MuayThai Super Fight 10.30 GENスポーツパレス(レポ):福田海斗、1階級上のセンソンに判定負け。曽我昂史が勝利。タイ勢が7勝1敗
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MuayThai Super Fight事務局「Suk Wanchai+Muayded 789 MuayThai Super Fight(スック・ワンチャイ+ムエデット789 ムエタイスーパーファイト)」
2022年10月30日(日)東京・GENスポーツパレス
記事提供:MuayThai Super Fight事務局
第8試合 メインイベント 123ポンド契約 3分5R
○センソン・エラワン(タイ/True4Uフェザー級3位・元同ライトフライ級王者)
×カイト・ウォーワンチャイ[福田海斗](キング・ムエ/IMSA世界スーパーバンタム級王者、元True4Uスーパーフライ級&バンタム級王者、元WPMF世界&プロムエタイ協会フライ級王者)
判定2-1 (49-48/48-49/49-48)
カイトは今年4月の『Suk Wanchai MuayThai Super Fight』でクマンドーイ・ペッティンディーアカデミーにダウンを奪う完勝。前戦となった8月のペットー・ファイタームエタイ戦ではKO勝ちを収めている。今回の相手センソンは1階級上の強豪。7月27日にオートーコースタジアムフェザー級王者のゴンチャイに判定勝ち、さらに9月15日に若手成長株のヨードトーンに3R KO勝ちと好調のTrue4Uトップランカー。
1R、カイトは圧力をかけてセンソンを下がらせる。左ジャブを突きながら左ローをこつこつ入れるカイト。首相撲ではお互いに引かない。ゆったりとした攻めのセンソンは前蹴りを的確に入れ、右ボディストレート、左ボディを随所で入れる。
2R、右ロー、左奥足へのローで前進するカイトがプレスをかけ、センソンは下がりながらも左右ロー、ボディストレートを返していく。
3R、ボディストレート、組んでのヒザを多用するセンソンに、カイトは右ストレート、組まれてもガッチリ上から組んでヒザを入れさせない。
4R、組みにいくカイトに、センソンは左ミドルから組んでのヒザと一歩も譲らない。
5R、カイトは飛びヒザでセンソンに尻もちを付かせる。センソンの左ミドルをキャッチしてこかした福田。その後は、お互いに流しに入り試合終了。判定が割れる中、センソンが勝利した。
第7試合 セミファイナル 128ポンド契約 3分5R
○ポームロップ・ノーノップヒラン(タイ)
×ユウ・ウォーワンチャイ[大田原友亮](リバイバルジム/元WMCインターナショナル&UKF世界スーパーバンタム級王者、元WMC日本フェザー級王者)
4R 0’27” KO (左ボディフック)
ジュニア時代からタイでキャリアを重ねてきたユウが、151戦90勝51敗10分の戦歴を持つポームロップと対戦した。
1R、お互いにロー、ミドルを交錯さえる静かな展開。2R、ポームロップは右ミドルを的確に入れ、ユウの右ミドルを空振りさせる。ユウの蹴り足をキャッチして投げ飛ばしてペースを乱す。
3R、徹底して組みにいくポームロップはユウをこかし、蹴り足を掴んで豪快に投げ飛ばしてペースを握らせない。4R、左ミドルで突き放したいユウに、ポームロップは徹底した首相撲を仕掛ける。なかなか手の出ないユウに、ポームロップが素早く踏み込んで左ボディブロー! この一撃で悶絶したユウは立ち上がれず、ポームロップがKO勝ちした。
第6試合 バンタム級 3分5R
○スーパージェン・ソージットパッタナー(タイ)
×宮坂圭介(ノーナクシン東京/スック・ワンキントーン・バンタム級2位)
判定2-0 (49-48/49-49/49-48)
1R、右ミドル主体の宮坂に、スーパージェンは即座に左ミドル。カウンターのヒジで宮坂に尻もちをつかせた。2R、宮坂は右ミドルから積極的に組みにいくと、スーパージェンはヒザ、ヒジで対抗する。3R、ひたすら前進に宮坂に、スーパージェンは右ミドルから組み付いてヒザをこつこつ入れて宮坂に攻撃させない。4Rも前に出る宮坂に、組み付くスーパージェンはヒジでカットに成功。ドクターチェック後も宮坂は前に出る。5Rも前に出る宮坂に、スーパージェンは徹底した組み付きで流しに入りポイントを取らせない。判定でスーパージェンが勝利した。
第5試合 ジュニア 35kg契約 2分5R
○ヨードペットエーク・UEFAブーンデックシアン(タイ)
×KEN[梅田 剣](AKIRA budo school)
4R 1’47” TKO (レフェリーストップ)
元M-1スーパーフェザー級&J-NETWORKフェザー級王者でチームドラゴン所属のAKIRAの愛弟子のKENはWINDYムエタイなど4つのタイトルを保持。対戦するヨードペットエークは、13歳ながら戦績は70戦を越え、今年6月にオムノーイスタジアムで開催された400万バーツの賭け試合を制し、ジュニア№1の称号を手にしている。
1R、ゆったりとしたペースでお互いにローとパンチを散らして様子を窺う展開。2R、組みの展開ではヨードペットトーがヒジとヒザで優勢、KENは右ストレートを放つも、組まれてペースを握れない。3Rも右ミドルからガッチリ組んでヒザで優位にたつヨードペットトーが削っていく。4R、KENは右ミドルも、ヨードペットトーは組んでのヒザで圧倒し、防戦一方のKENにダウンが告げられる。再開後もヨードペットトーが一方的に組んでのヒザを入れると、レフェリーがストップした。
第4試合 ジュニア 35kg契約 2分5R
○ヨードペットトー・UEFAブーンデックシアン(タイ)
×優雅[浜田優雅](LEGEND GYM)
判定3-0 (49-47/49-48/50-48)
第5試合に出場するヨードペットエークの双子の兄弟のヨードペットトーと、SUK WAN KINGTHONG-35kg級王者で32戦19勝10敗3分の戦績を持つ優雅が対戦した。
1R、ローとパンチで上下に散らす優雅に対し、ヨードペットトーは力強い左ローを飛ばして揺さぶる。2Rも左ミドルで前進するヨードペットトーに、優雅はパンチとローも下がり気味。3R、優雅は右ストレートを飛ばすが、ヨードペットトーは避けて左ミドルを飛ばして主導権を握る。4R以降も重みのある左ミドルを飛ばすヨードペットトーの前に、優雅はパンチで詰め切れない。ヨードペットトーが判定勝ちした。
第3試合 45kg契約 3分5R
×ハヌマーン・UEFAブーンデックシアン(タイ)
○コウシ・ウォーワンチャイ[曽我昂史](ノーナクシン東京/ウォーワンチャイプロモーション)
判定0-3 (48-49/48-49/48-49)
ジュニア50冠王のコウシは今年4月のBOMでプロデビュー。前戦ではキットペットにKO負けを喫し、今回はキャリア豊富なハヌマーンを相手に再起を狙う。
1R、右ロー、右ストレート、左ボディと当てるコウシ。2Rには、コウシがカウンターのヒジ、首相撲を積極的に仕掛けてハヌマーンと互角に渡り合う。3R、組みに来るハヌマーンにヒジを合わせてカットに成功したコウシは左フック、右ストレートを次々にヒットさせて揺さぶりをかける。
4R、コウシは右ミドル主体の攻めでハヌマーンに組ませずに優位に試合を進め、5Rも左ミドルをテンポよく当てるコウシがペースを握り判定勝ちした。
第2試合 ジュニア 35kg契約 2分5R
○モンパカーン・シペットチャルーカン(タイ)
×コタロウ・ノッパデームエタイ[野本琥太郎](NOPPADET GYM)
判定3-0 (49-47/49-47/50-47)
龍聖が所属するNOPPADET GYM期待のジュニア選手のコタロウは77戦50勝(10KO)24敗3分のアマチュア戦績を持つ8冠王。タイ修行を行って今回の対抗戦に臨んだ。
1Rから左ロー、右ミドルを飛ばすモンパカーン。コタロウは蹴りを当てさせてもらえない。3Rには強引に前に出るコタロウに、モンパカーンは左ミドル、組んでのヒザ。5Rにはモンパカーンが右ハイ連打と組んでのヒザで主導権を握り、判定勝ちした。
第1試合 ジュニア 40kg契約 2分5R
○オートー・UEFAブーンデックシアン(タイ)
×佐藤 杜(TEAM DEVIL 666)
判定3-0 (49-48/49-47/49-48)
46戦34勝11敗1分のアマチュア戦績を持つ三冠王の佐藤は、1Rからオートーの蹴り足をキャッチしパンチも当てる。2Rからプレスを強めるオートーは組んでのこかしを多用。4Rには、右ミドルのオートーに、佐藤は首相撲からのヒザで対抗する。5R、後ろ蹴りを見せる佐藤に、オートーはミドルを着実に入れてポイントを取り判定勝ちした。
WINDY事務局主催「第17回WINDY SUPER FIGHTアマチュア大会」
(優勝者)
キック部門
26kg級 野本かれん(NOPPADET GYM)
31kg級 山崎慧梧(DRAGON GYM 東京)
36kg級 新美龍我(新美道場)
51kg級 鈴木愛虎(HIDE GYM)
63kg級 山崎一光(NOPPADET GYM)
ムエタイ部門
29kg級 岩下琉翔(R道場)
33kg級 中里晃聖(AKIRA-budo school-)
45kg級 駒木根稔和(TSK japan)