K-1 WORLD GP 11.24 横浜アリーナ:安保璃紅、兄・瑠輝也と共に「日本一イケてる・日本一強い兄弟になります」
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11月15日(金)大阪・寺田町のALL-WIN GYMにて、11月24日(日)に神奈川・横浜アリーナで開催される“K-1冬のビッグマッチ 第1弾 横浜”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」の[K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R]でジャオスアヤイ・アユタヤファイトジムと対戦する安保璃紅が公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)M-1 Sports Media)
兄であるスーパー・ライト王者、安保瑠輝也を相手にシャープなパンチ主体のミット打ちを披露した璃紅。大会2カ月前にトーナメント出場が決まり「今までで一番長い時間、しっかり練習で来たんじゃないかと思います」と語るように仕上がりは上々だ。
昨年12月のK-1大阪大会後、璃紅は怪我を引きずっていた足の手術に踏み切り、約11カ月間の長期欠場を余儀なくされた。今回は復帰戦、しかもスーパー・フェザー級からフェザー級へ階級を落として初の試合となるが「体重も問題ないと思うし、ケガも全然クリア。何の心配もなくいけそうなんで、早く試合したい」と、不安材料を一層してリングに向かう。
優勝するには1日3試合を課せられるワンデートーナメントを前に「僕はフェザー級にしたら骨格に恵まれてる方だと思うんで、そこを武器に闘っていきたい。狙うはKOですけど、KOにこだわってたら熱くなって、僕も(攻撃を)もらう試合がこれまでもあったんで、KOにはこだわらずに、なるべくノーダメージで決勝へ行けたらなと思ってます」と対策も練っている。
一回戦の相手はジャオスアヤイ・アユタヤファイトジム。アグレッシブなファイトスタイルが好まれるムエタイのテレビマッチを主戦場とし、カウローインソンシャン(二段式の飛びヒザ蹴り)など派手な蹴り技を得意にしている。
「過去に似たようなタイプの選手との対戦経験もないですし、プロで外国人と闘うのも初めてなんで、それに関しては緊張もある」という璃紅だが「僕に飛びヒザ蹴りは当たらない」と断言。「相手は足技で攻めてくると思うんで、ムエタイらしさをどう潰していくか。K-1という最高の舞台で外国人選手と闘わせていただけることを誇りに思って、しっかり倒していかないと思ってます」と闘志を燃やす。
準決勝以降は「僕以外の日本人3選手(卜部弘嵩、江川優生、西京春馬)、みんな実力者だと思うんですけど、僕は誰が上がってきても全然問題ないと思ってるんで。そこに関してはまったく何の心配もしてないし、3人に比べたら僕が一番強いと思ってるんで、まずは一回戦をしっかりクリアしてって感じですね」。
それでも「準決勝(の相手)は卜部選手になると思ってるんで、(予想してるのは)そこぐらいですかね」と卜部との準決勝を見据えつつ「反対ブロックは誰が勝ち上がってくるのわかんないんで。決勝までいったらあとは気持ちだと思ってるんで、気持ちの強さ、根性では120%誰にも負けないと思ってるんで、決勝までいったら見えてくるものがあるんで、あとは死に物狂いやりますよ」と最後は気持ちの勝負になるとした。
璃紅がトーナメントを制してフェザー級王者になれば、兄・瑠輝也と共にK-1史上初の兄弟同時王者の誕生となる。璃紅も兄弟同時王者の偉業達成に燃えている。
「3階級上の兄貴とこうやって一緒に練習して、兄貴に続いて僕が王者になったらそれは誇りを持って、胸を張って言えることだし、今の一つの大きな目標なんで、何としても叶えたいですね。兄貴は僕と真反対で、兄弟として、神様が違ういいところを与えてくれた感じなんですよ。性格とかやり方とか全然違っていて。だから兄貴のやり方とかすごく勉強になるし、たぶん僕のやり方も兄貴からしたら“ああ、そうなんだ”っていうところもあると思うんで、自分の足りないところを(互いに)切磋琢磨していける関係だと思います」
またベルトを巻けばK-1の象徴の一人として名を連ねることになる。「まだ僕だけじゃK-1の顔としてはやっていけないと思うんで、兄弟そろってK-1の黄金のベルトを巻けたら、“日本一イケてる兄弟”だと思うんで、“日本一強い兄弟”を目指して頑張ります」と安保兄弟としてK-1を引っ張っていくつもりだ。
最後にファンに向けて「11月24日、初めての1日3試合で過酷なトーナメントになると思うんですけど、僕の覚悟と努力をしっかり見に来てください。とにかくベルトを獲ってからじゃないと何も発言権がないので必ずチャンピオンになります」とメッセージを送った璃紅。その言葉の端々からは、自信と大きな目標に向かって階段を駆け上がる意気込みが感じられた。
対戦カード
【本戦】
◆K-1 WORLD GP 第3代フェザー級(57.5kg)王座決定トーナメント
第1試合 リザーブファイト 3分3R(延長1R)
TETSU(月心会チーム侍)
斗麗(WIZARDキックボクシングジム)
第2試合 一回戦(1) 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王者)
ブランドン・スペイン[Brandon Spain](オーストラリア/スペインズ・ムエタイジム/ISKAムエタイ豪州ライト級王者)
第3試合 一回戦(2) 3分3R(延長1R)
安保璃紅(team ALL-WIN/元K-1 KRUSH Fightスーパー・フェザー級(60kg)王者)
ジャオスアヤイ・アユタヤファイトジム[Jawsuayai Ayothaya Fight Gym](タイ/アユタヤ・ファイトジム/タイBBTVフェザー級8位)
第4試合 一回戦(3) 3分3R(延長1R)
江川優生(POWER OF DREAM/K-1 KRUSH FIGHTフェザー級王者)
ホルヘ・バレラ(スペイン/ジーザス・カベーロ・チーム/K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント2018 3位)
第5試合 一回戦(4) 3分3R(延長1R)
西京春馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 KRUSH FIGHTフェザー級王者、K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント2018 2位)
アーサー・メイヤー[Arthur Meyer](フランス/シンパトン・プーケット)
第10試合 準決勝(1) 3分3R(延長1R)一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者
第11試合 準決勝(2) 3分3R(延長1R)一回戦(3)勝者 vs. 一回戦(4)勝者
第18試合 決勝 3分3R(延長1R)
◆ワンマッチ
第17試合 スーパー・フェザー級(60kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GP王者)
村越優汰(湘南格闘クラブ/元K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)王者、元RISEバンタム級(55kg)王者)
第16試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス/K-1 KRUSH FIGHT王者)
ジョーダン・バルディノッチ[Jordan Valdinocci](イタリア/ファイト・ハウス・ペサロ/チーム・ファイト・パワー/WTKAイタリア71kg級王者)
第15試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
ジョーダン・ピケオー(オランダ/マイクスジム/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級(70kg)王者)
近藤魁成(大成会館/K-1甲子園2018 2017 -65kg優勝)
第14試合 ライト級(62.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
林 健太(FLY SKY GYM/K-1 WORLD GP王者)※K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSGから所属変更
金子大輝(K-1ジム大宮チームレオン/ラウェイAir KBZゴールデンベルト67kg級2017年王者)※Thut Ti Lethwei Clubから所属変更
第13試合 61kg契約 3分3R(延長1R)
皇治(TEAM ONE/ISKA K-1ルール世界ライト級王者)
川原誠也(パンクラスイズム横浜/元パンクラス・バンタム級(61.2kg)1位)
第12試合 K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
シナ・カリミアン(イラン/ウィラサクレック・フェアテックス・イラン/王者)※2度目の防衛戦
愛鷹 亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、Bigbangヘビー級王者)
第9試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
城戸康裕(谷山ジム/元K-1 KRUSH FIGHT王者)
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
第8試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級&ライト級(62.5kg)王者)
瑠久(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園2017 -65kg準優勝)
第7試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 KRUSH FIGHTライト級(62.5kg)王者)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級王者)
第6試合 K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ロエル・マナート(オランダ/メジロジム・アムステルダム/王者)※初防衛戦
クリス・ブラッドフォード(オーストラリア/トップタイアー・ムエタイ/チーム・グレコ/挑戦者)
【プレリミナリーファイト】
第5試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
大岩翔大(湘南格闘クラブ)
龍斗(K-1 GYM横浜infinity)
第4試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
久保一馬(FIGHT CLUB 428)
佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ2017 -65kg優勝)
第3試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
多久田和馬(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園2018 -55kg優勝)
山脇魁斗(隆拳塾)
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
山浦力也(北斗会館浅科道場/K-1甲子園2018 -60kg優勝)
岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第1試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R
EITO(HALEO TOP TEAM)
石橋健太朗(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
概要
大会名 “K-1冬のビッグマッチ 第1弾 横浜”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」
日時 2019年11月24日(日) 開場・11:00 プレリミナリーファイト開始・11:30 本戦開始・13:00 (本戦開始前に開会式。第6試合、第12試合の後に休憩)
会場 横浜アリーナ
中継 AbemaTV(全試合生中継)、GAORA(生中継 16:30~21:00/11月26日(火)17:30~25:00)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 センターSRS 50,000円 センターRS 30,000円(前売り完売) センターS 15,000円(前売り完売) アリーナS 15,000円 アリーナA 9,000円 2FスタンドA 9,000円(前売り完売) 2FスタンドB席 7,000円(前売り完売) 武尊応援シート(アリーナS) 15,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要となります。
チケット販売所 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット ディスクガレージ、フィットネスショップ水道橋店、後楽園ホール5F事務所、K-1.SHOP グッドルーザー(Tel.03-6450-5470) K-1ジム各店舗
お問い合わせ グッドルーザー Tel.03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/