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[R.I.S.E.] 4.12 後楽園:計量パスのHAYATO「一番いい勝ち方をする」

KGS "R.I.S.E. FIREBALL 1" 4月12日(日) 後楽園ホール  【→カード&チケット情報】  [→掲示板スレッド]


 【ONLINE SHOP】 サーフブランド「73R」とのコラボ。「SAMURAU HAYATΦ」Tシャツ好評発売中
 
 

(4/11 up) 後楽園大会の公式計量が11日午後4時より、東京のスクランブル渋谷にて行われ、ヘビー級のアレックス・ロバーツと百瀬竜徳を除く全選手がパスした。

 メインで韓国のキム・ソンウクと対戦するHAYATOは、今回の試合に向け、特に走り込みやウエイトトレーニングで体力を強化してきた。関係者によると、2月のK-1 MAXの日本代表決定トーナメントで敗れ、今回のR.I.S.E.に出場が決定してから「いまから1年で結果がでなければ引退する」と漏らしたという。この日HAYATOにそのことを確かめると「そうならないよう頑張る」と静かにコメント。「明日の他の試合は間違いなく好試合が続くと思うんで、メインイベントもそれなりの試合をしないとお客さんは納得しない。一番いい勝ち方をしてお客さんにアピールして、来年2月のK-1の日本代表決定トーナメントにも出られるようにつなげたい」と抱負を語った。

 65kg契約で水谷秀樹と対戦する村浜武洋は、「K-1で60kg級ができるならそっちでやりたい」と発言。この日は64.9kgのギリギリだったが、「まだ落とせる。今日もご飯を食べてから来た」と明かす。K-1ジャパンフェザー級(60kg)GPを制した10年前よりも「体力は落ちたけど、それを補う技術はついた」といい、今回勝って60kg戦線進出に向けアピールしたい考えだ。(井原芳徳)

マグナム×寒川、76kg契約で真価を発揮か

(4/10 up) 木曜の後楽園大会で対戦するMIGHTY EIGHTY TOURNAMENT '06優勝・マグナム酒井と、J-NETWORKミドル級王者・寒川直喜の直前コメントが、主催のKGSより届いた。
 日本では珍しい、76kg契約のスーパーミドル級の一戦。両者ともこのインタビュー時点で2kgオーバー程度とのことで、減量は順調な様子だ。
 寒川は70〜72kgのいつもの試合だと減量に苦しんでいる。「減量が無いと逆に不安もありますね」とも話すが、「栄養のあるものをたくさん食べるようにしています。やっぱ食べることは強さの基本です」と語っており、今回は真の強さを発揮してくれそうだ。
 寒川によると大食漢だというマグナム。今回の試合のテーマを聞かれると「たぶん3年ぶりにこの位まで体重を落として試合をするので、スピードとテクニック、そしてパワーを存分に引き出すことです」と答えた。マグナムもこのまま調整が順調に行けば、新境地を見せてくれるかもしれない。
 なお、寒川は「総合格闘技もそろそろデビューしたい」と発言。76kgは修斗ミドル級、DEEPウェルター級と同じ体重で、他団体でもその前後の体重の階級が設けられ、試合のチャンスが多い。これらの階級で戦う場合の寒川のコンディションを見定める上でも絶好の試合といえよう。(井原芳徳)
 

アレックス・ロバーツ、澤屋敷をチクリ

(4/9 up) 後楽園大会で対戦するG-BAZOOKA TOURNAMENT '06優勝のアレックス・ロバーツと'05優勝の百瀬竜徳の直前コメントが、主催のKGSより届いた。既報のとおり、3度目の対戦となる両者。過去2試合とも接戦で、今回は完全決着が期待されている。

 MARSでのコーベット戦以来1年ぶりの試合となるロバーツだが「闘ってくれる相手が居なかったので、刀を鞘に納めていましたが、錆びないように毎日研いできました」と自信。百瀬については「マラソンで言えば、私はどんどん追いついてきた後発のランナーのようなもの。今回私が彼を追い抜く瞬間を見ていただけると思います」と表現する。そして「でも私のゴールはそこではありません。もっと先に待っている先のゴールで、私はトップランナーとしてテープを切る姿を皆さんに見てもらいたいと思っています」とも語った。
 さらにこの試合の後の展望を聞かれると「今の段階で本来はノーコメントとすべき」と前置きしつつも、「去年のトーナメント参加者の中で、私と直接闘わないままK-1に上がって行った選手が居ます」と、澤屋敷純一をチクリ。「彼に関しては『順番が違うんじゃないか』と考えているのですが、このままだと待っていても彼は私の前には立とうとしないでしょう。ですから、私はこの闘いに勝つ事が出来たら、彼と闘う方法を考えたいと思っています。それ以上の事は、試合が終わってから聞いてください」と話した。

 対する百瀬はロバーツについて「身長が高くて力が強いですね。何かの節目で戦う相手かなと因縁を感じる相手ですね。2回やっているのでお互い相手の事は分かっていますし、後はどれだけ練習したかだと思います」と発言。「勝って真のG-BAZOOKA王者になりたいです、その後K-1にも挑戦していきたいです。そして自分とR.I.S.E.とともに飛躍していきたいです」と試合後の展望を語った。特に発言は無かったが、百瀬も澤屋敷の活躍に刺激を受けているはず。ヘビー級新世代同士のデッドヒートに注目だ。

ロバーツTシャツ「A-REX」発売

 アレックス・ロバーツのオリジナルTシャツ「A-REX」が4/12後楽園大会会場で販売される。サイズ:S(女性標準)、M、L、XL。金額:3,500円(税込み)。バウトレビュー・オンラインショップでも販売中だ。

■大会当日券情報■
・発売日時:4月12日(木) 16時より発売開始
・発売場所:後楽園ホール1階 当日券売り場
・販売予定席種:立見 ¥3,800- ※ほか各種チケットも若干発売予定
 ※当日券を購入された先着50名の方には当大会ポスターをプレゼント致します。
・お断り:数に限りがございますので、完売の場合はご了承下さい。

※大会の試合順は下記一覧のとおり決定。

大会まで1週間。水谷×村浜、好調アピール

(4/5 up) 後楽園大会で激突する水谷秀樹(写真)と村浜武洋のコメントが、大会主催のKGSから届いた。
 水谷はコンディションについて「前回の試合では、試合前に次から次へと怪我が続き、練習がスケジュール通りにいきませんでした。今回は風邪も怪我もなく、予定通りに進めてこれました。疲労は溜まっていますが、予定通りだと思います」とコメント。体作りのためウェイトトレーニングにも力を入れて来た。村浜対策について「○○を○○して・・・○○で倒す。これを毎日毎日やりました」と話しており、伏せ字の部分が何なのか試合を注目しよう。
 対する村浜は、前回の試合となる昨年9月の裕樹戦で、試合の組み立て方を変化させたが、上手くいかなかったとのこと。今回は「65kg以下ならバリバリ動けると思いますし、ファイトスタイルが固まったので爆発できると思います」と話しており、本領を発揮してくれそうだ。(井原芳徳)

増席チケットをe+とKGSにて限定販売

(3/30 up) 主催のKGSでは会場・演出レイアウト見直しなどを行い、SRS席12,000円、RS席9000円、B席4500円を増席し追加販売する。また HAYATO応援A席(西ひな壇最前列・特典付)6,500円を新たに席種設定した。いずれも若干枚数。イープラスもしくはKGS(03-3942-2135)のみでの取り扱いとなる。

小宮山大介、プロ初勝利目指し待望の2戦目

(3/28 up) オープニングマッチ4試合が下記一覧のとおり決定した。新極真会第20回全日本ウェイト制軽量級優勝の小宮山大介(北斗会館)がR.I.S.E.のリングに再び登場する。昨年末DoA06リザーブマッチでのキックデビュー戦では池井祐丞にまさかの敗戦。しかし試合直前にノロウィルスにかかり調整がまったくできていなかった事が判明。そして現在、小宮山はTARGETに通い、日々鍛錬を積み空手との融合進化を加えプロ初勝利を狙う。対する亀井虎牛(アクティブJ)もJ-NETWORK主催のアマチュアトーナメントで優勝し、その後デビュー戦をパンチ中心に勝利しているJ-NETWORK中量級期待の新鋭だ。
 57kg契約の長田康助(スクランブル渋谷) vs. 五味幸平(レフティージム)はプロデビュー同士の戦いだが、長田は3月25日に実施されたKAMINARIMON 55kgトーナメント優勝者で、五味は60kg級3位。長田は今年1月の新空手交流大会でも優勝しており、楽しみな選手だ。

5カード追加。マグナム×寒川、ご近所対決

(3/22 up) R.I.S.E.の会見が22日、都内で行われ、次の5試合が新たに発表された。

 [76kg] マグナム酒井 vs. 寒川直喜
 [70kg] HAYATO vs. キム・ソンウク
 [70kg] 菊地浩一 vs. 川端健司
 [70kg] 大野 崇 vs. 裕樹
 [71kg] 磨裟留 vs. 龍二

 当初、マグナムと対戦予定だったTOMOは、練習中に首を負傷(頚部捻挫)し、1ヶ月は運動中止と診断され欠場する。R.I.S.E.では中量級8選手の組み合わせをファン投票で募集していたが、マグナムと体重の近い寒川がその枠から外れ7人に。そのため7人の中で最も実績のあるHAYATOが外国人との試合にシフトされ、残り6人の中で組み合わせが決まった。

 マグナムと寒川は、歩いて10分位の近所に住んでいるといい、たまにすれ違うこともある間柄。寒川が「試合までに会わないよういつもと違う道を通り、少しでもピリピリムードを作りたい」と話せば、マグナムは「俺がかわいい犬を連れて散歩していると(寒川は)死んだ魚のような目をして犬を見ている。試合の時は目を光らせて欲しい」と返す、不思議な舌戦を繰り広げていた。
 とはいえ試合は国内ライトヘビー級のトップクラスの内容になることは必至。寒川はK-1 MAXとミドル級の試合では、試合自体よりも減量で苦しんでいる印象が強いが、今回は76kg契約。「好きなだけ食って試合ができるので、いつもより向かって行ける」と話す。過去の試合で十分発揮できなかった、寒川の真の強さが今回見られそうだ。

 HAYATOの相手のソンウクは釜山を中心に活動するムエタイ団体・M-1のミドル級王者。戦績27戦21勝(13KO)6敗の26歳。ビデオを見たというHAYATOは「サウスポーで左ミドルと左ストレートを得意とする典型的なタイプ」と評し、「KO狙いでパンチと蹴りの両方を使って攻め続けたい」と語った。

 チームドラゴンの川端は2月のK-1 MAXのオープニングファイトでMA日本ミドル級王者の城戸康裕に1R KO負け。「メンタルの弱さが出た」と反省しており「今度の菊地戦で払拭したい」と話す。菊地は大阪在住のため会見を欠席したが「04年のDOAで優勝して以降、強い選手と戦い、特にオフェンスが強くなった」とのコメントを主催者を通じ発表。これを聞いた川端は「攻撃力は自信がある。自分のパンチを入れてKOしたい」と意気込んだ。

 大野は風邪で扁桃腺が腫れたため会見を欠席。対する裕樹も、練習に専念するため故郷の福岡のリアルディールの本部に戻っているため欠席したが、コメントを発表。「スピードを落とさず増量ができている。大野選手には何もさせず、ローで怪我をさせたい」と今回も過激な予告をした。

 磨裟留と龍二も欠席したが、龍二は「須藤選手の欠場は残念ですが、また対戦できることを願い、気持ちを入れ替えて頑張ります」、磨裟留は「気合いを入れて頑張ります」等とのコメントを発表している。

 なお、会見には先日欠場の発表された我龍真吾が出席。「2月のスパーリング中に相手の膝を殴り、うずくまるぐらい痛かった。3月のM-1は無理をして出たが、今回は調整が間に合わないので欠場した。1日も早く治して、またR.I.S.E.に参戦したい」と説明し、ファンと関係者に謝罪した。同じく欠場の発表された須藤信充も出席予定だったが、欠場理由となった腰の状態が歩行困難なほど悪いため欠席した。(井原芳徳)
 
初代DOA王者 磨裟留出場

(3/18 up) TATSUJI、尾崎圭司を輩出したR.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENTの初代王者・磨裟留(まさる)の参戦が決まった。磨裟留は阿部勝の本名で03年大会に出場し優勝。昨年6月の白虎戦以来約10ヶ月振りの試合となる。中量級選手の組合せを一般公募する企画「voting of FB1」に磨裟留も加わる。投票期限日は3月19日(月)。

須藤&我龍欠場|チームドラゴン川端参戦

(3/13 up) 須藤信充と我龍真吾の欠場が発表された。須藤は昨年9月に痛めた腰の怪我を練習中に再発したこと、我龍は左拳の怪我が理由。詳細は後日会見で発表される。チケットの払い戻しに関しては後記。2選手は当日来場しファンイベントに出席する。須藤と対戦予定だった龍二の対戦相手は検討・調整中だ。2選手の欠場を受け、中量級選手の組合せを一般公募する企画「voting of FB1」の投票期限が3月15日(木)から19日(月)まで延長される。
 なお、新たに川端健司の参戦が決定。川端は昨年12月のR.I.S.E. DOAトーナメントで、水町、寒川と激闘を演じ、MVP級の活躍。小比類巻、尾崎に続くチームドラゴン中量級の雄として期待される選手だ。

チケットの払い戻しについて

受付期間:3月17日(土)〜3月31日(土)
払い戻し先はお客様が購入されたプレイガイドとなります。
・バウトレビュー:詳細はEメールにて3月15日(木)〜16(金)にご連絡致します。
・チケットぴあ:0570-02-9111     
・イープラス:http://eplus.co.jp/へアクセスして頂きまして【中止/延期/変更のお知らせ】の項目を選んで頂きますと、それぞれ該当する興行が表示されます。
・上記以外のプレイガイドならびに問合せ:KGS/03-3942-2135  mail/info@rise-kgs.com

須藤信充、我龍真吾によるファンイベント開催

 欠場となった須藤と我龍によるファンイベント2つが開催される。チケット購入者限定。

(1) 大会当日に須藤選手、我龍選手によるサイン会を開催(開場17時半〜18時半)
(2) 大会終了後『須藤信充&我龍真吾と飲み食いしながらFIREBALL1を語る会』開催
 ・場所/ファイティング・カフェ・コロッセオ 千代田区三崎町3-7-13 田中ビルB1
 ・会費 ¥4,000- 食事付き2時間飲み放題  ・人数制限あり
※参加にはFB1の半券チケットが必要となります。
※バウトレビューにて既にチケットを購入済で、須藤・我龍の特典サイン希望の方は、優先的に参加できます(詳細は追ってご連絡致します)
 

中量級6選手組合せを公式ブログにて一般公募

(3/7 up) 中量級6選手の組合せを一般公募する企画「voting of FB1」がR.I.S.E.オフィシャルブログ「R-Square powered by アメブロ」にてスタートした。同ブログに読者登録すれば、投票用アドレスが連絡される。
 基本対象選手はHAYATO、寒川直喜、大野崇、菊地浩一、我龍真吾、裕樹。ただし契約体重や選手の怪我によりカードが未成立になる可能性もあることから、今後のカード編成の参考のため、上記6選手以外の推薦選手との組み合わせも受け付ける。
 投票した方から抽選で、今大会のチケットや希望選手のサイン入りTシャツをプレゼント。締切は3月15日(木)。詳細は「R-Square」でご確認を。

HAYATO参戦決定

(3/6 up) HAYATOの参戦が決定した。既に参戦発表された寒川直喜ら下記の中量級5選手と合わせ、ファン投票(詳細後日発表)も参考に対戦カードが検討される。HAYATOは主催者を通じ次のコメントを発表している。

◆HAYATO「2月のK-1 WORLD MAX 2007 日本代表トーナメントでは、ファールカップの紐が切れて少し集中力が切れたところを『R.I.S.E.のカリスマ』TATSUJI選手に不覚を取りましたが、パンチの打ち合いでボクサー出身者に負けなかったのと、試合後のダメージも僕自身は全くなかったので、ようやく自分のK-1スタイルが出来上がってきたと思います。R.I.S.E.のリングでは、K-1 WORLD MAX日本代表Tに出場したい多くの選手達が、僕の首を狙ってくると思いますが、いつもとおり真っ向勝負で殴りあって、逆に片っ端から迎撃したいと思います。やるかやられるかです!」

HAYATO応援リングサイド席をイープラスにて販売

 HAYATO参戦にあたり「HAYATO応援リングサイド席(1、2列目)」がイープラスにて7日(水)より販売される。価格は12,000円。次の3つの特典付きだ。(1) HAYATOも出席のFIREBALL1 パーティー(後日開催・会費別途)に参加できる権利 (2) パーティー時、HAYATOと2ショット写真をプレゼント (3) パーティー時、HAYATOから直筆サインをプレゼント。

寒川・大野・菊地・我龍・裕樹も参戦決定

(3/1 up) R.I.S.E.は後楽園大会に次の中量級5選手が参戦することを発表した。

 寒川直喜(バンゲリングベイ/J-NETWORKミドル級王者)
 大野 崇(UNIT-K/ISKA世界ミドル級王者)
 菊地浩一(寝屋川ジム/DEAD OR ALIVE TOURNAMENT '04優勝)
 我龍真吾(ファイティングマスター/前J-NETWORKウェルター級王者)
 裕樹(リアルディール/DEAD OR ALIVE TOURNAMENT '04準優勝)

 R.I.S.E.では「R.I.S.E. voting of FB1」という企画をスタートし、対戦カードに関してファンの要望を少しでも取り入れる方針。詳細はR.I.S.E.オフィシャルブログ「R-Square powered by アメブロ」にて近日発表される。
 既に発表されている須藤信充 vs. 龍二、水谷秀樹 vs. 村浜武洋の2カードと合わせ、年末開催予定のDOAトーナメントに向けての序章に注目だ。

水谷×村浜、須藤×龍二ほか決定|チケ先行発売

(2/16 up) R.I.S.E.の記者会見が15日、後楽園飯店で行われ、初の後楽園大会となる4/12大会の一部カードが発表された。

 アレックス・ロバーツ vs. 百瀬竜徳
 マグナム酒井 vs. TOMO
 水谷秀樹 vs. 村浜武洋
 須藤信充 vs. 龍二

ロバーツ&百瀬、3戦目で完全決着へ

 ロバーツは無差別級のR.I.S.E. G-BAZOOKAトーナメント'06王者で、百瀬はその前年大会の王者。2人は2度対戦したことがあり、第12回全日本新空手大会決勝では百瀬が僅差の判定で勝利。04年7月のR.I.S.E.ではダウンを奪い合う激闘の末、引分に終わっている。
 ロバーツは「前の試合の時はプロ2戦目。緊張した」と振り返り、「今回は判定まで行くことは無い」とコメント。百瀬も「次は決着をつけたい」と話した。2人とも以前より成長した面をアピールしたい気持ちでも共通する。MARSでのコーベット戦以来1年ぶりの試合となるロバーツは「スキルアップした。去年と今年のアレックスは違う」と自信。昨年G-BAZOOKA一回戦敗退の百瀬は「去年は自分を見つめ直す1年だった。G-BAZOOKAで優勝した頃に近い感覚に戻った」と話しており、前回の対戦時以上の激闘が期待できる。

マグナム「兄の武蔵選手を引きずり出す」

 マグナムは80kg契約のR.I.S.E. MIGHTY EIGHTY TOURNAMENT '06王者。武蔵の弟・TOMOは全日本キックのミドル級王者でR.I.S.E.初参戦。TOMOは武蔵よりも長身で、70kgのK-1 MAXでは減量に苦しんだ。今回の契約体重は78kgに設定されたため、本来の動きが見られそう。内田康弘R.I.S.E.プロデューサーも「この階級の事実上の日本一決定戦」とこのカードを一押しする。
 マグナムは「正道会館対士道館、全日本キック対R.I.S.E.の戦いなので負けられない」「相手の心を折って、兄の武蔵選手を引きずり出す」と抱負を語った。TOMOはタイで修行中のため会見を欠席した。

水谷、70kg制覇目指しまずは村浜戦

 60kg契約のR.I.S.E. FLASH to CRUSH TOURNAMENT '06王者・水谷秀樹は、昨年12月の70kg契約の R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENTでは一回戦で尾崎圭司に完敗。「これまで無理をして体重を増やしていた。少しずつ体重を上げて、次のDoAまでに体を作る」と宣言した。今度の日曜の試合は65kg契約で戦う。村浜も67kg前後の選手のため、村浜戦は70kg未満の契約体重となる予定だ。
 水谷は「今は週末の試合に100%気持ちが行っていますが、昔から見ていた有名選手と対戦できてうれしいです」とも話した。村浜は大阪在住のため欠席した。

須藤吠える「蹴りはK-1まで封印する」

 今大会の裏メインとなりそうなのが“天才”須藤と龍二の一戦。須藤はMIGHTY EIGHTY TOURNAMENT直前に腰を負傷し、一回戦敗退して以来の試合。我龍と死闘を繰り広げたことのある龍二も1年以上のブランク空けで、互いに復帰戦となる。
 福岡在住の龍二は欠席したが「天才の須藤選手には、ずうずうしさで対抗したい」等とコメントを発表。須藤は「2R以内に完全に失神KOさせます。間違いない。『須藤とやりたくない』と思うぐらい追い詰めます」「ワンパンで決まると思う。パンチだけで行く。ボクシングの天賦の才能を見せる。蹴りはK-1に出る時まで封印する」と吠えまくった。
 心配される須藤の減量だが、今年のはじめの段階で90kgあった体重も、今は78kgまで落ちたとのこと。龍二戦は71kg契約で行われる。

PRガールは早慶エリート美女

 今回、早稲田大学商学部卒業の香納葉月(かのうはづき:右)さんと慶応義塾大学法学部在籍中の月見栞(つきみしおり:左)さんが、新たに「FIREBALL Angels」としてR.I.S.E.のPR活動を務める。まさにR.I.S.E.のリングを彩る「早慶戦」に。「R.I.S.E.ガール」の水瀬ありささんと杉田裕美さんの計4名にて華を添える。(写真:水谷のベルトを借りてご満悦の須藤)
 伊藤隆KGS代表は「計画が実現すれば、今までの後楽園にない演出になる」とも話しており、ディファに雪を降らせたR.I.S.E.ならではのエンターテイメント性にも期待したい。
 なお、15日より、サイバーエージェントのアメーバブログにて「RISE公式ブログ『R-square(アールスクエア)』」がスタートした。URLは「http://ameblo.jp/rise-kgs」。(井原芳徳)

 

KGS "INNER WARP presents R.I.S.E. FIREBALL 1"
2007年4月12日(木) 東京・後楽園ホール
開場・17:30 オープニングマッチ開始・17:40(予定) 本戦開始・18:30

◆ 本戦

FB-VII BOUT 70kg契約 3分3R
HAYATO(FUTURE_TRIBE/UKF世界スーパーウェルター級王者)
キム・ソンウク(韓国/シンファジム/韓国M-1ミドル級王者)

FB-VI BOUT 76kg契約 3分3R
マグナム酒井(MAキック・士魂村上塾/R.I.S.E. MIGHTY EIGHTY TOURNAMENT '06優勝)
寒川直喜(バンゲリングベイ/J-NETWORKミドル級王者)

FB-V BOUT ヘビー級 3分3R
アレックス・ロバーツ(空柔拳会館/R.I.S.E. G-BAZOOKA TOURNAMENT '06優勝)
百瀬竜徳(TARGET/R.I.S.E. G-BAZOOKA TOURNAMENT '05優勝)

FB-IV BOUT 70kg契約 3分3R
大野 崇(UNIT-K/ISKA世界ミドル級王者)
裕樹(リアルディール/R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT '04準優勝)

FB-III BOUT 70kg契約 3分3R
菊地浩一(シュートボクシング・寝屋川ジム/R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT '04優勝)
川端健司(チームドラゴン/R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT '06 3位)

FB-II BOUT 65kg契約 3分3R
水谷秀樹(スクランブル渋谷/R.I.S.E. FLASH to CRUSH TOURNAMENT '06優勝)
村浜武洋(大阪ファイティングファクトリー/K-1ジャパンフェザー級GP '97優勝)

FB-I BOUT 71kg契約 3分3R
磨裟留(フリー/R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT '03優勝)
龍二(リアルディール/REALDEALミドル級王者)

◆ オープニングマッチ 

第4試合 72kg契約 3分3R
初見克利(クロスポイント古河)
東 玖(脩己會/TARGET)

第3試合 70kg契約 3分3R
亀井虎牛(J-NETWORK・アクティブJ)
小宮山大介(北斗会館)

第2試合 60kg契約 3分3R
岩永卓弥(アイアンアックス)
小野隆介(クロスポイント吉祥寺)

第1試合 57kg契約 3分3R
長田康助(スクランブル渋谷)
五味幸平(レフティージム)


■当日券(前売り券は完売しました)
・発売日時:4月12日(木) 16時より発売開始
・発売場所:後楽園ホール1階 当日券売り場
・販売予定席種:立見 ¥3,800- ※ほか各種チケットも若干発売予定
 ※当日券を購入された先着50名の方には当大会ポスターをプレゼント致します。
・お 断 り:数に限りがございますので、完売の場合はご了承下さい。

■チケット料金 (※全席指定・消費税込み)
A席 6,500円 (残り僅か)
SRS席 12,000円(1列目) RS席 9000円(2列目) B席 4,500円 HAYATO応援A席(西ひな壇最前列・特典付)6,500円 (いずれも若干枚数増席。イープラスもしくはKGS(03-3942-2135)のみでの取り扱い)
VIP席 20,000円(フェンス内)(完売)
HAYATO応援RS席 12000円(1、2列目)(イープラス限定販売)(完売)
(当日は全席1000円増し)

■一般発売 (2月17日(土)より)
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード=808-731)
イープラス http://eplus.jp/battle(PC&携帯)
後楽園ホール 03-5800-9999
東京イサミ 03-3352-4083
フィットネスショップ水道橋店 03-3265-4646
R.I.S.E.オフィシャルサイト http://www.rise-kgs.com/
KGS 03-3942-2135
バウトレビュー 送料無料。本誌予約特典:出場選手1名サイン入りフライヤーorパンフ(数量限定・先着順)。振込締切4/5(木)午後3時

■ お問い合わせ
KGS 03-3942-2135

Last Update : 04/11 22:24

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