パンクラス 9.29 立川:ウェルター級王者決定戦出場の押忍マン洸太から禁止物質検出でペナルティ
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
センチャイムエタイジム中野
本場のムエタイ、教えます。初心者、ダイエット目的の方も大歓迎!まずは見学・体験を!
PANCRASE 347 9月29日 立川ステージガーデン大会でのウェルター級王者決定戦で佐藤生虎(しょうご)と対戦した押忍マン洸太(おすまんこうた)から、ドーピング検査の結果、禁止物質が検出されたことを、パンクラスが11月17日に発表した。
キング・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ(第17代王者決定戦) ウェルター級 5分5R
―押忍マン洸太(DESTINY JIU-JITSU/1位)
―佐藤生虎[しょうご](UNITED GYM TOKYO/4位)
無効試合
9.29 立川でのウェルター級王者決定戦・押忍マン洸太 vs. 佐藤生虎は、当初、佐藤の3R30秒TKO勝ちという裁定だった。だが押忍マン陣営のパンクラス側への異議申し立てと審議の結果、佐藤のフィニッシュ直前のパウンドが押忍マンの後頭部に当たっていたとみなされ、ノーコンテストに裁定が変わり、王座も空位となっていた。(パンクラスの10月26日の発表についての記事はこちら)
パンクラスでは米国の検査機関に依頼し、19年7月の大会から、チャンピオンシップの試合でドーピング検査を実施している。9.29 立川大会では3階級でチャンピオンシップが行われ、押忍マンから禁止物質が検出されたという。
パンクラスは「押忍マン洸太選手は、試合の約1ヶ月前に海外でトレーニングキャンプを実施。その際、食事や飲料、サプリメントなどを通じて、無意識のうちに禁止物質を摂取した可能性があります。試合前に提出された申告書にはその記載はなく、本人も面談の中で『全く身に覚えがありません』と述べていました」と経緯を分析・説明している。押忍マンには試合日から200日間の出場停止・ファイトマネーの40%返還のペナルティが科された。
パンクラスでは今年3月の立川大会での女子フライ級チャンピオンシップ・端貴代(王者)vs. 重田ホノカ(1位)においても、検査の結果、両選手とも興奮剤のエフェドリンの陽性反応が確認され、パンクラスは重田に100日間の出場停止・ファイトマネーの20%返還、端には80日間の出場停止・ファイトマネーの10%返却のペナルティを科し、他の選手にも摂取物への意識を高めるよう呼びかけていた。この呼びかけのあと、押忍マンの違反は発生した。押忍マンから検出された禁止物質は非公開だが、重田の2倍のペナルティが科された。
以下はパンクラスから11月17日に届いたプレスリリースからの抜粋。
アンチ・ドーピング検査結果
弊社が2019年7月21日の307大会から米国にある「Sports Medicine Research & Testing Laboratory」にて行っているアンチ・ドーピング検査ですが、下記の大会についてお知らせさせて頂きます。なお、今後もタイトル戦は引き続きアンチ・ドーピング検査を行っていきます。
記
2024年9月29日 立川ステージガーデン
https://www.pancrase.co.jp/data/result/2024/0929.html第13試合 キング・オブ・パンクラス チャンピオンシップ ウェルター級/5分5R
押忍マン洸太 (DESTINY JIU-JITSU /1位)
佐藤 生虎 (UNITED GYM TOKYO /4位)
※無効試合結果:
押忍マン洸太選手から禁止物質が検出されました。経緯:
押忍マン洸太選手は、試合の約1ヶ月前に海外でトレーニングキャンプを実施。その際、食事や飲料、サプリメントなどを通じて、無意識のうちに禁止物質を摂取した可能性があります。試合前に提出された申告書にはその記載はなく、本人も面談の中で「全く身に覚えがありません」と述べていました。ペナルティ:
押忍マン洸太選手には以下の処分が科され、本人もこれを受け入れました。
200日間のサスペンド(試合出場停止)
ファイトマネーの40%返還総括:
海外滞在中は特に、食事や飲料、サプリメントなどに含まれる原材料を確認することが難しい場合があります。これを受け、本人および所属ジムの代表から以下のコメントをいただいております。「今後、海外でのトレーニングキャンプについては再検討せざるを得ません。身に覚えはありませんが、結果は真摯に受け止め、反省しています」
最後に、公開に同意してくださった押忍マン洸太選手には深く感謝申し上げます。
また、スポーツ選手の皆さまには、日頃から口にするものに対する意識をさらに高めていただければ幸いです。
以下に、参考になり得るサイトを記載しておりますので、ご参照ください。うっかりドーピングを防止しよう | 公益社団法人東京都薬剤師会 (toyaku.or.jp)
国スポドーピング検査 – アンチ・ドーピング – JSPO (japan-sports.or.jp)以下の全選手は「禁止物質、またそれらの代謝物は認められない」です。
2024年9月29日 立川ステージガーデン
https://www.pancrase.co.jp/data/result/2024/0929.html第15試合メインイベント キング・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ ライト級5分5R
○雑賀 ヤン坊 達也(DOBUITA/第9代王者)
×久米 鷹介(ALIVE/1位、第7代王者)
2R 0’27” TKO (レフェリーストップ:グラウンドのパンチ) ※雑賀が初防衛第14試合 コーメインイベント クイーン・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ
女子ストロー級 5分5R
○ソルト(マルスジム/第5代王者)
×藤野 恵実(JAPAN TOP TEAM/パンクラス1位・第3代王者)
判定3-0 ※ソルトが初防衛