KNOCK OUT 8.2 後楽園ホール:バズーカ巧樹「軍司君や龍聖と練習して勉強させてもらっています」×吉田凛汰朗「NJKFを背負ってKNOCK OUTで自分の強さを証明します」。漁鬼×吉宗、談話も

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KNOCK OUT.66(8月2日(日)後楽園ホール)の漁鬼 vs. 吉宗、、バズーカ巧樹 vs. 吉田凛汰朗の4選手のインタビューがKNOCK OUTプロモーションから届いた。
第10試合 BLACK メインイベント スーパーウェルター級(70kg) 3分3R
漁鬼[りょうき](SHINE沖縄/KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王者、TENKAICHI&BEASTウェルター級王者)
吉宗、(心誠塾/岡澤道場/KROSS×OVER KICKスーパーウェルター級王者)
第9試合 セミファイナル RED ライト級(62.5kg) 3分3R
バズーカ巧樹(菅原道場/BRAID/元KNOCK OUT-RED・REBELS-BLACK・MA日本スーパーライト級王者、元KNOCK OUT-BLACKライト級王者)
吉田凛汰朗(VERTEX/Road to Muaythaiスーパーライト級王者、元NJKF同級王者)
バズーカ巧樹「相手とは経験が違う。逃げずに闘ってくれれば、自然とKO決着になります」
8・2「MAROOMS presents KNOCK OUT.66」の[スKNOCK OUT-REDライト級/3分3R]で吉田凜汰朗と対戦するバズーカ巧樹。KNOCK OUTでの前戦、剣夜戦は後日裁定が変更となってドローに終わった。ここしばらく本領発揮できていないというバズーカは、この試合にどのように臨もうとしているのか?
―― KNOCK OUTでの前回の試合は3月の剣夜戦でしたが、試合後になって裁定がドローに変更となりました。あの試合を今振り返ると?
バズーカ 最初にダウンを取られて、油断してしまったという感じですね。後半、反撃したのは当たり前の話で、あそこでダウンを取られずにしっかり闘っていれば普通に勝てたので、本当に自分がダメだったという感じです。
―― その後、5月に地元大会で勝って、保持しているWMAF王座を防衛していますよね。その試合はどうだったんですか?
バズーカ 勝ったには勝ったんですけど、その試合も同じく、1Rにダウンを取られちゃって、またダウンを取り返してという感じで。やっぱり最初の油断が反省点ですね。
―― ではこのところ、ちょっと本領発揮できていない試合が続いている?
バズーカ 以前は1Rにダウンを取られるとかってことはなかったんですけど、直近は全部1R、しかもその前半の方でダウンを取られているので、本当に最初の油断がポイントな気がしますね。そうならないように、今は練習中も「集中」を意識してやっています。
―― 今回はNJKFでベルトを持っている吉田凜汰朗選手との対戦ですが、印象は?
バズーカ 正直、知らない選手だったんで印象も何もないです。ただチャンピオンということで強い選手だとは思うので、油断せずにしっかり闘って、ちゃんと勝とうと思います。
―― しばらくKOが見られていないので期待もされていると思いますが、そこへの意欲は?
バズーカ もちろん毎回、「倒す」という気持ちで闘ってはいますが……ただ今回の場合は、相手もしっかり逃げずに闘ってくれれば、自然とKOになると思います。
―― REDルールでの出場は久しぶりで、オープンフィンガーグローブ(OFG)は……。
バズーカ REDルールでは初めてですね。ONEとUNLIMITEDではやりましたけど。でもUNLIMITEDの大沢文也戦(24年12月)は正直、OFGらしさを感じてなくて、ちゃんとOFGで闘ったというのはONE(24年3月)ぐらいですね。
―― 実際、OFGを着けての練習の手応えはどうですか?
バズーカ 距離感とかガードとかは、ほんの若干変わったりはありますけど、そんなに大きな違いは感じないですかね。ただボクシンググローブと比べてOFGの方が、パンチをもらった時にあまり脳にダメージが残らないかなという印象はありました。OFGでダウンしたこともあるんですが、ダウンした後も、動けたイメージがあるので。そこはむしろラッキーというか。
―― 相手の情報はあまりないということでしたが、練習では対策よりも、自分の力を伸ばしていっている感じですか?
バズーカ はい。全く対策とかはやってなくて、自分の体をしっかり作ることだけ考えてやってます。
―― 昨年あたりからは龍聖選手や軍司泰斗選手と一緒に、ノップ・トレーナーの元で練習していますよね。
バズーカ はい。越谷で練習しているんですが、今はそれがほとんどというか、例えば週6日練習するとしたら、4日ぐらいはそこに行っている感じですね。
―― では完全にそこがメインになっているんですね。では、練習のやり方とかスタイルも以前とはだいぶ変わっているのでは?
バズーカ 今は本当に「キックボクシング」という競技を勉強している感じですね。今まで菅原道場でも、もちろんキックボクシングを学ばせてもらっているんですけど、そこでは気持ちの面を中心に、すごく鍛えられていた感じなので。今は細かい技術も含めて、キックボクシングという競技に対する技術を学ばせてもらっています。特に軍司君とか龍聖とか、本当に日本や世界でトップの実力がある選手たちと一緒に練習できて、本当に勉強させてもらっています。
―― その2人は6月、7月と大きな舞台で連勝していますよね。
バズーカ はい。やっぱり負けてらんないという気持ちは強いですね。
―― では今回勝って、KNOCK OUTでのこの先については、どう考えていますか?
バズーカ いろいろ考えてることはあるんですけど今はまだ自分には言う権利はないと思うので。結果を出してから言おうと思ってます。
―― では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
バズーカ 相手とは経験が違うので、技術でも気持ちでも、全ての面で上回っているというところを見てほしいですね。
―― 分かりました。ありがとうございました!
吉田凜汰朗「NJKFを背負って、KNOCK OUTで自分の強さを証明します!」
8・2「MAROOMS presents KNOCK OUT.66」の[KNOCK OUT-REDライト級/3分3R]でバズーカ巧樹と対戦する吉田凜汰朗。NJKFで複数のタイトルも獲得し、現在は4連勝中の強豪が新たにKNOCK OUTのリングに上がる。元王者・バズーカとの対戦に、吉田は何を思うのか?
―― 吉田選手はKNOCK OUT初参戦になりますが、これまでどんな印象でしたか?
吉田 今、日本でも本当に最前線の団体で、いろんな団体から主要選手がどんどん集まってきていて、本当に日本一に近い舞台なのかなと思っています。自分は世界を獲ることを目指していて、まず日本の最前線に立ちたいと思っているんですけど、KNOCK OUTはヒジありキックボクシングで強いと言われている人も集まっているので、自分の力を証明するためにも出たいと思っていました。
―― 気になっている選手とか闘いたい選手はいますか?
吉田 闘いたいのは久井大夢選手、あと重森陽太選手の2人ですね。KNOCK OUTの自分の階級では完全にトップ戦線の2人というイメージが自分の中では強いので。その他にもKNOCK OUTライト級、スーパーライト級でやらなきゃいけない選手はたくさんいるとは思うんですけど、自分が一番、闘って強さを証明できるのはこの2人かなと思ってます。
―― 今はトーナメントを制してタイトルも獲得したり、外国人との対戦も乗り越えて4連勝中ですよね。好調の理由は何だと思っていますか?
吉田 自分の中で、スタイルが完全に見えてきたのが大きいですね。4連勝の前、初めてオープンフィンガーグローブ(OFG)で闘った健太戦(25年6月)で、スイッチするスタイルをけっこう確立できた感じがあったんです。自分の距離を自分で理解して、自分の体に合った闘い方が今は完全にできていて、迷うことが少なくなったのが1つの理由かなと思っています。
―― そんな中、今回はバズーカ巧樹選手との対戦ですが、相手の印象は?
吉田 バズーカ選手は、もちろん昔から知っている選手で、戦績も多くてベテランの選手というイメージではありますね。わりと手足が長くて、体の特徴みたいなところは自分と多少似ている部分があるのかなと思っています。
―― 一番警戒すべきと思っているところは?
吉田 左ミドルを蹴っていって、左を意識させたところでバックブローを当てるイメージがあるんですよね。相手が空振りしてから回ってくることが多いと思うので、その対策はずっとやってきました。特徴的な動きがけっこう多いと思うんですけど、そこに気をつけるというか、そこに合わせていこうかなとは思っています。
―― 最終的にどういう試合にして、どう勝ちたいですか?
吉田 KNOCK OUT初参戦なので、自分を知らないお客様が、自分の所属団体の会場に比べたら圧倒的に多いと思うんですよ。それもあって、お客様が見たいのはKOだと思うので、KOで勝ちたいですね。あと、試合の時の自分らしい空気感だったりとか、気持ちとかを全部出せたらいいなと思っています。
―― フィニッシュは何が一番理想的ですか?
吉田 KO自体そんなに多いわけではないんですけど、倒す時は右のかぶせのストレートとか、左フックなどで効かせてから、結局、右ストレートみたいな形が多いですね。 一番自然に出て倒せる攻撃は、やっぱり右のパンチかなと思ってます。
―― ヒジ、ヒザに関しては?
吉田 ヒジで切ったことももちろんありますし、ヒジもヒザもどちらも、自分的にはけっこう武器にしています。普段の練習の中でも、スパーリングとかではしっくりくるような形で仕留められる時も全然あるので、自信はメチャクチャありますね。
―― 今回はOFGでの試合です。先ほど出たように健太戦以来2回目だと思いますが、あの試合は壮絶な殴り合いでしたね。
吉田 そうですね、試合後は顔が変わっちゃいました(笑)。OFGは、距離がボクシンググローブとは全く違うなというのと、ガードの仕方も全く変わってくるなと思いました。だからOFGの試合前は練習でも常にOFGを着けて、ちゃんと慣れておくことがすごく大切だなと、あの試合で気づいて。ただOFG自体は、自分的にはけっこう好きですね。
―― そうなんですね。
吉田 はい。頭にパンチが当たった時の硬い感じとかがすごく新鮮で。ここから先、自分が見据えている「世界」という部分でも、OFGムエタイというのは一番やっていきたいところではあるので、その始まりの一戦になるのかなと思っています。すごく楽しみですね。
―― 今回勝って、KNOCK OUTにも継続参戦したいという意思はありますか?
吉田 それはもちろんあります。リアルに考えたら、KNOCK OUTの同じ階級の選手がNJKFに来て闘うより、まだ知名度的にも実力的にも、自分が動いて知名度をつけていって、KNOCK OUTのリングで勝つことによって、「NJKF所属の選手なんだな」というところも少しは見てもらえると思うんですよね。だからNJKFを背負って、KNOCK OUTに継続的に参戦させてもらえるような内容を見せたいなと思っています。
―― NJKFの切り込み隊長的な立場になれればというところですね。
吉田 そうですね。NJKFはずっと昔から、ヒジありのキックボクシングで「打倒ムエタイ」を掲げてやってきています。KNOCK OUTにも、強力な海外選手だったりがたくさん出ていますよね。だから自分が作り上げてきたヒジありのキックボクシングを生かして、しっかりとNJKFの切り込み隊長としてやっていければいいなと思っています。
―― 今回はライト級での試合ですが、階級についてはどう考えていますか?
吉田 普段、NJKFのスーパーライト級でやっていて、それが63.5kgリミットなんです。KNOCK OUTのライト級が62.5kgで、スーパーライト級が65kgですけど、自分は両方やれるので、KNOCK OUT側に提示していただいた試合を、本当に断ることなくやりたいなとは思ってます。
―― では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
吉田 KNOCK OUTのファンの方だと、僕のことを「はじめまして」の方がメチャクチャ多いと思うので、入場から退場まで、自分の試合内容も含めて本当に自分が一番大切にしている武道の礼節の部分を見てほしいなと思います。試合ではもちろん殴り合うんですけど礼節というところをすごく大事にしていて、当日もしっかり見せたいと思っているので。
―― ちなみに、武道は何かやっていたんですか?
吉田 いえ、もともと別にバックボーンとかは特にないんですけど。自分のジムの会長がすごく大切にしているのが礼節の部分で、自分がちっちゃい時にジムに入った頃から本当に教わった部分なんです。特に何をするというわけでもないんですけど、自分の立ち振る舞いとかにそこは全部見えると思うので、会長と作り上げてきたものを、試合内容と、それ以外の全部で見せたいなと思っています。
―― 分かりました。ありがとうございました!
漁鬼「やりたいことがあるので、この試合では強さを見せて圧倒的に倒します!」
8・2「MAROOMS presents KNOCK OUT.66」の[スーパーファイト/KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級/3分3R]で吉宗、と対戦する漁鬼。4月の沖縄大会ではメインでシッティチャイ相手にドローで王座防衛を果たし、2試合連続でメインを務めることになった漁鬼は、この試合に明確な目的を持って臨むという。その心中とは?
―― 4月の沖縄大会ではメインで強豪シッティチャイ相手にドロー防衛という結果でしたが、あの試合を今振り返ると?
漁鬼 試合前から「防衛はできないだろう」って周りから言われることが多かったので、奇跡を起こせた試合なのかなって思ってますね。
―― あの日、実はものすごく体調が悪かったと、後になって聞いたんですが。
漁鬼 そうですね(笑)。試合の2日前ぐらいからずっと体調を崩していて、減量の水抜きもギリギリな感じでした。当日はさらに悪化していて、体力がやばかったです。でも、初の沖縄大会で、メインで出させてもらうし、たくさんの人に応援に来てもらうことにもなっていたので、欠場しようとかは全く思わなかったですね。試合の時も、セコンドの人から「応援もたくさん来てるから負けられないよ」みたいな感じで言われて、アドレナリンで乗り切りました。
―― 試合中の記憶はあるんですか?
漁鬼 記憶はあるんですけど……最初は、1・2Rで攻めて相手を消耗させるという作戦だったんですよ。1・2Rでポイントを取れば、3Rで取られても1ポイント差で勝てるので。でも試合当日になったら、その体調でそんな作戦ができるわけもないので……やっぱり奇跡としか言いようがないですね(笑)。
―― でもドローという形ではありますが、防衛に成功して沖縄大会を締められたというのは、自分の経験としても大きかったのでは?
漁鬼 そうですね。メインをやらせてもらって、今までの試合と比べてもKNOCK OUT側に集めてもらっている注目度も全然違いましたし、会場で生で見てくれる友達も今までで一番多かったんですよね。その中で試合をさせてもらって、シッティチャイ相手に防衛できて、自分も成長できたのかなと思ってますね。
―― その上、今回も続けてメインですよ。
漁鬼 そう聞いた時はビックリしました。今回はWBCムエタイのタイトルマッチがたくさんあるし、その前なのかなと思っていたので。
―― でも現役チャンピオンとしての出場でスーパーファイトですからね。2試合連続でメインを務めるにあたってのテーマみたいなものはありますか?
漁鬼 自分は今、12月の代々木大会でユリアン・ポズドニアコフとタイトルマッチをしたいなと思ってるんですよ。ユリアンは自分のタイトルに挑戦したいと言ってきてますけど、もうメッチャ怪物みたいになってきてるじゃないですか。だからKNOCK OUTのファンの人たちからも、今の自分だったら勝てないと思われてるかもしれないですけど、この試合で強さを見せて、「漁鬼だったらやってくれるんじゃないか」と思わせるような試合をしたいなと思っています。
―― ユリアン選手の指名に応えたいと。
漁鬼 そうですね、自分は闘いたいです。面白い試合を見せられたら、山口代表は後楽園じゃなくて代々木でユリアン戦を組んでくれると思うんですよ。ユリアンと組まれた時に盛り上がるように、今回はただ勝つだけじゃなくて、強さを見せて勝ちたいなと思ってます。
―― その、今回の相手は初参戦の吉宗、選手です。印象は?
漁鬼 自分とけっこう似てる部分があるなと思いました。テクニックを使って距離を取って闘うよりは、気持ちで闘うファイターなのかなと。
気をつけようと思う技とかは特にないですけど、思いっきり振ってくるタイプで、一発もらったら倒れる可能性があるので、油断せず気を引き締めて闘わないといけないなと思っています。
―― タイプ的に噛み合いそうということですね。
漁鬼 そうですね。周りからは「勝てるだろう」って言われたりするんですけど、そうやって「勝って当たり前」と思われている試合の方が、負けた時に失うものもデカいので、油断せず、最高の状態を作り上げています。
―― 吉宗、選手も現役チャンピオンですし、ここで食ってやろうという気持ちが強いでしょうからね。
漁鬼 インスタの動画を見たら3部練習してると言っていたので、負けられないなと思いました。でも自分も12月に向けて気合いが入ってるので、魅せる試合をしたいなと思っています。
―― 最後はどう勝ちたいですか?
漁鬼 今回は判定で勝っても盛り上がらないし、KNOCK OUT側からの評価が上がるとは思わないので、KOにこだわって勝ちたいですね。この大会はWBCムエタイのタイトルマッチが大きなテーマになっていると思うんですけど、その中でメインを任されているってことは、山口代表からの「盛り上げて締めろ」というメッセージだと思うので、その意図も汲み取って試合したいと思っています。
―― 倒すための技も増やしたりしているんですか?
漁鬼 そうですね。今までの練習ではフィジカル、特に走り込みとかをひたすらやっている感じだったんですけど、技をもっと増やさないといけないなと思って、技の引き出しを増やすようにしているので、いつもとは違う闘い方を見せられるんじゃないかなと思っています。
―― その先にやりたいことがあって、試合へのモチベーションが明確ですね。
漁鬼 はい。自分の中での目標がしっかり決まっているので、高いモチベーションを持って試合に臨めるというのは、自分にとってデカいですね。今回、2試合連続でメインなんですけど、4月の沖縄大会は「地元枠」みたいな形でメインをやらせてもらったと思うんですよね。でもまさか、後楽園でもメインで組んでもらえるとは思っていなかったので、ビックリしました。自分は華があるわけでもないし、お客さんをたくさん呼べるわけでもないので、そんな中でメインで組んでもらったというのは、どんどん成長できているということの証明なのかなと思います。面白い試合はできると思っているので、見てる人を楽しませるようなファイトスタイルで、今後もやっていきたいなと思ってます。
―― では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
漁鬼 さっきも言った通り、今回はKOにこだわって闘うので、倒すところを見てほしいです。
―― 分かりました。ありがとうございました!
吉宗、「漁鬼選手は申し訳ないぐらい雲の上の人。でも自分も準備は万全です!」
8・2「MAROOMS presents KNOCK OUT.66」の[スーパーファイト/KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級/3分3R]漁鬼でと対戦する吉宗、。KNOCK OUT初参戦でメインに登場し、現役王者の漁鬼と対戦する彼は、KROSS×OVERのタイトルを持つ38歳。「対戦するなんて思ってもみなかった」という漁鬼を前に、何を思うのか……?
―― 吉宗、選手は今回初参戦ですが、KNOCK OUTにはどんな印象がありますか?
吉宗、 KNOCK OUTさんは今、日本の格闘技のメジャー団体の中でも一番人気があるなと思っています。勢いも人気も今、ガーッと上がってきていて、メジャーな選手も参戦したりするしていますよね。それってやっぱり、団体として価値があるからだろうなと思うので。自分自身、KNOCK OUTのことは昔から知っていて、試合も見ていたので、もちろん出たいという気持ちもありましたね。
―― 注目していたり、闘いたいと思っていた選手はいますか?
吉宗、 いや、出たいとは思っていたんですけど、実際に出られるなんて思ってもいなかったので……闘いたい選手といっても、夢の夢みたいな感じだったので、具体的には考えてなかったです。ただただ、あの舞台に上がれたらいいなと思っていたぐらいで。
―― 今回は初参戦一発目で、現役王者・漁鬼選手との対戦となりました。話が来た時はどう思いましたか?
吉宗、 最初に話を聞いた時は、冗談かと思ったぐらいでした(笑)。そしたら本当だと言うので、「え、ホントですか?」みたいな。正直、僕が対戦できる相手じゃないというか、失礼なんじゃないかなと思いましたね。もちろん漁鬼選手のことは知っていて、試合も何戦か見ていて、メチャクチャ強くてヤバいなと思っていました。「やっぱり70kgの世界トップ戦線には、こういう選手が行くんだよな」と思っていた選手だったので。だって初参戦で現役王者との対戦って、普通ないですよね?
―― いやいや、吉宗、選手も現役王者で、勝率も高いじゃないですか。
吉宗、 本当は最初、6月の代々木大会にオファーをいただいていたんですよ。その日は仲間の選手が試合でセコンドがあったので、そもそも出られなかったんですね。その上、漁鬼選手との対戦と聞いて、「いや、さすがにちょっとやれる相手じゃないから、どっちにしても無理だな」と思って、うれしかったんですけど、お断りさせていただいていたんです。「もしまた機会があったら、ぜひ出場したいのでお願いします」と言っていたら、すぐに「じゃあ8月大会にぜひ」というお話をいただいたんですね。しかもそこで、また漁鬼選手でお願いしますと言われて。さすがに2回目は断れないなと思って、申し訳ないなと思いながらも、受けさせてもらった感じですね。
―― でも実際、今は6連勝中でそのうち4つがKO勝利、そして直近の試合でタイトルも獲得していて、そこでの自信はないわけではないですよね?
吉宗、 いやもちろん、公式戦できちんと試合をやらせていただいて、そういう結果は残させてもらっているので、自信は自信なんですけど……ただ、直近で漁鬼選手が闘った相手はシッティチャイ選手とか中島玲選手とかユリアン選手とか、世界トップクラスの強豪選手ばっかりじゃないですか。しかもその中であの闘いぶりなので、正直、恐怖でしかなくて(笑)。
―― では実際に、対戦相手としての漁鬼選手の印象というと?
吉宗、 印象的なのは、やっぱりフック系のパンチですよね。そのパンチの回転が速くて、けっこう大振りなはずなのに、あの回転力で持っていかれると、たぶん全然よけられないと思うんですよ。ブロックしても効くんじゃないかなというぐらいの威力があると思うので、そのへんは一番警戒してるというか、気をつけなきゃなとは思ってますね。さらに、間にミドルとかカーフといった蹴りを入れてくるじゃないですか。実はあれも、パンチを当てるための絶妙なタイミングで打ってるなと思ってて。シッティチャイからダウンを取ったのもあれですからね。もうスタミナも当て勘もパワーも、全部揃ってるみたいな感じで。
―― ではそんな相手に、自分のどういうところを生かして、どういう試合にしたいと思っていますか?
吉宗、 自分は一応、高校、大学、実業団で伝統派空手をやっていたんですよ。その時からずっと得意だったのが左ストレートで、キックに転向してからの4KOも全部それで決めています。あと、意外とこの階級のわりには瞬発力がある方だと思っているので、もう覚悟を決めて漁鬼選手がまっすぐ打ち合いに来たところにまっすぐ飛び込もうと思っています。
―― 最終的にどう勝ちたいですか?
吉宗、 これがKNOCK OUT初参戦だし、相手が現役チャンピオンということもあるので、「勝ちたい」というよりも、会場が盛り上がる試合がしたいなと思っています。「絶対勝ちたいです」とか「絶対倒します」とか「今回勝って、ダイレクトリマッチで漁鬼選手からベルトを獲ります!」とか、そういうのは全然ないんです。
―― ないんですか。
吉宗、 はい。まず、やっていただけることがとにかくうれしいし、でもやるからには、会場がワーッと盛り上がる試合はしたいなと思っていて。ヘタにまっすぐぶつかっていっても、ただチャチャッとやられちゃうだけだと思うので、面白い試合展開にできればな、というイメージは持っています。
―― ところで、これまで後楽園ホールでの試合というと?
吉宗、 1回だけですね。2019年のプロデビュー戦が後楽園でした。約7年ぶりだし、まだ後楽園では勝ってないですね。
―― しかも7年ぶり2回目の試合が、メインですよ。
吉宗、 そうなんですよ! WBCムエタイの4大タイトルマッチがあって、てっきりそれがメインから並ぶんだと思い込んでいたので、ビックリしました。周りにも「たぶん第6試合ぐらいだよ」ってみんなに言ってました(笑)。
―― でも現役王者のスーパーファイトなので、メインということで。
吉宗、 いやあ……コメントしづらいですね(笑)。普段は朝から夜まで、普通にサラリーマンとして働いていて、今もちょっと営業に行っていて。そんな中で、まず後楽園で試合できるのも久々でうれしいですし、そもそもメインになるなんて考えてもなかったので、もう何というか……うれしいというより、驚きが上回っちゃって。
―― そうですか(笑)。
吉宗、 もちろん、格闘技一本でやっている選手と比較すると、もちろん練習量とか時間では劣るんですけど、一応、やれる範囲ではしっかりやってはいるつもりです。仕事が終わった後と、それから土日とかは全ての時間を練習に使ってますし、ボクシング、キックボクシング、ムエタイとフィジカルのトレーナーはそれぞれ、お金を出して雇ってますから。フィジカルトレーナーはオリンピック選手を見ている方に、大金はたいてたりするので、一応、準備はできているつもりです。
―― そして今回を機に、KNOCK OUTに継続参戦したいという気持ちもありますか?
吉宗、 そうですね。せっかく今回こうやってお話をいただけたので、今回は、漁鬼選手と試合して勝つうんぬんというよりも、KNOCK OUTの運営の方とか山口代表、そしてKNOCK OUTファンの方に、まずは僕という選手を知ってもらいたいんですよね。試合はちょっとどうなるか分かんないですけど、「あの選手面白いじゃん、またちょっと見たいよね」みたいな感じでファンの方々に認識されるといいなと思っているので、それで継続的に参戦できたらいいなと思っています。
―― で、先ほど少し出ましたが、普段は営業職のサラリーマンなんですか。
吉宗、 そうです。もともとは営業にいたんですけど、今は商品管理の方をやっていて。各営業所を回って、商品の管理とか、先方との契約どおりにやっているかとか、そういうチェックをやっています。
―― フルタイムでサラリーマンをしながら、プロファイターとして活動する一番のモチベーションはどういうところですか?
吉宗、 自分は、仕事のモチベーションと格闘技のモチベーションをイコールにしているんですね。格闘技を真剣にやるため……先ほど少し話させていただいた、トレーナーを雇ったりだとか、そうするとやっぱりお金がかかるので、サラリーマンとして働くことで、給料からそれを支払うみたいな感じになってますね。
―― では、どちらも欠かせないわけですね。
吉宗、 はい。僕はスポンサーがいっぱい付いていて、いっぱいお金を出してもらうという感じではないんですよね。一応、スポンサーさんは付いてはくださっているんですけど、別にそんなスポンサー料とかもらってるわけでもなくて。どちらかといえば、例えば整体とか脱毛サロンのスポンサーさんが付いてくれていたら、その店舗を利用させてもらったりという感じなんです。自分の中でも、格闘技をやりたいんだったら自分できちんと働いて、それで稼いだお金を自分に投資して、どこまでいけるかという感じで。
―― なるほど。
吉宗、 いや、もちろん格闘技一本でやってる選手は強いですし、そこに勝つのはなかなか難しいですけど、自分は一応、実業団で空手をやっていたというのもあるので。その延長線上というか、自分の中の集大成としてキックボクシングをやっているというところなので。
―― では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
吉宗、 まずは気持ちですね。それと、僕は今年38歳になったんですけど、漁鬼選手は30歳になったばっかりじゃないですか。世間から見れば「大丈夫かよ、38歳」みたいに思われるでしょうし、よくそういう風に煽られたりもするんですけど、年齢は別に関係ないと思っていて。空手ももう、実業団を入れたら小学生から25年やってきているので。 そういったキャリアもあるので、年齢よりも気持ちが試合で一番大事なんだよというところを見てもらいたいです。
―― 分かりました。ありがとうございました!
対戦カード
第10試合 BLACK メインイベント スーパーウェルター級(70kg) 3分3R
漁鬼[りょうき](SHINE沖縄/KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王者、TENKAICHI&BEASTウェルター級王者)
吉宗、(心誠塾/岡澤道場/KROSS×OVER KICKスーパーウェルター級王者)
第9試合 セミファイナル RED ライト級(62.5kg) 3分3R
バズーカ巧樹(菅原道場/BRAID/元KNOCK OUT-RED・REBELS-BLACK・MA日本スーパーライト級王者、元KNOCK OUT-BLACKライト級王者)
吉田凛汰朗(VERTEX/Road to Muaythaiスーパーライト級王者、元NJKF同級王者)
第8試合 WBCムエタイ日本フェザー級王座決決定戦 3分5R
福田海斗(キング・ムエ/1位、IMSA世界フェザー級王者、元True4uバンタム級&スーパーフライ級王者、元ムエサイアム中部スーパーフライ級王者、元WPMF世界&プロムエタイ協会フライ級王者)
竹内賢一(TenCloverGym世田谷/7位、元Bigbangフェザー級王者)
第7試合 WBCムエタイ日本スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R
壱[いっせい]・センチャイジム(センチャイムエタイジム/WBCムエタイ日本&ムエタイオープン・スーパーバンタム級王者、元KNOCK OUT-RED同級王者、元ルンピニー日本バンタム級王者)※初防衛戦
乙津 陸[おつ りく](KNOCK OUTクロスポイント大泉/6位、KNOCK OUT-REDバンタム級(53.5kg)王者)
第6試合 WBCムエタイ日本スーパーライト級王座決定戦 3分5R
重森陽太(KNOCK OUTクロスポイント吉祥寺/1位、元KNOCK OUT-RED&WKBA世界ライト級王者、元新日本フェザー級&バンタム級王者)
REITO BRAVELY(BRAVELY GYM/2位、M-1世界同級王者、WMF世界ライト級王者、元M-1 JAPAN同級王者、KOSスーパーフェザー級王者)
第5試合 WBCムエタイ日本フライ級タイトルマッチ 3分5R
渡部 蕾[らいな](KNOCK OUT クロスポイント大泉/王者)※初防衛戦
谷津[たにつ]晴之(新興ムエタイジム/5位、NJKFフライ級1位)
第4試合 BLACK ライト級(62.5kg) 3分3R
乱牙(フリー/元NKBライト級王者)
隼大[はやと](Y’ZD GYM)
第3試合 RED フェザー級(57.5kg) 3分3R
茂木豪汰(上州松井ジム)
大渕 翼(React Gym Shonan)
第2試合 RED 女子スーパーフライ級(52kg) 3分3R
辻井和奏[わかな](BRING IT ONパラエストラAKK/元スック・ワンキントーン女子フライ級王者)
ルアンペー・コマンドジム[Ruanphae](タイ)
第1試合 BLACK スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
横山晏輝[はるき](リーブルロア/KROSS×OVER KICKフェザー級王者)
我如古[がねこ]優貴(タイガーキック沖縄)
概要
大会名 MAROOMS presents KNOCK OUT.66
日時 2026年8月2日(日)開場・17:30 開始・17:50
会場 後楽園ホール
中継 U-NEXT(2,189円/月)
チケット料金 VIP席 70,000円 SRS席 30,000円 RS席 20,000円 S席 10,000円 A席 7,000円 ※指定席完売。当日立見券4,000円を16時より後楽園ホール1F券売所にて販売 ※6歳未満は入場無料。座席を必要とする場合は有料
チケット販売 KNOCK OUTオフィシャルショップ イープラス チケットぴあ ローソンチケット 出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 inquiry@knockout.co.jp https://knockoutkb.com/










