RISE 9.29 後楽園ホール:スーパーライト級王座決定戦で激突 山田洸誓「KO勝ちはパンチの方が多い」、山口侑馬「山口道場みんなで上に上がっていきたい」
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RISE 134(9月29日(日) 後楽園ホール)のメインイベント・第4代RISEスーパーライト級(-65kg)王座決定戦・山口侑馬(山口道場)vs. 山田洸誓(正道会館KCIEL)の両者のインタビューがRISEクリエーションから届いた。
山田洸誓「このまま無敗でタイトルを獲ることが一番。年齢的なことを考えてもベストタイミング」
――遂に第4代RISEスーパーライト級王座決定トーナメント決勝戦が近付いてますが、調整はどうですか。
山田 過去最高ぐらいにいい調整が出来ていて、体重も問題なく落ちていますし練習もバッチリできているのでいい感じで仕上がっています。
――練習ではどういうことを強化していますか?
山田 前回7月の準決勝でフルラウンド戦ってスタミナ面をみんなに指摘されました。今回5Rなので戦い方は変わってくると思うのですが、走り込みなどをやって問題ないように意識しています。
――地元の愛媛でずっと練習されているのでしょうか。
山田 そうですね。拠点が愛媛なので普段と変わらない練習をしていて、先日には一週間限定で大阪にある正道会館総本部に出稽古に行きました。原口健飛君など強いプロ選手が週一で集まっていい練習ができましたね。次の試合では、原点回帰で空手の技をどんどん出していきたいと思ってます。
――空手家だけに試合では空手の強さを見せたいという想いもありますか?
山田 今も正道会館という名前で出てますし、看板を背負っているつもりでキックの試合に出ています。
――対戦する山口侑馬選手についてはどのような印象がありますか?
山田 1キックボクシングファンとして彼のファイトスタイルがめちゃくちゃ好きでYoutubeで試合を良く見ていたので、そういう選手と戦えることは嬉しいですね。ちなみに対戦を意識したことは今までに全くありません。最初、タップロン選手との試合がタイトルマッチになるかと思っていたのですが、4人制のトーナメントで出場メンバーに山口選手の名前があったので対戦するかも!?と、そこから意識し始めるようになりました。
――どのような試合展開になるでしょう。
山田 みんな僕に対しては蹴りのイメージがあるかと思いますが、自分のパンチは当たれば倒れるとみんなが評価してくれています。実際にKO勝ちしたのはパンチの方が多いんです。山口選手もパンチがうまいのでそこに気を付けながら、自分のパンチを当てた上で蹴り技も見せられたらと思います。
――空手の選手は顔面パンチに対して苦手なイメージがありますが、その苦手意識もないですか?
山田 昔は下を向いてしまい打ち合いは出来なかったのですが、顔面パンチに対する恐怖心は特になく、以前から周りからもキックボクシングでもやっていけるでしょ?と言われていたぐらいなので、そんな苦手意識は特にないですね。
――山口選手との打ち合いも望むところ?
山田 向こうのパンチをもらうと倒れてしまうので、当てられないように自分の攻撃を当てたいですね。これはお互い様なので、そこを気をつけながら戦います。
――もし今回勝てば10戦無敗でのタイトル獲得となります。ここまでの完璧レコードは以前から思い描いていた通りでしょうか?
山田 試合なので負けもあるとは思っていたのですが、順調よく行き過ぎていて今が怖いぐらいです(笑)。でもせっかく目の前に大きなチャンスが転がっているので、このまま無敗でタイトルを獲ることが一番いいですね。年齢的なことを考えてもベストタイミングでのタイトルマッチだと思います。
――タイトル獲得後に見据えている目標はありますか?
山田 今は目の前のことに集中していてベルトを獲りたいという一心なので、その後のことは考えていません。
――以前は正道会館高知支部で、今は正道会館KCIEL(カシエル)所属ということですが、独立されたのでしょうか?
山田 以前から自分の道場を開きたいと昔から思っていて、3月中旬に正道会館KCIELを立ち上げました。今回のトーナメント出場も決まって大変な時期が続いているのですが、それを言い訳にはしたくはないですね。周りの方が凄くサポートしてくれているので、そういう方たちのためにも結果を残したいです。ちなみに道場名KCIELのCIEL(シエル)というのはフランス語で、空、天という意味なんです。最初のKは自分の名前の洸誓の頭文字だったり、格闘技、キックボクシングのKを指していて、みんなで上を目指しましょうと意味を込めて「KCIEL」という造語をジム名にしました。
――ジム代表としてのプレッシャーはないですか?
山田 いい意味でプレッシャーになってますし、自分のモチベーションになっています。道場生や応援してくれる方々のために絶対にベルトを獲りたいです。
山口侑馬「近い距離で打ち合えるRISEルールだとやっていて楽しい」
――遂にベルトの懸かった一戦が近付いてますが、調整はどうですか。
山口 調整もバッチリです。今、水抜きするぐらいで減量はほぼないので練習もいい感じでできています。
――今回の試合に向けて強化していることはありますか?
山口 山田選手は全体的に丈夫そうなイメージですが、何かこれといって飛び抜けたものがあるわけではないのでそんなに対策は練っていなく、ただ自分のレベルアップのための練習をしています。最近相手のパンチが見えるようになったので、もらわないように僕の攻撃を当てられたらいいですね。
――なぜパンチが見えるようになったのでしょう?
山口 山口道場ではスパーリングばかりしているのですが、最近はマススパーリングをよくするんです。距離感、相手のパンチをもらわないようにすることを意識することで調子が良くなってきましたね。
――SNSで公開されていたのを見たのですが、ヘッドギアなしでひたすら本気で殴り合うスパーリングもやっているのでしょうか。
山口 マットを4つ並べてその範囲内だけでバチバチ打ち合う一番危険な練習を昔はよくやっていたのですが、危ないので最近はやっていません(笑)。打たれモロくなる危険性がありつつも、単純に一番実戦的な練習なんです。ちなみに9月16日の幕張大会で(金子梓に)KO勝ちした京谷祐希は絶対やらない練習です(笑)
――次の試合では一発ももらわないで勝ちたい思いはあります?
山口 それは絶対に無理です(笑)。絶対にもらいますけど、倒れなければ問題はないかなと。倒される前に僕が倒しますよ。
――前回7月の準決勝での森香津眞戦を振り返ってもらいたいと思います。2RKO勝ちでしたが、プラン通りの試合でした?
山口 そうですね。倒すことはいつも狙っていて、あんな形での勝ち方をイメージしていた通りでした。相手は僕以上に身体が頑丈で詰められる場面もありましたが、特に焦りもなかったですしパンチが当たればいけるやろうなと思ってました。
――次の相手も身体が頑丈そうですが、攻略できそうですか?
山口 今回5R制です。僕は何度も経験ありますが、相手は経験ないと思うのでそこで経験の差が出ると思ってます。5Rあれば倒すチャンスはいくらでもありますし、もし、1・2Rでも行けたら勝負に行きます。
――前回7月が2013年11月の郷州力戦(山口の2RKO負け)以来のRISE参戦でしたが、ヒジなしのRISEルールはどうでした?
山口 僕は元々ヒジなしのルールの方がやりやすいんです。ヒジが得意じゃないというわけでもありませんが、ヒジがない方がパンチが活きますし、ああいう近い距離で打ち合えるRISEルールだと僕はやっていて楽しいですね。
――チャンピオンになったらどういう戦いをしていきたいですか?
山口 ベルトを獲っても面白い試合をしていきたいので、倒されるのをビビらずに戦っていきたいですね。
――9月の幕張大会終了後、伊藤代表が別な階級でもWORLD SERIESを開催したいと言われてました。ご自身の階級であるスーパーライト級(-65kg)でも開催してもらいたいと思いますか?
山口 あるんだったら出たいですけど、それもまずはベルトを獲ってからの話ですから。とりあえずはチャンピオンになりたいです。
――WORLD SERIESの優勝賞金は1,000万円です。
山口 だいぶ熱いですね(笑)。俺は1,000万円あったら何をするんだろう?と考えたのですが、自分のジムを作ろうとか考えたら足りないですよね? 車を買うぐらいしかできないのかなと思いました(笑)。とりあえずKO賞が出るのでWORLD SERIESには出たいですね。今回の後楽園大会で同じくKO勝ちしてもKO賞は出ないので損をしてしまいます(笑)。それならWORLD SERIESまでKO運は取っといて、そこでKOしたいですね。
――会場に来てくれるファンにメッセージをお願いします。
山口 僕の試合は面白いと思うんですよ。だから楽しんでくれたらいいのかなと。さっきのは冗談で、格闘技の醍醐味はKOなのでもちろんKOは狙っていきますよ。山口道場はいい流れなので、みんなで上に上がっていきたいですね。
対戦カード
第11試合 メインイベント RISEスーパーライト級(65kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
山田洸誓(正道会館KCIEL/1位)
山口侑馬(山口道場/2位、元INNOVATIONライト級王者、元DEEP☆KICK 60kg級王者)
第10試合 セミファイナル RISE QUEENミニフライ級(49kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
寺山日葵(TEAM TEPPEN/J-GIRLSミニフライ級王者)
佐藤レイナ (team AKATSUKI/ミネルヴァ・アトム級1位)
第9試合 64kg契約 3分3R(延長1R)
北井智大(チームドラゴン/RISEライト級(63kg)3位)
水落洋祐(エイワスポーツジム/元REBELS 65kg級王者、元REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元WPMF世界暫定&WBCムエタイ日本統一ライト級王者)※はまっこムエタイジムより所属変更
第8試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
結城将人(TEAM TEPPEN/1位)
良星(平井道場/2位)
~休憩~
第7試合 RISEウェルター級(67.5kg)王座挑戦者決定戦 3分3R(延長1R)
中島将志(新潟誠道館/ウェルター級2位、ミドル級5位)
Hideki(RISE/team gloria/スーパーライト級3位)
第6試合 スーパーフライ級(53kg)3分3R(延長1R)
京介(TOP DIAMOND/4位)
須田翔貴(TEAM TEPPEN/8位)
第5試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R
風音(TEAM TEPPEN)
麗也(BeWELLキックボクシングジム/ISKAオリエンタルルール・インターコンチネンタル・フライ級(53.5kg)王者、元新日本フライ級王者)
第4試合 ライト級(63kg) 3分3R
KENTA(HAYATO GYM/新空手JAPAN CUP 2016 -65kg級優勝)
福井達郎(Battle Nation)
第3試合 RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級(60kg)決勝戦 3分3R(延長1R)
成尾拓輝(究道会館/JAPAN CUP2018-65kgトーナメント優勝)
中澤良介(TRY HARD GYM)
第2試合 RISING ROOKIES CUPフェザー級(57.5kg)決勝戦 3分3R(延長1R)
虎二郎・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM)
大澤辰徳(蹴空ジム)
第1試合 RISING ROOKIES CUPスーパーフライ級(53kg)決勝戦 3分3R(延長1R)
吉村凌仁郎(BLA-FREY)
勇馬(山口道場)
オープニングファイト2 56.5kg契約 3分3R
山元剣心(FAITH/2018年KAMINARIMON全日本大会-60kg優勝・大会特別賞)
周葉(TARGET SHIBUYA)
オープニングファイト1 ヘビー級 3分3R
石川利輝(TEAM TEPPEN)
チャン(MONSTAR GYM)
概要
大会名 RISE 134(ライズ ハンドレッドサーティフォー)
日時 2019年9月29日(日) 開場・17:00 オープニングファイト開始・未定 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 AbemaTV(生中継)
チケット料金 SRS席 10,000円 RS席 8,000円(完売) S席 6,000円(完売) A席 5,000円 ※当日座席券は各500円アップ ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 チケットぴあ イープラス 後楽園ホール
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5319-1860 http://www.rise-rc.com/