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[シュートボクシング] 1.23 福岡:緒形、イルマッツKO宣言。松井乱闘!?

シュートボクシング "GROUND ZERO" 1月23日(日) 福岡国際センター 【→カード情報】 [→掲示板スレッド]

(1/22 up) 出場選手出席の公開記者会見が21日、福岡・天神の三越ライオン広場にて行われた。
 シュートボクシングは昨年、大阪・名古屋・仙台の地方大会を開催。そして今年は一発目が福岡と、地方にかける熱意は大きい。会見の冒頭挨拶でシーザー武志シュートボクシング協会会長は「シュートボクシングの20年を通して、地方にも多くのファンが存在していることを実感しています。そのファンの皆様に少しでも多く、生の試合を観戦頂けるように、どんどん地方大会も増やしていきたい」と、11年ぶりの福岡大会へ込めた思いを語った。
 メインでK-1ファイターのトルコ人・セルカン・イルマッツと対戦する緒形健一は「日本人でイルマッツ選手を倒して勝った選手はいません。非常にやりにくいスタイルの相手だとは思いますが、自分がキッチリKOして、九州のファンにシュートボクシングの魅力を伝えたいです」と力強く宣言した。
 他の選手のコメントは以下の通り。なお記念撮影後の対戦相手同士の個別撮影時には、松井大二郎とチームクエストのブライアン・フォスターが睨み合いエキサイトし、乱闘寸前の掴み合いを展開。トレーナーやスタッフの制止により事無きを得たが、触発されたノブ・ハヤシとベン・ロスウェルの間にも一色即発のムードが漂ったという。(情報&写真提供:シュートボクシング協会)

◆土井広之「タイ人の強豪とは是非やりたかった。キャリアの中でもパジョンスックは最高級の相手。ローキックを叩き込んで、日本人の強さを思い知らせたい。キラーローは錆びてないことを証明する」
◇パジョンスック・SKVジム(タイ)「日本で試合が出来て嬉しい。ルールは良く知っている。投げが許されるなら、自分も得意だから使うよ」

◆宍戸大樹「アンディ・サワーやアルバウト・クラウスよりも実力が上と言われるアムラーニをKOしたオ−レを倒せば、またアンディ追いかけられる。今年一発目の試合で、こんな相手と闘えるのは自分にとってのチャンスです」
◇オーレ・ローセン(デンマーク)「昨年SBに初トライしたS-cupでは、全く自分らしい試合を出来なかったが、今回は2回目。このルールで宍戸という素晴らしい相手と闘えるのはチャンス。投げもチョークも使ってKOで勝つ。」

◆ノブ・ハヤシ「相手もデカイし、始めてのSBルールということでワクワクしてます。でも投げられる前にドつきまくってKOで試合を終わらせる」
◇ベン・ロスウェル(アメリカ)「俺はMMAがベースのファイターだが常にKOしか考えていない。ノブはK-1で闘ってるが、俺みたいな相手は始めてだろう。投げも使えるSBルールは俺にとって有利。」

◆松井大二郎「上に上がるチャンスをもらったと思っている。今日来てるこのダン・ヘンダ−ソンが常に練習を共にするスパーリングパートナーだということなので、絶対エキサイティングな試合が出来ると思う。」
◇ブライアン・フォスター(アメリカ)「日本での試合を望んでたが、PRIDEにも出てる彼と闘えるのはラッキー。明後日のイベントで俺の実力を知らしめる。」
◇ダン・ヘンダ−ソン(フォスターのセコンドとして来日)「SBという格闘技は知っていたが、非常に画期的なルールの競技だと思う。その大会でMMAの試合を見せる私のパートナーが、松井という素晴らしい選手と闘えることは光栄に思う。きっとエキサイティングな試合になる。」

◆菊地浩一「こういう大舞台で試合を出来ることは光栄。もっともっと上を目指しているので、しっかり結果を残したい」

◆中野巽耀「世の中は韓流ブームだが関係ない。自分が今まで培ったスタイルでしっかり結果を残す」

◆大石 亨「自分は佐賀の出身なので試合のチャンスを頂いて有り難い。雪が降って冷えてる九州を俺の試合で盛り上げたい。」

天神で金曜6時より全選手公開記者会見

(1/21 up) 全選手出席の公開記者会見が、21(金)18:00- 福岡三越・ライオン広場(天神駅ソラリアターミナルビル1F)にて行われる。緒形、イルマッツらを間近で見れる滅多にないチャンスだ。
 なお、特別出場の発表されていた佐藤ルミナの相手が、同門の植松直哉に決定した。5分1RのMMAスペシャルマッチとして行われる。

松井、GROUND ZEROからの再出発

(1/19 up) 高田道場から参戦する松井大二郎と高橋渉が17日、浅草のシーザージムで公開スパーリングを行った。二人は特別に同ジムに来たというわけではなく、普段から出稽古に来ており、この日は最終調整の真っ最中。オープンフィンガーグローブを付け、実戦と変わらないハイスパートな動きを5分間続け、仕上がりの良さを見せつけた。
 松井と高橋は高田道場でも常日頃から練習をしている間柄。特に最近は桜庭和志の負傷のため、二人で練習する機会が増えたという。松井は「今回に向けて高橋も僕に胸を貸してくれた。彼は僕より小柄だけど、逆にスピードのある練習を付けてくれた」と語り、後輩とも対等に接している。
 松井は1年前のDEEPで新鋭・長南亮に判定負け。それから半年後の韓国グラジエーター大会の前には、「長南選手に負けるまでは変なプライドがあったけど、今は崖の下に落ちたことで、いろんなことが見えてきました」と語り、意識の変化を伺わせた。その韓国の試合ではパウロ・フィリォ(ブラジリアン・トップチーム)に敗れてしまい、約2年間勝ちから見放されている。しかし最新の加圧筋力トレーニングも1年前から取り入れ、持久力をアップ。その成果は出て来ているといい、まさに“身も心も”入れ替わった松井大二郎が福岡で見られそうだ。
 目指すはもちろんPRIDEへの復帰。「今の実力と実績ではまだ上がれない。少しずつ階段を上がって行く」と語るように、試合場所も韓国、福岡と、少しずつPRIDEの聖地・さいたまスーパーアリーナに近づいている。今回の相手のブライアン・フォスターは無名ながらも、名門チーム・クエスト所属の15勝7敗の選手ということもあり、楽な試合になるとは思えない。フォスターも当然、松井に勝ってPRIDEに近づきたいはず。「GROUND ZERO(爆心地:何も無くなった地平)」からの両者の泥臭いデッドヒートは、福岡のお客さんのハートにどう響くか? これも今大会の隠れた注目ポイントとなりそうだ。(井原芳徳)

ルミナ・高田本部長・ダンヘンが来る!

(1/19 up) 修斗のカリスマ・佐藤ルミナの特別出場が決定した。SB協会によると「修斗公式戦ではないものの、ファンの皆様にルミナ選手のテクニカルな動きをご堪能頂けるような舞台をご用意致しております。是非ご期待下さい」とのこと。なお、会場には高田延彦PRIDE統括本部長、ダン・ヘンダーソンも来場予定。ジムの所属選手の応援に駆けつける。

緒形×イルマッツほか全カード決定

(1/16 up) メインイベント・緒形健一×セルカン・イルマッツほか、全カードが決定した。カード一覧はこちら。出場予定だったアンディ・サワーは右拳骨折の疑いがあり欠場するが、日本人シュートボクサーが強豪に挑む、楽しみなラインナップとなっている。
 暮れのR.I.S.E. DoAトーナメントを全試合KOにて制覇した菊地浩一は、ドゥエイン・ラドウィックと同門のISKA USウェルター級王者クリスチャン・アレンと対戦。アレンは宍戸との対戦を熱望しており、同じく宍戸に照準を合わせる菊地との試合は壮絶なサバイバル戦となりそうだ。
 ノブ・ハヤシの相手は、アメリカの総合格闘技大会では常連のベン・ロスウェルに決定。松井大二郎は総合ルールでダン・ヘンダーソンのスパーリングパートナー、ブライアン・フォスターと対戦する。UWFルールで試合を行なう中野巽耀の相手は、韓国特殊部隊出身でテコンドーベースのチェ・ジョンギュという選手となっている。

ノブ・ハヤシ、松井大二郎も参戦

(1/11 up) K-1 JAPANでおなじみのノブ・ハヤシ、大石亨の参戦が決まった。ノブはSB初参戦で、相手は後日発表。大石はSBヘビー級3位の伊賀弘治と対戦する。また、総合ルールでの試合に高田道場の松井大二郎、高橋渉の参戦が決定。高橋はUFCでも活躍するISKAヘビー級王者・ピート・スプラットと対戦する。そしてオープニングファイトでは、SBスーパーフェザー級2位の歌川暁文を筆頭に、石川剛司、山口太雅が、地元福岡・リアルディールの精鋭達との対抗戦を行なう。カードは後日発表。

土井&宍戸、海外強豪と対戦。イルマッツ参戦

(1/7 up) “キラーロー”土井広之が完全復活を賭け、WMC世界ウェルター級王者・パジョンスック・SKVジムを迎え撃つ事が決定した。パジョンスックといえば、7月全日本キック後楽園大会にて、WPMF世界ミドル級王者・清水貴彦をパンチ・キックだけではなく、首相撲からの豪快な“投げ”で数十回マットに叩きつけ勝利を収めたムエタイの超強豪。土井は、かねてよりムエタイ戦士との対戦を熱望しており、ムエタイスタイルとの相性の良さは、過去に激戦を展開したスリヤードーソンとの一戦で証明済み。投げに対応が出来るムエタイ王者・パジョンスックとの世界王者対決は必見だ。
 S-cup 2004準優勝という実績を残した宍戸大樹は、IMTC世界スーパーウェルター級王者オーレ・ローセンと対戦。オーレはヨーロッパ最大のキックイベント“スーパーリーグ”のトップ選手。S-cupではアンディ・サワーに敗れたものの、10月ドイツのスーパーリーグではアンディやクラウスを凌ぐ“ヨーロッパ最強の男”との呼び声も高い、WPKL・IKBO世界ミドル級王者.カマル・アムラーニをなんとKOで葬った。現在乗りに乗るこのオーレと、アンディもクラウスも成し得なかった、ムエタイ王者チャンプアックをKOするという快挙を成し遂げた宍戸の、“絶好調対決”は激戦必至だ。
 なお、メインイベントに登場するS-cup 2002・2004王者アンディ・サワーや、緒形健一の対戦相手については現在調整中。そして、K-1 MAXからは、あの“トルコの鳥人”セルカン・イルマッツの参戦が決定。アンディ、緒形いずれかの選手との対戦を予定している。他にもMMAルールで行なわれるスペシャルマッチには、あのUWFの“博多男”中野巽耀(旧:龍雄)が登場。現在、微調整中だが、この試合は掌底&ロープエスケープ有りのUWFルールで行なわれる予定だ。

交流戦大会「GROUND ZERO」を6年ぶり開催

(11/29 up) シュートボクシングの多団体交流型イベント「GROUND ZERO」が約6年ぶりに開催されることが決まった。
 第1回は1996年1月27日に横浜文化体育館にて開催。シュートボクシングは勿論、キックボクシング、極真空手、大道塾、SAWからも参戦し、さらに安生洋二 vs. マンソン・ギブソンの当時としてはまだ珍しかったMMAなども実現させ、様々な競技を集結した大会として注目を集めた。
 第2回の1998年11月14日・日本武道館大会ではキックボクシング5団体の交流戦を実現。緒形健一、村浜武洋、魔裟斗、小林聡、小比類巻貴之、ラモン・デッカーとそうそうたるメンバーが揃い、オカマムエタイ戦士・パリンヤーと女子プロレスラー・井上京子の異色対決も実現させた。
 第3回となる今回は福岡で開催。S-cup 2連覇を果たしたアンディ・サワー、準優勝の宍戸大樹らSBの主力メンバーをはじめ、様々な競技からの強豪選手の出場が計画されている。地元福岡のRKB毎日放送も大会を共催する。

 

シュートボクシング協会 "福岡市児童福祉チャリティ SHOOT BOXING 2005 GROUND ZERO FUKUOKA"
2005年1月23日(日) 福岡・福岡国際センター
開場・13:00 開始・15:00

第12試合 SBエキスパートクラスルール 70kg契約 3分5R
緒形健一(シーザージム/SB日本Sウェルター級王者)
セルカン・イルマッツ(トルコ/チーム・ソラック)

第11試合 SBエキスパートクラスルール 69kg契約 3分5R
土井広之(シーザージム/SB世界ウェルター級王者)
パジョンスック・SKVジム(タイ/SKVジム/WMC世界ウェルター級王者)

第10試合 SBエキスパートクラスルール 70kg契約 3分5R
宍戸大樹(シーザージム/SB日本Sライト級王者)
オーレ・ローセン(デンマーク/KRSジム・チーム・オーレ/IMTC世界Sウェルター級王者)

MMAスペシャルマッチ 5分1R
佐藤ルミナ(K'zファクトリー)
植松直哉(K'zファクトリー)

第9試合 SBエキスパートクラスルール 68kg契約 3分5R
菊地浩一(寝屋川ジム/SB日本ウェルター級2位)
クリスチャン・アレン(アメリカ/リング・オブ・ファイアー/ISKA USウェルター級王者)

第8試合 SBエキスパートクラス特別ルール 3分3R
ノブ・ハヤシ(チャクリキジム)
ベン・ロスウェル(アメリカ/ミレティッチ・マーシャルアーツ/UCMMAヘビー級王者)

第7試合 総合格闘技ルール 5分2R
松井大二郎(高田道場)
ブライアン・フォスター(アメリカ/チーム・クエスト)  

第6試合 UWFルール 5分2R
中野巽耀(中野道場)
チェ・ジョンギュ(韓国/CMA KOREA)             

第5試合 SBエキスパートクラス特別ルール 95kg契約 3分3R
大石 亨(日進会館)
伊賀弘治(龍生塾/SB日本ヘビー級3位)

第4試合 総合格闘技ルール 78kg契約 5分2R
高橋 渉(高田道場)
ピート・スプラット(アメリカ/リング・オブ・ファイアー/ISKA USヘビー級王者)

第3試合 SBフレッシュマンクラスルール 60kg契約 3分3R
歌川暁文(U.W.F.スネークピットジャパン/SB日本Sフェザー級2位)
川崎禎晃(リアルディール)  

第2試合 SBフレッシュマンクラスルール 57kg契約 3分3R
石川剛司(シーザージム/SB日本フェザー級4位)
平松勇太(リアルディール)        

第1試合 SBフレッシュマンクラスルール 70-72kgグローブハンディ契約 3分3R
山口太雅(寝屋川ジム)
北村精健(リアルディール)


◆チケット料金
SRS ¥8,000/RS ¥7,000/S ¥7,000/A¥5,000/B ¥3,000
(S〜Bはスタンド席)

◆チケット販売所
チケットぴあ 0570-02-9999
ローソンチケット 0570-00-0403
CNプレイガイド 03-5802-9999
e+(イープラス)
バウトレビュー(1/17(月)午後3時振込締切)
シュートボクシング協会 03-3843-1212

◆お問い合わせ
シュートボクシング協会 03-3843-1212

Last Update : 01/22 13:49

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