K-1 9.24 さいたまスーパーアリーナ:舌戦さらにヒートアップ、そして延焼… 芦澤竜誠「ヤンキーぶんなよ」「試合後の仲良しこよしはいらない」、小澤海斗「お前がホラ吹き」「村越がベルト巻いているとフェザー級が死ぬ」
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K-1 9月24日(月/休)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ大会で対戦するフェザー級の芦澤竜誠と小澤海斗が今週、公開練習を行った。対戦発表の記者会見等で舌戦や乱闘を繰り広げた両者。お互いのコメントに噛み付き合い、舌戦はヒートアップする一方で、他の選手への不満も噴き出すが、その言葉からは、2人の価値観やファイターとしてのポリシーも垣間見えてくる。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 練習時写真 (C)M-1 Sports Media)
芦澤竜誠、小澤海斗に言いたい放題!
「小澤は俺につっかかってくるレベルじゃない。
試合が終わって仲良しこよしもいらない」
9月4日(火)東京・新宿区にあるK-1ジム総本部チームペガサスにて、9月24日(月・休)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~」の[スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R]で小澤海斗と対戦する芦澤竜誠が公開練習を行った。
対戦カード発表記者会見での乱闘騒ぎに始まり、大きな注目を集めている芦澤vs小澤海斗のスーパーファイト。この日の公開練習はK-1ジム総本部チームペガサスのプロ練習の一部をそのまま見せる形で行われ、芦澤は合計10Rのミット打ちとラッシュ系のサンドバック打ちを披露した。
公開練習後のインタビューでは「実は一週間前までずっと遊んでいて、身体がなまってたんですよ。最初は『体力がなくてやべえ』と思っていたんですけど、練習を再開したら体力が戻ってきたんで大丈夫っす。ちょっと今回は遊びすぎました、相手が相手なんで」と芦澤節がさく裂。
大会ポスターの「タイマンしようぜ」というキャッチコピーについて聞かれて「この子(小澤)はタイマン張ったことないでしょ? 初めてのタイマンがK-1の舞台っていいよね(笑)。本当のタイマンは華やかなところでやるもんじゃないから」と余裕たっぷりに語る。
質問が小澤のファイターとしての評価について及ぶと「選手としては認めていますよ。つまらない試合をするわけじゃないんで」と意外に高評価…かと思いきや「ただヤンキーぶんなよって感じです。それは見ていてダセえし、見苦しい」とばっさり切り捨てる。
日曜日の東京スカイツリーイベントでは「もし負けたらK-1 JAPAN GROUPからしばらく姿を消す」と発言していた芦澤。この日も「ぶっちゃけこの試合は負けた方がおしまい。普通じゃいられないっすよ。K-1選手としてもいられないし、堂々と外を歩けない。彼はどう思っているか知らないけど、俺はそのくらいのリスクを持って戦う」と試合にかける覚悟は変わらない。
さらに芦澤は「俺たちはボランティアでやっているんじゃなくて、お金をもらってやっている。たくさんの人がチケット代を払ってきてくれているんだから、中途半端にやっちゃいけない。俺はそれをしっかり分かってやってます」と独自のプロ論も展開。
「俺の挑発に噛みつき返してくるんだったら、しっかり自分から攻めてこいよ」「会見だけ盛り上がって試合が盛り上がらないのは嫌」「試合後の仲良しこよしはいらない」と格闘家としてのこだわりを語った。
「試合になったらあいつは自分から来ないんじゃないですか? だから俺が面白いことやって挑発しますよ。もし本当に自分から来なかったら、俺が言わなくてもファンのみんなが思うでしょうね、『小澤はつまらねえヤツだな』って。そう言えばスカイツリーイベントでもあいつは『勝ちに徹する』とかクソくだらないこと言ってたな(苦笑)。
今までも会見が盛り上がった試合はあったけど、盛り上がったわりには試合が盛り上がらなかったんですよ。それって会見で盛り上がるから、みんな試合になると守りに入るんですよね。きっと今回の小澤もそうでしょう。でもそれだったら俺が挑発してもシカトしろよって思うし、噛みつき返してくるんだったら、しっかり来いよって思います。
俺は会見だけ盛り上がって試合が盛り上がらないのは嫌なんですよ。だったら自分から突っ込んで負けて盛り上がった方がまだいいと思っているんで。もちろん俺は負ける気はしないし、あいつにやられることはないですけどね。
今回の試合は『仲良しこよしはいらねえ』ですね。俺は試合が終わってすぐノーサイドで仲良くなるヤツが理解できないんですよ。なんで試合前に憎しみ合っていたヤツらが試合が終わってすぐ仲良くなるの?って。
俺が小澤を倒したら、あいつは死ぬまで俺のことを憎むだろうし、俺もそのつもりです。だから別に試合が終わって挨拶するつもりもないし、ノーサイドになんかならないですよ。(絶対にKO決着で終わる?)俺はそうですよ。でもアイツは『倒す』って言ったり、『結果が全て』って言ったり…ブレブレじゃないですか? あれは見ていて恥ずかしいし、悪いけど俺に突っかかってくるレベルじゃない」
最初から最後まで好き勝手に言いたい放題だった芦澤。「新K-1伝説」の煽り映像では地面に置かれた小澤の写真の上に放り投げたビールの缶がそのまま立ったり、この日もインタビュー時に貼っていたポスターが小澤の方から剥がれ落ちたりと「こうやって俺が勝つ流れになってんですよ」とニヤリ。
最後も「注目されているカードだからこそ、もっと注目される試合にするんで楽しみにしていてください」とファンにメッセージを送った。まさにお互いの存在意義をかけた危険なスーパーファイト、果たしてどんな結末を迎えるか?
小澤海斗、芦澤竜誠との因縁の対戦を前に我が道を行く!
「俺は周りの目は気にならないし、自分の好きなように生きる。
芦澤の顔を見なくてもぶん殴りたいし、あいつに色々と分からせてやる」
9月5日(水)東京・K-1ジム恵比寿にて、9月24日(月・休)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~」の[スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R]で芦澤竜誠と対戦する小澤海斗が公開練習を行った。
昨日の芦澤に続いて、公開練習を行った小澤。2分1Rのシャドーボクシングとミット打ちを披露し、ミット打ちではバックスピンキックや飛びヒザ蹴りなどの大技も繰り出し「コンディションはいつもと変わらず順調ですよ」と語った。
改めて芦澤戦が決まった時のことを聞かれ、小澤は「Twitterで直接言われて、言われたからには『やってやるかな』ってなっちゃいますよね。(記者会見での乱闘騒ぎについて)別にアイツの挑発には乗ってないっすよ。なんか勝手に怒っちゃったから」と回答。
公開練習での芦澤の「この試合に負けたら街を歩けなくなる」「スカイツリーイベントで『勝ちに徹する』とか言っていたけど、クソつまらない」といった発言を伝え聞くと「うるせえ、俺は俺だよって。俺からするとお前がホラ吹きすぎなんだよ」と一刀両断。「今まで試合内容が面白かったと言われて負けたこともあったけど、最終的には結果がすべて。それはどの世界も変わらない」と結果にこだわる姿勢を崩さない。
試合前の両者の舌戦を見たファンにとっては激しい打ち合いや倒し合いを望む声もあるはずだが、小澤自身は「周りの目は気にならない。俺は自分の好きなように生きる」とキッパリ。「楽しいと思う時は楽しいことを言うし、ムカついた時はムカついたことを言う。それが俺の考える自由。今回の試合は俺がやりたいと思ったからやるし、勝ちたいから勝ちたい。そういうことっす」と言い切った。
そうは言っても芦澤に対して感情的なものがないわけではない。記者に「リングで相手の顔を見たらぶん殴りたくなるのでは?」と聞かれた小澤は「顔見なくてもぶん殴りたいよ」と即答し、「アイツ、会見で“さらう”とか言ってたけど、さらったこともさらわれたこともねえヤツがちびってんじゃねえよって。そこらへんも含めて分からせてやる」と不快感を露わに。さらに「別に勝ちに徹するって言っても色んな勝ち方があるから。それは試合になったら見せる。もちろんチャンスがあればKOも狙うから」と不敵に語っている。
小澤は芦澤戦の先に目指すものは村越優汰が巻いているK-1フェザー級のベルトだ。「あのベルトは俺が獲らないと始まらない。俺、村越(優汰)みたいにねちねちしているタイプ好きじゃないんですよ。物事はスパッと言った方がいい。村越がベルトを巻いているとフェザー級が死んじゃうから、俺が獲る」と現王者の村越にも宣戦布告。最後にファンへのメッセージを求めると「勝つ、終わり」と一言で締めた。
公開練習のコメントでも水と油だった小澤と芦澤。果たしてどんな試合で、どんな結末を迎えるのか?
対戦カード
K-1 WORLD GP初代クルーザー級(90kg)王座決定トーナメント
一回戦(1) 3分3R(延長1R)
OD・KEN(ReBORN経堂/J-NETWORKヘビー級1位)
シナ・カリミアン [Sina Karimian](イラン/ウィラサクレック・フェアテックス・イラン/アマチュアWKN・WKU・IKN・WKF・IFMA世界ヘビー級王者)
一回戦(2) 3分3R(延長1R)
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)
ブライアン・ミクグラス [武来安/Brian McGrath](米国/上州松井ジム/J-NETWORK&WPMF日本ライトヘビー級(79.38kg)王者)
一回戦(3) 3分3R(延長1R)
杉本 仁(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
アンドレ・グロース [Aundre Groce](イギリス/ファイヤーウォーカージム/ISKA英国クルーザー級王者)
一回戦(4) 3分3R(延長1R)
上原 誠(士魂村上塾/元RISEヘビー級&ライトヘビー級(-90kg)王者)
ブバッカ・エル・バクーリ[Boubaker El Bakouri](モロッコ/サイアムジム)
リザーブファイト 3分3R(延長1R)
RUI(K-1ジム蒲田チームキングス)
古田太一(ポルティファミリアジム)
準決勝(1) 3分3R(延長1R)一回戦(1)勝者 VS 一回戦(2)勝者
準決勝(2) 3分3R(延長1R)一回戦(3)勝者 VS 一回戦(4)勝者
決勝戦 3分3R(延長1R)準決勝(1)勝者 VS 準決勝(2)勝者
スーパーファイト
スーパー・フェザー級(60kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GP王者)
ダニエル・ピュータス[Daniel Puertas Gallardo](スペイン/Ultimatum Fight School/ISKA K-1ルール世界スーパーフェザー級(59kg)王者、ISKAオリエンタルルール世界ライトウェルター級(65kg)王者、W5欧州ウェルター級(65kg)王者)
スーパー・バンタム級(55kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
武居由樹(POWER OF DREAM/K-1 WORLD GP王者)
アクラム・ハミディ [Akram Hamidi](フランス/チーム・ヴァレンテ/WMF欧州スーパーバンタム級王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
皇治(TEAM ONE/ISKA K-1ルール世界ライト級王者)
スタウロス・エグザコスティディス(ギリシャ/ナソス/メジロジム)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス/元Krush王者)
スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿ジム/REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元ラジャダムナン認定フェザー級7位)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
小澤海斗(K-1 GYM EBISU FREE HAWK/元Krushフェザー級王者)
芦澤竜誠(K-1ジム総本部チームペガサス/元INNOVATIONフェザー級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(team ALL-WIN)
林 健太(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパーライト級王者)
プレリミナリーファイト ライト級(62.5kg) 3分3R
東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)
プレリミナリーファイト スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
小倉尚也(スクランブル渋谷)
リョウタ(鷹虎ジム)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~
会場 さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
日程 2018年9月24日(月/祝) 開場・13:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・15:00
中継 AbemaTV(生中継)、GAORA(9月29日(土)18:00~22:30)
チケット料金 アリーナSRS席 50,000円(前売り券完売) アリーナRS席 30,000円(前売り券完売) アリーナS席 12,000円(前売り券完売) スタンドS席 12,000円(前売り券完売) アリーナA席 8,000円(前売り券完売) アリーナB席 6,000円(前売り券完売) ※当日券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット発売 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、ディスクガレージ、後楽園ホール5F事務所、フィットネスショップ水道橋本店、K-1.SHOP グッドルーザー(電話予約)03-6450-5470 K-1ジム各店補
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/