RISE伊藤隆代表、YA-MANと木村“フィリップ”ミノルは「殴り合って決着つけたらいい」。ドーピング検査についてITA(国際検査機関)と「再来週、打合せをします」
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RISEの伊藤隆代表は8月31日のRISE 181 後楽園ホール大会の終了後の記者会見の中で、今後の大会のことや、ドーピング検査についてコメントした。
大会前日の30日、木村“フィリップ”ミノルが「そういえばYA-MANが俺のことインスタライブかなんかで煽ってたよな??OFGルールなら勝てるとか?俺も舐められたもんだな」とXに記すと、RISE OFGM -65kg級王者のYA-MANは「逆にオープンフィンガーで俺に勝てると思ってるの?舐めんじゃねーぞ」と言い返し、31日昼には木村も「YA-MANが本気ならOFGでいいよ。体重は合わせて貰うけど。負ける気がしないよ」と返していた。
このやりとりについて聞かれたRISEの伊藤代表は「殴り合って決着つけたらいいと思います」と即答。「過去に(ドーピングで)問題のある選手をRISEに上げるのですか」という質問に対し、「FIGHT CLUBは僕自身が絡むわけじゃないんですね。運営がRISEクリエーションで絡む部分はあるんですけど」と答えた。
FIGHT CLUBは昨年11月、ABEMAとRIZINのプラットフォームでPPV中継された配信主体の大会。RISEが運営を担当しているが、主催は「FIGHT CLUB実行委員会」という、ABEMA等との共同の形となっていた。RISE OFGマッチのルールが採用され、RISEの選手も多数参戦し、メインイベントではYA-MANが朝倉未来を77秒でKOしたことで話題を呼んだ。2回目は未定だが、2回目をYA-MANと木村の対戦の場として用意する可能性を示唆した形だ。
その話の流れで、伊藤氏は「ドーピングに関しては、ITA(国際検査機関)というスイスに本部のあるオリンピックとかにも絡んでいるドーピング検査(機関)と、再来週、打合せをします。年末に向けて、トーナメントと今後のタイトルマッチ、あと抜き打ち(検査)をやっていきたいです」とコメントした。ITA(International Testing Agency)はIOC(国際オリンピック委員会)により2018年に法人設立された機関で、RISEと協力関係にあるGLORYの紹介で協議することになったという。
伊藤氏が話す「トーナメント」とは、12月21日の幕張メッセ大会で行われる、GLORYとの共同開催となる65kg契約・8選手参加の1DAYトーナメントのこと。RISEからは原口健飛、白鳥大珠の出場が内定し、9月8日の横浜BUNTAI大会では査定試合としてチャド・コリンズ vs. 麻火佑太郎、中野椋太 vs. イ・ソンヒョンが組まれる。この2試合の勝者を加えた4人がRISE側の選手となり、残り4選手はGLORY推薦という構図になる可能性が高い。
伊藤氏は8日の横浜大会について「ゲストとして(GLORY王者&元RISE世界王者の)ペットパノムルンが来ます。GLORYのスタッフも1名来ます。12月の大会の発表を、当日と、翌日9日にも会見をします。(8日の結果で)ある程度選手も決まるので、その選手も含めて会見をします」とコメントしている。