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[K-1 MAX] 4.4 横アリ:本戦前に名城弟・ヴァシコバ・城戸登場

FEG "K-1 WORLD MAX 2007 〜世界最終選抜〜" 4月4日(水) 横浜アリーナ  【→カード&チケット】 [→掲示板]


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(4/3 up) 前日計量が11時より都内ホテルで行われ、全選手が1回でパスした。メインイベントで対戦する魔裟斗とオーレ・ローセンは揃って70kgのリミットジャストでパス。写真のとおり計量前の魔裟斗はHIROYAと談笑し、リラックスした様子で、減量も「順調だった」とのことだ。

 試合順は下記一覧のとおり。開場直後のオープニングファイトとして、下記の3試合が組まれた。プロボクシングWBA世界スーパーフライ級王者・名城信男の弟で、昨年の新空手K-2 GP関西予選中量級優勝の名城裕司がK-1デビューを果たす。

 名城裕司(頂上会) vs. 安田鉄平(ウェスト・ジャパン)
 サトルヴァシコバ(勇心館) vs. パク・ウィングヒョング(香港)
 蜜山剛三(ファイブリングス) vs. 城戸康裕(谷山ジム)

 当日券は16時より全席種を販売。大会の模様はTBS系28局ネットで当日21:00〜22:54に放映される。(井原芳徳)
 

魔裟斗、「挑戦者の気持ち」で好調キープ

(3/30 up) 横浜アリーナ大会まで1週間を切った29日、魔裟斗が東京・三軒茶屋のシルバーウルフジムにて3分2Rのスパーリングを公開した。
 大会が近いこともあり、疲れがピークだという魔裟斗だが、かつての試合直前のようなピリピリムードは無い。その秘密は、1か月前のカード発表会見でも話していた、「チャレンジャーの立場」に気持ちを持っていたことにあるようだ。
 「前は受けて立つ気持ちが強かったけど、挑戦者の気持ちでやるほうが楽なのがわかった。小比類巻の(アンディ・オロゴンとの)試合を見ていてもそう感じた」と話す。
 今回の相手・オーレ・ローセン対策として特別なことはやっていない。「いつも倒す気持ちでやっている」というスパーでは、前蹴りとハイキックで距離を保ちつつ、パンチのコンビネーションから最後の一発を何度もクリーンヒット。上下左右の攻撃をバランス良く出せており、好調ぶりをうかがわせた。
 普段の練習ではウェイトトレーニングはやめ、800メートルダッシュの走り込み等を増やしたところ、足腰と体力が強化。「もう28歳だから体力が落ちて来ると思ったけど、前よりも体力が上がってる。疲れてても寝て起きたら回復している」といい、ストレスが無いことが好調につながっているようだ。
 「俺もMAXも正念場」と現状を捉える魔裟斗。佐藤嘉洋ら他の日本人勢のことに関して聞かれると、「強くたって、スターじゃなきゃダメ。そんなの皆さんもわかってるでしょ?」と苛立った様子で答えていた。(井原芳徳)

シャファー「オザキ、ジョークを言っちゃいけないよ!」

 尾崎圭司と対戦するイアン・シャファーのメッセージが、オーストラリアのライジングプロモーションから届いた。

「ハロー、イアン・シャファーです。
今日はシドニーの夜景を見てて気持ちは最高!オーストラリアの夏もそろそろ終わ
り。今年の夏は暑かった。
日本はサクラの季節?一度見てみたいな。
オザキ選手はいいね。スピリチュアルな感じ。今回のK-1MAXにはたくさんのいいマッ
チがあるので凄く盛り上がりそうだね。
たけど俺とオザキの対決が一番ヒートするよ。踵落とし?ミサイルキック?笑わせてくれるね。ファンサービスでもそんなジョークを言っちゃいけないよ!
俺のハリケーンアッパーカットはミサイルキックよりもお先にヒットするぜ。サクラの花びらのように散らないようにね。」

山内、初参戦でドラゴと激突。ドーソン参戦

(3/21 up) 全日本キックのスーパーウェルター級王者・山内裕太郎(写真右)の、待望のK-1 MAX初参戦が決定した。アルメニアの豪腕ファイター・ドラゴと対戦する。ドラゴと当初対戦予定だったロザリオ・“ザ・シシリアン・ドン”・プレスティ(イタリア/チーム・アーツ)が負傷欠場するため、山内が抜擢された。
 山内は魔裟斗、佐藤嘉洋に勝るとも劣らない実力者として、以前からMAX参戦が待望されていた選手。全日本キックではウェルター級とスーパーウェルター級の2階級を制覇。昨年は5戦5勝(3KO)の好戦績を残し、全日本キックのMVPを獲得した。特に最近3試合、クンタップ戦白虎戦(写真)、望月竜介戦は、倒すか倒されるかの名勝負に。そんな危険な展開でもきっちり最後に勝つのが山内の真骨頂。ドラゴ戦も名勝負の予感だ。TATSUJI、尾崎圭司らの試合同様、結果と内容次第では世界トーナメント出場の可能性もある。

 他にも追加カード4試合が決定している。

 ヴァージル・カラコダ vs. 前田宏行
 ダニエル・ドーソン vs. ジョーダン・タイ
 ジャダンバ・ナラントンガラグ vs. ツグト“忍”アマラ
 HIROYA vs. 西村憲孝

 カラコダ×前田は昨年9月の世界王者対抗戦の再戦。元プロボクシング日本3階級王者の前田がパンチでダウンを奪うも、左まぶたを切り無念のドクターストップに終わっており、完全決着が期待される。
 ドーソン×タイは世界トーナメントのオセアニア代表、ナラントンガラグ×忍はモンゴル代表の最終選抜戦となる。ドーソンは03年11月の小次郎戦以来のMAX参戦。その後はボクシングで活躍し、ボクシング通算戦績26戦全勝17KO勝ち(情報源:BoxRec)。今もWBOスーパウェルター級(69.85kg)7位にランキングしている。昨年11月にはS-CUPに参戦。一回戦の相手・ヴァージル・カラコダが精彩を欠いたとはいえ、蹴りも駆使して見事判定勝ちしている。
 HIROYAは2月大会の特別試合で話題を呼んだ選手。この春中学を卒業し、4/20にタイに渡る前の最後の試合となる。正規のK-1ルールでの試合となる模様だ。相手の西村は京都の新空手&キック道場・KSS健生館所属の24歳だ。(井原芳徳)
 

魔裟斗、“結婚質問”に「関係無いからさ!」

(2/26 up) 次の7試合が決まった。いずれも3分3R(延長1R)。

 魔裟斗 vs. オーレ・ローセン
 アンディ・サワー vs. 佐藤嘉洋
 ブアカーオ・ポー・プラムック vs. アンディ・オロゴン
 アルバート・クラウス vs. TATSUJI
 マイク・ザンビディス vs. 武田幸三
 イアン・シャファー vs. 尾崎圭司
 ドラゴ vs. ロザリオ・“ザ・シシリアン・ドン”・プレスティ

 ローセンは昨年4月の開幕戦でドラゴにダウンを奪われ判定負けしたが、以前には欧州最大のキックボクシングイベント・スーパーリーグで活躍。現在29歳で、欧州トップファイターの1人であることに変わりはない。
 26日の全日空ホテル東京での記者会見に登場した魔裟斗は、ローセンについて「戦績(41戦25勝(10KO)16敗)を見ると大した事は無いと思っていたけど、ビデオを観たら油断できる相手じゃないことがわかった」と警戒。「パンチが重く、膝につなげるコンビも速い。前に出て来られないよう、自分も前に出て、真っ直ぐ下がらないことが大事」と戦術について語った。
 「最近は様子を伺うことが多かった。昔のように自分から前に出たい」とも話す魔裟斗。「リスクがあるのでは?」という問いには「前に出た方が俺は強い。昔の俺は実際、前に出てやられることは無かった」と自信たっぷりに答える。
 昨年4月の開幕戦のレミギウス戦の時も“原点回帰”をテーマに掲げていたが、今年はそれをさらに押し進めるつもり。「今年はもう失うものがない。チャレンジャーの立場。昔みたいに毎日練習している」と明かす。
 女優の矢沢心さんとの入籍に関する質問が繰り返されると、「リングの上では結婚とか関係無いからさ!」と声を荒げ、「家族を持ったからって守りに入らない。試合会場に彼女が来ても、TVで(カメラに)抜かれるのも嫌」と不快感を露に。甘い結婚ムードを吹き飛ばすような荒々しい試合をすることで、世界トーナメント制覇への足がかりとする構えだ。

ブアカーオ戦のオロゴン「壮絶な負け方をしたい」

 魔裟斗と佐藤以外の試合は、6/28武道館大会で開幕する世界一決定トーナメントの出場査定試合となる。谷川貞治K-1イベントプロデューサーは査定基準について、勝敗以上に「ファンが納得する試合をすることが大事」と説明している。

◆佐藤「日本トーナメントでの戦い方が世界でも通じるか確かめたい」
◆オロゴン「天狗になっている自分の鼻を折りたい。格闘技界に名を残すような壮絶な負け方をしたい」
◆TATSUJI「死に物狂いで立ち向かう。開幕戦につなげたい」
◆武田「いつも通り頑張り、お客さんを湧かせて勝ちたい」
◆尾崎「日本トーナメントであまり出せなかったテコンドーの技を出し、会場を湧かせて次につなげたい」

 ドラゴと対戦する初参戦のプレスティは、ピーター・アーツが推薦する22歳のイタリアムエタイ王者。戦績36戦28勝(17KO)7敗1分。
 残りカードは外国人選手の各地域の代表を決める試合が中心となる予定。日本トーナメントでオロゴンに敗れた小比類巻貴之は足首骨折が治らず欠場する。(井原芳徳)

魔裟斗出場。世界最終選抜を実施

(2/5 up) K-1 MAXの4/4横浜アリーナ大会の概要が発表された。魔裟斗やブアカーオらのスーパーファイトだけでなく、「世界最終選抜」と銘打たれているとおり、6/28武道館大会で開幕する世界一決定トーナメントの出場選手を査定する試合も組まれる。

 

FEG "Ameba presents K-1 WORLD MAX 2007 〜世界最終選抜〜"
2007年4月4日(水) 神奈川・横浜アリーナ
開場・17:00 開始・18:00

◆本戦

第10試合 3分3R(延長1R)
魔裟斗(日本/シルバーウルフ/MAX '03 世界大会優勝)
オーレ・ローセン(デンマーク/アンテイムド)

第9試合 3分3R(延長1R)
アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング・オランダ/MAX '05 世界大会優勝)
佐藤嘉洋(日本/フルキャスト / 名古屋JKファクトリー/MAX '05 '06 日本大会優勝)

第8試合 3分3R(延長1R)
ドラゴ(アルメニア/チーム・イッツ・ショータイム)
山内裕太郎(日本/全日本キック・AJジム/全日本スーパーウェルター級王者)

第7試合 3分3R(延長1R)
ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ/ポー・プラムックジム/MAX '04 '06 世界大会優勝)
アンディ・オロゴン(ナイジェリア/チーム・オロゴン)

 〜休憩〜

第6試合 3分3R(延長1R)
ヴァージル・カラコダ(南アフリカ/ウォリアーズMMAアカデミー)
前田宏行(日本/BUKURO GYM)

第5試合 3分3R(延長1R)
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ/MAX '02 世界大会優勝)
TATSUJI(日本/アイアンアックス/MAX '05 '06 日本大会準優勝)

第4試合 3分3R(延長1R)
ダニエル・ドーソン(オーストラリア/シュートボクシング・オーストラリア/WBOスーパウェルター級7位)
ジョーダン・タイ(ニュージーランド/レイ・セフォー・ファイトアカデミー)

第3試合 3分3R(延長1R)
マイク・ザンビディス(ギリシャ/メガジム)
武田幸三(日本/新日本キック・治政館/MAX '03 日本大会準優勝)

第2試合 3分3R(延長1R)
ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル/プチテンジム)
ツグト“忍”アマラ(モンゴル/フリー)

第1試合 3分3R(延長1R)
イアン・シャファー(オーストラリア/ファイブリングス・オーストラリア)
尾崎圭司(日本/チーム・ドラゴン)

第0試合 60kg契約 3分3R(延長1R)
HIROYA(フリー)
西村憲孝(KSS健生館)

◆オープニングファイト

第3試合 3分3R
名城裕司(頂上会 テアゲネス・スポーツ・アカデミー)
安田鉄平(ウェスト・ジャパン)

第2試合 3分3R
サトルヴァシコバ(全日本キック・勇心館)
パク・ウィングヒョング(香港/ウニーク・タイボクシング)

第1試合 3分3R
蜜山剛三(ファイブリングス)
城戸康裕(MAキック・谷山ジム/MA日本ミドル級王者)


◆入場料金(全席指定・消費税込み)
SRS席 23,000円 S席 13,000円 A席 6,000円
魔裟斗応援シート 13,000円(S席・特典付き)

◆デジタル先行発売 2007年2月4日(日) 10:00〜
K-1オフィシャルサイト(ケータイサイトでも)

◆K-1 MAX番組先行発売 2007年2月5日(月)21:00〜
特別電話番号 0570-084-636

◆一斉発売 2007年2月24日(土) 10:00〜
e+(イープラス) http://eee.eplus.co.jp/
チケットぴあ 0570-02-9999
ローソンチケット 0570-084-003(初日のみ特電:0570-084-656)(Lコード:39000)
CNプレイガイド 0570-08-9999(初日のみ特電:0570-08-9977)
キョードー東京 03-3498-9999
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可となります。

◆チケットに関するお問い合わせ先: キョードー東京 03-3498-9999

◆大会に関するお問い合わせ先: (株)FEG  TEL:03-3796-5060 FAX:03-3796-2978

Last Update : 04/03 17:38

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