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[PRIDE武士道4] 7.19 名古屋:シルバ&高田が土曜名古屋でプロモ

DSE "PRIDE武士道 其の四" 7月19日(月/祝) 名古屋レインボーホール 【→カード&チケット情報】 【→掲示板スレッド】

 フジテレビ放送日程 7/25(日) 26:20〜27:50

(7/15 up) 杉浦戦を控えたジャイアント・シルバと、高田延彦PRIDE統轄本部長が17日(土)、名古屋市内で大会のプロモーションを行う。トークショー&握手会を15:00〜16:00 パルコ名古屋店西館1F特設ステージ、ZIP FM公開生放送を16:30〜17:00 JETRO輸入車ショールーム前フィエラZIPコーナー(中区錦3-25-20)。その他、名古屋各所の街頭にシルバが出没するとのこと。

プロレスラー杉浦、シルバと対戦

(7/11 up) プロレスラーの杉浦貴(写真右)がジャイアント・シルバと対戦することが決まった。また、桜井“マッハ”速人の相手もチーム・オーヤマのブラディ・フィンク[Brady Fink]に決まり、全カードが揃った。 
 杉浦はグレコローマンレスリング82kg級95年全日本選手権優勝者で、00年12月プロレスデビュー。PRIDEは02年6月にダニエル・グレイシーに判定1-2で敗れて以来の参戦となる。所属するプロレスリング・ノアの巡業スケジュールと合わなかった事等が理由で参戦できずにいたが、MMAの練習は高田道場やGスクエアで続けており、前回よりグレードアップしたファイトが見られることが確実だ。
 ノアの大場所・東京ドーム興行が10日に終ったことを受け、11日会見に臨んだ杉浦。「地元の名古屋大会に呼んでもらえて大変感謝している」と語り、シルバについては「大きいわりに運動神経が良さそう。体格差がある試合なので逆に面白いと思う。懐に入って倒して、ぶん殴りたい」と話した。同じプロレスラーの小川直也が完勝した相手だが、「向こうはスター(で別格)なので、意識していない」とのこと。ミルコ戦もDSEから提案されたというが、ミルコと戦う気は「全然ないです。ファイターとしての勘で、やるもんじゃないなと」と苦笑いを浮かべた。

 マッハと対戦するブラディ・フィンクは、DSEの資料によると、クイントン・ジャクソンと同じチーム・オーヤマ所属、185cm/80kg、「ハイスクール・レスリングで実績を残す」という記述以外、めぼしい情報の無い謎めいた選手。チーム・オーヤマのホームページの選手一覧を見ても、名前があるだけでデータが載っていない。PRIDEに上がる選手で、ここまで経歴が不明なのは珍しいケースといえよう。

 全試合順もカード一覧の通り決定。日本 vs. ブラジリアン・トップチーム3対3は最後に置かれ、休憩前に杉浦×シルバ、休憩明けにミルコ×大山と、最近のPRIDEの試合順パターン通りの並びとなった。ちなみに第1試合は三島×アウレリロ、第2試合はリスター×スロエフ。技術水準で並べればこの2試合がメインとセミ級なのだが、選手の知名度を考えればこの位置でやむを得ないところだろう。(井原芳徳)(※7/12追記:五味戦と小路戦の順番が、当初発表の逆に訂正された)

ミルコに大山峻護が挑戦

(7/1 up) 「PRIDE武士道其の四」の対戦カードが決まった。上3試合は日本 vs. ブラジリアン・トップチーム対抗戦で、下2試合は武士道挑戦試合。桜井“マッハ”速人の出場も決まっており、残り1〜2試合は後日発表。試合順は未定。

中村和裕 vs. アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ
小路晃 vs. パウロ・フィリオ
五味隆典 vs. ファビオ・メロ
大山峻護 vs. ミルコ・クロコップ
美濃輪育久 vs. 山本喧一
アマール・スロエフ vs. ディーン・リスター
三島☆ド根性ノ助 vs. マーカス・アウレリロ
阿部裕幸 vs. ルイス・ブスカペ
佐々木恭介 vs. 光岡エイジ

 ミルコと対戦する大山は、昨年3月のPRIDE.25でダンヘンにKO負けして以来の試合。ミルコの相手がいないということを聞き付け、DSEに対戦を直談判したという。東京プリンスホテルで1日行われた記者会見で、大山は「噛ませ犬になるつもりはありません。絶対に喰ってやります」とコメント。言葉の一つ一つに熱が篭る。
 大山にとって名古屋は思い入れのある土地。02年9月のPRIDE.22名古屋大会のハイアン戦の前、故・森下直人DSE前社長に「勝ってヒーローになるんだ」と言われた時、堂々と返事ができなかったことを、今でも大山は悔やんでいる。「勝ってあの時の森下さんの言葉に答えたい」という気持ちが、この日の大山の気合に現れていた。
 とはいえ今度の相手はハイアンどころではない強豪のミルコ。今の大山の体重は93kgに増えたが、それでもまだ約10kgミルコの方が重い。今回も大苦戦が予想されるが、秘策はあるとのことで、それを見せてくれることに期待したい。
 ミルコが大山に勝った場合、榊原信行・DSE社長は、8月15日のPRIDE GP決勝大会でスペシャルマッチを組む考え。相手候補にはマーク・コールマン、エメリヤーエンコ・アレキサンダーら4〜5名をリストアップしているといい、その中には名前は明かされなかったが、UFC参戦経験があり、PRIDEにはまだ参戦していない選手も入っているという。だとするとフランク・ミアあたりと思われるが、果たして…?

スロエフ、リスター、アウレリロが初参戦

(7/1 up) 他にも注目カードが揃った今回の武士道。日本 vs. BTTの3対3の大将戦となる中村×ノゲイラ弟は、中村の03年3月・PRIDE.25のデビュー戦の再戦となるが、両者とも成長を重ねており、前回とはまた違った展開となるだろう。もしノゲイラ兄が、中村と同じ柔道出身の小川or吉田と戦えば?というシミュレーションマッチとして見るのも楽しそうだ。中村は「デビュー戦の負けは屈辱的だったが、総合格闘技の厳しさを教えてもらえた。それからの1年半、自分は一試合一試合ごとに成長してきたと確信している。今やっても引けを取らないと思う」とコメント。ノゲイラ兄の必殺技・スピニングチョーク対策も万全とのことだ。小路×フィリオも02年9月のPRIDE.22名古屋大会のリマッチだが、こちらも両者の成長を確かめられる試合となるだろう。

 五味の相手のファビオ・メロは、昨年3月のDEEPで三島相手にいい所なく判定負けしている選手。修斗で三島を破りベルトを防衛したことのある五味には、三島以上の内容と結果が期待されるが、五味は「確実に仕上げればいい試合になると思う。フルタイムで戦って、いい試合だったと思わせるのもいいかもしれない」と、三島のことは(あえて?)意識していない素振りだった。

 アマール・スロエフ vs. ディーン・リスターは初参戦同士ながらも好カード。体重は少し軽いが、来年のミドル級GP戦線に食い込みそうな選手同士の対決となる。ヒョードルと同じレッドデビル所属のスロエフは、UFCでリデルとバローニに敗れるも、昨年大みそかのイノキボンバイエで俊敏な動きを披露しTKO勝ち。リスターは03年アブダビコンバット無差別級を制したアメリカ人柔術家。昨年12月にジェレミー・ホーンに敗れるも、判定0-2の接戦だった。

 三島と対戦するマーカス・アウレリロは、アメリカン・トップチーム所属のブラジル人柔術家で、ZST GPの覇者。AFC等でもグラウンド顔面打撃有りの試合の経験が豊富だ。三島とは高度な寝技の攻防が期待できる。

<会見に出席した他の選手たちのコメント>
◆三島「一番面白い試合ができるよう頑張る」
◆ヤマケン「前回のPRIDEではいい試合ができなかった。美濃輪選手となら凄い試合ができると思う」
◆阿部「本戦と遜色のない試合を見せたい」(相手のブスカペは03年9月の修斗後楽園大会に来日経験のある選手。阿部より一階級上で戦っていた)
◆マッハ「まだ相手が決まっていないが、血で血を洗う試合をしたい」

主催者から選手に厳しい注文

(7/1 up) 東京プリンスホテルで1日行われた記者会見では、主催者側から若きサムライ達に対し、いつもに増して厳しい言葉が飛んだ。
 高田延彦PRIDE統轄本部長は「いつもルールミーティングで私は選手達に、『試合を評価するのは君達自身やチームメイトやレフェリーではなく、ファンやマスコミなんだよ』と語っている。しかし、これだけのメンバーが揃っていながら、名古屋大会のチケットの売れ行きが良くない。特に今回の武士道其の四はターニングポイントです」と発言。榊原信行・DSE社長は、武士道シリーズ打ち切りの可能性があるのか?という問いに「それくらいの不退転の気持ちです。ファンに支持されず、いつまでも続けるわけにはいかない」「今回はジャッジを下す大会になる。武士道の危機です。選手には可能性を見出させて欲しいですね」とシビアな答えだ。マッチメイクを担当する佐伯繁・DEEP代表も「過去3回の武士道では判定が多く、消化不良の試合が多かった。オール一本勝ちを目指して欲しい。お客さんはわかりやすい試合を求めていると思う」と語る。

 確かに主催者側が指摘するような問題点もあるだろう。だが主催者側が武士道のコンセプトをファンに明示できでいない段階で、選手側ばかりに多くを求めるのは性急すぎやしないだろうか? 今大会に関しても、これだけ柔術系で世界屈指のグラップラーを揃えて、日本人にオール一本勝ちを求める事自体が酷だ。そもそも実験的なマッチメイクや、日本人選手育成を目的として、武士道シリーズ自体が始まった以上、数々の失敗をはらむのは当然のことであり、育成なんてものは1年足らずで簡単にできるものではない。極論すれば、“失敗”にこそ武士道の存在意義があるはずで、PRIDEの“B面”として武士道があるからこそ、“A面”としてのナンバーシリーズ・GP大会が光り輝き、カードの質が上がったとも考えられる。武士道とは何か? その禅問答は、選手以上に主催者側に求められることだ。(井原芳徳)
 

ブラジリアン・トップチームとの対抗戦案浮上

(6/2 up) DSEの榊原信行社長は2日の会見で、7月の武士道でブラジリアン・トップチーム vs. 日本選抜の対抗戦を行うプランがあることを明らかにした。BTT側ではノゲイラ弟、パウロ・フィリォ、マリオ・スペーヒー、ムリーロ・ブスタマンチを具体名としてあげた。ただしノゲイラ弟とフィリォは6月26日・27日に韓国で行われるグラジエーター大会に出場するため、まだこのプランが実現するかは流動的といえよう。
 さらに榊原社長は5月の武士道のヴァンダレイ・シウバ×近藤有己の中止で、1000枚近くの払い戻しがあったことも明らかにした。他にも「日本人対決もあっていいかと思う。前の大会でプロモーター側も個々の選手も考える部分が色々あった」と発言。まだスタイルの定まらない武士道シリーズで、何らかの新機軸を打ち出す構えのようだ。(井原芳徳)

ミルコ参戦予定

(5/24 up) PRIDE武士道其の四が7/19(月・祝) 名古屋市総合体育館レインボーホールで開催されることが決まった。5/23の其の参に続き、ミルコ・クロコップが参戦する予定だ。武士道のチケットは6/20(日)より一般発売。

 

ドリームステージエンターテインメント "PRIDE武士道 其の四"
2004年7月19日(月/祝) 愛知・名古屋市総合体育館レインボーホール(JR東海道本線「笠寺」徒歩3分)
開場・14:00 開始・15:00(スカイパーフェクTV! Ch.180 PPV完全独占生中継)


第9試合 日本×ブラジリアン・トップチーム 大将戦
中村和裕(日本/吉田道場)
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

第8試合 日本×ブラジリアン・トップチーム 中堅戦
五味隆典(日本/木口道場レスリング教室)
ファビオ・メロ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

第7試合 日本×ブラジリアン・トップチーム 先鋒戦
小路 晃(日本/フリー)
パウロ・フィリオ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

第6試合 
大山峻護(日本/フリー)
ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)

 〜休憩〜

第5試合 
杉浦 貴(日本/プロレスリングNOAH)
ジャイアント・シルバ(ブラジル/フリー)

第4試合 
美濃輪育久(日本/フリー)
山本喧一(日本/フリー)

第3試合 
桜井“マッハ”速人(日本/マッハ道場)
ブラディ・フィンク(アメリカ/チーム・オーヤマ)

第2試合 
アマール・スロエフ(ロシア/レッドデビルチーム)
ディーン・リスター(アメリカ/ファビアノ・サントス柔術)

第1試合 
三島☆ド根性ノ助(日本/総合格闘技道場コブラ会)
マーカス・アウレリロ(アメリカ/アメリカン・トップチーム)

武士道挑戦試合
阿部裕幸(日本/AACC)
ルイス・ブスカペ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

武士道挑戦試合
光岡エイジ(日本/RJW/central)
佐々木恭介(日本/U-FILE CAMP.com)



■入場料(全席指定・消費税込み)
VIP 50,000円(専用入場ゲート、グッズ付き)
RRS 23,000円
スタンドS 13,000円
スタンドA 6,000円

■チケット発売所
DSE 03-5464-1531  
PRIDEオフィシャルサイト / 携帯端末オフィシャルサイト
チケットぴあ 0570-02-9999 スポーツ専用:0570-02-9977
       03-5237-9966 Pコード:594-700
ローソンチケット 0570-06-3003 Lコード:42291
         0570-00-0403
CNプレイガイド 052-968-0099
イープラス
楽天チケット
サンクス
高田道場 03-5749-5030
公武堂 052-241-2511
新日本プロモーション
ときめきドットコム

◆お問い合わせ:ドリームステージエンターテインメント TEL:03-5464-1531

Last Update : 07/15

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