K-1 KRUSH 9.16 後楽園ホール:西京佑馬、レオナ・ペタスとの防衛戦&リベンジ戦は「逆に自分が潰しにいく」
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K-1 KRUSH FIGHT.105(9月16日(月/祝)後楽園ホール)のK-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級タイトルマッチで挑戦者レオナ・ペタスと対戦する王者・西京佑馬が10日、神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真 (C)M-1 Sports Media)
3月のタイトルマッチで目標としていた高校生チャンピオンを実現し、初防衛戦では自らリベンジを望んでいた“最強の挑戦者”レオナ・ペタスとの一戦に臨む西京。大会直前ということもあり、公開練習は1分半の短いミット打ちだったが、持ち味のシャープなパンチに加え力強い左右のミドルを蹴り込んで充実振りをアピール。「試合まで1週間を切って疲労は溜まってるんですけど、それが抜ければ良い動きできるんじゃないかと思います」とコンディション調整も順調のようだ。
KRUSHのベルトを獲った直後から「レオナ選手には必ずリベンジしたい」と発言していた西京は「レオナ選手とは早い段階でやると思っていました。あまり驚きはなかったですけど、初防衛戦にしては強い相手だなと思いましたね」と改めてレオナが挑戦者に決まった時の心境を語る。
再戦は希望していたものの「対策というのはあんまりやってなかった」と特別な研究をしていたわけではなく、タイトルマッチが決まってからも「あんまりこれという対策はしてなくて、身体がでかくなったり、一発一発の攻撃の精度を高めてました」と自らのフィジカル・スキルを向上させることに集中してきた。
5月には兄・春馬と共に初めてのタイ修業を敢行。6月のK-1両国大会で春馬は心身共に逞しくなった戦いぶりでホルヘ・バレラをKOして、タイ修行の成果を見せた。西京にとってもムエタイ修業で得たもの大きかったという。
「タイに行った時、自分の試合は決まってなかったんですけど、春馬と同じメニューをやってスタミナ強化になりました。僕自身、前回のタイトルマッチの時から蹴りもバランス良く出るようになったし、タイに行って蹴りの重要性を改めて学びました」
1年5カ月の時を経ての再戦。西京は前回の対戦で自分に足りなかったものはフィジカルだったと振り返り、その差は克服できたと語る。
「前回もこれといった差はなかったと自分でも思っていて、ほんのちょっとの差で本当に負けたと思っています。あの時から自分も技やディフェンスもレベルアップしていると思うんで、本当に練習通りにいけば負けないんじゃないかなと思います。心技体と経験、多分どちらもほんのちょっとの差だったし、技術的にはぶっちゃけ互角だったと思います。
去年までの僕は身体もちっちゃくて、フィジカル負けしてたんですけど、最近は本当にジムでスパーリングしていてもフィジカル負けしないってのは感じるんで。フィジカルは本当に強くなったと感じます」
西京はレオナを「あまり穴がない選手」だと評していたが「イメージトレーニングでは良い感じですね。どういうところでポイントを取るかをイメージしてます」と攻略するシチュエーションも頭の中で出来上がっている。さらに「レオナ選手も自分もお互い距離が長いと思うんで、その距離の中でどうやって入るかで勝敗が決まるんじゃないかと思います」と、互いの距離が勝負を分けるキーポイントだと分析する。
レオナはこの試合に向けて「今回は潰しに行く」と発言していたが、佑馬も負けじと「逆に自分が潰しにいこうかなって感じですね」と宣言。「誰が見ても僕が勝ったと思われる試合をしないと色々言われると思うので、圧倒的に勝ちたいですね」と過去に敗れたレオナを圧倒してリベンジすると言い切った。
レオナがこの試合の先に同門の先輩でK-1スーパー・フェザー級王者・武尊への挑戦を表明していることについては「そこはあんまり何とも思わないです」と気にする様子はないが「自分も近いうちにK-1ベルトを獲りたいなって思ってます」と将来的にはK-1でのベルト奪取を見据えている。
「春馬が11月のK-1横浜大会に出場が決まっているんで、自分も無傷で勝って一緒に出場したいですね」と兄弟でのK-1横浜大会出場を目論む西京。そのためにも今回は絶対に落とせない防衛戦で「一番はKO勝ちですけど、今回は本当に勝ちにこだわりたい。まあでもK-1出るためには怪我できないので、しっかり倒さないといけないと思います」とKO防衛を誓った。
最後に「1回負けてる相手なんで、しっかりリベンジしてKOします」とファンに向けてメッセージを送った西京。“最強の挑戦者”とも称されるレオナをKOで退け、自らの手で輝かしい未来を切り拓くことができるか?
対戦カード
第9試合 メインイベント K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者)※初防衛戦
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/挑戦者)
第8試合 セミファイナル ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)
ワン・ジーウェイ(中国/遼寧創新ジム/CFP)
第7試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)
横山 巧(リーブルロア)
~休憩~
第6試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM/元NJKFスーパーフェザー級王者)
西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)※京賀塾から所属変更
第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
伊澤波人(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
髙橋直輝(若獅子会館)
第4試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
山際和希(谷山ジム/Bigbangウェルター級王者)
松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)
第3試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB)
周藤亮太(Fighting Kairos/大和ライト級王者)※RYOTA・RENSEIGYM 改め。錬成塾から所属変更
第2試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
竹内悠希(K-1ジム五反田チームキングス)
関川和将(DTS GYM)
第1試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
倉崎昌史(GET OVER)
安達元貴(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
プレリミナリーファイト第3試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
足利和正(TEAM Aimhigh)
藤田義文(優弥道場)
プレリミナリーファイト第2試合 バンタム級(53kg) 3分3R
藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
鈴木力也(K-1ジム総本部チームペガサス)
プレリミナリーファイト第1試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
八木正樹(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
水津空良(優弥道場)
概要
大会名 K-1 KRUSH FIGHT.105
日時 2019年9月16日(月/祝) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 AbemaTV 格闘3チャンネル(生放送)、GAORA(生放送 18:00~)
チケット料金 SRS席18,000円 RS席10,000円(前売り完売) S席8,000円 A席6,000円(前売り完売) ※当日座席券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要です。
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット 後楽園ホール5F事務所(店頭販売) グッドルーザー(電話予約) K-1.SHOP
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/