RISE 11.17 両国国技館:ウェルター級王座決定戦で激突 ベイノア「RISEのベルトを獲ってR-1ぐらんぷりでも優勝したい」、渡部太基「TEPPENのみんなは昇り調子。俺も頑張らないと」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
中野駅徒歩3分。平日7~23時、年中無休営業。入会金&月謝2ヶ月分無料!
Cygames presents RISE129(11月17日(土)両国国技館)の第2代RISEウェルター級(67.5kg)王座決定戦で激突する“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/RISEウェルター級(67.5kg)2位、J-NETWORKウェルター級王者、極真会館2018全日本ウェイト制軽量級(70kg)優勝)と渡部太基(TEAM TEPPEN/元WPMF日本ウェルター級&Krush -67kg王者)のインタビューがRISEクリエーションから届いた。
“ブラックパンサー”ベイノア インタビュー『目指すは三冠「今回しっかりタイトルを獲ってR-1ぐらんぷりでも優勝」
お笑いコンビ『けとるべる』として芸人でも活躍する無敗のベイノア。念願のRISEタイトルマッチを制して得意のマイクパフォーマンスにつなげることは出来るのか!?
――タイトルマッチ近づいていますが、調整はいかがですか。
ノア もうバッチリ仕上がっています。ワンマッチとは違って今回はタイトルマッチである上に、場所は両国国技館なのでモチベーションは最高に上がっています。前回、幕張メッセでも試合をやらせていただきましたが、気持ちいいですよね。入場もいいですが、何といっても1万人ものお客さんを前にマイクを持って喋られるわけですから。負けたらさすがに静かに帰りますけど(笑)試合を含めて尺は20分ぐらいだと思うので喋り倒したいですね
――試合よりも試合後のマイクが楽しみなんですね(笑)。
ノア 入場も楽しみです。マイクの内容ですか? 何となくこんなことを言いたいというのは決めていますけど、言う内容はその場で決めるという感じです。前回、6月の幕張の時(ヤン・ジンファン戦)に会場が広すぎて声が反響してきたので『響くな~』と一人で言ったつもりがマイクに入ってしまったんです。それだけを今は惜しんでいますね。
――大勢のお客さんを前に緊張しないんでしょうか。
ノア お笑いの方で何回滑ってきたかはわからないので場慣れはしています。試合は滑れないですけど(笑)
――念願のRISEタイトルマッチです。ここまで長かったですか?
ノア ありふれた言葉ですが、長いようであっという間だったかなと。
――RISEウェルター級タイトルを保持していたダニロ・ザノリニ選手に挑戦するのかと思っていたら、まさかの渡部太基選手と王座決定戦で対戦する流れになるとは。
ノア そうなんですよ! 僕もエセ外国人対決を楽しみにしていたんですけど、まさか渡部選手の名前が上がってくるとは思わなかったですね。渡部選手がダニロ選手と初代RISEウェルター級王座決定戦(2013年11月4日)で対戦したのを見ていましたからね。倒し倒されの展開でめちゃくちゃ盛り上がりましたよね。それから渡部選手は別な団体に出ていたので、ここでRISEに上がってくるとは思っていなかったのでビックリしました。
――他団体に上がっていた渡部選手といつか対戦すると思っていたのでしょうか。
ノア やるとは思ってなかったですね。僕は格闘技の一ファンでもあるので面白い試合をするな、強いなという感じで見ていました。それがまさか10月の記者会見でその渡部選手が僕の横に立つことになるとは……。
――どういう試合になりそうですか?
ノア 正直読めないですよね。渡部選手がいつも激闘する選手なので、泥試合にはならないと思います。倒し倒されの展開で5Rに行ったとしても、間違いなく面白い試合になると思います。
――過去最強の相手と戦うという認識ですか?
ノア それは間違いない。渡部選手の過去の実績を見てもそう思います。
――一番警戒している技は?
ノア 渡部選手は大和魂を持っているので試合中に急に“ジャパン”か、一人狼の異名通り“ウルフ”のスイッチのどちらかが入ると思うんです。ブラックパンサーというニックネームがある僕にはパンサーなりのスイッチがあるので、豹と狼を代表した戦いになるのかなと。豹界代表として負けられません。
――勝手に豹界代表を名乗りますか(笑)。ちなみに豹界には他にどのような選手がいますか?
ノア “南海の黒豹”レイ・セフォーです(笑)。豹界はそこから始まり、たくさんいますから。
――よく豹界の選手名が出てきましたね(笑)。渡部選手はベルトよりも無敗のベイノア選手を倒すことにモチベーションが高いようです。
ノア 僕だってそうですよ。僕がプロになる前から見ていたレジェンド的な選手を倒すことが大きなモチベーションになっています。
――無敗のままチャンピオンになるのは最高ですね。
ノア 負けることで学ぶことは大きいとは言いますが、勝ち続けるに越したことはないですよね。今までに何戦かはそろそろ負けるんじゃないかという試合もありましたが、今まで頑張ってきて主催者がここまで最高の舞台を用意してくれたので、ここで負けるわけにはいきません。渡部選手は4年ぶりにRISEに戻ってきて一発目でタイトルに挑戦します。僕はJ-NETWORKのチャンピオンとしてRISEのリングに参戦してからずっとRISEタイトル挑戦をアピールして今回やっと組んでいただけたんです。渡部選手はタイトルマッチにふさわしい相手だと凄くリスペクトしていますが、RISE地方興行でもウェルター級のチャンピオンになりたいと頑張っている選手たちがいる中で、そういう選手たちの想いを背負って僕が勝たなければいけないんです。
――極真の先輩、清水賢吾選手が今大会で引退します。ますます負けられないですね。
ノア そうですね。これまで長年RISEのベルトを保持していて、チャンピオンのまま引退します。自分が尊敬する先輩の引退試合なので、絶対にここで負けるわけにはいきません。実は、試合直前に清水先輩がアップの段階で僕はコンビネーションの実験台となり、毎回ボコボコにされる謎のルーティンがあるんです。今回はそれをやらないで終わるわけには行かないので僕がしっかり勝って、清水先輩のアップのお手伝いでボコボコにされて二人とも勝ってその日を終えたいですね。
――タイトルを獲ったら2019年はどういう1年にしたいですか。
ノア 10月の記者会見の時にM-1二回戦進出が決まっていて、このまま勝ち進めば両国大会の日ぐらいに準決勝だったのですが、コロッと二回戦で負けてしまいました。これは神様から“今はタイトルマッチに集中しなさい”といメッセージだったのかなと思っています。今回しっかりタイトルを獲って2019年年明けにピン芸人No.1を決める「R-1ぐらんぷり」があるので、そちらの方でも優勝を狙いたいと思います。
――格闘技と併せて三冠王を狙うと?
ノア もちろんです!お笑いもRISEも勝ちまくりますよ。今回のRISEのベルトを獲ることが自分の中で大きな目標なので、ベルトを獲った先のことは正直よく考えていません。今、一つ言えることは来年も負けません!
渡部太基インタビュー『下馬評で相手の方が上だと燃える。「やってやろう」という気持ちになる』
4年振りのRISE参戦となる渡部太基は今回よりTEAM TEPPENに移籍し初戦となる“忘れ物”というRISEウェルター級のベルト奪取と黒豹狩りに挑む
――出稽古先のJBスポーツクラブの山田武士代表がFBで「声を荒げて襲ってくるので本当に怖かった」と書き込んでいましたね。
渡部 いやいや、必死なだけですよ(微笑)。毎回必死だけど移籍一発目だし、復帰戦ということで気合が入っています。
――1年2カ月ぶりのリング。気持ち的には再デビュー?
渡部 そうですね。「試合って、どんなんだっけ?」という感覚も少々ある。まあいろいろな意味で楽しみ。減量するのも久しぶりなので、ちょっと早めに落とし始めました。だからいつもよりきつくはない。
――気がつけば三十路に突入し、キャリアも45戦を数えるまでになりました。
渡部 (しみじみと)そうなんですよ。自分でもビックリです。気持ち的には若手でいるけど、まわりを見た時にみんな若い。45戦もしていれば、(勝手に)ベテランの域に入ってしまうのかなという感じですね。
――TEPPENへの移籍は旧友で一足早く移籍していた結城将人選手がきっかけと聞きました。
渡部 結城は地元の友達なので。那須川(弘幸・TEPPEN GYM会長)さんにも「練習においでよ」と声をかけていただいて。来る前は1年間何もしていなかったので、「これから先、どうしようかな?」と悩んでいました。キックは指導くらいしかしていなかったので、那須川さんと話をした時に「ちょっと体を動かしてみれば、道も開けるのでは」というアドバイスをいただいた。
それで、一回TEPPENに顔を出したんですよ。そうしたら那須川さんに「太基、ミットを6R」(苦笑)。やりました。バテバテでしたね。「きついなぁ」と思ったけど、その時の刺激が自分を奮い立たせてくれた。「もう一回、頑張ってみようか」と思いました。
あとはTEPPENの雰囲気ですよね。みんな強いし、昇り調子だし、努力もしている。そういう姿を目の当たりにして、「まだまだ俺も頑張らないと」という思いが芽生えました。
――同門の篠塚選手は「渡部さんの加入はいい刺激になっている」と言っていました。
渡部 いやいや、逆ですよ。僕が盗んでいる方です。やっぱり今までやってきた練習とは違いすぎる。ジャブひとつから学んでいます。
――裏を返せば、ベテランの域に差しかかっても、まだ伸びしろが残っていたということにもなる。
渡部 そう思いたいですね。自分の中でやれる範囲でやっています。これからもっと強度を上げていけたらなと思っています。
――気持ちの中で何かが変わりつつある?
渡部 そうですね。やっぱり指導者がいて、一緒に練習する仲間がいてという環境でないと、僕は甘えてしまう。昔のジムもそうだったけど、「やれ!」と怒鳴られた方がやれた。そのあとはサンドバックを叩くくらいの練習しかしていなかったので、「これだったら、上にはいけない」と感じていました。
――ファイトスタイルも変わってきた?
渡部 やっぱり試合には性格が出る。昔は結構考えながらやっていたけど、ちょっと前までは殴り合いを求められていたので、カッコつけてそれに乗ってしまった自分がいました。それで勝ったり負けたりを繰り返しているうちに、自分のスタイルが変わってしまったのかなと思いますね。だから初心に帰るというわけではないけど、ちょっと前に戻って。たまに昔の映像を見たりするけど、やっぱり今ほど荒々しくない。
――再起戦でいきなりデビュー以来破竹の快進撃をつづける“ブラックパンサー”ベイノアに決定しました。
渡部 大きな大会だし「そうなるかな」と予想していましたけど、実際に決まったら「いきなり来たか」という感じ。でも、復帰戦で格下相手に当たり前のように勝つよりはいい。下馬評で相手の方が上だと燃えますからね。「やってやろう」という気持ちになる。
――どんな試合をイメージする?
渡部 いろいろなシチュエーションを考えてやっていますけど、実際に対峙してみなければわからない部分もある。あとはリングに上がって、思い切りやるだけ。そんなに作戦を気にしているわけではない。
――もうすぐ平成も終わります。そういう中で昭和生まれの最後の世代として意地を見せたい?
渡部 そうですね。とにかく負けたくない。「強い渡部太基が帰って来たぞ」というところを実際に見てほしい。それだけの練習はしてきたつもりなので。
対戦カード
第13試合 メインイベント RISE World Series 57kg契約 3分3R(延長1R)
那須川天心(TARGET/Cygames/RISE世界フェザー級(57.15kg)王者、ISKAオリエンタルルール世界バンタム級(55kg)王者)
内藤大樹(ストライキングジムAres/RISE DoA -57kgトーナメント2017優勝、元シュートボクシング日本スーパーバンタム級(55kg)王者)
第12試合 セミファイナル RISE World Series 59kg契約 3分3R(延長1R)
裕樹(ANCHOR GYM/RISEスーパーフェザー級(60kg)2位、元同級・ライト級・スーパーライト級王者)
ロッタン・ジットムアンノン(タイ/ルンピニー認定スーパーフェザー級1位、ラジャダムナン同級1位)
第11試合 清水賢吾 Final Match ヘビー級 3分3R(延長1R)
清水賢吾(極真会館/RISE&シュートボクシング日本ヘビー級王者)
マイティ・モー(米国/エリートMMAアカデミー/ROAD FC無差別級王者、K-1 WORLD GP 2007 in HAWAII 優勝)
第10試合 RISE World Series 57.5kg契約 3分3R(延長1R)
工藤政英(新宿レフティージム/RISEフェザー級(57.5kg)王者)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/ISKAムエタイ世界バンタム級(55kg)王者)※KICK REVOLUTIONから所属表記変更
第9試合 体重調整中 3分3R(延長1R)
イ・ジン(韓国/2018 IKMFジュニアフェザー級王者)
篠塚辰樹(TEAM TEPPEN/RISEフェザー級(57.5kg)4位)
~休憩~
第8試合 第7代RISEバンタム級(55kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
鈴木真彦(山口道場/RISE 1位、WBCムエタイ日本バンタム級王者&ホーストカップ日本バンタム級(55kg)王者)
結城将人(TEAM TEPPEN/RISE 3位)
第7試合 第2代RISEウェルター級(67.5kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/RISEウェルター級(67.5kg)2位、J-NETWORKウェルター級王者、極真会館2018全日本ウェイト制軽量級(70kg)優勝)
渡部太基(TEAM TEPPEN/元WPMF日本ウェルター級&Krush -67kg王者)※ゴールデングローブから所属変更
第6試合 RISE World Series フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
イグナシオ・カプロンチ(アルゼンチン/ドージョー・セルピエンテ/RISEフェザー級(57.5kg)2位、WKN世界57kg級王者)
スアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ/PKセンチャイジム/プロムエタイ協会スーパーバンタム級王者、元ルンピニー&7ch王者)
第5試合 RISE World Series 64kg契約 3分3R(延長1R)
秀樹(新宿レフティージム/RISEライト級(63kg)2位、K-1 ULTIMATE VICTOR REVOLUTION FINAL -65kgトーナメント2017優勝)
パン・ジュヤン[Pan Jiayun](中国)
第4試合 66.5kg契約 3分3R
HIROYA(TRY HARD GYM/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者)
内村洋次郎(イングラム/パンクラス・フェザー級(65.8kg)12位)
第3試合 ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
北井智大(チームドラゴン/RISE 3位)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISE 4位、元WPMF日本スーパーフェザー級王者)
第2試合 女子46kg契約 3分3R
百花(魁塾/ミネルヴァ・アトム級王者)
那須川梨々(TEAM TEPPEN)
第1試合 女子47kg契約 3分3R
平岡 琴(TRY HARD GYM/極真会館2014全日本女子選手権軽量級優勝)
樋田智子(リアルディール)
オープニングファイト スーパーライト級(65kg) 3分3R
森香津眞(チームドラゴン/RISING ROOKIES CUP 2018スーパーライト級優勝、K-1カレッジ2016 65kg級優勝)
TAIRA(智恵塾/TeamS.A.C)
概要
大会名 Cygaems presents RISE 129
スケジュール 2018年11月17日(土) ロビー開場&物販開始・14:00 客席開場・15:00 オープニングファイト開始・15:10 本戦開始・15:30
中継 GYAO!(無料生配信) スカイA(Part1 12/14(金) 19~21時/Part2 12/22(土) 21~23時)
チケット料金 VIP席 50,000円(完売) SRS席 20,000円 RS席 10,000円(完売) マス席 9,000円(完売) 2階A席 8,000円(完売) 2階B席 7,000円 2階C席 5,000円(完売) ※当日券は各500円アップ。13時より販売 ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス CNプレイガイド キョードー東京
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5319-1860 http://www.rise-rc.com/ http://www.facebook.com/rise2003/