SPACE ONE×BOM 5.11 アリーナ立川立飛:吉成名高、ONE日本大会でのKO勝利経てOFGムエタイ3戦目へ「逆にOFGの方がしっくり来るぐらいになってきた」
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SPACE ONE×BOM(5月11日(日)東京・アリーナ立川立飛)に出場する吉成名高のインタビューが、BOMプロモーションから届いた。
OFGムエタイ スーパーフライ級 3分3R
名高・エイワスポーツジム[吉成名高](エイワスポーツジム/元ラジャダムナン認定スーパーフライ級・フライ級&ミニフライ級王者、プロムエタイ協会・WPMF世界・BOMフライ級王者、WBCムエタイ・ダイヤモンド・スーパーフライ級王者、同ナイカノムトム・スーパーバンタム級王者、元ルンピニー・LPNJ・WMC・WBC・IBFムエタイ世界ミニフライ級王者)
チョークディー・ペッセーントーン(タイ)
―― 前回3月のONEでは、元ルンピニースタジアム認定ライトフライ級王者ラック・エラワン選手に3RKO勝ちして、強烈なインパクトを残しましたね。
名高 ONE初参戦ですごくいいデビュー戦を飾ることができてすごく嬉しかったし、長い期間をかけて練習をしてきたのでホッとした気持ちもありました。
―― 今回の試合が決まったのはいつぐらいなんですか?
名高 1カ月ちょっと前ぐらいに決まり、ONEでの試合が終わった後の1週間は休んでいたんですけど、すぐに練習を再開し気持ちを切り替えられたので、仕上がりはめちゃくちゃいいと思います。
―― 今回もオープンフィンガーグローブ(以下OFG)での試合になりますが、やはりONE本戦出場アピールの意味もありますか?
名高 そうですね。自分の中ではやっぱりONEのベルトが欲しく、今はそこに照準を向けているところなので、今回もOFGでやらせてもらえるのはすごく自分にとっていい経験になります。もちろん試合なので、油断は全くしてないですし、ラック選手とやった時以上の気持ちで練習しているので、試合ではすごくいいものを見せて、いいアピールをしたいと思います。
―― 昨年12月のシュートボクシングでの試合がOFG着用初戦となりましたが、その時と比べても今はOFGに関しては慣れてきましたか。
名高 OFG初戦までの試合期間がその前の試合から3週間ぐらいしか空いてなかったので、あの時はちょっとバタバタしたところはあったんですけど、今回の試合までの練習期間もずっとOFGで練習してきて、逆にミット打ちをやる時はOFGの方がしっくり来るぐらいになってきたので、だいぶアジャストしてきた感じがしますね。
―― ここ最近は通常のグローブを着用した練習はしてないんですか?
名高 グローブの感覚を忘れないようにたまにやりますが、やっぱりOFGの方がいいなみたいな感じになりましたね。やっぱり首相撲もやりやすいですし。
―― OFGをはめた練習で新しい発見はありますか?
名高 OFGだと、相手の手首を掴んだりすることもできるので、そこから相手の攻撃を防いだり、自分の攻撃をつなげたりと試しています。前回のONEでも一度試そうとしたら、その時は上手くできなくて攻撃をもらいかけてしまったシーンがありました。今はいろいろと自分の中で試行錯誤してるところはありますが、組み際ではやっぱり使えるシーンがあり、相手の手首を掴んで合気道みたいに手首をひねる技も使える技なので、そういったところを含めていろいろ試していきたいと思います。
―― 手首を捻って崩したりと、OFGならではの技のバリエーションも増えそうですね。
名高 そうですね。OFGだと『この技も決まるかな?』とか考えますし、キャッチの時もやっぱり手が使える分、いろんな幅が広がるかなと思います。前回の試合でも、キャッチする手を左から右手に変えたりと、そういった動きもOFGだとやりやすいのかな、と感じましたね。
―― それを試合中にやってしまうと?
名高 考えていたことが試合になったら自然と体が動いてました(笑)。
―― 次の相手、チョークディー・ペッセーントーン選手に関してはどういう情報がありますか。
名高 田舎のジムでトレーニングしていて、試合になるとバンコクに来てラジャやTrue4uといったリングで試合をしていると聞きました。チョークディーという名前は『前に来る』『ファイトがいい』という意味なので、名前通りどんどん来る選手だと思います。ラジャダムナンのランキングには入っていませんが、僕と今までに戦った選手とやって勝った試合もあれば負けた試合もありました。ランクでいうとラック選手よりは1枚2枚下の選手なのかなと思うんですけど、実力で言ったら決して弱い選手ではなく、タイでしっかり実績のある選手です。エイワスポーツジムのタイ人コーチやトレーナーがみんな知っていたぐらい有名な選手で、「パンチは強い」と言ってましたが、「名高よりは遅いよ」と言っていて、自分も相手の動画を見てそれは感じたことだったので、自分のスピードを使えば被弾することはないのかなと。ただ、OFGだけに一発をもらったらアウトなので、そこはしっかり集中力を高めて臨みたいと思います。
―― 名高選手は36連勝中と勢いがある中、相手は対戦を受けるということはかなり自信があるということですよね。
名高 そうですね。OFGならやりたいという話を聞いたので、俺なら当てられると一発を狙ってくるんじゃないかなと。自分はそんな一筋縄ではいかないよ、というところをラジャダムナン王者として見せたいですね。あっ、もうチャンピオンじゃないんだ! あははは……。
―― まさか自分で突っ込むとは思いませんでした(笑)。3月のONE日本大会に出場したことで、チャンピオンはタイトルを返上しなければならないとの決まりがあり、強制的に返上扱いになったそうですね。
名高 でも、今でも気持ちはラジャダムナンのチャンピオンのつもりです! 試合をすれば僕の強さが分かると思うので、誰が相手でも、しっかり体と気持ちを作ってやるだけだと思います。
―― 今回はどういった技でKOを狙いますか?
名高 相手のスタイルを見てこういった攻撃を狙おうとか考えたりはしてるんですけど、これで倒そうとかということはもう考えず、いつも通りの流れで試合をする。いつも通りのマインドで試合をするというのが、やっぱり自分が一番調子がいい要因だと思うので、倒しに急ごうとせずに自分のスタイルを貫こうかなと。そうすればKOにも繋がるんじゃないかなと思います。
―― 名高選手が強すぎて対戦選びが難航しています。そういう状況についてはご自身でどう思いますか?
名高 日本に来てアウェーの状況で僕とやりたい選手は少なくなってきたのかなと思いますが、タイのリングやONEの舞台になると僕とやりたい選手は多分多そうな気はします。
―― では、モチベーション的にも全然問題なさそうですね。
名高 自分はやっぱり練習が好きですし、ムエタイが好きなので、試合が決まっていない期間があっても、練習もすごくやっていますし、新しい発見や練習中に気づくこともたくさんあるので、やっていて楽しいなと思えることも僕のモチベーションになっています。自分のスタイルが完成したと認めてしまったら、その時点でもう成長が終わったと思うので、常にもっと強くなりたい、もっと上手くなりたいという気持ちを持って練習することも楽しさにも繋がります。
―― 今回は中国のキックボクシングイベント『SPACE ONE』とBOMの合同イベントになりますが、中国にも強さをアピールしたいですか。
名高 中国の方々も僕の試合を見ることになりますし、中国にはかなり強い選手がたくさんいると思うので、僕の強さを見せて中国の選手が僕と試合をしたいと言ってきてくれたら面白い展開になるなと思います。
―― ちなみに城戸選手が名高選手の試合の後にやると「僕の動きがスローモーションに見えるじゃないかと心配なので、ちょっとやめてほしい」と言われてました(笑)。
名高 そんなことないですよ! 城戸選手には城戸選手のスタイルがあるし、城戸選手にしか見せられない技術や技のタイミングがあります。スピードの面では軽量級が速いのは当然ですが、僕もしっかり勝って城戸選手につなげたいです。自分がジュニア時代からずっと見てきた偉大な選手の一人なので、そういう選手と一緒の大会で試合ができるというのはすごく光栄です。今回ONEの試合に続いて、またOFGの試合をやらせてもらうことになったんですけど、ラック選手の試合の時以上のパフォーマンスを見せて、また皆さんに楽しんでいただけるような試合をして、必ず勝ちます!
対戦カード
【SPACE ONE】
SPACE ONEキックボクシング・ライト級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
城戸康裕(TEAM ONE/王者、元Krush・WBKF世界スーパーウェルター級王者、元MA日本ミドル級王者)
ワン・カイフォン(中国/1位)
キックボクシング 54.5kg契約 3分3R
松田龍聖(大原道場/元ラジャダムナン認定バンタム級王者、元ホーストカップ日本フライ級(53kg)王者)
シェン・イージュオ(中国)
キックボクシング 52.5kg契約 3分3R
シワラット・ウォーリンティダ[Siwarat Wor.Rintida](タイ)
黒田斗真(フリー/元K-1バンタム級王者)※K-1ジム心斎橋チームレパード所属から所属変更
キックボクシング 61kg契約 3分3R
ジャン・ロンロン(中国)
羅向[らむ](ZERO/元NJKF&WMC日本ライト級王者)
キックボクシング 67kg契約 3分3R
イー・ユーシュエン(中国)
上西勇弥(TEAM Hi-UP)
【BOM】
OFGムエタイ スーパーフライ級 3分3R
名高・エイワスポーツジム[吉成名高](エイワスポーツジム/元ラジャダムナン認定スーパーフライ級・フライ級&ミニフライ級王者、プロムエタイ協会・WPMF世界・BOMフライ級王者、WBCムエタイ・ダイヤモンド・スーパーフライ級王者、同ナイカノムトム・スーパーバンタム級王者、元ルンピニー・LPNJ・WMC・WBC・IBFムエタイ世界ミニフライ級王者)
チョークディー・ペッセーントーン(タイ)
OFGムエタイ フライ級 3分3R
竜哉・エイワスポーツジム[奥脇竜哉](エイワスポーツジム/WBCムエタイ世界&プロムエタイ協会フライ級王者、元ラジャダムナン・WPMF世界・IBFムエタイ世界・ムエサイアムイサーン・ミニフライ王者、元WMC世界ピン級王者)
ゲンウボン・ポーラックブン(タイ/元ラジャダムナン認定フライ級王者)
ムエタイ フェザー級 3分3R
朝陽・エイワスポーツジム[品川朝陽](エイワスポーツジム/ラジャダムナン認定フェザー級13位、元WBCムエタイ世界&ルンピニー日本スーパーバンタム級王者、元ムエサイアム・バンタム級王者)
パランペット・チョーチャンピオン(タイ)
OFGムエタイ 72.5kg契約 3分3R
MIKE JOE(BATTLE FIELD/TEAM J.S.A)
髙木 亮(Team Preceding)
58kg契約 3分3R
ダウサゴン・バンバンジム(タイ/BANG BANG GYM)
しょーい(湘南格闘クラブ)
64kg契約 3分3R
吉瀧 光(KING LEO)
宇宙・フライスカイジム(FLY SKY GYM)
70kg契約 3分3R
財津大樹(TEAM BEYOND)
佐藤大稀(湘南格闘クラブ)
概要
大会名 SPACE ONE×BOM
日時 2025年5月11日(日)開場・15;00 開始・15:30
会場 アリーナ立川立飛 [HP]
中継 U-NEXT(2,189円/月)
チケット料金 VVIP席50,000円 VIP席30,000円 SRS席15,000円 S席12,000円 A席8,000円 B席7,000円 2F-SS席10,000円 2F-S席8,000円 2F-A席6,000円 2F-B席5,000円
チケット販売 イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ BOMプロモーション(エイワスポーツジム) 045-324-3855 http://bom.tokyo/