K-1 KRUSH 9.16 後楽園ホール:レオナ・ペタス「武尊選手のことも考えてますけど、次のタイトルマッチが第一」
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K-1 KRUSH FIGHT.105(9月16日(月/祝)後楽園ホール)のK-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級タイトルマッチで王者・西京佑馬に挑戦するレオナ・ペタスが11日、東京・バンゲリングベイ江古田にて公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真 (C)M-1 Sports Media)
6月30のK-1両国大会で小宮山工介を相手に見事なKO勝利を飾り、自身2度目のKRUSHスーパー・フェザー級タイトルマッチに臨むレオナ。大会直前にも関わらず公開練習は2分のミット打ちで左右のミドル、ワンツー、ヒザ蹴りにローキックとキレのある動きで様々な攻撃を繰り出して好調ぶりをアピール。「大会直前ですけど、普通に練習していれば体重が落ちてきて、全然減量もないです。凄い調子も良く、疲れも抜けてきてるなって感じですね」と仕上がりは万全だ。
王者・西京とは1年5カ月前に対戦し、その時はレオナが判定で勝利している。前評判はレオナ有利と見る向きもあるが、レオナは「僕が試合をした時も、西京選手は凄くポテンシャルが高い選手だなと思いました。前回も1Rが終わった時点で負けるんじゃないかって思ったんで(苦笑)。そのくらい追い込まれた場面もあったし、本当にすごい選手だなと思いました。今回の試合も僕が追い込まれる確率は高いと思ってます」と西京のポテンシャルを高く評価している。
また西京は当時高校生だったこともあり、伸びしろではチャンピオンの方が上と見る向きもある。レオナも「1年5カ月前とは全然別人だと思っている」と前回以上に強くなった西京を想定する一方「僕はどんな相手が来ても大丈夫なように必死で本気で練習してきた。西京選手の成長よりも僕の方が伸びているんじゃないかなと思っていて、試合を楽しみにしています」と自らの成長に自信を見せる。
レオナは前戦の小宮山戦では「あえてリスクを冒して倒しに行く」と発言し、宣言通りのKO勝利を見せた。今回のタイトルマッチでも「倒しに行く」ことを目標に掲げた。
「次はKRUSHのチャンピオンを決める試合。KRUSHは倒すか倒されるかだと思っているんで、そこで逃げて戦うのは全然意味がないと思っています。もしかしたら判定で勝つかもしれませんが、僕は倒して勝とうと思っているし、自分を出せれば確実にKOできると思っています。初めてタイトルマッチをやった時は試合を盛り上げなきゃいけないという気持ちが先に来てしまって、自分のことはその後でした。今回は自分のことを先に考えて、自分を出して、自分を見せれば自ずとKOできて、勝手に盛り上がるという考えに変わっています」
レオナのインタビューでの「今回は潰しに行く」という発言に対して、先日の公開練習で西京は「逆に自分が潰しにいく。圧倒的に勝ちたい」と王者としての矜持を見せた。この西京の発言についてレオナは「チャンピオンは逃げる試合をしても意味がないと思っているし、KRUSHのチャンピオンなんだからそう言ってくれた方がいい」と西京の姿勢を歓迎したうえで「西京選手がそれを実行出来るかは分かりませんが、そうじゃないと盛り上がらないと思うし、僕はあの言葉を聞いて『やってみろよ』と思いましたね」と対抗心を燃やした。
小宮山戦の前まではKRUSHにこだわり、K-1のオファーを断っていたことも明かしていたレオナ。改めてプロデビューから7年間追い求めてきたKRUSHのベルトにはどんな想いを持っているのか?
「世間からしたらK-1の方が知られているかもしれませんが、僕はずっとKRUSHでやってきて、KRUSHのベルトが欲しいからK-1のオファーも断らせてもらったこともあるし、それだけKRUSHにかける想いが強かったです。そのなかで6月にK-1に出て、やっぱり僕が一番欲しいものはKRUSHのベルトだと思ったし、こういうチャンスをいただいた以上、絶対にモノにしなきゃいけないなと思ってます」
レオナのもう1つのモチベーション、それは半澤英俊トレーナーを世界一のトレーナーだと証明することだ。「KRUSHのベルトは自分への証明。その先のK-1のベルトはトレーナーにプレゼントしたい」と語るほど、バンゲリングベイ時代から苦楽を共にしてきた半澤トレーナーへの信頼は厚い。
「僕が常に言ってることなんですけど、自分の中では半澤トレーナーが世界一のトレーナーだと思ってます。ただ結果で証明しないと口だけだと思われるので、僕が世界一になれば僕の言っていることも正しくなるし、半澤トレーナーが本当に世界一のトレーナーになると思っています。半澤トレーナーは表に出たがらない人なので、今まで試合に勝った時も1回も2人で写真を撮ったことがないんですよ。今回チャンピオンになってKRUSHのベルトを巻いたら、初めて2人で写真を撮ってくれると思うんで、その夢も叶えて行きたいと思いますね」
今年に入ってレオナは自らのチーム=THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROSを立ち上げ、選手たちのミットも持ち、K-1甲子園・K-1アマチュアでも積極的にセコンドにつくことで新たな発見や刺激も大いに受けた。
「今年はうちのチームからK-1甲子園に選手が出て、僕も若い選手のセコンドについたんですけど、彼らの『喰らいついていこう!』という姿勢や言われたことをすぐ直そうとする姿勢を見て、こっちも頑張らなきゃいけないなと思いました。お互いに切磋琢磨できる環境になってよかったと思います。僕がTHE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROSの代表としてジムを引っ張って行かないと駄目だと思うので、僕は負けるわけにはいかない。僕はずっと強くいようと思います」
レオナがこのタイトルマッチの先に見据えている武尊との対戦だ。レオナは「先を見すぎたら足元をすくわれる」とする一方で「武尊選手とはアマチュア時代に1勝1敗。プロで決着をつけたい」と語った。
「武尊選手とはアマチュアの時に1勝1敗なんで、プロのリングで決着をつけられたらいいなとずっと思ってました。そうするためにはここは絶対獲らなきゃいけないし、ここを獲ることによって周りからの支持率も増えると思うんで、ここは絶対に落とせません。かと言って、西京選手をなめてるわけじゃなくて、先を見過ぎたら足元をすくわれると思っているので、一戦一戦勝たなきゃいけないと思っています。武尊選手のことも考えてますけど、次のタイトルマッチのことを第一に考えて、確実にこのベルトを獲らなきゃいけないと思います」
最後に「僕は過去に一度タイトルマッチで負けてしまったんですけど、今回は絶対にチャンピオンになります」とファンにメッセージを送ったレオナ。 リベンジに燃える若き王者・西京を叩き潰、7年間追い求めた悲願のベルトをその腰に巻くことができるか?
https://www.youtube.com/watch?v=bFTJic2LL8g
対戦カード
第9試合 メインイベント K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者)※初防衛戦
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/挑戦者)
第8試合 セミファイナル ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)
ワン・ジーウェイ(中国/遼寧創新ジム/CFP)
第7試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)
横山 巧(リーブルロア)
~休憩~
第6試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM/元NJKFスーパーフェザー級王者)
西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)※京賀塾から所属変更
第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
伊澤波人(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
髙橋直輝(若獅子会館)
第4試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
山際和希(谷山ジム/Bigbangウェルター級王者)
松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)
第3試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB)
周藤亮太(Fighting Kairos/大和ライト級王者)※RYOTA・RENSEIGYM 改め。錬成塾から所属変更
第2試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
竹内悠希(K-1ジム五反田チームキングス)
関川和将(DTS GYM)
第1試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
倉崎昌史(GET OVER)
安達元貴(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
プレリミナリーファイト第3試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
足利和正(TEAM Aimhigh)
藤田義文(優弥道場)
プレリミナリーファイト第2試合 バンタム級(53kg) 3分3R
藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
鈴木力也(K-1ジム総本部チームペガサス)
プレリミナリーファイト第1試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
八木正樹(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
水津空良(優弥道場)
概要
大会名 K-1 KRUSH FIGHT.105
日時 2019年9月16日(月/祝) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 AbemaTV 格闘3チャンネル(生放送)、GAORA(生放送 18:00~)
チケット料金 SRS席18,000円(完売) RS席10,000円(完売) S席8,000円(若干枚数) A席6,000円(若干枚数) スタンディング(立見券) 4,000円 ※当日座席券は各500円アップ ※当日券は当日PM4:00より「後楽園ホール1F・当日券売場」にて販売 ※小学生からチケットが必要です。
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット 後楽園ホール5F事務所(店頭販売) グッドルーザー(電話予約) K-1.SHOP
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/