INNOVATION 7.10 品川インターシティホール(レポ):岩浪悠弥、元山祐希に苦戦もスーパーバンタム級王座防衛。神助、平松侑を2R KOしバンタム級王者に
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INNOVATION:Z RACING PARTS presents RESISTANCE-7
2022年7月10日(日)東京・品川インターシティホール
記事提供:JAPAN KICKBOXING INNOVATION
第13試合 ダブルメインイベント2 INNOVATIONスーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R
○岩浪悠弥(橋本道場/王者、元INNOVATION・ルンピニー日本・MuayThaiOpenバンタム級王者、元INNOVATION&元WBCムエタイ日本フライ級王者)
×元山祐希(武勇会/3位、チャクリキ・インターコンチネンタル・フェザー級王者)
判定2-0(50-48/48-48/49-48)
※岩浪が防衛
1R、スピーディーな岩浪が右ローキックや左三日月蹴りを小刻みに繰り出す。元山は右ミドルキックで前進するも岩浪ペース。
2R、岩浪は、攻撃に多彩さを加え右ボディーストレートを好打。元山は前進からのパンチを繰り返し左フックをヒットさせるも岩浪はすぐに首相撲に移行して連打を許さない。
3R、元山は強いプレッシャーと共に前進の姿勢を強める挑戦者的姿勢。そこを首相撲を中心にいなす岩浪の防御技術が巧みに阻むが、スタミナが削られたか攻撃面で手数は減少。R終了後、ジャッジの中間発表は、2名が岩浪を支持し、1名はドロー。
4R、ポイント劣勢を認識した故か元山は更に前進を繰り返し激しい闘志を倍加させ、単発ながらパンチの着弾数も増す。一方、岩浪はそれに押されながらも左ミドルキックをヒットさせ、首相撲でダメージを最小限度に抑えるテクニックが流石ながら表情は苦しそう。
5R、苦しい岩浪、まくる元山の構図が強まり、元山応援団は逆転を促すかのように盛り上がる。しかし、岩浪のパンチを喰らいながらも追撃を許さないディフェンスが見栄えは良くなくとも効果的で元山は攻めきれない。追うチャレンジャー、防ぐチャンピオンの様相のまま試合終了。
元山の全身全霊の特攻は、ジャッジ1名がドローと反映させたが、2名は前半の岩浪のポイントを後半守り切った形で岩浪を支持し、王座防衛となった。悔しい挑戦者、元山。約1年9か月ぶりの復帰戦で辛くもベルトを守り安堵の王者、岩浪のコントラストが浮き彫りとなった。
◆岩浪のリング上マイク「怪我とか色々あって今回1年以上ぶりの試合になりました。復帰戦が防衛戦になりプレッシャーとか色々とあったのですが、良い練習ができたのでこうやって結果を残すことができました。見ている皆さんはまだまだだと思ったかと思いますが、また強くなって、イノベーションを盛り上げていきたいと思います」
第12試合 ダブルメインイベント1 INNOVATIONバンタム級タイトルマッチ 3分5R
×平松 侑(岡山ジム/王者)
○神助(エムトーンジム/1位)
2R 1’39” TKO (3ダウン)
※神助が王者に
1R、速攻の左ハイキックを見舞う平松にタイトルマッチへの強い意気込みが感じられる。だが、パンチの乱打戦となると、これが得意の神助が右ストレートを直撃させ先制ダウンを奪取。立ち上がった平松は、気丈にパンチで逆前進すると神助がテンカオを突き突き刺す技巧を見せる。追い詰められながらもパンチで打ち合いを誘う血気盛んなチャンピオンのそれに神助はここぞとばかりに応じる中、波乱の初回終了ゴング。
2R、先ほどの展開が続行するかのように激しくパンチで打ち合いとなり、神助の左フックがクリーンヒットし平松ダウン。そこから立ち直した平松がまたも左フックを喰らいダウン。それでも立ち上がり更なる乱打戦に臨むも神助の左フックは平松を昏倒させ、前のめりに倒れる。結果、3ノックダウンで神助が激烈なKO勝ちで鮮やかにベルトを奪取。相当の数来場した応援団と気炎を上げた。
第11試合 セミファイナル 65kg契約 3分3R
○宮下修平(ミマイウェイジム/INNOVATIONスーパーライト級8位)
×涼矢(エボリューションムエタイジム)
判定3-0(29-28/30-27/30-27)
第10試合 肘無し 70kg契約 3分3R
×風間大輝(橋本道場)
○中島将志(新潟誠道館/RISEミドル級7位)
2R 2’52” TKO (3ダウン)
第9試合 肘無し 53kg契約 2分3R
×亜々斗[アアト](井上道場)
○裕次郎(拳伸ジム)
判定0-3(29-30/29-30/28-29)
第8試合 肘無し 66kg契約 2分3R
○YUYA(クロスポイント吉祥寺)
×ヤン・ヤンフン(ウエストスポーツジム)
判定3-0(30-29/30-29/30-29)
第7試合 エキシビションマッチ 2分2R
―菊間優信(ベイサイドキッドキックボクシングジム)
―野嶋琉生[るい](BLITZ)
勝敗無し
※風太(岡山ジム)が病気により欠場。対戦予定だった野嶋はエキシビションマッチに変更
第6試合 肘無し スーパーバンタム級 2分3R
○藤平泰地(花澤ジム)
×野良猫星野(STRIFE)
1R 1’33” TKO (2ダウン)
第5試合 肘無し フライ級 2分3R
△鴇田波琉[はる](モリタキックボクシングジム)
△識規[さとき](STRIFE)
判定0-1(28-29/29-29/29-29)
第4試合 肘無し、首相撲無し 女子52kg契約 2分3R
×NAO・YK(YKジム)
○片岡真秀[まほ](チーム・タイガーホーク)
1R 1’51” TKO (2ダウン)
第3試合 ライト級 2分3R
○蘭賀大介(ケーアクティブ)
×大山 完(STRIFE)
2R 2’26” TKO (レフェリーストップ)
第2試合 肘無し、首相撲無し 62kg契約 2分3R
○酒田祐輝(K’growth)
×そらじろー(STRIFE)
判定3-0(30-27/30-27/30-27)
第1試合 肘無し、顔面膝無し 女子43kg契約 2分3R
×町屋 杏(Bushi-Doo)
○愛(STRIFE)
判定0-3(29-30/29-30/28-29)