AbemaTV「VS那須川天心」2ndシーズンはボクシングに挑戦 9/8(土)夜9時スタート。天心「格闘技界で誰も成し遂げていないことをやりたい」
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AbemaTVで春に放送された「VS那須川天心」の2ndシーズンが9月8日(土)よりスタートする(1日にプレ番組を放送済)。毎週土曜夜9時00分よりAbemaTV格闘チャンネルで放送される(9/8は21:30~22:00)。1stシーズンは「那須川天心挑戦者決定トーナメント」が行われたが、今シーズンは那須川天心本人がボクシングのトレーニングに挑戦する。国内大手ボクシングジムでのトレーニングをはじめ、海外一流ジムでの武者修行も敢行する予定だという。もちろん9月30日のRIZINの堀口恭司戦等、今後控えるビッグマッチに挑むキックボクサーとしての日々にも独占密着する。
- (C) AbemaTV
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8月下旬、那須川はAbemaTVのスタジオで、2ndシーズン用の撮影を行い、終了後にマスコミの取材に応じてくれた。(上写真提供 (C) AbemaTV)
―― 「VS那須川天心」2ndシーズンではボクシングに挑戦することが決まりました。
那須川 今までもボクシングの練習はしていましたけど、シューズとかも本格的に買わないといけないですね。重心や足の動きやパンチの伸ばし方も全然違いますし。
―― ボクシングのトレーニングで何を身に着けたいですか?
那須川 キックボクサーの9割が真っすぐにパンチを打てないと言われていて、僕はまだ打てている方だと思いますけど、ボクサーの人たちに比べたらまだ全然なので、パンチの質をどんどん上げたいですね。
―― キックボクシングと大きく違うのはジャブでしょうか?
那須川 普段の練習でも前手・前足の動きをずっと重視しているんですけど、ボクシングはもっと前手の動きが必要になるので、練習すればキックボクシングでも活きると思います。
―― 普段ボクシングの試合は見ますか?
那須川 日本人なら山中慎介さんや井上尚弥選手の試合を見ますね。山中さんならストレートをどうやって打っているか見ますし、井上選手は全てが強いので、キックにも活きないかなって思いながら見ています。
―― もし戦ったら?
那須川 まだ勝てないです(苦笑)
―― どういう番組になりそうですか?
那須川 まだわからないですね。海外の名門ジムで世界ランカーと手を合わせたりとかじゃないですかね?
―― 手を合わせたいボクサーはいますか?
那須川 現役の日本人だと、いずれ僕がボクシングに行ってやる可能性もあるので、そういうのよりかは、世界のランカーとかチャンピオンと手を合わせたり、世界的に名門と言われているジムのトレーナーのミットとかを受けてみて、今の実力でどれだけ通用するのか試したいですね。そういう人たちに認められたらうれしいじゃないですか。
―― どれだけ通用しそうですか?
那須川 わかんないですよね。でもボクシングを見ながら、この選手が相手なら僕でも通用するんじゃないかなとか思ったり、思わなかったりってのはあるんで。この選手は3Rだったら行けるとか(笑)。キックボクシングだと3Rか5Rですけど、ボクシングだと4Rから始まって、6・8・10・12って長くなって、そこまでの体力の持って行き方が違いますよね。試合運びを考えて様子を見るラウンドがあるとか、キックボクシングと違いますよね。
―― 海外のジムとかだと「天心?どんなもんか見てやろうか」って警戒されて、緊張感が違うのでは?
那須川 怖いですよね。「潰してやろう」って感じで来るかもしれないですけど、そうやって来てくれたほうが自分の実力がわかるじゃないですか。そうしたら今後の道をどうするか考えられるし。
―― そこで実力を見極めて今後を考えたい?
那須川 そういうのもありますね。今一番考えているのは、誰も格闘技界で成し遂げていないことをやりたいというのがあるので。それをやるためにもボクシングも頭にあるので、まだ決められないですけど(長いスパンではボクシングの試合にも挑戦する)可能性はありますね。逆にボクシング界から「天心、出てくれ」と言ってもらえるぐらいになれば(業界間の事情も)変わると思うので、そういうのも目標に頑張りたいですね。
―― 夢がふくらむ?
那須川 そうですね。何やっても強いって最高じゃないですか。響きもいいですし。夢ありますね。
―― RIZINでもキックトーナメントがありますから、いい形でフィードバックできそうですね。(※取材は8月24日の堀口戦発表会見の前)
那須川 そうですね。キックボクサーは、ボクサーよりパンチに隙が多いんですね。今回、RIZINは自分の上の階級でトーナメントやりますけど、技術を覚えれば一発で仕留められるパンチが打てると思うので、いいタイミングだと思います。
―― 好きなボクサーはいましたか?
那須川 山中さんは同じサウスポーで、出稽古に行った帝拳ジムでパンチを見てもらったこともあります。山中さんからは「相手がいくら研究して来ても、実際に対峙していないから当たるんだ」って言われて、凄いなって。相手が研究したパンチに注目してくれれば、相手が研究して来なかった他のパンチが当たりやすくなるって話なんですよ。
―― 外国人ではいますか?
那須川 うーん、「はじめの一歩」のブライアン・ホーク(笑)。
―― モデルがナジーム・ハメドですね。
那須川 キャラとして好きなだけですけど。あ、(ワシル・)ロマチェンコは好きですね。反応が良いしステップが凄いですね。キックではああいうステップは難しいですけど、ああいうステップを取り入れてもいいですね。最後は相手に試合をあきらめさせるじゃないですか。