チャクリキ 9.24 愛媛(レポ):将軍岡本、キックルールで西島洋介にKO勝ち。西島は急性硬膜下血腫で入院
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
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株式会社近藤興業 Presents 日本骨髄バンクチャリティ CHAKURIKI 17 しこちゅう格闘まつり
2022年9月24日(土)近藤興業津根ベース特設会場(愛媛県四国中央市)
記事提供:ドージョーチャクリキ
第12試合 メインイベント ICO(国際チャクリキ協会)インターコンチネンタルヘビー級タイトルマッチ(キックボクシング) 3分5R
○将軍岡本(フリー)
×西島洋介(チーム西島洋介)
4R 1’39” TKO (左フック)
※岡本が王者に
本大会のメインイベント。初代インターコンチ王者の入田和樹が急性ヘルニア症で髄核の一部が腰椎神経に深く刺さりドクターストップにて欠場。チャクリキ戦線で活躍する岡本と元ボクシング重量級世界王者の西島による第2代インターコンチ王者決定戦となった。
試合はスピード、手数で西島。パワーで岡本の展開となる。ボクシングスタイルに拘る西島に呼応し岡本もキックルールながら僅かにローキックを一発放ったのみでパンチ勝負となる。
4R、ロープを背にした西島に岡本の強烈な左フックがヒット。まともに喰らった西島はもんどり打って倒れ、TKO勝ちで岡本が第2代ICO認定インターコンチネンタルヘビー級王者となった。
タイトルマッチ宣言、王座認定、プレゼンターはタイトルマッチ立会人として、四国中央市議会議長の井川剛氏が務めた。井川さん、ありがとうございます。
強烈なKO負けを喰らった西島は、試合後、救急車にて地元病院に搬送された。現時点でも入院中だが回復の兆しを見せており、1週間程度で退院予定。(編集部追記:西島は病院で急性硬膜下血腫と診断された。)
第11試合 セミファイナル MMA ヘビー級 5分3R
○石川健太郎(士魂村上塾西条支部)
×田馬場貴裕(IMPACT)
1R 4’40” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
大会セミファイナルは男と男の拳合戦。MMAルールながら、田馬場も石川も全く寝技を狙わない。ひたすら拳にて会話する両雄。序盤有利にジャブを出していた田馬場だが、石川の強烈な反撃を喰らい、体勢が崩れた所で石川のパウンド連打。田馬場の意識が飛ぶ壮絶なKO決着にて、四国中央大会屈指の男祭りが終わった。大会後、石川はメインで新王者となった将軍岡本に対し、「興味ある。挑戦してみたい」と語った。果たして石川の挑戦は実現するか?
第10試合 キックボクシング 62kg契約 3分3R
△岡本暁一郎(正道会館KCIEL)
△寛弥(BOSS GYM)
判定1-0 (29-28/29-29/29-29)
RISE王者の山田洸誓会長の薫陶を受けこの日がプロデビュー戦となる岡本。緊張しながらも積極果敢に攻める。若い岡本の勢いに、最初は戸惑ったものの、寛弥も徐々にペースを持ち直して反撃の手を繰り出す。若手同士の全く休まない素晴らしいファイトは大いに客席を沸かし、両者合い譲らずのドローとなった。今後の両者の成長が楽しみである。
第9試合 フルコンタクト空手 軽量級(65kg) 2分2R
×真鍋侑碁(士魂村上塾西条支部)
○三木将嗣(岡村道場姫路本部)
2R 1’44” 一本
試合開始直後より溌剌とした三木の動きの良さが目立つ。真鍋も必至で食い下がるが、1Rで技ありを奪取される。2Rに三木の打撃が真鍋の顔面に入るアクシデントがあり、ドクターチェックのため試合は一時中断。再開後も三木の勢いは衰えず、一本勝ちを収めた。
※第1~4試合はアマチュアキック、第5~8試合はプロレス