(レポ) [全日本キック] 4.16 イタリアほか:清水・寺戸が勝利
OKTAGON 2005年4月16日(土) イタリア・ミラノ:マツダパレス
肘無し 72kg契約 3分5R ×ステファノ・ストラディーラ(イタリア) ○清水貴彦(GOLDEN FIST/WPMF世界ミドル級王者) 判定
オーストリア、タイに続き3度目の遠征試合の清水は、かつて新田明臣とWKA世界王座を争ったこともあるストラディーラと対戦。パンチで一度ダウンを奪い、判定勝利を飾った。この勝利で清水の戦績は28戦17勝(9KO)5敗6分。
同大会ではK-1ルールの8人トーナメントも行われ、アレクサンダー・ウスティノフが優勝。ヘビー級の注目株バダ・ハリはスーパーファイトでヴィタリ・オフラメンコに判定勝利。かつてWINDY智美と闘ったことがあるギリシャの女子選手カリオピ・ゲイツィドウが、WMC世界女子ムエタイ・タイトルマッチで勝利している。
PAIN and GROLY 2005年4月23日(土) イギリス・バーミンガム:NECアリーナ 55s契約 3分5R ×リース・クルーク(イギリス/ISKAヨーロッパ・バンタム級王者) ○寺戸伸近(BOOCH BEAT/全日本バンタム級3位) 3R TKO (ドクターストップ:肘によるカット)
今回が海外初ファイトの寺戸は、イギリスの中量級トップファイター、ピーター・クルークの実弟であるリースと対戦。試合はパンチャーのクルークに寺戸も真っ向から応戦してヒートアップ。そして3ラウンド中盤、前進してきたクルークに寺戸は縦ヒジを合わせカットに成功。2度目のドクターチェックでストップがかかり、寺戸のTKO勝利となった。 現地プロモーターは、この日行われた全9試合のベストファイトと絶賛していたという。寺戸は8戦6勝(2KO)1敗1分。なお、全日本キック選手のイギリス遠征は、過去に浜川憲一(AJジム/2003.10.5 フランキー・ハダーズに判定負け)、藤原あらし(S.V.G./2004.4.24 デメイン・トライナーと引き分け)が行っているが、今回3度目にして初勝利となった、
同大会ではリアム・ハリソン(イギリス/日本で増田博正にKO勝ち、サトルヴァシコバに判定勝ち)対エンバイエ・アブドゥライエ(フランス/日本でサムゴー・ギャットモンテープにKO負け)のカードも実現。ハリソンが5ラウンド判定勝利を飾った。(情報協力:全日本キックボクシング連盟)
Last Update : 04/25 21:34
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