(速報) [全日本キック] 7.20 後楽園: サムゴー、伝家の宝刀左ミドルで貫禄のKO勝利
全日本キックボクシング連盟 "ALL JAPAN KICKBOXING 2003 KICK OUT" 2003年7月20日(日) 東京・後楽園ホール
レポート:新小田哲 【→大会前のカード紹介記事】 [→掲示板・キック&K-1 MAXスレッド]
メインイベント 第7試合 タイvsフランス 62kg契約 3分5R ○サムゴー・ギャットモンテープ(タイ/ルンピニ−スタジアム・スーパーフェザー級王者) ×エンバイエ・アブドゥライエ(フランス/WPKLヨーロッパ・ライト級王者) KO 3R1'24"(左ミドル) 入場時からファンに囲まれるなどすっかり全日本のスターといった感じのサムゴー、いまや代名詞となった、左ミドルを出すたびに場内から驚嘆のどよめきと歓声が起こる。 ミドル、ローの連打で優位に立つサムゴーだが、ヒジを狙った際にエンバイエのヒジがカウンターでヒット。左目下を腫らし、額をカットされチェックを受ける。これで「やり返してやろうと思った」というサムゴーがラッシュ。左ロー、ミドルの連打から、最後はローで崩しミドルをボディに入れるとエンバイエダウン。そのまま10カウントが数えられた。
セミファイナル 第6試合 日本vsタイ 70kg契約 3分5R △ガオラン・カウイチット(タイ/ルンピニースタジアム・ウェルター級王者) △清水貴彦(超越塾/全日本ミドル級2位) 引分1-0(49-49,50-48,49-49) 鋭いミドル、首相撲からのヒザ蹴りを狙うがオランだが、清水は徹底的なアウトボクシングから踏み込んでパンチを当て、引分に持ち込んだ。
※この間休憩。明けて安川賢引退セレモニー
第5試合 日本vsイギリス 60kg契約 3分5R ○リアム・ハリソン(イギリス/WAKO-PROイギリス・Sフェザー級王者) ×増田博正(ソーチタラダ/J-NETWORKフェザー級王者) KO 3R2'55"(3ダウン:左フック) リアムのパワフルなパンチに打ち合いを挑んだ増田だが、3R右フックでダウン。そのダメージが抜けきらない内に立て続けにパンチで3ダウンを奪われた。
第4試合 日本vsイタリア 67kg契約 3分5R ○ファビオ・コレーリ(イタリア/WKN世界ムエタイ・ウェルター級王者) ×山内裕太郎(AJパブリックジム/全日本ウェルター級王者) 判定3-0((50-46,49-47,50-47) 両者手数が少なく、間合いを伺いあう展開となった。4R、コレーリのロー、インローでダメージを蓄積された山内が焦ってパンチを狙ったところにカウンターの左フックをもらいダウン。その減点が響いて判定負けした。
第3試合 日本vsギリシャ 54kg契約 3分5R ○カリオピ・ゲイツィドウ(ギリシャ/WKA世界女子バンタム級王者) ×WINDY智美(AJパブリックジム/WPKL世界女子Sバンタム級7位) KO4R 2'45"(右ストレート) カリオピの力強い右に後退を余儀なくされるWINDY、幾度もコーナーでラッシュを受け、その度に反撃したものの、最後は力尽きた。
第2試合 全日本ウェルター級ランキング戦 サドンデスマッチ 3分3R(延長最大2R) ×小松隆也(建武館/5位) ○山本優弥(空修会館/前ライト級7位) 判定0-3(28-30,28-30,29-30)
第1試合 全日本ミドル級ランキング戦 サドンデスマッチ 3分3R(延長最大2R) ○中村高明(藤原ジム/3位) ×上林 剛(青春塾) 判定2-0(30-29,30-30,30-28)
特別試合 58kg契約 3分3R ×デンジャー高山(TEAM-1) ○彩丘亜紗子(S.V.G.) 判定0-3(28-30,29-30,29-30) 異色の男女対決は、デンジャーが彩丘に首相撲からのヒザ蹴りを当てられ、転がされて完敗。
フレッシュマンファイト第2試合 フェザー級 3分3R ×清水英樹(月心会) ○正巳(勇心館) 判定0-3(26-30,27-30,27-30)
フレッシュマンファイト第1試合 ミドル級 3分3R ○白川裕規(S.V.G.) ×大和東洋(REX JAPAN) 判定3-0(30-29,30-29,30-29)
Last Update : 07/20
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