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[パンクラス] 4.27 後楽園:坂口、周囲にはクール、闘争心はホット

パンクラス "2007 RISING TOUR" 4月27日(金) 後楽園ホール 【→カード&チケット】  [→掲示板]


 【ONLINE SHOP】DVD「DEEP THE BEST 2005」:今成×前田のフェザー級トーナメント等を約4時間濃縮

 

(4/26 up) 前日計量とルールミーティングが午後2時よりP's LAB東京にて行われた。
 元プロレスラーの坂口征二さんの息子で、人気俳優の坂口憲二さんの兄である坂口征夫のプロデビュー戦前日ということもあって、スポーツ新聞の記者がいつも以上に集合。ズボンを履いた状態でウェルター級リミットの75kgを大きく下回る73.8kgを記録した坂口は「計量から試合が始まっている。早く試合がしたい。プロなので入場から意識し、お客さんを満足させたい」と気合十分だ。
 デビュー戦ながら休憩前の第4試合に抜擢されたことについては「自分より強い先輩方を前にして申し訳ない。第1試合が良かった」と謙虚にコメント。対戦相手のチェ・ヒュンソクが「有名な選手をKOして日本で名を売りたい」と話した事について聞かれても「俺の周りの人が有名なだけですから」と返答する。周囲の騒々しさにはクールだが、試合に向けての心はホットだったのが印象に残った。

 グローブのサイズ確認ではbodogの提供する新しいオープンフィンガーグローブに選手達が指を通した。拳の部分が薄くなり、試合展開にどういう影響が出るかも見所となる。
 ルールミーティングでは新たな禁止事項として、セコンドがストップウォッチに携帯電話の機能を使う行為が加わった。梅木良則レフェリーは「電話したりメールを打っているようにお客さんに見え、見栄えが悪い」と理由を説明した。(井原芳徳)
 

bodog派遣のラフィークが絶好調アピール

(4/25 up) bodogFIGHTが送り込むブライアン・ラフィークと、坂口憲二の兄・征夫のプロデビュー戦の相手を務めるチェ・ヒュンソクが25日、P's LAB東京にて公開練習を行った。

 ラフィークは昨年10月のMARS両国大会以来の来日。同大会でのトーナメントでは決勝まで進出したが、急な減量の影響で体力が切れたことを反省し、今回は計量1日前にして82kgのミドル級のリミット体重まで落とした。以前2年近く滞在したことのあるブラジリアントップチームにも再び渡り、師匠のホアン・ジュカオン・カルネイロらの元で猛練習。母国フランスに戻ってからも週5日、1日5時間の練習を積んできた。
 2日前に21歳になったばかりで、プロデビューからまだ2年。心身ともに充実した様子のラフィーク。パンクラスは今大会よりbodogの提供するオープンフィンガーグローブを採用するが、パンクラスに届いたばかりのグローブを装着すると、試合が待ちきれないとばかりにサンドバッグにパンチを叩き込む。ミット打ちとスパーリングで見せた動きの切れは上々。レスリングとボクシングの練習に力を入れてきたといい、約半年の間に大きく成長を遂げたようだ。
 今回の相手・佐藤光留については「スタンドもグラウンドもうまい」と評価。パリ出身のラフィークが光留のメイド服のコスプレに憤慨するのでは、と光留は心配していたが「桜庭のようにパフォーマンスをする選手は好きだ。いいことだと思う」と爽やかに笑いながら話していた。

 一方のチェ・ヒュンソク(下写真左)は今回の試合に向け、1か月半で10kgも減量したせいもあって、公開練習ではあまり激しい動きを見せず。総合はアマで2戦、プロは初めてと経験は浅く、技もまだ荒さが目立つ。だが師匠のチェ・ムベ(写真右)は「私のチームで激しい練習を積んで来た。逃げ出す選手が多い中、彼は4年間耐えて来た」と発言。韓国の選手は気持ちの強い選手が多く、ヒュンソクも精神面では侮れない選手のようだ。
 今回の相手・坂口征夫の試合映像はまだ見ていないが、弟・憲二が出演したフジテレビの月9ドラマ「プライド」は韓国で見ていたという。「有名な選手をKOして日本で名を売りたい」とモチベーションは上々だ。(井原芳徳)

ナシメントが契約違反で欠場

(4/24 up) 久松勇二との対戦が決定していたファビオ・ナシメント(ノーリミッツ/ チーム・オーヤマ)が、パンクラスとの契約期間中に、契約違反となる他団体の総合格闘技の試合に出場、なおかつKOによる負けを喫したため、今大会を欠場する。ナシメントは所属ジムとエリートが共催した21日の大会でKO負けしていた。これに伴い久松も欠場となり、全7試合で行われる。

前田吉朗、イギリスの金網大会王者と対戦

(4/23 up) 前田吉朗と対戦するbodogFIGHT派遣選手が、イギリスのケージ・ウォリアーズのフェザー級王者・ダニー・バッテンに正式決定した。この試合がメインイベント。全カードと試合順は下記一覧のとおり。
 バッテンは総合戦績20戦12勝4敗4分の33歳。初来日は02年のシュートボクシングでSBルールで阿部裕幸に判定負け。2度目の来日となった03年6月のZSTでは今成正和に秒殺された。シャードッグのデータを見ると、その後も総合の試合でジーン・シウバらに2連敗したが、05年5月のエマニュエル・フェルナンデス戦からは7戦負け無し。トム・ニーニマキ、アウグスト・フロタ、ダマッシオ・ペイジ(ジャクソン・ページ)といった来日経験のある選手達を撃破。中尾受太郎の弟・亨太郎とは一度引き分けたが、3月の再戦では判定で勝利している。故郷イギリスで実績を重ね、約4年ぶりの日本での捲土重来を目指す。(井原芳徳)

bodogFIGHTオフィシャルグッズ販売開始

(4/21 up) パンクラスの提携団体『bodogFIGHT』のオフィシャルグッズが日本でも購入可能になる。まずは今回のパンクラス後楽園大会で販売スタート。パンクラスでの通信販売の詳細は後日発表される。

 Tシャツ 01モデル ¥3,000 カラー:黒 サイズ:M、L、XL
 バトルパンツ 01モデル ¥4,500 カラー:黒、赤 サイズ:M、L、XL
 タオル ¥2,000 カラー:白  
 スポーツバッグ ¥4,500 カラー:黒 
 グローブ ¥6,500 カラー:黒、白 サイズ:S、M、L

光留劇場・入場コスプレリニューアル篇

(4/20 up) 佐藤光留が今度の後楽園大会から入場コスチュームのメイド服をリニューアルする。19日の公開練習の“光留劇場”は、練習でも愛用しているというメイド服が、今の体のサイズに合わなくなり、川村亮からも「動きが固い」と指摘されたことから、なぜかリング下にいたコスチューム屋のプランギャズの宮尾さんに新しいものを作ってもらうよう頼むという内容。1週間の短い納期ながら、光留から寝耳をプレゼントされた宮尾さんはあっさりとOKした。メイド服になるかは不明だが、これまで同様奇抜なものとなりそうだ。
 今回の相手・Bodogが派遣するブライアン・ラフィークについて、光留は「ゴツくて若くて(もうすぐ21歳)ネックロックが得意だけど、よく考えたらゴツくて若い奴(=川村)もネックロックが得意なのも(=北岡)うちにはいる」と返答。ところが「万全か?」と聞くと「そうでもない。それが佐藤光留クオリティ」と答えていた。メイド服で公開練習をした試合は負けるか凡戦となるジンクスのある光留。入場コスチューム一新をきっかけに低迷脱出なるか?(井原芳徳)

稲垣組 武重の相手変更。3秒殺男 昇侍に

(4/10 up) ライト級・武重賢司(稲垣組)との対戦が決定していたマイケル・サ・ジン・クォーク(アメリカ/チームタックル)が、練習中に左足親指と人差し指の第一関節を骨折したため欠場する。代わって昇侍[しょうじ](K.I.B.A.)が武重と対戦する。
 パンクラス最短の3秒殺の記録を持つ昇侍は、3月の後楽園で星野勇二に判定で敗れるも、激しい打撃戦で会場を湧かせた。武重も2連続一本勝利で初めて後楽園に出陣するだけあって気合が入っているはず。勢いのある両者の激突に注目だ。

光留、ボードッグ派遣のフランス人と対戦

(4/2 up) 佐藤光留の対戦相手が、フランスから初参戦のブライアン・ラフィークに決まった。ラフィークはパンクラスと提携するボードッグファイトが送り込む20歳。昨年のMARSで行われた8人トーナメントで準優勝の好成績を残している。総合戦績5戦4勝(3一本)1敗の極めの強い選手だ。

ミドル級に柔術世界王者ナシメント参戦

(3/30 up) 柔術世界選手権・ブラジル選手権黒帯優勝経験者のファビオ・ナシメント(Fabio Nascimento)がパンクラスに初参戦する。ナシメントはNegao(ネガオン)との愛称でも知られる26歳。総合戦績7戦6勝(3KO/1一本)1敗。昨年10月のブラジルでのスーパーチャレンジトーナメント83kg級では打撃でKOも奪い準優勝。11月にはBTTのホアン・ジュカオン・カルネイロに判定勝ちしている。今回は慧舟會の久松勇二と対戦。中西、竹内らのいるパンクラス・ミドル級戦線で、ナシメントが新風を吹かせるのか?それとも“ピンクタイフーン”久松が風を止めるのか?

志田×井上学、フェザー級ランカー対決

(3/27 up) フェザー級・志田幹(パンクラスP's LAB東京/2位) vs. 井上学(U.W.F.スネークピットジャパン/3位)が決定した。志田は2月のDEEPでGRABAKAの山崎剛に判定勝ち。井上は2月のパンクラス梅田大会で王者の前田吉朗にTKO負けしている。
 なお、既に対戦の決まっているウェルター級の和田拓也と山田崇太郎は、揃って4/15のADCC日本最終予選男子77kg未満級にエントリー。そこでの前哨戦があるかどうかも気になる所だ。

竹内×渡辺ほか決定。坂口征夫デビュー戦

(3/20 up) 次の4試合が決定した。

 [ミドル級] 竹内出(SK/1位) vs. 渡辺大介(ism)
 [ウェルター級] 和田拓也(SK) vs. 山田崇太郎(JUNKiey)
 [ライト級] 武重賢司(稲垣組) vs. マイケル・サ・ジン・クォーク(米国)
 [ウェルター級] 坂口征夫(坂口道場) vs. チェ・ヒュンソク(韓国)
 
 竹内は昨年12月のタイトルマッチで中西裕一に敗れて以来の参戦。クォーク(Michael Sa Jin Kwok)は00年4月、デビュー2戦目の佐藤光留に敗れて以来のパンクラス参戦。その後大幅に体重を落とし、韓国・スピリットMC第2代ウェルター級王者にもなっている。武重は2連続一本勝利で初の後楽園出陣。俳優・坂口憲二の兄・坂口征夫はプロ格闘家デビュー戦。相手のヒュンソクは空手がベースの26歳で、得意技はハイキック。
 他にも出場予定選手として前田吉朗、志田幹、佐藤光留が発表されている。

 

ワールドパンクラスクリエイト "PANCRASE 2007 RISING TOUR"
2007年4月27日(金) 東京・後楽園ホール
開場・18:00 開始・19:00


第7試合 メインイベント フェザー級 5分3R
前田吉朗(パンクラス稲垣組/王者)
ダニー・バッテン(イギリス/bodog/ケージ・ウォリアーズ・フェザー級王者)

第6試合 セミファイナル ミドル級 5分3R
佐藤光留(パンクラスism/2位)
ブライアン・ラフィーク(フランス/ジュカオ・アシル・チーム / bodog)

第5試合 ミドル級 5分3R
竹内 出(SKアブソリュート/1位)
渡辺大介(パンクラスism)

第4試合 ウェルター級 5分2R
坂口征夫(TEAM坂口道場)
チェ・ヒュンソク(韓国/チームタックル)

第3試合 フェザー級 5分3R
志田 幹(パンクラスP's LAB東京/2位)
井上 学(U.W.F.スネークピットジャパン/3位)

第2試合 ウェルター級 5分2R
和田拓也(SKアブソリュート)
山田崇太郎(TEAM JUNKiey)

第1試合 ライト級 5分2R
武重賢司(パンクラス稲垣組)
昇侍(K.I.B.A.)

パンクラスゲート第1試合 ライトヘビー級 5分2R
鈴木慎吾(ALLIANCE-SQUARE)
藤岡裕士(品川CS)


■ 入場料金:
SS ¥12,000- A ¥8,000- B ¥6,500- C ¥5,000- D ¥4,000-
※ 当日券は一律500円増しとなります。

■ チケット発売所:
■ チケット発売所:
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード 594-040)
ローソンチケット 0570-00-0403(Lコード 36201)
イープラス http://eee.eplus.co.jp/ (パソコンもケータイも同じアドレス)
後楽園ホール 03-5800-9999
書泉ブックマート 03-3294-0011
レッスル池袋 03-3989-0056
ビデオショップチャンピオン 03-3221-6237
フィットネスショップ水道橋 03-3265-4646
チケット&トラベルT-1 03-5275-2778
格闘技・プロレス図書館 闘道館 03-3512-2080
プロレスショップ・アンビション 03-5213-8681
バトルロイヤル 03-3556-3223
パンクラス 03-5792-0815
※ぴあ(ファミリーマート・サンクス)、ローソンチケット、イープラス(セブンイレブン)は全国各地の窓口でお買い求め頂けます。

■ お問い合せ:パンクラス 03-5792-0815

Last Update : 04/26 20:18

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