GLADIATOR 1.12 大阪 176BOX:パン・ジェヒョク×ダギースレン、オトゴンバートル×今井健斗、田中有×キルクリフFCデマルケス・ジャクソンで3階級王座決定戦。南友之輔×吉田開威でバンタム級暫定王者決定戦
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
格闘技医学会
現場で役立つ格闘技医学を研究/公開/実践中!
GLADIATOR 029(1月12日(日)大阪・176BOX)の対戦カードが発表された。2025年の年始を飾る今大会では、4階級で王座決定戦を実施。1階級は暫定王者決定戦で日本人対決だが、それ以外の3階級は国際戦の構図となっている。フロリダの名門キルクリフFCの所属で佐藤天の推薦するデマルケス・ジャクソンが初参戦し、田中有とライト級王座を争う。11月のRoad To UFCフライ級決勝では、GLADIATORで2連勝していたチェ・ドンフンが優勝しており、今回の出場者から世界に羽ばたく選手が登場するかもしれない。
GLADIATORから主要カードの見どころ紹介が届いている。
河名マストの返上した王座を賭けてパン・ジェヒョクとダギースレンが再戦
河名マスト選手の返上したフェザー級王座を賭けてパン・ジェヒョク選手とダギースレン・チャグナードルジ選手が対戦することが決まりました。
前GLADIATORフェザー級チャンピオン河名選手はRoad to UFCフェザー級トーナメント準決勝敗退後、新たな道を進み世界の最高峰を目指すことを決め、同王座を返上することとなりました。
Gladiatorでは7月の「GLADIATOR 027」と「GLADIATOR CHALLENGER SERIES 02」、11月の「GLADIATOR 028」と同王座への挑戦権を賭けたトーナメントを進め、勝ち上がってきたバン・ジェヒョク選手とダギースレン選手の間でトーナメント決勝戦=挑戦者決定戦が1月大会で組まれることになっていました。
しかし今回、河名選手の王座返上を受け両者の対戦はフェザー級王座決定戦として実行される運びとなりました。
パン・ジェヒョク選手とダギースレン選手は昨年9月に同王座決定トーナメント決勝で戦う予定でしたが、ダギースレン選手の計量失敗で決勝戦が不戦勝扱いとなったパン・ジェヒョク選手の腰にベルトが巻かれました。また、ノンタイトルのキャッチ戦として両者は拳を交え、パン選手が判定勝ちを収めています。
そんな因縁浅からぬ両者、気持ちも新たなにベルトを賭けて戦うことに関しての意気込みと、ベルトを返上した河名選手のコメントは以下の通りです。
◆河名マスト
「この度、私河名マストはGLADIATORフェザー級王者を返上します。GLADIATOR王者になったことで、格闘技の世界で何者かになることができました。自分の目標であるUFCへの挑戦、RTUで戦うことができたのもGLADIATOR王者になったおかげです。これからも自分の信じる相手に向き合い、格闘技界をサバイブしていきます。GLADIATORで戦えたこと、櫻井代表、長谷川さんをはじめ運営の皆様、ファンの皆様に感謝します。ありがとうございます」
◆パン・ジェヒョク
「河名選手とタイトルをかける試合が出来なくて、すごく残念です。お互いもっと上の舞台で、いつか戦えることを期待したいですね。今回の相手は以前、勝っているので今回こそKO勝ちし前回取り逃したボーナスも手に入れたいと思います。殺すか殺されるかの命をかけて試合するので、応援宜しくお願い致します」
◆ダギースレン・チャグナードルジ
「1月12日の試合、凄く楽しみです!去年は自分のミスで体重を落とせず、ベルトを獲る機会を逸して悔しい思いをしました。チャンピオンベルトを賭けて戦えること、本当に嬉しいです。あの時とは違う、成長した自分を見せたいと思っています。トレーニングに励みます。対戦相手のパン選手には、1年前の自分とは違うことを知っていてほしいです。最高の試合をして、必ずベルトを持ち帰ります」
オトゴンバートル×今井健斗の間でGLADIATORフライ級王座決定戦が決定!
GLADIATORフライ級王座決定戦として、オトゴンバートル・ボルドバートル選手と今井健斗選手が対戦することが決定しました。
同王座はニャムジャルガル・トゥメンデムベレル選手の返上後は空位となっていましたが、今年の2月より王座決定トーナメントを実施してまいりました。その後、準々決勝を勝ち抜いたチェ・ドンフン選手のRoad to UFC出場が決まり、同じくイ・スンチョル選手が負傷でトーナメントを離脱。5月大会で決勝戦として元王者NavE選手とオトゴンバートル選手の間で王座決定戦が行われる運びとなりました。
しかしながら、NavE選手が練習中の負傷により長期離脱となり、この間もGLADIATOR、そして他プロモーションでキャリアを積み重ねたオトコンバートル選手からは常に王座戦を要望する声が届いておりました。
一方NavE選手は手術に踏み切り、1月に試合をすることが事実上不可能という状態になったため、オトゴンバートル選手はタイトルを戦う資格を持ち続けていることを考慮し、次回大会で今井選手とタイトル戦を組むことと致しました。
まずは王座決定戦出場を回避せざるを得なかったNavE選手の現状報告をさせて頂きます。
◆NavE
「この度、フライ級トーナメント決勝戦を控えておりましたが、ヒザの靭帯断裂により欠場してしまい大会関係者の方々にご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
現在は復帰を目指しリハビリに励んでいます。自分いま、格闘技貢献にも力を入れていますが、ファイターとしても最後に一花咲かせるつもりなので復帰を楽しみにしていてください!
こんなスリルのある世界を簡単にはやめられません。色々な方のお力添えのおかげでファイターとして活動できますが、ファイターとしては自分の勝利のためだけに活動していきます!その結果皆が喜んでくれれば幸いです! 皆が忘れた頃に爆発するのでお楽しみにお待ち下さい」
オトゴンバートル選手とタイトルを争うことになった今井健斗選手は、今年の5月にGLADIATORに初参戦を果たし圧倒的に不利と予想された元プロ修斗世界ストロー級チャンピオン山上幹臣選手との対戦で、下馬評を覆し3Rパウンドアウトで番狂わせを起こしました。
その後も7月に他団体と10月の「GLADIATOR 028」と勝利を重ね、国際戦をアピールしていました。今回は結果とその勢いを買って今井選手とオトゴンバートル選手の間でタイトル戦を組む運びとなりました。GLADIATORでは試合結果は当然として、選手達の勢い、やる気を評価し、その想いをぶつけるに相応しい場に抜擢していく所存です。
そしてフライ級のベルトを賭けて戦う両者の意気込みは以下の通りとなります。
◆オトゴンバートル・ボルドバートル
「タイトル戦が決まり、とても嬉しいです。トレーニングはいつも通り行っていて、コンディションも良いです。試合の準備は万端です。対戦相手が誰であっても、私は試合を受ける準備ができています。素晴らしい試合をさせていただけて、GLADIATORに感謝しています」
◆今井健斗
「GLADIATOR 3戦目にして早速タイトル戦のオファーを頂きありがとうございます。オトゴンバートルとはいつか当たると意識していましたが、思ったより早く機会を頂けて嬉しいです。過去最強の相手ですが、試合当日ベストの自分をぶつけて必ず勝ちます。下馬評をひっくり返してベルトを岐阜に持ち帰るので楽しみにしていて下さい」
GLADIATORライト級王座決定戦 田中有×キルクリフFCのジャクソン
GLADIATORライト級王座決定戦を田中有選手とデマルケス・ジャクソン選手の間で執り行うことを決定しました。
キ・ウォンビン選手の返上後、暫定王者の佐々木信治氏が正規王座に就いていたライト級王座ですが、同氏の引退により空位となっていました。
田中選手は既に挑戦者決定戦に勝利してその権利を有していたにも関わらず、機会が巡って来なかったことを受けて3月にジョン・ハングク選手と暫定王座決定戦を戦いました。しかしながら、ハングク選手が計量失敗で田中選手が勝利した時のみ暫定王者が誕生する変則タイトル戦で、ハングク選手が勝利したことで暫定王座も空に浮いたままでした。
本来であれば田中選手とハングク選手との間で、今回の王座決定戦を組むべき状況でありましたが、ハングク選手が母国の団体と契約を結びGLADIATORで試合を組むことは困難な状況に陥ったため、この度ジャクソン選手と王座決定戦を組む運びとなりました。
ジャクソン選手はフロリダの名門キルクリフFCの所属で、同ジムのチームメイトである佐藤天選手の強い推薦により、今回のタイトルマッチ出場が決まりました。過去にGLADIATORとパートナーシップを結ぶLFAでタイトル戦を経験し、メジャー団体のBellatorで活躍してきたジャクソン選手が、初来日でどのような力を発揮するのか。
そして田中選手が念願のベルトを巻くこととなるのか。熱戦をご期待ください。
ライト級王座決定戦に臨む両者の意気込みは以下の通りです。
◆田中有
「タイトルマッチに向けて前回の試合は情けない試合をしてしまい自分に呆れてしまい『もうダメかな』と思って弱気になっていました。でも今の自分は違います! 僕にとってはこれがラストチャンスだと思っています。絶対勝つ。なんとしでも勝つ。死ぬ物狂いで勝ちにいく。それしか考えていません。絶対チャンピオンになり、GLADIAORを背負いLEAや世界の舞台に自分も挑戦したいです! 2025年1発目の試合、GLADIATORを盛り上げます! 皆さん、楽しみにしていて下さい!!」
◆デマルケス・ジャクソン
「日本のMMAの影響で、MMAを見始めた。だから日本のMMAファンの前で戦うのは私の生涯の夢だった。GLADIATORのために、そして彼らのタイトルベルトを賭けて対田中優と戦うことにとてもワクワクしている。彼は非常にバランスの取れたファイターで、勝利を確実にしようとテイクダウンを狙ってくるので、どこでも戦う準備ができていなければならない。素晴らしい戦いになるだろうし、挑戦を楽しみにしている!!」
南友之輔と吉田開威はバンタム級暫定王座決定戦で激突!
南友之輔選手と吉田開威選手の間で、暫定バンタム級王座決定戦が実施されることが決まりました。
また7月の「GLADIATOR CS 02」で元バンタム級王者テムーレン・アルギルマー選手をKOで下し王座挑戦をアピールしていた南選手ですが、チャンピオンの竹中大地選手が来年春のRIZIN出場を目標に、このタイミングで王座防衛戦を戦うことへの同意がなかったため、同階級の動きの鈍化を回避するため吉田選手と暫定王座決定戦を組むことを決定いたしました。
2000年9月生まれ、24歳の南選手は昨年9月の「GLADIATOR 023」でプロデビューを果たして以来、他プロモーションでのNCを除くとGLADIATORで4連勝中、うち3試合がフィニッシュ勝利を挙げています。
対して1999年10月生まれ、25歳の吉田選手も昨年6月の「GLADIATOR 022」でプロデビューし、中国での勝利を挟んで6勝0敗。3つのKO勝ちというパーフェクトレコードを誇っています。
南選手は全空連の空手、吉田選手は硬式空手で実績を残すストライカーで、共にUFCを目標に掲げている期待の新鋭です。
どちらが勢いそのままベルトを巻くのか、南選手と吉田選手の暫定王座戦に向けての抱負となります。
◆南友之輔
「チャンピオンが逃げたので暫定になりましたが、ベルトはしっかりもらいます!打撃も組みもパワーアップした姿をお見せします。応援宜しくお願いします」
◆吉田海威
「いつかやる事になると意識していたので、このチャンスが貰えて嬉しいです。違うルールの空手の打撃家同士ですが、硬式空手がより強いことを証明します。自分の打撃を出し切ってKOします。必ず面白い試合になると思いますので注目して下さい! PS 南選手へ。体重には気をつけてください」
また今大会では既に3回戦が3試合、2回戦も6試合が決定しています。
ライト級3回戦ではチハヤフル・ヅッキーニョス選手が階級を上げて出場。韓国でタイトル戦も経験している岩倉優輝選手と戦います。
階級を上げるという点では井上啓太選手も同様にウェルター級で、森井翼選手と。
そしてヅッキーニョス選手と同様に今年はフェザー級トーナメントで経験を積んだ水野翔選手が桑本征希選手と戦います。
対戦カード
GLADIATORフェザー級王者決定戦 5分3R
ダギースレン・チャグナードルジ[Dagiisuren Chagnaadorj](モンゴル/シャンダスMMAフィットネスセンター/MGL-1フェザー級王者)
パン・ジェヒョク[Bang JaeHyuk](韓国/コリアントップチーム/元GLADIATORフェザー級王者)
GLADIATORフライ級王者決定戦 5分3R
今井健斗(マーシャルアーツクラブ中津川)
オトゴンバートル・ボルドバートル[Otgonbaatar Boldbaatar](モンゴル/シャンダスMMAフィットネスセンター)
GLADIATORライト級王者決定戦 5分3R
田中 有(Reliable)
デマルケス・ジャクソン[Damarques Jackson](米国/キルクリフFC)
GLADIATORバンタム級暫定王者決定戦 5分3R
南友之輔(BRAVE)
吉田開威(朋武館)
ライト級 5分3R
チハヤフル・ヅッキーニョス(MIBURO)
岩倉優輝(NICE BAD GYM)
フェザー級 5分3R
水野 翔(STYLE)
桑本征希(SMOKERGYM)
ウェルター級 5分3R
森井 翼(LIGHT CLUB)
井上啓太(GROUND CORE)
バンタム級 5分2R
ルキヤ(正道会館 大河道場)
藤原克也(SMOKERGYM)
フェザー級 5分2R
田口翔太(Asura)
花園大輝(POLARGYM OSAKA)
フライ級 5分2R
古賀珠楠(STYLE)
八木祐輔(TKエスペランサ)
ライト級 5分2R
八木敬志(猛者連本部)
キンコンカンコンケンチャンマン(U.B.F)
バンタム級 5分2R
秋田良隆(KINGGYM KOBE)
熊崎夏暉(BRAVE)
ウェルター級 5分2R
後藤丈季(kyoto SEIKENKAI)
松生知樹(パラエストラ広島)
フライ級 5分2R
岩崎圭吾(SMOKERGYM)
福島祐貴(BURST)
ストロー級 5分2R
塩川玲斗(修武館)
高橋佑太(BURST)
バンタム級 5分2R
原田康平(SMOKERGYM)
中村将大(毛利道場)
オープニングファイト バンタム級 5分1R
岩田虎之助(G-FREE)
小林龍輝(BURST)
オープニングファイト ライト級 5分1R
LUCKYBOY慶輔(U.B.F)
内山裕太郎(毛利道場)
概要
大会名 BODYMAKER presents GLADIATOR 029
日時 2025年1月12日(日)開場・12:00 オープニングファイト開始・12:30(予定) 開始・13:00(予定)
会場 176BOX(大阪府豊中市庄内東町5丁目7−25)
チケット料金 VIP席 25,000円 自由席 9,000円 ※1歳よりチケットが必要
チケット販売 GFスポーツインターナショナル 出場選手・所属ジム
お問い合わせ GFスポーツインターナショナル 073-499-7787(9時~17時 日、祝休日) https://gladiator-fc.com/