っているので、その全ての気持ちを背負ってリングに上がります。応援よろしくお願いいたします!
渡辺航己【タイトルマッチという最高の舞台で完全決着をつける】
第8試合 メインイベント 第2代ジャパンキックフェザー級王座決定戦 3分5R
渡辺航己(同級2位/JMN)
vs
櫓木淳平(同級3位/ビクトリー)
●11/9の又吉淳平選手との試合を振り返ってみていかがでしたか?
→又吉選手はサウスポーで左ストレートが印象的だったので、試合前からそこを警戒していました。1R目の途中で出したヒザ蹴りが上手くヒットして効いていたのが分かったので、終始ヒザ蹴りの展開を入れられるように意識して勝利する事が出来ました。ダウン、KOに繋げることが出来なかったことが反省・・・です。
●首相撲からヒザが目立ってましたね。当初は違う戦略を練っていたんですか?
→はい。サウスポースタイルに対してタイミング良く、右ミドルやパンチを合わせる試合運びを予想していました。2R目に入って又吉選手が気持ちの強さで前に出て来たので、効いていたヒザ蹴りが有効だと思い、作戦を変えました。
●瞬時の作戦変更、お見事でした。今回の対戦相手は櫓木淳平選手。5/12のプレ興行で対戦してますね。この時は渡辺選手が勝利しましたが、この試合は振り返ってみていかがでしたか?
→最初リングに上がって、櫓木選手と対面した時に櫓木選手は凄く落ち着いていて、何より肉体が素晴らしかったので、えぇ・・・すごい・・・!!とオーラを感じました。櫓木選手はしっかりタイミングを見て的確に攻撃出してくる、凄く上手い選手だと思いました。逆に、それに付き合わず、手数とスピードで攻撃を出す試合展開になりました。
●そんな櫓木選手と王座を争うことになりました。この話が来た時、どう思いました?
→前回の櫓木選手との試合で、納得の行く勝ち方が出来ませんでした。今回のタイトルマッチという最高の舞台で完全決着が付けられることにワクワクした気持ちと、以前のままでは勝つことは出来ないと、試合に対しての覚悟が決まりました。
●納得行く勝ち方でなかった、とは?
→試合で手数を多く出すことは出来ました。が、ダウンに繋がるような攻撃を当てることが出来ませんでした。白黒はっきり着いた試合じゃなかったと思ってます。
●今回の試合、特に注目してほしいところはどんなところですか?
→今までの試合の中で、今回の試合が一番楽しみで気合いが入っています!1/5は、この気持ちを試合で爆発させて自分が絶対に勝ちます!その覚悟を見て欲しいです。
●気合い十分って感じですね。今回の試合は王座決定戦ということもあり、団体を引っ張っていけるかが試される試合でもあると思います。どんな試合になりそうだと思いますか?
→櫓木選手も凄い覚悟で試合に臨んで来ると思ってます。タイトルマッチに相応しいバチバチのアツい試合をしたいです!!
●タイトル戦を前に、今年も残すところあとわずか。今年はどんな年だったと思いますか?
→今年の試合戦績は3戦3勝でした。8月にはジムの先輩の阿部さんのタイトルマッチがあり、凄く刺激を貰うことが出来ました。キックボクシングに充実した一年だったと思います。
●2020年の抱負を聞かせて下さい。
→1/5はチャンピオンベルトを必ず獲って、団体をもっともっと盛り上げられる強い選手になります!
●最後に、来場されるファンや応援に来てくれる方々へメッセージをお願いします。
→1/5、絶対勝ちます。僕の覚悟を見て下さい!応援宜しくお願いします!
櫓木淳平【石原さんが持っていた価値のあるベルトなんで、勝ってベルトをビクトリージムに戻すのが自分の役目】
●11/9の試合を振り返ってみていかがでしたか?
→試合が半年空いたんで、少し不安でしたが、11月の試合で感覚を取り戻せました。倒して盛り上げたかったんですが、絶対に勝つっていうのが最低条件だったので、無事に勝てて良かったです。
●今回、タイトル戦に挑戦することが決まりました。決まった時の心境をお聞かせ下さい。
→やっとチャンスが来たな、と。ビクトリージムに入門して8年になるんですが、この日のために毎日練習してきたんで、絶対チャンスを掴みます。
●対戦相手は渡辺選手に決まりました。渡辺選手に対してどんな印象をお持ちでしょうか?
→5/12のプレ興行で一度負けてるんで、悔しいですね。敗者は何も言えないんで、リングで借りは返します。
●渡辺選手は櫓木選手を絶賛してましたよ。
→そうなんですね。笑、人は良さそうですもんね。試合じゃ関係ないんでぶっ倒します。
●櫓木選手のカラダがキレッキレだったのには驚かされました。普段から節制されてるんですか?
→会長にいつでも試合できるようにしろと言われてるんで、いつ試合が来てもいいように普段から節制しています。
●11/9の試合では、左ミドルが印象深く感じました。
→狙ってたわけじゃないんですが、当たる技が左ミドルだったので、蹴っていきました。
●同門である翼選手がバンタム級王者となりました。いい刺激を受けたのでは?
→いい刺激を受けましたね。翼もそうですし、後輩の細田昇吾もスックワンキントーンのベルトを獲ったんで、後輩たちからはいい刺激をもらってます。
●前王者は同門である石原選手です。プレッシャーを感じてますか?
→プレッシャー感じてます。うちの看板選手の石原さんが持っていた価値のあるベルトなんで、勝ってベルトをビクトリージムに戻すのが自分の役目だと思っています。
●今年はジャパンキックが旗揚げという大きな出来事がありました。櫓木選手にとって、どんな一年となりましたか?
→3月にタイで試合をして、5月、11月に日本で試合をしてキツい時期もありましたが、いい経験を積めた一年でした。
●最後に、来場されますファンや応援に来て下さいます方々へメッセージをお願いします。
→1月5日の試合は気持ちのぶつかり合いになると思います。たくさんの応援団の方々が来てくれるので、声援を力にして倒します。応援宜しくお願いします!
馬渡亮太【ヒジにもっと磨きをかける】
第7試合 セミファイナル 日泰国際戦 55.5kg契約 3分3R
馬渡亮太(チェンマイスタジアム認定バンタム級王者・前ジャパンキック バンタム級王者/治政館)
vs
チャモアペット ソー・ヴィラデット(元泰国ルンピニースタジアム認定スーパーフライ級4位/タイ)
●S1トーナメント、お疲れ様でした。試合を振り返ってみて、いかがでしたか?
→結果は準優勝でした。一瞬の油断からダウンを奪われ、それが判定に大きく響いてしまいました。たくさんの人にいい試合だったと言って頂きましたが、やっぱり勝って喜んでる姿を見て頂きたかったです。課題や反省点をこれから活かしていけたらと思います。もっと強くなります!
●S1トーナメントから明けて、ほぼ1か月後に試合が決まりました。
→自分より強いと評価される人と試合が決まっていると、やってやろう!と思います。断るのも逃げてるみたいで嫌ですし。
●対戦相手のチャモアペット選手、どんな選手かご存じですか?
→長身サウスポーで、最近日本で試合をしたIBF&WBCムエタイ世界王者のペットチャワリット選手に勝利してる強豪と聞いています。
●馬渡選手よりも強そうな感じがします。
→試合は必ず勝ちます!
●チャモアペット選手の試合映像ってご覧になったことは?
→見ましたよ。前蹴りと蹴り(ミドルやロー)、ヒジ、ヒザがすごくうまくて強いと感じました。長身ですし、自分と似たスタイルだと思いました。
●噛み合いそうな試合になりそうですね。相手はヒジがうまいんですか?
はい。総合的に何でもできる選手だと感じました。
●ヒジといえば8/4の旗揚げ戦でのヒジが強烈な印象を残しましたね。
→ありがとうございます。ヒジにもっと磨きをかけます。
●斬るヒジというよりも”倒す”ヒジでしたね。
→はい。一発で倒せるように磨きをかけたいと思います。
●2020年の目標を聞かせて下さい。
強い選手とたくさん試合をしたいです。一つひとつの試合に集中して、さらにレベルアップしていきたいと思います!
●最後に、来場されますファンや応援に来てくれる方々へメッセージをお願いします。
ハイレベルなムエタイをお見せできると思います。目を離さず見てて下さい!倒しに行きます!
瀧澤博人【これまでで一番重い契約体重、新たな挑戦として楽しみです】
第6試合 セミファイナル 日泰国際戦59kg契約 3分3R
瀧澤博人(元日本バンタム級王者・ジャパンキック フェザー級1位/ビクトリー)
vs
ペッワンチャイ・ラジャサクレックムエタイジム(タイ)
●8/4の旗揚げ戦では、新人選手相手に豪快なヒジでカットしての勝利でした。この試合を振り返ってみていかがでしたか?
→自分で出した攻撃で骨折してしまい、集中が切れた所でダウンを取られましたが、最悪の想定をした練習のおかげで持ち直すことができました。
●最悪を想定した練習とは?
→用意した作戦が上手くハマらなかった時のために切り替える準備をしたり、ダウンやポイントを取られても焦らない心構えを持ってトレーニングしています。
●対戦相手のペッワンチャイ選手、どんな選手かご存じですか?
→何回か試合の映像は見ました。タイ人特有の何でも出来る、バランスの良い選手だと思います。自分の知る限りでは、日本人が誰も勝っていないので、自分だけは何が何でも勝ちます。
●ペッワンチャイ選手は5/12のプレ興行で皆川裕哉選手と対戦してましたね。今回の契約体重は59kgですが、これまでで一番重い契約体重では?
→これまでで一番重い契約体重ですが、その分直前まで追い込めますし、試合でもパワーが出せると思うので、新しい挑戦として楽しみです。
●今はフェザー級ですが、ゆくゆくは階級転向もあり得ますか?
→今は考えていませんが、拘っている訳でもありません。身体の成長に合った階級がベストですが、組まれた試合に全力で備えるだけだと思っています。バンタム級に拘っていたころは調整が大変でしたが、その分、たくさん学ぶ事が出来ました。階級を上げて勝てなくなる選手がいる中で、自分は可能性が広がる良い決断だったと実感しています。
●ちょっと話題を変えます。瀧澤選手は歌手としての一面をお持ちだそうですね。歌手活動の方はいかがですか?
→音楽活動はキックボクシングでプロになる前から行ってきましたが、今は試合後から次戦が決まるまでの間にのみ歌っています。練習ですり減った心が穏やかになれる、大切な時間です。
●歌手になろうと思ったきっかけは?
→同じく格闘家でありながらミュージシャンだった父の影響が大きいですが、単純に歌うのが好きだったからです。
●瀧澤選手にとって、今年一年はどんな年でしたか?
→練習漬けの一年だったので、あっという間に感じました。怪我もあり、2試合だけでしたが、どちらもTKOで勝つ事が出来て良い再スタートが切れたと思っています。
●今年はジャパンキックが旗揚げされました。どんな存在でありたいですか?
→エース以外になる気はありません。
●最後に、来場されますファンや応援している方々へメッセージをお願いします。
→2020年も「打倒ムエタイ」を目指します。その一戦目として、必ず勝ちます。新春興行、楽しんでください!
対戦カード
第11試合 メインイベント 新春スペシャルマッチ 52kg契約 3分5R
石川直樹(治政館/ジャパンキック・フライ級王者、元スックワンキントーン・スーパーフライ級王者)
松崎公則(STRUGGLE/元WPMF日本・REBELS-MUAYTHAI・J-NETWORKスーパーフライ級王者・元REBELS-MUAYTHAIフライ級王者)
第10試合 メインイベント ジャパンキック第2代ライト級王座決定戦 3分5R
永澤サムエル聖光(ビクトリージム/1位)
興之介(治政館/3位)
第9試合 メインイベント ジャパンキック初代ウェルター級王座決定戦 3分5R
政斗(治政館/1位)
モトヤスック(治政館/2位)
第8試合 メインイベント ジャパンキック第2代フェザー級王座決定戦 3分5R
渡辺航己(JMN/2位)
櫓木淳平(ビクトリージム/3位)
第7試合 セミファイナル 55.5kg契約 3分3R
馬渡亮太(治政館/チェンマイスタジアム認定バンタム級王者、元ジャパンキック同級王者)
チャモアペット・ソー・ヴィラデット(タイ/元ルンピニー認定スーパーフライ級4位)
第6試合 セミファイナル 59kg契約 3分3R
瀧澤博人(ビクトリージム/ジャパンキック・フェザー級1位、元新日本バンタム級王者)
ペッワンチャイ・ラジャサクレックムエタイジム(タイ)
第5試合 54kg契約 3分3R
幸太(ビクトリージム/ジャパンキック・バンタム級1位)
阿部泰彦(JMN/ジャパンキック・バンタム級3位)
第4試合 ライト級 3分3R
野崎元気(誠真ジム/ジャパンキック4位)
睦雅(ビクトリージム/ジャパンキック7位)
第3試合 フェザー級 3分3R
又吉淳哉(市原ジム)
龍聖(TRY HARD GYM)
第2試合 フェザー級 3分3R
西原茉生(チームチトク)
財辺恭輔(REON Fighting Sports Gym)
第1試合 バンタム級 3分3R
義由亜(治政館ジム)
ナカムランチャイ・ケンタ(team AKATSUKI)
概要
大会名 KICK ORIGIN 2020 1st ~2020新春三階級王座決定戦~
日時 2020年1月5日(日)開場16:45 開始17:00
会場 後楽園ホール
チケット料金 SRS席20,000円 RS席15,000円 S席10,000円 A席7,000円 B席5,000円 立見4,000円(当日のみ)
チケット販売 出場選手・所属ジム
お問い合わせ 治政館 048-953-1880 https://ameblo.jp/jka-japankickboxing/