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[PRIDE] 10.21 ベガス:中村の相手・イーストマン、二重契約で欠場

DSE "PRIDE.32 - THE REAL DEAL -" 10月21日(土) ラスベガス 【→カード&チケット】 【→掲示板】


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(10/17 up) DSEは17日、他団体との二重契約となることを理由に、マービン・イーストマンを欠場させることを発表した。対戦予定だった中村和裕の相手は、トラヴィス・ガルブレイス(カナダ/PGファイトクラブ)に変更となった。この選手は183cm/84kg。総合戦績10勝3敗。シャードッグのデータベースによると、3敗はいずれも1R決着で、ジョー・ドークセン、ジョルジ・サンピエール、ジョナサン・グーレとの試合でのもの。有名選手からの白星は無いが、最近はKOTC等で4連勝中で、調整具合によってはこのチャンスをものにするかもしれない。(井原芳徳)

バローニ×西島追加|全国10カ所で同時中継

(10/12 up) フィル・バローニの対戦相手が西島洋介に決定した。なお、日本全国10カ所のT・ジョイの映画館にて、10/22(日)朝10時より、ラスベガスからの同時中継によるパブリック・ビューイングが実施される。チケットは全席指定5000円(入場者プレゼント有・ファンクラブ特典有)。各劇場窓口にて10/14(土)のオープン時から販売される。

中村×マービン・イーストマンほか追加

(10/2 up) 中村和裕 vs. マービン・イーストマン、ジョーイ・ヴィラセニョール vs. ロビー・ローラーの2試合が新たに決定した。
 初参戦のイーストマンはかつてWFA、UFC、K-1ラスベガス大会で活躍。最近はWEFを主戦場とし、今年7月のWFA復活興行でジョルジ・オリベイラと引き分けている。
 ヴィラセニョールは6月の武士道でのウェルター級GP一回戦で長南に判定1-2で敗れて以来のPRIDE。
 ローラーは初参戦。02年〜04年までUFCを主戦場とし、最近はPRIDEと提携しているハワイのアイコン・スポート(旧スーパーブロウル)のメインイベンターとして活躍している。ハワイアンのファラニコ・バイタレには2連勝しているが、9月大会ではジェイソン・ミラーに肩固めで敗れた。(井原芳徳)

ヘンダーソン×ベウフォート決定

(9/24 up) ダン・ヘンダーソン vs. ビクトー・ベウフォートが決まった。契約体重は発表されていないが、ベウフォートに合わせミドル級で行われる可能性が高い。ヘンダーソンは8月のウェルター級GP準々決勝で三崎和雄に判定負け。母国で再起を計る。ベウフォートは元UFCライトヘビー級王者で、べガスではお馴染みの選手。7月のPRIDEでは高橋義生をわずか36秒でKOした。

ジョシュ×ナツラ他決定。ミルコUFC派遣案も

(9/19 up) DSEの榊原信行代表は19日、都内事務所で会見し、ラスベガス大会の追加2カード、ジョシュ・バーネット×パウエル・ナツラ、マーク・ハント×バタービーンを発表した。これで4試合が決定。ネバダ州のアスレチックコミッションの指示で、全9試合と決まっており、ライト級・ウェルター級も数試合行われる。

 ミルコ・クロコップの出場可否について榊原代表は「左足の甲が腫れていると聞いており、ドクターの返事待ち。本人も出たがっているが、1回目のアメリカ大会にミルコを投入するのはどうかと思う」と話した。
 その裏にはミルコの11月のUFCへの派遣というプランがある。7月のUFCでヴァンダレイ・シウバがチャック・リデルに対戦を要求していたが、PRIDE無差別級GP準決勝でミルコにKO負け。榊原代表は「リデルの相手にヴァンダレイがダメなら、ミルコでいいよとUFCには話を振っている。ミルコも『ヴァンダレイがダメなら俺が代わりに出る』と言っている。UFCのダナ(・ホワイト)社長が海外のメディアで、僕らが逃げているかのような発言をしているが、僕らは選手を派遣する準備ができている」と説明した。

 PRIDEベガス大会では、ネバダのルールに合わせ、5分3R制が採用され、グラウンドの相手の頭部への蹴り、道衣やシューズの着用が禁止となる。踏み付けを得意とするショーグンのファイトスタイルにどういう影響を及ぼすかも注目点となる。だが、同州で認められる頭部への肘打ちは、「カット狙いがUFCでは多く、怪我を誘発するだけ(榊原代表)」だと判断し、PRIDEでは反則となる。
 演出面は「東京ドーム並」になるといい、日本の大型演出機材も船便で運ぶ。試合前の煽り映像はアメリカ向けに作り込み、PRIDEらしさを前面に押し出し、「アメリカのお客さんの度肝を抜きたい」とのことだ。
 PPV中継を行っていない国々でも、今大会からネットを通じPPV生中継が見られるように。UFCやWWEも配信しているエントリック社と提携。視聴料は30〜35ドルで、30万件の視聴者数を見込む。日本の地上波中継の無くなったDSEにとって大事な収入源となるだろう。但しテレビで見られる日本やアメリカ等でネット中継は視聴できない。日本では国内の大会同様、スカイパーフェクTV(Ch.180)にて日本時間10/22(土)朝11時からPPV生中継される。(井原芳徳)
 

ジョシュ、“アメリカへの復讐”に意欲

(9/12 up) PRIDE無差別級GPの一夜明け公開記者会見が11日、都内のホテルで行われ、決勝を争ったミルコ・クロコップとジョシュ・バーネットが出席した。
 仲の良さを示すかのように、二人は時折ひそひそ話をしたり、水を飲み干したジョシュにGP覇者・ミルコが自分の水を与えることも。ミルコはジョシュについて「総合の中における打撃でも非凡な物を持っている。昨日ローキックをもらって肌で感じた」と讃え、ジョシュは「ビーチの美しいクロアチアに行きたい」「一緒に練習し、互いの最高を目指したい」と話し、ミルコの合同練習案に改めて前向きな姿勢を示した。
 ラスベガス大会出場に関してミルコは「眉の上を2針縫っただけでダメージはほとんど無い。出ろと言われればどこにでも行く」とコメントした。ダメージの心配なジョシュだが、02年3月のUFC 36のクートゥアとのタイトル戦以来となる母国での試合に非常に前向き。「必ず出る。昨日のような最高の試合を見せ、世界最高峰の試合を生で味わうというのはどういうことなのか、アメリカのファンにわからせたい」と語り、アメリカの関係者・ファンへの復讐心を言葉の節々で感じさせた。
 母国への思いの強さは国会議員・ミルコも共通。PRIDEのクロアチア大会について「いつかはやりたい。我が国の青少年の健全育成のためにも、このスポーツを発展させたい」と話す。榊原信行DSE代表は「実現の可能性はある」と話し、「以前にミルコが故郷でノゲイラとの再戦をやりたいと話していた。クロアチアはリゾートもあり、西欧にも近い」と理由を説明した。
 高田延彦PRIDE統括本部長は両雄の激闘を讃え、特にジョシュには「間違いなくMVP」と結果以上の評価を与えた。だが一方で「最低というか、非常に落差のある数試合を見ざるをえなかった」と、中村和裕 vs. 中尾“KISS”芳広等の凡戦をチクリ。「GPのベスト4選手達のような、大きなリスクを犯し、勝ちに繋げる意識が彼らにも伝わって欲しい」と話した。榊原代表はべガス大会に中村を出場させる考えは変えておらず、同大会での中村の変化も見所となる。
 なお、試合後はノーコメントで病院に向かったヴァンダレイ・シウバに関して、榊原代表は「目の周囲の怪我が3週間程で治ると聞いた。気持ちは折れていない。明るく帰って行った」と話した。(井原芳徳)

ヒョードル「怪我はほぼ回復した」

(8/30 up) エメリヤーエンコ・ヒョードルが韓国・ソウルで29日、オンラインゲーム会社「サイカンエンターテインメント」の記者懇談会に出席した。ラスベガス大会の復帰戦について「私の怪我はそれほど深刻なものではなく、ほぼ回復した。ラスベガス大会に向け一所懸命に練習しており、素晴らしい試合をお見せする。マーク・コールマンとの試合が楽しみだ」とコメントした。ヒョードルは30日に同社のCM撮影をし、31日にテレビ番組に出演した後、ロシアに戻る予定だ。(情報提供:サイカンエンターテインメント)

タイソンと試合契約。世界戦略の鍵に

(8/25 up) マイク・タイソンがPRIDEのリングで試合をするための契約を結んだことがわかった。24日に名古屋で行われたPRIDE武士道直前会見終了後、榊原信行DSE代表が明らかにした。ラスベガス大会で即試合をする可能性は低いが、PRIDE側はタイソンを世界戦略のキーパーソンとして位置づけたい考えだ。

ヒョードル、復帰戦はコールマンと

(8/20 up) DSEはカリフォルニアで19日(現地時間)に記者会見を行い、ラスベガス大会の2カード、エメリヤーエンコ・ヒョードル vs. マーク・コールマン、マウリシオ・ショーグン vs. ケビン・ランデルマンを発表した。
 ヒョードルとコールマンは04年4月のヘビー級GP開幕戦以来2度目の対戦。前回はヒョードルが勝利している。ヒョードルの試合出場は昨年大晦日のズール戦以来約11か月ぶり。昨年のミドル級GP覇者・ショーグンは、2月のコールマン戦で右肘を脱臼して以来の試合となる。
 同会見にはマイク・タイソンも来場。PRIDE公式サイトの記事によると、DSEの榊原信行代表は「単なるゲストではなく、我々とともに格闘技界に革命を起こすパートナー」とタイソンを紹介し、タイソンは「PRIDEは最も素晴らしい団体です。その団体の“一員”になれてとても嬉しい」等とコメントしたという。

大会名は「THE REAL DEAL」

(8/13 up) PRIDE初のアメリカ大会の正式名称が「PRIDE.32 "THE REAL DEAL"」に決まった。サブタイトルは「本物の」「真実の」といった意味を持つ。アメリカでは「.32」は付けない。出場予定選手も下記のとおり発表された。
 DSEでは日本からの観戦ツアーの参加者を募集する。詳細はオフィシャルサイト内のページを参照。

 

ドリームステージエンターテインメント "PRIDE.32 - THE REAL DEAL -"
2006年10月21日(土) 米国ネバダ州ラスベガス・トーマス&マックセンター
開場・16:00 開始・18:00(予定)

◆決定カード

エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッドデビル/PRIDEヘビー級王者)
マーク・コールマン(アメリカ/ハンマーハウス)

マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー/PRIDE GP 2005覇者)
ケビン・ランデルマン(アメリカ/ハンマーハウス)

ジョシュ・バーネット(アメリカ/フリー/パンクラス無差別級王者)
パウエル・ナツラ(ポーランド/高田道場)

マーク・ハント(ニュージーランド/オシアナ・スーパーファイタージム)
バタービーン(アメリカ/チーム・バタービーン)

ダン・ヘンダーソン(アメリカ/チーム・クエスト/PRIDEウェルター級王者)
ビクトー・ベウフォート(ブラジル/フリー)

中村和裕(日本/吉田道場)
トラヴィス・ガルブレイス(カナダ/PGファイトクラブ)

ジョーイ・ヴィラセニョール(アメリカ/ジャクソンズ・サブミッション・ファイティング)
ロビー・ローラー(アメリカ/ミレティッチ・マーシャルアーツ)

西島洋介(日本/高田道場)
フィル・バローニ(アメリカ/ハンマーハウス)


◆お問い合わせ:ドリームステージエンターテインメント TEL:03-5464-1531

Last Update : 10/17 19:55

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