ILFJラウェイ 2.27 後楽園ホール:計量クリアの渡慶次幸平「見に来た人が満足する試合を」
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ILFJ「LETHWEI IN JAPAN ~ 一千年の力 ~」(2月27日(水)後楽園ホール)の前日公式計量と記者会見が26日、東京・水道橋で行われた。メインイベントで渡慶次幸平は、17年2月にプロレスラーの奥田啓介にTKO勝ちし、昨年9月大会では元UFCファイターのウィル・チョープと引き分けているシャン・コー(ミャンマー)と対戦する。東修平と一休そうじゅんは3度目のラウェイ挑戦だ。
パンクラスを主戦場とする後藤丈治は今回ラウェイに初挑戦し、韓国の選手と戦うが、後藤の試合のみ、3分3R(通常4Rまたは5R)、インターバル1分(通常2分)、タイム無し、オープンフィンガーグローブ着用(通常バンデージのみ)のILFJ特別ルールで行われる。
(追記:後藤丈治と対戦するグォン・ドヒョン(韓国)は、3時間後の最終計量の時点で61.5kg契約を1.75kgオーバーしたため、失格となり、後藤陣営・ILFJ等との協議の結果、この試合は中止となった。頭突きもありのルールのため、中止は妥当な判断だろう。)
ILFJの大会を運営するファーストオンステージの中村祥之代表は、今回初採用する特別ルールについて「最近は日本人選手のディフェンスもオフェンスも向上し、引分の試合が多くなりました。ミャンマーラウェイの伝統をこれからも守ることはもちろん、そこにプラスして、観に来て下さるお客さんにわかりやすく伝える必要もあります。1分のインターバルだと、バンテージを巻いた拳を冷やしきることができませんので、オープンフィンガーグローブを使います。どういう形で見られるか、色んな意見あると思いますが、ILFJのやり方で発信しようとする第1弾です」と、経緯などを説明した。MMAに近いルールになることで、MMA選手の参入を促すきっかけになりそうな上、最近はミャンマーでもONE Championshipの大会が開催され、ラウェイの選手のMMA進出も増えている。今大会はILFJの大会としては初めて、ミャンマーの地上波で生放送されるため、ミャンマーでの反応も今後の改善に向けての材料となりそうだ。
ラウェイルール概要(一般的なキックボクシングルールと異なる点)
・グローブは装着せず、バンデージのみで試合を行う
・頭突き、投げ技、手の平以外による首絞めも認められる。
・故意ではなく流れの中で蹴りが金的に当たった場合は有効打となり試合は続行される。
・1Rで3回ダウン、または、試合を通し合計4回のダウンでTKO負け。
・ダウンカウントは1カウント2秒で計測
・判定決着無し。時間切れの場合は引き分け。ダウン数やダメージは無関係。
・インターバルは2分
・試合中に1度だけ、選手又はセコンドがレフェリーに「タイム」を要請すれば、2分間の休息が許される。最終Rはタイムを行使できない。タイムは1ダウンとカウントされる。
対戦カード、日本人選手のコメント
第6試合 74kg契約 3分5R
◆渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺) ※シャン・コー(ミャンマー)と対戦
ミャンマーラウェイの日本大会のメインイベントを4大会連続で務める渡慶次幸平です。最近の渡慶次は引き分けが多いという声が出ています。引き分けになっちゃうのはしょうがないですけど、勝ち負けを置いておいて、見に来た人が満足する、盛り上がる試合を見せたいです。今日着ている服も指輪もスポンサーからいただいたものです。応援してくれる人をもっと増やして、ミャンマーに学校や図書館を作って、ミャンマーにお返ししたいです。
シャン・コー選手はラウェイファイターとして立派なスタイルを持っていますが、彼どうこうより、様子を見ないで、ガード上げて突っ込んで行く戦いをしたいです。去年8月の試合で左足を痛めてから蹴りの練習ができなかったんですが、今回は練習でたくさん蹴って来たので、試合でも蹴りを出せたらいいと思っています。ラウェイなので、殴って、蹴って、肘打って、頭突きして、投げて、お祭り騒ぎにしたいです。
第5試合 63kg契約 3分5R
◆東 修平(AACC) ※フィリップ・レプリス(ニュージーランド)と対戦
ジャパンラウェイの元気印・東です。明日は力尽きるまで戦って、見ている人に元気とパワーを与えたいです。前回、ラウェイルールでの相手を倒すことの難しさを感じました。倒す技が無かったからだと思い、これが必要だと思った技を練習してきたので、試合で出したいです。1Rから倒せるよう、盛り上がる試合します。
第4試合 60.5kg契約 3分5R
◆一休そうじゅん(ゴリラジム)※イェ・スィー・ニ(ミャンマー/MLWC 2016-2018 3年連続王者)と対戦
今回は体調も良くてラウェイ3回目なので、持ち味を出して戦えると思います。イェ選手がFacebookでサンドバッグに僕の顔を貼り付けて殴るパフォーマンスを公開していてビックリしました。前回の試合では僕が大きな怪我をしてしまい、自分の心が折れたのが途中でわかって悔しかったです。周りからは「もうラウェイはやめたら」とも言われましたけど、取り返しに行かないと格闘技自体辞められないと思ったので、明日は意地を見せたいです。
第3試合 66.5kg契約 3分5R
ソー・ミン・アウン(ミャンマー)
ケイン・コンラン(ニュージーランド)
第2試合 74.5kg契約 3分4R
ルクク・ダリ(コンゴ/ハニートラップ)
カイ・チー(マレーシア/ISKAマレーシア・ミドル級王者)
第1試合 61.5kg契約 3分3R (ILFJルール:インターバル1分・タイム無し・オープンフィンガーグローブ着用)
◆後藤丈治(P’s LAB札幌)※グォン・ドヒョン(韓国)と対戦予定だったが、グォンの計量失格に伴い中止に
明日はラウェイ初出場です。総合格闘技で王者になるのが目標なので、その過程で地上最も過酷な格闘技・ラウェイに挑戦することにしました。明日はKOで勝ちます。自分の試合だけ少しルールが違いますが、ラウェイルールに合わせず、自分のスタイルに持って行って、最終的に倒したいです。とにかく目の前の試合に集中しています。
概要
大会名 LETHWEI IN JAPAN ~ 一千年の力 ~
日時 2019年2月27日(水) 17時30分開場 18時30分開始
チケット料金 VIP 10,000円 S 7,000円 A 5,000円 B 4,000円
チケット販売 チケットぴあ(Pコード:841-458)、ローソンチケット(Lコード:34895)、イープラス
お問い合わせ ILFJ(インターナショナル・ラウェイ・フェデレーション・ジャパン) 03-5212-5088 http://ilfj.or.jp/