7連敗から3連勝、這い上がって来た男・新井丈、修斗 6.26 新宿で世界ランカーと対戦記念、キングダム立川・聖蹟桜ヶ丘・府中ジム入会キャンペーン!3ヵ月分会費0円、体験・見学予約で5000円分ギフトカード進呈、新井出場大会DVDも【PR】
プロ修斗 6月26日(土) 新宿フェイス大会で、現在3連勝と絶好調の新井丈(キングダム立川コロッセオ所属)が修斗ストロー級世界3位ランカーの飯野タテオ選手と対戦するのを記念し、キングダムエルガイツジム(立川・聖蹟桜ヶ丘・府中)では入会キャンペーンを実施します!
その内容は「3ヵ月分会費0円(先着26名)」「体験・見学予約で5000円分ギフトカード(JCBギフトカードまたはクオカード)プレゼント(6月10日まで)」「新井も出場したキングダム20周年記念大会(2019年10月6日 北沢タウンホール)DVDプレゼント」と豪華!
詳細はジムまでお気軽にお問い合わせください。(電話:042-376-1639/Email:mireniam-man-2002@nifty.com/ホームページ)
キングダムエルガイツ代表・入江秀忠コラム
“一番負けた弟子だけど、一番這い上がってきた男・新井丈”
日本には修斗という“競技”がある。
日本で初めて、いや世界で初めて打・投・極を取り入れた総合格闘技の走り、UFCを初めとする現代MMAの開祖であることは、これ揺るぎのない史実である。
若き頃の私はこの競技に深く引きつけられ20代の青春をすべて注ぎ込んできた。
相撲界の土俵を下りて、行き場もなく燻っていた自分に生きる意味を教えてくれた。
それが“修斗”だった。
来る日も、来る日も総合格闘技の黎明期にトレーニングを続けた。
その後、戦う場所を求め彷徨ために修斗を離れ、UWF直系のキングダムに流れつき、なんとか、なんとか29歳の遅咲きでプロデビュー。
その頃の修斗はというと、佐藤ルミナ、桜井“マッハ”速人、エンセン井上、朝日昇などのカリスマ選手の台頭で、いわゆる“修斗四天王”時代を迎え総合格闘技界をけん引していく。
DEEP後楽園大会で、過去同門であった桜井や、その四天王の一人で大先輩の朝日氏と同日のマッチメイクに組み込まれた時も、そして試合前のリングチェックで気さくに声を掛けられた時、思わず込みだしてきて口に出た心の声。
「俺なんかが、ここにいていいのかな…」
それは、自分で団体を構えても、DEEPでタイトルを獲得しても、UFC3度王者経験者に一本勝利しても消えなかった思い。
“修斗でプロデビューできなかったこと”
新井丈という男がいる。
立川という地にジムを構えて既に15年。そいつは入会直後ほとんど目立つことはなかった。小さめな身長にまだ到底出来上がってない身体の16歳。当時、DEEPのメガトン級王者やZST王者なども育ち、プロ勝率9割5分以上の常勝を誇っていた我が王国全盛期。2012年から2016年あたりぐらいだっただろうか。どこに試合に出しても勝って当たり前、勝ち方にも拘る。それゆえ練習もとにかくやっていた。狂おしい程に。今キングダムネットワークの初心者が9割のジム風景からはとても想像できただろうか。
残ったやつがプロ。
生き残っていく練習。
そんな中で彼が俺の目に止まらなかったことは至極当然のことだった。
ただ当時からツッケンドンの性格と、特意の打撃戦で徐々に頭角を現してくると、試合に出るようにもなった。キングダムの試合に出ていた時はバンタム級(修斗ではストロー級)だったことや、キングダムの選手にはリングネームを俺がつけることが多々あり、まあ本当にノリではあったのだが、俺が好きな漫画“あしたのジョー”からの引用で新井丈(ジョー)が誕生した。裏ネタではあるが、彼が覚えているかどうかはまた別にして、まだアマチュアだったあいつに、俺が「お前がプロデビューしたら俺は眼帯にハラマキした丹下段平コスプレでセコンドにつく」と宣言していたのだが、それは現在まで実現に至ってはいない。
選手になった彼は、その後、まるで運命に引きつけられるように道は修斗に向かっていった。2015年11月3日、キングダムエルガイツのホーム・立川コロッセオで開催されたプロ修斗&トライアウト『FORO 04』のトライアウト戦に抜擢。修斗時代には「お相撲さん!」と呼んで頂き、そしてスパーリングでよく鍛えて頂いた佐藤ルミナ氏が見守る中、新井は勝利する。トライアウト戦とはプロ昇格を賭けたアマチュア公式戦で、最近では修斗創始者・佐山聡先生が送り込んだ平沼ヤマト選手も挑み、そして勝利している。
その後、新井は修斗でプロデビュー。デビュー戦こそ引き分けたが、翌戦でプロ初勝利した新井に「俺の中では、DEEPやZSTさんで弟子がタイトル獲得した時と同じぐらい嬉しいよ」と言うと、新井は「えー、そんなに!!」と目を丸くていたことを思い出す。
順調の船出に見えた。しかし・・・
その後の彼は勝てない泥沼にはまり込み、そしてもがき苦しむこととなる。
ランカーのみが集う、プロ修斗ストロー級インフィ二ティイリーグ2018に抜擢された
新井は、世界ランカー相手に幾度もフラッシュダウンを奪うなどの非凡な才能を見せつけるが、決定力に欠き、そして不得手の寝技に持ち込まれて漬け込まれる日々が続いた。これほどまでに、グットポイント(打撃)と、ウィークポイント(寝技)がはっきりしている選手を、俺は見たことはない。
キングダムでの1本負けを挟んで7連敗。
光の見えない敗戦ロード。
普通の選手なら引退勧告。
俺ならとっくに引退している。
いや、人生で連敗など一度も経験していない俺にとっては、彼の真意など到底分からず仕舞いだろう。今でこそ笑い話になるが「あの頃の入江さんの顔の引きつり方はヤバかった」と彼は言う。
新井はアマチュア時代からあまり努力をしなかった。
試合前に月1~2回ぐらいしかジム顔出さなかった事は一度や二度ではない。
努力を怠ってここまではこれた。ここまでは。
今直面しているのは、徹底的な現実。それはプロの洗礼。
引退勧告寸前の彼に、俺が課した課題は肉体改造。日々の練習の見直し。
それから、もしかしたら彼は変わっていったのかもしれない。
もともと、当たれば勝ち。寝かされたら負けと分かりやすいファイトスタイルで会場人気は高かった新井丈。
なんとか、なんとか試合の勝ち星を拾う日々は、選手を戦士に変えて行った。
見違えるように、プロの顔つきと身体になってきた。
(新井の最新の試合、20年11月23日の修斗後楽園ホール大会での津村有哉戦、新井の判定勝ち)
現在破竹の3連勝。
「次負けたら、新井丈から荒井注(あらいちゅう)に改名させるぞ!!と言ったことが奮起の原因かどうかは別として、安定した試合を見せ俺の顔が引きつることも少なくなってきた。
次は初のランキング戦。先日、ノーランカーの西川大和選手が、世界ライト級ランキング1位の大尊伸光選手を三角絞めで沈めた他、若手の台頭の目まぐるしい現在の修斗勢力図。
“一番負け続けてきた弟子、だけど、一番下から這い上がって来た男”
2021年6月26日、修斗新宿FACE大会メインイベント。
彼は、ほんのちょっぴりの俺の思いと、大きな夢を賭けてリングに上がる。
キングダムエルガイツ 入江秀忠
クラス・会費
ジムクラス 月会費 入会金
総合格闘技 8,980円 10,000円(※全クラス通い放題)
学生プラン 7,980円 10,000円(※全クラス通い放題)
女性クラス 6,980円 10,000円(※全クラス通い放題)
初心者キック 6,980円 10,000円
キッズクラス 5,980円 10,000円
稲妻柔術 5,980円 10,000円
格闘技入門 6,980円 10,000円
※消費税別
※ほか、パーソナルトレーニングもあり
※すべてのクラス入会者は2年間在籍で1万円のキャッシュバックがあります。
各ジムアクセス
立川コロッセオ 東京都立川市曙町2-28-26 レモンビル3階(ドンキホーテ立川から徒歩30秒)
聖蹟桜ヶ丘 東京都多摩市関戸4-11-9 第2大起ビル1階(京王線聖蹟桜ヶ丘駅より徒歩5分)
府中 東京都府中市天神町4-28-1ボアセゾン205
各ジムでクラス編成やスケジュールは異なります。
各ジムの詳細はホームページに記載しています。
お問い合わせはお気軽に!
電話:042-376-1639(本部)
Email:mireniam-man-2002@nifty.com
ホームページお問い合わせフォームはこちら