新日本キック 10.21 後楽園ホール:江幡塁「今回も小笠原戦のような激しい打ち合いになる」、T-98「僕が一方的に殴って蹴って終わる試合になる」、喜多村誠「勝てばKNOCK OUTなどにもつながる」
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新日本キック「MAGNUM 48」(10月21日(日)後楽園ホール)に出場する主要日本人選手の直前コメントが主催者から届いた。
江幡 塁「今回も小笠原戦のような激しい打ち合いになる」
第12試合 56kg契約 3分5R
江幡 塁(伊原道場本部/WKBA世界スーパーバンタム級王者)
デープブリー・オー・デットポン[Thepburi Or.Detphol](タイ/元ルンピニー認定フライ級2位)
――試合が近づいてきましたが、コンディションはいかがですか。
「4カ月ぶりの試合なのですが、凄くいい調子で仕上がっています。試合間隔が空いた理由は特にないのですが、たまたま興行の兼ね合いで試合がなかっただけです」
――最近の練習で強化していることは何でしょう。
「1つの1つの攻撃に磨きをかけているのはもちろんですが、基本に忠実にやることを心がけています」
――前戦となった6月のKNOCK OUTでは小笠原瑛作選手と大激闘の末に3RでKO勝ちでした。
「相手も団体の看板を背負っての試合だったのでお互いに気合いの入った戦いを見せられたと思います。皆さんに凄く注目された試合でしたし、物凄く反響がありましたね。なかなか実現することのなかったカードでああいう結果に終わって、ファン、新日本キック関係者の皆さんが凄く喜んでくれました。綺麗な技で倒すのが僕の得意なKOパターンなので次も同じようなKOを見せたいと思います」
――今回の相手、テープブリーについてはどのくらい情報を掴んでますか?
「試合映像が届いていたのでしっかり対策を立てて練習しています。ガンガンローを蹴ってきてパンチャータイプだったので、今回も小笠原戦のような激しい打ち合いになると思います」
――何か見せたい技はありますか?
「一発で倒すのではなく、コンビネーションを強化していて、必ず仕留められるようなパターンをトレーニングしているところです」
――今度の試合をクリアしたら次に見据えているのはやはりラジャダムナンスタジアム王座?
「そうですね。僕たちが目指しているムエタイのベルトに向けて頑張っていきたいと思います。元ルンピニーのランカーが相手なので次をクリアすることで大きな一歩になると思います」
――会場に来てくれるファンにメッセージをお願いします。
「進化した姿を見せられるように頑張りますので応援よろしくお願いします」
T-98「僕が一方的に殴って蹴って終わる試合になる」
第11試合 70kg契約 3分5R
T-98(クロスポイント吉祥寺/REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王者、元ラジャダムナン王者)
喜多村誠(伊原道場新潟支部/元日本ミドル級王者)
――試合が近づいてますが、コンディションはいかがですか。
「ケガもなくバッチリ仕上がってます」
――試合に向けて練習で強化していることはありますか?
「倒すことを意識して練習するようにしています。8月の中国でのクンルンファイトでの試合以降、2カ月間試合がなかったので全体的にレベルアップしようと、基本を徹底しましたし、パンチを特化して練習してきました」
――対戦相手の喜多村誠選手についてはどのような印象がありますか?
「ずっと同じ階級でやっていた選手ですね。前に出てくるタイプなので噛み合うと思います。僕が一方的に殴って蹴って終わる試合になると思います」
――“REBELSvs新日本キック”と見ているファンもいると思いますが、団体の看板を背負って戦う意識はありますか?
「僕はそんなに意識していないのですが、周りがそういうふうに思って注目してくれているので歴史のある新日本キックの選手よりも僕の方が強いと証明するチャンスだと思います」
――喜多村戦の後には、すでに11月のパンクラスでの試合も決まってますね。
「1カ月も感覚があるので僕にとっては連戦の感じではなく、普通通りですね」
――喜多村戦をクリアしたら、次に見据えている目標はありますか?
「クンルンファイトのようにヒジなしのルールでも継続してやっていきたいですが、タイでルンピニーのタイトルを狙いたいですね。海外での試合だと倒さないと勝てません。どちらのルールに出ても勝てるように、今やっている練習を頑張っていきたいと思います」
喜多村誠「勝てばKNOCK OUTなどにもつながる」
――試合が近づいてますが、コンディションはいかがですか。
「順調に進んでいて、あとは体重調整のみになります」
――試合に向けてどういうところを強化されてますか?
「新潟支部に来て6年になりますが、今回は本部に2度お伺いして、ワンツー、立ち方、バランスなど基本的なことを重点的にしてやって、伊原(信一)会長にも見ていただきました。T-98戦に向けた特別なことはしていません」
――対戦相手のT-98選手についてはどのような印象がありますか?
「やはり頑丈ですよね。前にガンガン来るので噛み合う試合が出来ると思いうので試合が楽しみです」
――喜多村選手も頑丈なイメージがあります。
「そうですね。正直負けるつもりはありません。向こうもKOすると言っているので、こちらも負けずにKOで倒せるようにします」
――喜多村選手が15年5月に挑戦したラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王座を、T-98選手はその後保持していました。そこは意識していますか?
「そうですね。名前でいうと全然向こうの方が上なので、今回僕が勝てばKNOCK OUTなどにもつながる試合になると思います。僕は新日本キックのベルトだけでなく、色んなところのベルトが欲しいです。今回勝つことで次につなげることが出来ると思います。ちなみにKNOCK OUTではT-98選手とやりたいと思っていたところでした。ヒジありのルールでしたら有名な選手であれば誰とでもやりたいです」
――今回の一戦を“新日本キックvsREBELS”団体対抗戦という形で見るファンはいます。ご自身は意識しますか?
「はい、します。最近は団体対抗戦で新日本キックの選手が負けてきているので、ここでしっかり新日本キックの強さを証明できるように臨みたいと思います。今回は久しぶりにモチベーションが上がる相手なので気合いが入ってます」
――ここ数戦はタイ人との試合が多い中、やはり日本人対決は燃えますか?
「正直、タイ人だとみんな強いのかどうかわかりません。T-98選手は日本でもトップレベルの選手なので、今回は新潟から応援に来てくれる方も多いです」
――最後に会場に来てくれるファンにメッセージをお願いします。
「必ずKO決着で自分が勝ちますので応援よろしくお願いします」
勝次「タイでONE Chanpionshipを見て刺激を受けた」
第10試合 62.5kg契約 3分3R
勝次(藤本ジム/日本ライト級王者)
オートー・オー・デットポン[Auto Or.Detphol](タイ/元ブリラム県バンタム級トーナメント準優勝)
――前回の試合前と同様、タイ修行に行かれていたそうですね。
「10月5日から15日までの10日間、14年前から行っているペッティンディージムに行ってきました。ちょうど6日にタイでONE Chanpionshipの大会が開催され、ペッティンディージムのペッタム選手、ペットモラコット選手の2選手、そして以前にペッティンディージムで練習していたノンオー選手も出ていたので観に行きました。色んな興行を観てきましたが、凄くド派手な興行で刺激を受けました」
――ご自身も参戦したいと思いました?
「今僕が見ているのは今回の10月の試合です。次に12月9日の毎年恒例となっている藤本ジム主催興行に出ることになると思います。そこで勝てば来年3月ぐらいにWKBA世界タイトルマッチが内定しているので、今はそこに向けてしっかりと勝っていくだけです。WKBAの世界チャンピオンになって他団体に出てWKBAの強さを証明していきたいですね」
――>前回9月のプットパートノーイ・ルークソーンムアン戦では2Rに飛びヒザで見事なKO勝ちでした。
「過去のキャリアの中でも一番の仕上がりだったので、またああいう形で仕上がれば誰が相手でも勝てるという気持ちはありました。今回もタイで修行して何も問題なく仕上がっています」
――タイではどういうところを強化してきたのでしょう。
「走り込みをしてしっかり蹴り込んできました。ムエタイは日本のキックボクシングと比べて攻防が凄く早いんです。蹴ったらすぐに蹴り返しますし、必ず蹴り返します。自分の攻撃で始まって自分の攻撃で終わるというふうに、みんな基本に忠実なんです。基本に忠実じゃないと生き残れない世界なので、その基本に戻ってしっかりやってきました」
――今回の相手オートー・オー.デットポン選手の情報はどのくらい入手されてますか?
「映像は手に入ってないのでどんな選手なのか全くわかりませんが、どういう相手とやってもいいようにあえて強いタイ人の集まっているペッティンディージムで修行を積んでいます。ペッティンディージムの選手よりは強くはないと思うので問題ないと思います」
――勝次後援会も新しく発足したことでより気合いが入ってますか?
「モチベーションは高いですね。自分が勝てば一緒に喜んでくれるサポーターが増えたのでいい試合をして後楽園ホールに地響きを起こしたいです」
――最後に会場に来てくれるファンにメッセージをお願いします。
「KOで勝ったら、みんなで“1、2、3、ハッピー!”をやりましょう(笑)」
――前回の試合後もやられてましたが、あまりお客さんの反応は良くなかったですよね(笑)。
「前回初めてやったのでこれから浸透させていきます(笑)。だからKO勝ちを続けていかないといけません。そうしたら会場のお客さんは段々とハッピーを言いたくなるんです(笑)」
斗吾「田村聖選手に負けたままで終われません」
第9試合 73.5kg契約 3分3R
斗吾(伊原道場本部/日本ミドル級王者)
ヨードプーパー・オー・デットポン(タイ)
――試合が近づいてますが、コンディションはいかがですか。
「いつも通りに仕上がってます」
――9月の田村聖戦では2R TKO負けでしたが、あの敗因は何でしたか。(上写真左が斗吾。右が田村)
「試合映像を見ましたが、反省すべきところしかありませんでした。相手を甘く見ていたわけではありませんが、自分の甘さが出た試合でしたね。普段の私生活、練習にも甘えが出いていたのかなと。技にも磨きが足りなかったので練習ではそこを見つめ直しています。4年ぶりに負けてショックだったのですが、ダメージを抜くために一週間休んでここで落ち込んでいても次に進めないので気持ちを切り替えて頑張っています。やはり応援してくれる周りの方々が『次も必ず応援するから』と言ってくれたこともあり、このままで終われないなと。やはり強いまま終わりたいですね」
――負けを知ったことで逆に練習に身が入っていると。
「そうですね。伊原会長の指導にも熱を感じていて、その熱量に負けじと熱量で返しています」
――今の練習で強化していることは何ですか?
「一番は精神的な部分ですね。元々僕は空手をやっていて当時の師範が良く、『力より技。技より心』と言われていて、伊原会長からもそういうことを教わっていると感じました」
――今回の相手ヨードプーパー選手については何か情報は入手してますか?
「タイ人トレーナーに名前を伝えればだいたいの情報を知っているのですが、今は構えとスタイルの情報しかありません」
――復活のKO勝利を見せたいですか?
「それが一番ですね。KO勝ちで自分の殻を一つ破れば、さらに強くなれるのかなと思います」
――すぐに田村選手と再戦したい気持ちもありますか?
「負けたままで終われません。明日にでも再戦したいぐらいです」
――最後にファンにメッセージをお願いします。
「前回は本当に申し訳ない試合をしてしまい、応援してくれる方々には残念な想いをさせてしまいました。今回は準備万端なので、斗吾がいないと面白くないと思われる大会にしたいと思います」
対戦カード
第12試合 56kg契約 3分5R
江幡 塁(伊原道場本部/WKBA世界スーパーバンタム級王者)
デープブリー・オー・デットポン[Thepburi Or.Detphol](タイ/元ルンピニー認定フライ級2位)
第11試合 70kg契約 3分5R
T-98(クロスポイント吉祥寺/REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王者、元ラジャダムナン王者)
喜多村誠(伊原道場新潟支部/元日本ミドル級王者)
第10試合 62.5kg契約 3分3R
勝次(藤本ジム/日本ライト級王者)
オートー・オー・デットポン[Auto Or.Detphol](タイ/元ブリラム県バンタム級トーナメント準優勝)
第9試合 73.5kg契約 3分3R
斗吾(伊原道場本部/日本ミドル級王者)
ヨードプーパー・オー・デットポン(タイ)
第8試合 67kg契約 3分3R
リカルド・ブラボ(アルゼンチン/伊原道場アルゼンチン支部/日本ウェルター級王者)
UMA(K&K BOXING CLUB/元REBELS 65kg王者)
第7試合 65kg契約 3分3R
石井達也(藤本ジム/元日本ライト級王者)
竹市一樹(二刃会/MA日本ミドル級3位)
第6試合 67kg契約 3分3R
政斗(治政館/日本ウェルター級1位)
レック・エイワスポーツ(タイ/エイワスポーツジム/WMC日本スーパーウェルター1位、元タイ北部ウェルター級王者)
第5試合 ライト級 3分3R
高橋亨汰(伊原道場本部/元日本フェザー級1位)
TASUKU(CRAZY WOLF)
第4試合 ライト級 3分3R
ジョニー・オリベイラ(トーエルジム/日本5位)
渡邊涼介(伊原道場新潟支部/日本7位)
第3試合 フェザー級 3分3R
渡辺航己(JMNジム/日本6位)
FUJIMON♡(京都亀岡キックボクシングジム)
第2試合 70kg契約 3分2R
大久和輝(伊原道場本部)
萩本将次(CRAZY WOLF)
第1試合 フェザー級 3分2R
平塚一郎(トーエルジム)
瀬川 琉(伊原道場稲城支部)
概要
大会名 MAGNUM 48
日時 2018年10月21日(日)開場・16:45 開始・17:00
チケット料金 SRS¥20,000/RS¥15,000/S¥10,000/A¥7,000/B¥5,000/立見¥4,000(当日)
お問い合わせ 伊原プロモーション 03-3780-1338