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[全日本キック] 7.24 後楽園:オープニングファイトは17:50開始に

全日本キック "SUPER FIGHT" 7月24日(日) 後楽園ホール  【→カード&チケット情報】 [→掲示板スレッド]

(7/24 up) 前日計量が夕方5時より都内で行われ、本計量1回目で全選手がクリアした。
 なお、オープニングファイト第3試合に出場予定だった渡辺真治(CUC)が、練習中に負傷(右膝関節炎・全治3週間)しドクターストップがかかったため欠場する。直前の欠場のため、白川裕規(S.V.G.)の不戦勝扱いとなり、リング上で勝者コールのみ行われる。また、これによりオープニングファイト開始時刻が17:50に変更となった。

当日券情報。大月Tシャツも発売

 当日券は16:00よりRS席¥10,000/S席¥7,000/A席¥5,000/一般立見¥4,000を発売。いずれも数に限りがあるので、購入はお早めに。
 会場では“爆腕”大月晴明のTシャツが限定20枚のみ発売される。カラー:ブラック、サイズ:S・M・Lの3種類。価格¥3,000。
 他にも8/13(土)後楽園大会(前田尚紀がNJKF王者と対戦)、7/31(日)横浜赤レンガ大会(魂叶獅がNJKFランカーと対戦)の前売チケットが発売される。

小林、勝てば他団体進出へ

(7/21 up) 小林聡が19日、所属の藤原ジムでの練習を公開した。全日本フェザー級1位の前田尚紀と、ライト級8位の上杉武信相手に3分ずつのスパーリングを見せたが、これまで以上に低めの構えで相手の攻撃をかわし、コンビネーションも絡めつつ重みのある左ボディ、左ミドルを放っていく。
 構えを低くしたのは、「その方が攻撃に力が入りやすいから」だといい、「もっとフットワークを使えるようになれば」と今後の課題を語った。
 「進化した戦いを見せたい。毎回、同じパターンだと、見ている人が飽きる」と目をギラつかせる小林。師匠の藤原敏男氏も「ここんとこの練習を見ていると、もうそろそろ変わってもいい時期」も期待を寄せる。
 相手のデビット・リー・ホイの情報が乏しく、小林はわざわざジムにゴキブリホイホイを用意してマスコミから笑いを取っていたが、「俺も罠にかけて勝ちますよ」ともコメント。進化した小林に注目だ。
 なお、宮田充興行部長は他団体から複数のオファーがあることを明かし、ホイ戦をいい形でクリアし、体調に問題なければ、派遣したい考えを示した。ここ5年ほど全日本のリングだけで試合をしてきた小林だが、本人も前向きで、試合後の発言内容に注目が集まる。

山本元気にW元気が援軍。タイ王者と真っ向勝負

 全日本フェザー級王者・山本元気が12日、所属のREX JAPANでの練習を公開した。今回はタイ国プロムエタイ協会フェザー級王者、ルンピニースタジアム・フェザー級3位のトップファイター、ゲーオ・フェアテックスと対戦する。
 「こんなチャンスは滅多にない。できる限りのことをやる」と気持ちを高ぶらせる山本。ゲーオの試合のビデオは2年前のものしか見ておらず、まだ21歳で伸び盛りのため、山本は参考程度にしか考えていない。サウスポーということがわかっているため、サウスポーの選手を他団体からも多く呼び寄せ、激しいスパーリングの日々を送る。
 この日はムエタイスタイルを得意とする山口元気の愛弟子・中村元気(クロスポイント吉祥寺)との2Rのスパーを公開。中村はJ-NET、R.I.S.E.、M-1等に参戦する選手で、山本のゲーオ戦が決まってからこの日で4度目の練習だという。

 1R目は山口の細かいアドバイスを受け、中村がミドルやテンカオを的確に当てていく。だが、山本側についた大月晴明からインターバル中に「正面に立ち過ぎ」というアドバイスが飛ぶと、山本は次第に中村をパンチで追いつめるように。中村は山本の印象について「一発一発がズシリと重い。気持ちが強く、蹴っても蹴っても下がってくれない」と話し、大月も「モチベーションは凄い。蹴りは当てさせてもえらないだろうけど、パンチで自分の土俵に持ち込むことさえできれば、いい勝負をするんじゃないか」と話した。
 「日本代表のつもりで行く。日本のチャンピオンはこんなもんだ、と思われたくない」と語る山本。展開については「パンチを当てないと勝てない。1Rから真っ向勝負でいきます」と語り、「どうせやられるのなら、言い訳できないぐらいの負け方をしたい」「みっともない試合だけはしたくない」と覚悟のほどを示した。(井原芳徳)

山本元気、プロムエタイ協会王者と対戦

(7/4 up) 日本 vs. 世界・5対5マッチ、副将・山本元気の対戦相手が、タイ国プロムエタイ協会フェザー級王者・ルンピニースタジアム・フェザー級3位のトップファイター、ゲーオ・フェアテックスに決定した。ゲーオは21歳で戦績140戦97勝(36KO)38敗5分。1日(現地時間)、ルンピニーのメインイベントで、同スタジアムのスーパーバンタム級王座でもあるユッタガーン・トゥンソンタクシンを2R、パンチのラッシュでKOし、プロムエタイ協会王座を奪取したばかりだ。必殺の左ストレートを持つゲーオと“右の殺し屋”元気による日タイ現役王者対決はKO必至だ。ちなみに、プロムエタイ協会のランキングにはルンピニー&ラジャダムナンの強豪が名を連ねている。6/5時点のフェザー級ランキングでは、ルンピニー&ラジャ統一王者・アヌワットが1位、ゲーオは5位だった。

 なお、今大会のオープニングファイトが1試合増え、開始時刻は当初予定どおり5:30に戻っている。

小林聡&パンクラス伊藤の相手決定

(7/1 up) 日本 vs. 世界・5対5マッチ、大将・小林聡の対戦相手が、オーストラリアから初来日を果たすデビッド・リー・ホイ(David Lee Hoy:写真右)に決定した。
 ホイはパース出身の25歳。18歳でデビュー後、WKAムエタイSライト級、WKAキック・ライト級、IPMTOムエタイ・ライト級の3本のナショナル王座を獲得している。戦績22戦18勝(7KO)2敗2分。得意技は右フックとハイキック。特に最近はパンチに磨きをかけ、ボクシングで活躍する師匠のダニエル・ドーソン同様、昨年ボクシングでプロデビューを果たしている。最後の試合は5月28日、米国ラスベガスに飛びRamie Adanzaと対戦。5Rフルに打ち合う打撃戦の末に引き分けている。

 本戦3R2試合も日本 vs. 世界の構図に。パンクラスismから参戦の伊藤崇文は第1試合に登場し、韓国のハイパー・キック・リーと対戦する。リーは昨年4月に全日本に参戦し、山内裕太郎に2R KO負けした選手。総合の経験もある点で、伊藤と共通する。第2試合では元新極真会ワールドカップ3位の中園貴宏(S.V.G.)が、長野・峯心会に所属するペルー人、モネ・ハビエルと対戦する。
 オープニングファイト2試合も決定。こちらの開始時刻は5:45。対抗戦副将・山本元気の対戦相手はタイ国強豪を予定しており、週明けにも正式決定する模様だ。

15歳の韓流美少年ファイターが初参戦

(6/30 up) 日本 vs. 世界・5対5マッチのうち、大将・小林聡、副将・山本元気以外の3選手の相手が決まった。3人とも10代で、イキのいいファイトが期待できる。

[中堅戦] ライト級:増田博正 vs. リアム・ハリソン(イギリス/WAKO-PRO世界ライト級王者)
[次鋒戦] 67kg契約:山内裕太郎 vs. ミルコ・カーン(スイス/WKNスイス・ムエタイ・ウェルター級王者)
[先鋒戦] 55kg契約:寺戸伸近 vs. “オルチャン”クォン・ミンソク(韓国)

 写真の選手がオルチャンで、そのニックネームは韓国語で「ハンサム(オル=顔、チャン=一番)」という意味を持つ。昨年12月に弱冠15歳でデビュー。左写真は中学校卒業式での母親とのツーショット。韓国の老舗、青武ジムに所属し、僅か半年の間に7戦を行い、その全てに勝利している、韓流キック軽量級期待の新星だ。得意技は長い脚を生かしたハイキック。
 ハリソン、カーンは過去に全日本参戦経験のある選手。ハリソンは2年前に増田を3R KOしており、増田にとってはリベンジ戦となる。しかしハリソンは昨年8月にサトルヴァシコバの左を完璧に封じ込めて、判定で勝利。その後も5戦5勝(4KO)とさらに強さに磨きをかけ、WAKO-PROの世界タイトルも獲得した。弱冠19歳ながら27戦24勝(15KO)1敗2分という驚異的な戦績を誇る。キックが盛んなヨーロッパの中で最もムエタイ熱が高いのがイギリスであり、ハリソンもタイへ幾度となく渡り、本場のテクニックとスタミナを身に付けた。今回もタイで3ヶ月の強化トレーニングを積んでの来日となる。
 カーンはスイスが生んだ英雄アンディ・フグに続けと、日本での成功を夢見る19歳。通算戦績34戦30勝(19KO)2敗2分。4月大会で山本優弥と対戦し、ローを効かされた末にハイキックでKO負けを喫したが、その時は元々出場予定だった選手の負傷欠場を受け、試合5日前に緊急オファーを受けての初来日だった。6月スイスでの復帰戦は右のバックキック一発で1R KO勝利。今回はしっかり準備しての来日となるため、真価を発揮することだろう。対戦する山内はカウンター攻撃の技術に長け、スイスの散打王者でもあるカーンの突進ファイトにどう応戦するかが見物だ。

小林聡・山本元気らが海外勢と対抗戦

(6/20 up) 昨年、7月大会で中量級、8月大会で軽中量級&軽量級の日本 vs. 世界・5対5マッチを行い、大きな注目を集めた全日本キック・夏の大一番「SUPER FIGHT」が今年も行われる。
 大将戦には“野良犬”小林聡が登場。1月、大月との頂上決戦で3R KOに散った小林だが、4月大会ではジョナータ・ザルボ(イタリア)を1Rで斬って落とし復活。今回も、闘争心溢れる闘いに期待がかかる。
 副将は、5月大会でムエタイ戦士チンチャイを1R瞬殺、連続KO勝利を9(1分をはさむ)に伸ばした“右の殺し屋”山本元気が出陣。なお、山本の強い要望により、対戦相手は今回もムエタイ選手となる予定だ。
 中堅の全日本ウェルター級王者、山内裕太郎は今年2月の我龍戦以来のリング。“神童”山本優弥を相手にタイトルを2度防衛、王者としては磐石の勝負強さを誇る山内だが、ヨーロッパ選手との対戦は過去3戦3敗。今回もヨーロッパ選手との対戦が予定されており、鬼門突破が闘いのテーマとなる。
 5月大会で島野智広を下し全日本ライト級4位にランクイン、全日本2階級制覇を目論む増田博正が次鋒。全日本キックのリングでは、2年前にリアム・ハリソン(イギリス)に3R KOで敗れて以来の国際戦登場となる。
 先鋒戦には、4月のイギリス遠征試合でヨーロッパ王者のリース・クルークをヒジでTKO撃破した、寺戸伸近が抜擢を受けた。
 5選手の対戦相手となる海外選手は後日発表される。
 また3ラウンドでは、4月大会のデビュー戦でジョン・ジュンヒョク(韓国)と壮絶な打撃戦の末に1R KO勝利を飾った、パンクラスism・伊藤崇文が、キックデビュー2戦目を行うことが決まっている。

 

全日本キックボクシング連盟 "SUPER FIGHT 〜日本VS世界・5対5マッチ〜"
2005年7月24日(日) 東京・後楽園ホール
開場・17:00 オープニングファイト開始・17:50 本戦開始・18:30


第7試合 日本×世界5対5・大将戦 62.5kg契約 3分5R
小林 聡(藤原ジム/WKA世界ムエタイ・ライト級王者)
デビッド・リー・ホイ(オーストラリア/カラマンダ・キックボクシングジム/オーストラリア三冠王者)

第6試合 日本×世界5対5・副将戦 58kg契約 3分5R
山本元気(REX JAPAN/全日本フェザー級王者)
ゲーオ・フェアテックス(タイ/タイ国プロムエタイ協会フェザー級王者)

第5試合 日本×世界5対5・中堅戦 ライト級 3分5R
増田博正(スクランブル渋谷/全日本ライト級4位)
リアム・ハリソン(イギリス/バッドカンパニー/WAKO-PRO世界ライト級王者)

第4試合 日本×世界5対5・次鋒戦 67kg契約 3分5R
山内裕太郎(AJジム/全日本ウェルター級王者)
ミルコ・カーン(スイス/ファイトクラブ・チューリヒ/WKNスイス・ムエタイ・ウェルター級王者)

第3試合 日本×世界5対5・先鋒戦 55kg契約 サドンデスマッチ
寺戸伸近(BOOCH BEAT/全日本バンタム級3位)
“オルチャン”クォン・ミンソク(韓国/正武ジム/韓国バンタム級3位)

第2試合 ミドル級 3分3R
中園貴宏(S.V.G.)
モネ・ハビエル(ペルー/峯心会)

第1試合 70kg契約 3分3R
伊藤崇文(パンクラスism)
ハイパー・キック・リー(韓国)

オープニングファイト第3試合 ミドル級 3分3R
白川裕規(S.V.G.)
渡辺真治(CUC)

オープニングファイト第2試合 ウェルター級 3分3R
荒井崇志(SOUL GARAGE)
HIROAKI(峯心会)

オープニングファイト第1試合 ウェルター級 3分3R
小宮龍司(TEAM-1)
佐藤龍男(大誠塾)

※出場選手はケガ等により変更となる場合がありますのでご了承ください。


■チケット料金  
RS席 ¥10,000 S席 ¥7,000 A席 ¥5,000
※前売・当日とも同料金

■チケット発売場所
チケットぴあ 0570-02-9999
イープラス(http://eee.eplus.co.jp/)TEL. 03-5749-9911
後楽園ホール 03-5800-9999
チケット&トラベルT-1 TEL. 03-5275-2778
全日本キック 03-3365-1171
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■お問い合わせ
全日本キック 03-3365-1171

Last Update : 07/24 02:21

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