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[PRIDE武士道5] 10.14 大阪城:秋の陣直前に若武者が集結

DSE "PRIDE武士道 -其の伍-" 10月14日(木) 大阪城ホール 【→カード&チケット情報】 【→掲示板スレッド】

(10/13 up) 上山龍紀、藤井軍鶏侍を除いた日本人全選手が11日、都内の高田道場で“決起集会”を行った。3分2Rの公開練習が行われ、榊原信行DSE社長と高田延彦PRIDE統括本部長も異例の視察。武士道其の伍の記事よりも、その一日前に開催されるK-1 MAXの記事がスポーツ紙上を賑わしている現状への、主催者側の危機意識が伝わって来る。
 榊原社長は「7年前のこの日はPRIDE.1で高田さんがヒクソンに挑戦した日。高田さんがそうなったように、彼らにも次の世代への橋渡しになってほしい」と選手を激励。高田本部長は「ちまたでは来年に武士道GPをやるという話題が出ている。だがDSE主導ではなく、ファン、マスコミの間で『そろそろ一番、決めようや』という熱が出てきたときにやりたい」と語り、選手たちの活躍を期待した。
 さらに高田本部長は「ウェルター級・ライト級の武士道は、ヘビー級・ミドル級のPRIDEのナンバーシリーズの下というイメージがあり、チケットの売れ行きも良くない。だが武士道は下ではなく、横に並ぶ陣容が整いつつある。1年後にはPRIDEの両輪になるのでは?」と評価。榊原社長も同じ考えを示した。1年前、ミルコ・クロコップ vs. ドス・カラスJr.をメインに、「格闘技のおもちゃ箱」的なコンセプトで始まった武士道シリーズ。試行錯誤が続き、今回も滑川康仁・戦闘竜らヘビー級選手が登場するが、彼らは休憩前に登場する。第5回目からは「ウェルター級・ライト級の世界一決定イベント」への脱皮を始めさせ、いずれは独り立ちさせたいという親心が感じられた。
 そんな中、PRIDE史上初の軽量級選手としてのメインを務めることとなった五味隆典は「最後に僕が勝って、お客さんにいい気分に帰ってもらえるよう心掛けたい」「来年は武士道全部、僕がメインで回れることが目標です」と宣言した。10月14日、大阪城、秋の陣。武士道を往く若武者たちの奮闘に注目だ。(井原芳徳)

桜庭和志が握手会

(10/13 up) 桜庭和志が大会当日16時より大阪城ホール会場入口付近で握手会を行う。PRIDE Official Club新規入会の方全員と、既存会員の方先着30名様、PRIDE武士道グッズ販売コーナーにて1万円以上購入の方先着150名が対象。整理券配布に関する詳細は公式ホームページ参照。

今成初参戦。全カード決定

(10/6 up) 今成正和 vs. ルイス・ブスカペ、藤井軍鶏侍 vs. イゴール・ボブチャンチンの2試合が追加され、全カードが決まった。当初計画されていたパンクラスの重量級選手の参戦は見送られた。
 初参戦の今成は“足関十段”の異名を取る足関節技の名手。キングダム・エルガイツでプロデビュー後、DEEP、ZST等で活躍し、最近は柔術に力を入れ茶帯を取得している。しかし相手のブスカペは本来なら今成より一階級上の選手。7月の武士道でブスカペにパワーで圧倒された阿部と今成はほぼ同体格だ。今成のパウンドありルールの試合は昨年7月のDEEP以来。その時もブスカペと同体格の三島にパワー負けしている。今回も今成の持ち味が封殺されてしまう恐れが大きいが、逆にパワーで渡り合えれば、今大会最高レベルの関節技の攻防が期待できる。
 試合順は下記のとおり。木口門下生の五味とマッハがメインとセミで競演する。第1試合の滑川 vs. ショーグンは、両者の実力を考えれば本来休憩明けの位置が妥当のように思われるが、ミドル級未満を重視する武士道のカラーが鮮明に打ち出される並び順となった。(井原芳徳)

 (8) 五味隆典 vs. チャールズ・“クレイジーホース”・ベネット
 (7) 桜井“マッハ”速人 vs. クラウスレイ・グレイシー
 (6) 長南亮 vs. カーロス・ニュートン
   〜休憩〜
 (5) 藤井軍鶏侍 vs. イゴール・ボブチャンチン
 (4) 美濃輪育久 vs. 上山龍紀
 (3) 今成正和 vs. ルイス・ブスカペ
 (2) 戦闘竜 vs. マル“ザ・ツイン・タイガー”
 (1) 滑川康仁 vs. マウリシオ・ショーグン

PRIDEオフィシャルサイトがリニューアル

(10/6 up) PRIDEオフィシャルサイトが10月1日よりリニューアルした。So-netから独立し、アドレスもhttp://www.prideofficial.com/に変わっている。

メインは五味。6試合発表

(9/16 up) DSEは16日都内で会見し、武士道の全8試合のうち6試合を発表した。

 五味隆典 vs. チャールズ・ベネット
 桜井“マッハ”速人 vs. クラウスレイ・グレイシー
 美濃輪育久 vs. 上山龍紀
 長南亮 vs. カーロス・ニュートン
 滑川康仁 vs. マウリシオ・ショーグン
 戦闘竜 vs. マル“ザ・ツイン・タイガー”

 メインを務めることになった五味は「光栄です。KO勝ちでスッキリお客さんを帰らせてあげたいです。まだ相手の映像を見ていないですけど、ランペイジ・ジャクソンみたいな選手と聞いています」と話した。相手のベネットはPRIDE初参戦。アメリカのキング・オブ・ザ・ケージ(KOTC)を主戦場とし、総合8勝4敗の24歳。DSEの資料によると、「荒々しい打撃と、アグレッシブなファイトスタイルから、“クレイジーホース”の異名を持つ」とのこと。だが8月のKOTCでは、修斗ウェルター級世界ランキング圏外のタクミに、3分足らずでチョークで敗れている。五味が約1年前までタクミの階級で王者だったことを考えれば、今回も五味の圧勝が確実視される。

 マッハと対戦するクラウスレイは、ヘンゾの従弟。03年8月にパンクラスに参戦し、國奥麒樹真を判定で下している。マッハは「グレイシーはセコい戦い方をしてくる選手が多いけど、クラウスレイの映像を見たら凄くアグレッシブでした。この試合は武士道を守る聖戦だと思っています。向こうがグレイシーを守る戦い方ををしれくれば、僕は自爆テロの勢いでいきます」と意気込みを語った。

 美濃輪×上山は今大会唯一の日本人対決。上山が7月のDEEPで「最近テンションが上がりません。熱くさせてくれる相手とやりたいです」と語り、美濃輪に対戦を要求。その場で美濃輪は態度を保留したが、武士道のリングで実現することになった。佐伯繁DEEP代表は「なかなかうち(DEEP)だとモチベーションが上がらないと思うんで、PRIDEで組みました…。ここ笑って欲しいところなんですけどね」と、自虐ネタを交えて経緯を説明していた。パワーと体格で圧倒的に勝る美濃輪を、上山がスピードでどう対処するかが鍵だ。

 長南は「前回の武士道で負けているので、2連敗は許されません。ニュートンは『武士道』をリスペクトしていて、『武士道とは、死ぬ事と見つけたり』と言っているそうなので、僕がぶっ殺します」、滑川は「命懸けでリングに上がります。ショーグンに勝って、僕が大阪城の将軍になりたいです」とコメント。PRIDE GP以来の試合となる戦闘竜は「最初の試合で負けて悔しくて、だいぶ体作りをして、技術も勉強てきました」と話した。相手のマル“ザ・ツイン・タイガー”は、武士道其の参でエメリヤーエンコ・アレキサンダーに完敗したマットの双子の弟。総合戦績5勝1敗。
 他にも2試合を予定。いずれも重量級の試合で、うち1人はパンクラスの選手とのことで、地元大阪出身で武士道常連の三島★ド根性ノ助の出場は微妙な情勢だ。

 今回はミルコやヴァンダレイといったビッグネームは出場しない。会見には高田延彦PRIDE統括本部長も出席しなかった。DSEの榊原信行社長は「日本人の彼らだけで動員力がどれだけあるかを測りたい」と、今回のマッチメイクの主旨を説明した。さらに「武士道は今回が年内最後だが、活躍した選手には、大みそかの男祭りで戦う機会を与えたい」「来年の春から夏に開催されるミドル級GPの後、マッハらの階級のウェルター級か、五味らの階級のライト級のどちらかのGPを開催する構想がある。今回は『自分達の階級にファンの目をどれだけ釘付けにできるか?』というイベントでもある」と語り、今後にどのようにつないでいくかを説明した。(井原芳徳)

 

ドリームステージエンターテインメント "PRIDE武士道 -其の伍-"
2004年10月14日(木) 大阪・大阪城ホール
(JR大阪環状線「大阪城ホール」または地下鉄長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」徒歩5分)
開場・17:00 開始・18:30(スカイパーフェクTV! PPV Ch.180 完全独占生中継)


第8試合 メインイベント 1R10分・2R5分
五味隆典(日本/木口道場レスリング教室)
チャールズ・“クレイジーホース”・ベネット(アメリカ/フリー)

第7試合 1R10分・2R5分
桜井“マッハ”速人(日本/マッハ道場)
クラウスレイ・グレイシー(ブラジル/ハウフ・グレイシー柔術アカデミー)

第6試合 1R10分・2R5分
長南 亮(日本/フリー)
カーロス・ニュートン(カナダ/ウォリアー・マーシャルアーツ・センター)

 〜休憩〜

第5試合 1R10分・2R5分
藤井軍鶏侍(日本/フリー)
イゴール・ボブチャンチン(ウクライナ/フリー)

第4試合 1R10分・2R5分
美濃輪育久(日本/フリー)
上山龍紀(日本/U-FILE CAMP.com)

第3試合 1R10分・2R5分
今成正和 (日本/チームROKEN)
ルイス・ブスカペ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

第2試合 1R10分・2R5分
戦闘竜(日本/フリー)
マル・“ザ・ツインタイガー”(ニュージーランド/シンドージム)

第1試合 1R10分・2R5分
滑川康仁(日本/フリー)
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)


■入場料(全席指定・消費税込み)
VIP 50,000円(専用入場ゲート、グッズ付き)
RRS 23,000円 スタンドS 13,000円 スタンドA 6,000円

■発券スケジュール
◆PRIDE Official CLUB先行発売 8月30日(月)〜
PRIDE Official SITE 先行
  9月5日(日) 20:00〜9月6日(月)6:00 9月6日(月) 10:00〜24:00
◆特別先行電話予約 9月5日(日) 10:00〜19:00
◆一斉発売 9月19日(日) 10:00〜

■チケット発売所
ドリームステージ 03-5464-1531  
PRIDEオフィシャルサイト / 携帯端末オフィシャルサイト
チケットぴあ 0570-02-9999 0570-02-9966(Pコード:594-700)(9/19特電:0570-02-9550)
ローソンチケット 0570-06-3005(Lコード:51014)(9/19特電:0570-063-055)
CNプレイガイド 06-6776-1199(9/19特電:0570-03-9911)
イープラス
楽天チケット
サンクス    
高田道場 03-5749-5030  
公武堂 052-241-2511  
新日本プロモーション
ときめきドットコム

◆お問い合わせ:ドリームステージエンターテインメント TEL:03-5464-1531

Last Update : 10/13

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