シュートボクシング 11.18 両国国技館:大月晴明「来年10月で20年目。そこまでは頑張りたい」。村田聖明「僕も倒せるパンチを持っている」。植山征紀「10戦無敗の笠原友希に土を付ける」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
神楽坂 江戸川橋 クラミツムエタイジム
立ち技最強、ムエタイを究める!16周年、選手コース開設。ジュニア、女子クラスも。今ならスタート月会費0円!
SHOOT BOXING S-cup 65kg 世界 TOURNAMENT 2018(11月18日(日)両国国技館)のワンマッチに出場する大月晴明、村田聖明、植山征紀の直前インタビューがシュートボクシング協会から届いた。
63kg契約 3分3R(無制限延長R)
西岡蓮太(龍生塾/SB日本ライト級(62.5kg)王者)
大月晴明(マスクマンズ/元Krush -60kg王者、元WPKC世界ムエタイ&全日本ライト級王者)
61.5kg契約 3分3R(無制限延長R)
村田聖明(シーザージム/元SB日本スーパーフェザー級(60kg)王者)
前口太尊(PHOENIX/元J-NETWORKライト級王者)
SB日本スーパーバンタム級(55kg)王座決定トーナメント決勝戦 3分5R(無制限延長R)
植山征紀(龍生塾ファントム道場/SB日本1位)
笠原友希(シーザージム/SB日本2位)
“爆腕”大月晴明「西岡を全力で倒す」
SB日本ライト級王者・西岡蓮太(龍生塾)と対戦する元WPKC世界ムエタイ・ライト級王者・大月晴明(マスクマンズ)。44歳ながらも強打のパンチを武器に日本のトップ戦線で活躍する“爆腕”が2013年12月の大阪大会以来、5年ぶりにSB参戦を果たす。
――2013年12月の大阪大会以来、5年ぶりの参戦のシュートボクシング(以下SB)参戦が決まりました。SBにはどういうイメージがありますか?
「投げ技、立ち関節技をやったことがないので難しくて怖さがあります。試合が決まってからちょっとだけ防御法をやりました」
――ご自身が逆に投げ技、立ち関節技をやる可能性は?
「ないですね(苦笑)。ちょっとだけやってすぐに試合で出来るものではないのでいつものスタイルで勝負するだけです」
――大月選手のあの大振りの独特なモーションから出されるパンチはどうして当たるのでしょうか。
「運がいいんでしょうね(笑)。運が良い悪いは結構大きく勝敗に関わってくるもんなんですよ。あと、練習の賜物だと思います」
――あのスタイルはどのように生み出されたんですか?
「昔から練習に行っている伴流ボクシングジムのスタイルなんです。スタイルにもブームがあって、当時のジムには僕みたいな戦い方をする選手が多かったですね。ボクシング元日本スーパーバンタム級チャンピオンの芹江匡晋さんもそうで、僕とそっくりの戦い方をするんですよ。ボクシング現WBO世界スーパーフェザー級チャンピオンの伊藤雅雪も伴流ジムですが、あいつは全然違うスタイルですね」
――対戦相手の西岡選手についてはどのようなイメージがありますか?
「9月の村田(聖明)選手との試合を見ました。後楽園ホールで生で実際に見ていて若くて強い、ハードパンチャーという印象を受けました」
――どういう試合になりそうですか。
「ガンガン来るタイプではなく、フットワークがうまい選手なので、もしかしたら自分が追いかける展開になるのかなと」
――西岡選手は19歳と若い選手ですが、年齢差25は気になります?
「まだまだ若い選手には負けないという、同年代の人に見せたい意地はありますよね」
――西岡選手は大月選手の戦い方が好きでよく昔の映像を見ていたそうです。
「嬉しいですね(笑)。僕のファンだったという選手と戦うことは今までにも結構ありまし、そういう選手は思いっきり戦ってくれるので僕の方も燃えてきます。よく僕の試合を観られていたということは、研究されているということですよね。西岡選手と以前に話したことがあって凄く好青年だった印象がありますが、試合なので全力で倒しにいきます」
――試合テーマはありますか?
「毎回のことですが、倒しにいくことですね」
――大月選手は1999年にプロデビューして、今回が52戦目。未だトップ戦線で戦い続けられる秘訣はありますか?
「練習を真面目にやってますし、若い選手とも一緒にやっているので刺激をもらっています。疲れないような工夫もしてますし、何よりも大切なのは戦う気持ちを切らさないこと。来年10月で20年目なので、とりあえずそこまでは頑張りたいですね」
――まだ早いですけど、次の一戦をクリアーしての来年の目標はありますか?
「今までと変わらず闘争心、強い気持ちを見せられる戦い方、試合をしていきたいですね」
村田聖明、再起戦に向けて「このままでは終われない」
元J-NETWORKライト級王者・前口太尊(PHOENIX)と対戦する前SB日本スーパーフェザー級王者・村田聖明(シーザージム)。前回9月大会では二階級制覇を狙い、SB日本ライト級王座決定戦に臨むも7Rの死闘の末に西岡蓮太に判定負けを喫した。崖っぷちに立たされた村田は「ここからの挽回を期待して欲しい」と巻き返しを誓った。
――試合が近づいてますが、調整はいかがですか?
「いつも通りしっかり練習出来ているので、いい試合が出来ると思います」
――練習ではどういうところを強化していますか?
「前口選手は結構パワーがある選手なので、真っ向から打ち合っても大丈夫なように対策をダムトレーナーと練っています」
――いつか対戦するとは思っていました?
「全然考えていなかった相手だったので、名前のある選手とやれるので嬉しかったですね。KNOCK OUTで勝次選手との試合はいい試合だったので何度も見ていました」
――21勝のうち15のKO勝ちがあるハードパンチャーです。
「僕も倒せるパンチを持っているので、前口選手のパンチをさばきながら自分の攻撃だけ当てることも考えています。パンチ力だと向こうの方があるかもしれませんが、コンパクトでキレのあるパンチがあるのは僕の方です」
――打ち合って勝つ自信は?
「打ち合ったら盛り上がるので打ち合っても問題ないです」
――前回9月のSB日本ライト級王座決定戦での西岡蓮太選手との一戦も振り返っていただけますか。結果は再延長戦での判定負けした。
「スーパーフェザー級からライト級に階級を上げての初戦で、気持ちの面で足りない部分が大きかったのかなと。いつも通りの気持ちで臨んでしまい、挑戦するという危機感がなく一戦に向ける集中力も懸けていたと思います。今回、前口選手は自分よりも格上の選手だと思うのでモチベーションは高くなっています」
――再延長にもつれ込む接戦でしたが、本戦での手応えはいかがでした?
「凄く研究されていると試合中に感じていて、自分のやりたいことが何もやれなかったのでやりづらかったですね。相手の研究不足もそうですが、試合から絶対に勝つぞという気持ちがありませんでした」
――村田選手は無尽蔵のスタミナを持っていると言われてます。無制限ラウンドでの勝負でしたが、7Rを超えてもまだ戦える余裕はありました?
「きつかったです(笑)。でも、気持ちは切れてなかったので何ラウンドでも攻撃し続ける自信はあります」
――現在2連敗ですが、気持ちの面で落ち込みは?
「2連敗の原因は何かに取り憑かれてしまったからでしょうか。お祓いにいこうかと思います(笑)。前回負けてかなり落ち込みましたが、たくさんの方が応援してくれているのでこのままでは終われないのでもっともっと頑張ります。ここからの挽回を期待して欲しいと思います」
――弟さんの義光選手は今年9月にプロデビューしました。
「弟のプロデビュー戦の時は自分の試合もありましたが、自分の試合よりも緊張しましたね。大丈夫かな?と不安でしたが、あっさりと1RTKO勝ちしていたので嬉しかったですね」
――2戦目では相手の一本背負いを防いでからのチョークスリーパーで見事なKO勝ちした。
「自分でもやったことのない技をうまくやってましたよね。今度の試合で僕もそういう場面があればトライしたいと思います」
――義光選手は昔から器用なんですか?
「いや、たまたまです(笑)。あれだけ相手が投げ技を狙ってきたら絞め技が出来るとは思っていたところでした。彼は絞め技を特に練習しているわけでもないので、何か持っているのかもしれません」
――ちなみに今でも兄弟喧嘩することはありますか?
「小さい頃はよくやっていましたが、小学生になって以来ずっと喧嘩はしたことはありません。兄弟仲はいい方です」
――義光選手の今後の可能性は感じますか?
「182cmと長身で手足を長く身体も強いのでこれからどんどん強くなると思いますよ」
――ご自身のキャリアも抜かしてしまうぐらい?
「シーザージムの若手選手がどんどん育っていて、僕も負けじと練習するのでそれはないと思います」
――兄弟で今後どういう活躍をしていきたいですか?
「義光は僕の弟と言われるのが嫌だと思うので(苦笑)、個人個人でSBを盛り上げられたらと。ですが、SBで目立っている笠原兄弟に僕らも負けじと頑張ります」
――前口戦をクリアーして、来年はどういう一年にしたいですか?
「とりあえず次の試合に何としてでも勝って、連敗の流れを変えてここから連勝していきたいと思います」
――会場に来てくれるファンにメッセージをお願いします。
「2年に一回開催されるS-cupなので前口選手といい試合をして会場を盛り上げます」
植山征紀、3度目のタイトル戦「今回は自分がチャンピオンになる時」
SB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝戦で笠原友希(シーザージム)と対戦する植山征紀(龍生塾ファントム道場)。一回戦、準決勝と連続KO勝ちで勝ち上がってきた植山は、念願の王座獲得を果たすか。
――今回タイトルマッチが決まりました。試合に向けて調整はいかがですか?
「順調に仕上がっていて、タイトルマッチだけでなく、S-cupというビッグイベントでやるので最高にモチベーションは高いです」
――植山選手は今までに2度(2016年11月11日、2017年9月16日)、SB日本スーパーバンタム級タイトルに挑戦していますが、いずれも内藤大樹選手に敗れてベルト獲得ならずでした。今までとは気合いが違いますか?
「そうですね。2回ベルトを逃していて、応援してくれる人の期待を裏切ってきました。一番思うことは、自分、何してんねん!と。めちゃくちゃ悔しい想いをしてきたので、何が何でもベルトを獲るという気持ちで挑みます」
――今振り返って、2度タイトルが獲れなかった敗因はどういうところにあると思いますか?
「まだ自分がチャンピオンになれる人間ではなかったということです。今回は自分がチャンピオンになる時です。しっかり練習してきていますし、しっかりチャンピオンでいる気持ちでいます。2年間悔しい想いをしてきたので、ここでしっかりと決めます」
――試合に向けて一番強化していることはありますか?
「今まで通りの練習をやり、最後まで気持ちを切らさずにやることをしっかり意識しながらやってます」
――対戦相手の笠原選手についてはどのような印象がありますか?
「若くて10代で勢いがあります。何でも出来る印象がありますが、左の攻撃が特に強いですね。10戦無敗の彼に土を付けるのは僕です」
――どういう試合になりそうですか?
「1、2Rは削っていき、後半に倒せたらと思います」
――プロ経験はまだ10戦の笠原選手に対し、植山選手は30戦です。キャリアに差がありますが、今回のタイトルマッチに見合う相手だとは思いますか?
「そうですね。トーナメントが決まってから勝ち上がってくる選手だとは思っていました」
――ご自身はここまで2連続KOで勝ち上がってきました。それもイメージ通り?
「いい感じでトーナメントを勝ち上がってきたので次もしっかり倒すのが理想ですね」
――タイトルを獲ったら、来年はチャンピオンとしてどういう戦いをしていきたいですか?
「他団体にも強い選手がいるので、みんなを倒してもっと上を目指していきたいと思います」
――これまでに3度対戦している内藤選手がS-cupの前日にはRISEのリングで世界最強といわれる那須川天心選手と対戦します。その一戦にはどのような気持ちがありますか?
「那須川選手と対戦できる内藤選手も凄いと思いますが、僕は今目の前の試合に集中するだけです。いずれは内藤選手にリベンジしたい想いがあるので、それを実現するためにもベルトは獲らないといけません」
――では最後にファンにメッセージをお願いします。
「しっかり盛り上げて倒して勝って僕がベルトを巻くので応援よろしくお願いします」
対戦カード
SB日本スーパーバンタム級(55kg)王座決定トーナメント決勝戦 3分5R(無制限延長R)
植山征紀(龍生塾ファントム道場/SB日本1位)
笠原友希(シーザージム/SB日本2位)
スーパーウェルター級(70kg)(肘有り) 3分3R(無制限延長R)
北斗拳太郎(ボスジムジャパン/SB日本王者)
宍戸大樹(シーザージム/元SB東洋太平洋ウェルター級(67.5kg)王者)
63kg契約 3分3R(無制限延長R)
西岡蓮太(龍生塾/SB日本ライト級(62.5kg)王者)
大月晴明(マスクマンズ/元Krush -60kg王者、元WPKC世界ムエタイ&全日本ライト級王者)
61.5kg契約 3分3R(無制限延長R)
村田聖明(シーザージム/元SB日本スーパーフェザー級(60kg)王者)
前口太尊(PHOENIX/元J-NETWORKライト級王者)
58kg契約 3分3R(無制限延長R)
笠原弘希(シーザージム/SB日本フェザー級(57.5kg)王者)
MOMOTARO(OGUNI GYM/WBCムエタイ・インターナショナル・フェザー級王者)
出場予定選手
【S-cup 65kg 世界 TOURANAMENT 2018】
ザカリア・ゾウガリー(オランダ/S-cup 65kg世界トーナメント2016優勝)
海人(TEAM F.O.D/SB日本スーパーライト級王者)
健太(E.S.G/WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者、SB日本スーパーライト級王座決定トーナメント2017準優勝)
鈴木真治(フジマキックムエタイジム/team REBELS/元J-NETWORKスーパーライト級王者)
チョ・ギョンジェ(韓国)
アレクセイ・フェドシーブ[Aleksei Fedoseev](ロシア)
※他2名、組み合わせは後日発表
【ワンマッチ】
MIO(シーザージム/SB日本女子ミニマム級(48kg)王者)
概要
大会名 SHOOT BOXING S-cup 65kg 世界 TOURANAMENT 2018
日時 2018年11月18日(日)開場・13:00 開始・14:00
チケット料金 VIP 50,000円 SRS席 20,000円 RS席 10,000円 マス席 9,000円 B席4,000円 2階A席 8,000円 2階B席 7,000円 2階C席 5,000円 立見 3,000円 ※当日券は各500円UP ※マス席は1マス2名掛け(1人につき1枚のチケットが必要)
チケット販売 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット キョードー東京 CNプレイガイド 後楽園ホール5F事務所 シュートボクシング公式ネットショップ(海人応援シート、MIO応援シートも販売)
お問い合わせ シュートボクシング協会 03-3843-1212 https://shootboxing.org/