K-1 5.31 横浜BUNTAI:ヨードクンポンの65kg王座挑戦決定の稲垣柊、ONE野杁正明のKO勝ちに「力をもらいました」。90kg リュウ・ツァー×ターザン、70kg オウヤン・フェン×フェルドンクとのトリプル王座戦
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5月31日(土)に神奈川・横浜BUNTAIで開催される「K-1 BEYOND(ビヨンド)」の記者会見が、26日に都内会場にて行われ3大タイトルマッチが決定した。すでにK-1 WORLD GPクルーザー級王者のリュウ・ツァー(中国)、K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者のオウヤン・フェン(中国)が、それぞれ防衛戦を行うことが発表されていたが、今回の会見で対戦相手が決まった。(記事提供:K-1 GROUP 写真:(C)K-1)
K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
リュウ・ツアー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP/王者、K-1無差別級トーナメント2023優勝、ISKAインターコンチネンタル・スーパークルーザー級王者)※2度目の防衛戦
ティアン・ターザン[Thian “Tarzan” De Vries」(オランダ/Luc Verheije Fight Club/挑戦者、Enfusionライトヘビー級(93kg)&クルーザー級(88kg)王者)
ターザンは24年12月にK-1へ初参戦し、RUIをわずか27秒でKO勝ち。25年2月にはカルロス・ブディオの強打をもらいながらも、逆転の左フックでマットへ沈め、2連続KO勝ちを収めた強豪だ。
最強の挑戦者を迎えるリュウは、23年9月のK-1 30周年記念無差別級トーナメント一回戦でヴァレンティン・ボルディアヌ、準決勝でアリエル・マチャド、決勝でクラウディオ・イストラテを倒して全試合KO決着で初優勝。24年3月にシナ・カリミアンをKOして第4代K-1 WORLD GPクルーザー級王者となり、9月にマハムード・サッタリを判定で下してタイトル初防衛に成功したばかりだ。
リュウはK-1で6勝5KOと強さを証明しているが、ターザンはK-1で2連続KOだけではなく通算28勝26KOと無敗レコードを更新中。この階級の世界最強決定戦となる。
◆リュウ・ツァー(コメント抜粋)
ターザン選手はこのチャンピオンベルトを獲る気満々でいると聞いています。しかし、試合当日、私は彼にこれまで味わったことのない恐怖を与えるでしょう。私は自分の名誉とこのチャンピオンベルト守り続け、K-1クルーザー級を支配します!
K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
オウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP/王者、WLF武林風 -70Kg級世界王者)※初防衛戦
ダリル・フェルドンク[Darryl Verdonk](オランダ/ファイトチーム・リンガー/挑戦者、元Enfusionライト級(70kg)王者)
“美しい人狼”フェルドンクは、24年3月にK-1 WORLD MAX最強決定トーナメント開幕戦で、和島大海からKO勝ち。7月の準々決勝はデング・シルバに判定負けを喫したものの、10月にスーパーファイトでゾーラ・アカピャンから延長判定勝ちを収めて再起。25年2月はジョムトーン・ストライカージムをKOし、世界トップクラスの実力を証明した。
一方のオウヤンは23年12月に和島大海のK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルに挑戦し、2RKOを収めて第5代王者に。24年3月のK-1 WORLD MAX最強決定トーナメント開幕戦では、パスカル・シュロスを判定で下すも決勝ラウンドは怪我で欠場となった。10月はWLF MAX-70kg級王座決定トーナメント予選でヨハネス・バース、アレクセイ・ウリアノフに勝利。25年1月のWLF MAX-70kg級王座決定トーナメント決勝ラウンドでは、ルオ・チャオ、 ハン・ウェンバオを破り頂点に立っている。
オウヤンはK-1で2戦無敗、フェルドンクは3勝(2KO)1敗となっている。最強説が広まってきているオウヤンが、フェルドンクのパンチ連打をいかに攻略するのか注目が集まる。
◆オウヤン・フェン(コメント抜粋)
K-1のリングに立つのは本当に久しぶりになりますが、ファンの皆さんは私に期待してくれているでしょうか? 対戦相手のフェルドンク選手はオランダの天才ファイターと称されている、実力のあるとても強い選手です。しかし、私はこの手にあるK-1のチャンピオンベルトを全力で死守します!
◆ダリル・フェルドンク(コメント抜粋)
オウヤン・フェン選手は常に前に出てくるファイターとして知られていますが、僕も同じです。だからこそ、この試合は激しい戦いになると確信しています。最終的に勝つのは、一番大きなハートを持ったファイターです。オウヤン・フェン選手は強くて、堅実で、本物のスキルを持った選手。だからこそ、僕がただ「残る」ために来たんじゃない、「支配する」ために来たってことをみんなに証明する。最高のチャンスです。
逆襲の稲垣柊、タイトル挑戦で王者ヨードクンポン攻略へ!「パンチ強いがゆえの穴もある」
K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/王者、トップキング&MXムエエクストリーム-70kg級王者)※2度目の防衛戦
稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン/挑戦者、Krushスーパー・ライト級王者)
ヨードクンポンは24年9月に開催された第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメントでカン・ピナール、イオヌット・ポパから連続KO勝ち。決勝は稲垣柊を破り、新王者となった。25年2月はK-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチで鈴木勇人をKOし、初防衛に成功したばかりだ。
対する稲垣柊は、K-1とKrushで11連勝した後、24年9月の第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント一回戦でレニー・ブラジをKO。準決勝ではトーマス・アギーレを撃破。決勝はヨードクンポン・ウィラサクレックに敗れ、K-1王者まであと一歩だった。25年2月は佐々木大蔵から判定勝ちを収め、今回、ヨードクンポンの持つK-1スーパーライト級王座挑戦へ駒を進めた。
K-1の宮田充プロデューサーは、「ドラマティックなタイトル奪取を目指してほしい。先日、ONEで野杁正明選手が素晴らしいKO勝ちを見せてくれました。ベルトを獲るからには、野杁選手のような誰も文句が出ないような胸を打つ倒しっぷりに期待しています。それができれば、稲垣選手の時代が来ると思います」と期待をかけた。
◆稲垣柊
先ほど宮田プロデューサーからありましたように、ヨードクンポン選手は65kgで連勝しています。皆様の応援をパワーにかえて、リング上でぶっ倒したいと思います。
(ヨードクンポンの印象(対、右に強いのかなと正直思っています。あとは100何戦しているベテラン。難攻不落で一番強い印象です。
(ヨードクンポンの前回の鈴木勇人戦の印象)展開は予想していたんで。そうなるのかなと思いました。ただ、ムエタイなんですけどパンチが強いなと感じました。
(前回の佐々木大蔵戦で得たもの)昨年9月が終わって、すぐにヨードクンポン選手とやりたかったんですけど、あの試合をはさんでよかったなと思っています。勝ちだけではなく、いろいろなものを得た試合でした。僕はダウンを取られたことがあまりなかったので、そこでの冷静さをリング上で感じましたし、反省点、改善点が出た試合だったのでよかったです。
(なぜヨードクンポンとすぐにやりたいと思った?)トーナメントだったので一回戦のダメージもありましたし、フラットな状態でやりたいと思っていました。
(タイトル戦へ向けて強化すべき点)K-1は首相撲がダメなんですけど、あの試合はグレーゾーンでこかされたりして、首相撲の大切さがわかりました。今は首相撲だったり、いろいろなことを強化していますので、5月31日を楽しみにしてほしいなと思っています。
(首相撲の特訓で得られるものは?)体幹が強くなっていますし、首が強くなって打たれ強くもなっていると思います。
(タイトル戦へのテーマは?)相手がムエタイの選手なので、今回は蹴り倒します。
(短いスパンでの自信は?)9月が終わってから、いつでもヨードクンポン選手とできるようにやってきました。半年以上やってきたので大丈夫です。
(穴は?)今、連勝でKO勝ちも多いんですけど、パンチが強いがゆえの穴もあるので、そこを突いていきたいです。
(蹴りよりも左フックを警戒?)蹴りも重かったです。でも、左フックですかね、一番は。
(宮田プロデューサーから、野杁選手のようなKO勝ちをしてほしいという言葉があったが、兄の澪と野杁選手が似ているという声もあるが)ああ、お兄ちゃん、たしかに似てますね。お兄ちゃんに、顔とか表情のアドバイスをもらいます(笑)
(試合内容は?)それは本当に思っていて、今連勝していて強いチャンピオンなので、ギリ判定で勝って世代交代も違うと思います。しっかり、いい勝ち方で内容で勝ってKrushのベルトともに65kgを僕の階級にしたいです。
(野杁×タワンチャイは見た?)PPVで見ました。下馬評を覆して凄いなと思いました。力をもらいました。多くの選手が力をもらったと思います。
◆ヨードクンポン・ウィラサクレック(※会見は欠席。コメント抜粋)
最高の準備をして、全力を尽くします。ぜひ5月31日の試合を見てください。ゴンナパーとゲーオさんが試合の準備を手伝ってくれて、心の支えにもなってくれました。そのおかげで、5月31日の試合に向けてしっかりと気持ちを整えることができました。ウィラサクレック会長には、トレーニングや試合に関するサポートとアドバイスをいただき、本当に感謝しています。全力を尽くします。
対戦カード
K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
リュウ・ツアー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP/王者、K-1無差別級トーナメント2023優勝、ISKAインターコンチネンタル・スーパークルーザー級王者)※2度目の防衛戦
ティアン・ターザン[Thian “Tarzan” De Vries」(オランダ/Luc Verheije Fight Club/挑戦者、Enfusionライトヘビー級(93kg)&クルーザー級(88kg)王者)
K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/王者、トップキング&MXムエエクストリーム-70kg級王者)※2度目の防衛戦
稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン/挑戦者、Krushスーパー・ライト級王者)
K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
オウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP/王者、WLF武林風 -70Kg級世界王者)※初防衛戦
ダリル・フェルドンク[Darryl Verdonk](オランダ/ファイトチーム・リンガー/挑戦者、元Enfusionライト級(70kg)王者)
第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王座決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R(延長1R)
横山朋哉(リーブルロア/Krushスーパー・フェザー級王者)
イゴール・ベクレフ[Egor Bikrev](ロシア/クズバス・ムエタイ/IFMAロシア・ライト級(60kg)王者)
第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R(延長1R)
ホァン・シュアイルー[Huang Shuailu](中国/ホワイトシャーク・ファイトクラブ/CFP/WLF武林風-60kg挑戦者決定トーナメント優勝、2022年中国キックボクシング選手権-63kg級優勝)
マシュー・ダールマン[Matthew Daalman](オランダ/ヘマーズジム/元Enfusionバンタム級(61kg)王者、ECE世界バンタム級(61kg)王者)
第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王座決定トーナメント・一回戦(3) 3分3R(延長1R)
中島千博(POWER OF DREAM/元Krushスーパー・フェザー級王者、極真会館全日本ウェイト制2017軽重量級優勝)
アリ・ラーマリ[Ali Laamari](スペイン/チーム・ジーザス・カベーロ/ISKAインターコンチネンタル・スーパーフェザー級(59kg)王者、WKN欧州フェザー級(60kg)王者)
第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王座決定トーナメント・一回戦(4) 3分3R(延長1R)
レミー・パラ[Remi Parra](フランス/カルカリアス/NDCフェザー級(64.5kg)王者、ISKA世界スーパーライト級(63.5kg)王者)
松山勇汰(ALONZA ABLAZE/K-1甲子園2020 -60kg優勝)
第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王座決定トーナメント・リザーブマッチ 3分3R(延長1R)
レオナ・ぺタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/元K-1&Krushスーパー・フェザー級王者)
天野颯大[そうた](キング・ムエ/K-1甲子園2021 -60kg優勝)
第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王座決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王座決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者
一回戦(4)勝者
第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王座決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者
【プレリミナリーファイト】
51kg契約 3分3R
海凪[みなぎ](RAUSU GYM)
大久保世璃[せり](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
嶋 拓実(K-1 GYM横浜infinity)
内田竜斗(チーム・タイガーホーク)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
渡邉 陸(POWER OF DREAM)
石川 慶(team NOVA)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
安 晟太[じょうた](サクシードジム team EXCEED)
小野寺隼[はやと](K-1ジム大宮チームレオン)
概要
大会名 K-1 BEYOND
日時 2025年5月31日(土) 開場・11:00 プレリミナリーファイト開始・11:30 本戦開始・13:00(予定)
会場 横浜BUNTAI [HP]
中継 ABEMA、 GAORA(生放送 18:00~22:00)
チケット料金 ロイヤルシート 70,000円 アリーナSRS席 50,000円 アリーナRS席 30,000円 アリーナS席 15,000円 スタンドS席 15,000円 スタンドA席 10,000円 スタンドB席 7,000円 ※当日500円アップ
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