Krush 7.9 GENスポーツパレス(レポ):バンタム級にさらに新風。白幡太陽、K-1系初戦はダウン奪い判定勝ち
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
中野駅徒歩3分。平日7~23時、年中無休営業。入会金&月謝2ヶ月分無料!
サイクリー PRESENTS Krush-EX 2022 vol.5
2022年7月9日(土)東京・GENスポーツパレス
レポート:井原芳徳 写真提供:(C)K-1
第8試合 メインイベント バンタム級 3分3R
×入江亮太(K-1ジム福岡チームbeginning)
○白幡太陽(FLYSKY GYM/INNOVATIONフライ級新人王トーナメント2020優勝)※橋本道場から所属変更
判定0-3 (27-30/27-30/26-30)
白幡は元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者・白幡裕星の兄で21歳。戦績4戦3勝(1KO)1敗で今回は1年2が月ぶりの試合。ジュニア時代はチームドラゴンに在籍し、プロになってからは兄弟揃って橋本道場に在籍していたが、今回からチードラ出身の林健太が今いるFLYSKY GYMに移籍し初戦。K-1 JAPAN GROUPにも初登場した。セコンドには林もつく。
1R、入江がプレッシャーをかけ、パンチ、ローを積極的に振るう。白幡は左ジャブで距離を取りつつ、右ローを時折強打する。入江は少し足が流れると、パンチと右ローの数を増やすが、白幡は入江の左フックのカウンターで素早い左フックをクリーンヒットし、ダウンを奪う。
2R、序盤に白幡の左インローがローブローとなり一時中断する。入江はダメージを引きずらず前に出て左ジャブ、右ストレートを随所でヒット。右ローも当て巻き返しを狙う。白幡は鼻血を出す。だが終盤、白幡が左ボディを強打して入江の勢いを止めると、ワンツーでの右ストレートを当てて入江をひるませ挽回する。
3Rも序盤から白幡が右ストレートをクリーンヒットし、入江をフラつかせる。それでも入江は前に出て打たれ強さを印象付けるが、終盤にまたも白幡が右フックを当て、随所で印象を残して終了。大差をつけ白幡が判定勝ちした。初のK-1ルールということもあり、パンチをもらいがちだった白幡だが、センスの良さは印象付けた試合だった。
K-1の中村拓己プロデューサーは大会の総括で「Krush-EXはキャリアの浅い選手が多い中でも、メインイベントはレベルがグンと上がりました。バンタム級はK-1アマチュア出身の選手が多かった中で、去年は松谷桐選手、今度のK-1(福岡)では石井一成選手と、他のイベントで実績を積んだ選手が参加して、いい刺激になっています。バンタム級が今までと違う盛り上がりを見せる予感のする大会でした」と発言。
第7試合 セミファイナル スーパー・フェザー級 3分3R
○宮川太陽(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
×Tojo(K-1 GYM HIKARIMACHI TEAM BEAST)
3R 0’22” KO (右膝蹴り)
第6試合 ヘビー級 3分3R
×佐野勇海(拳之会)
○木村太地(KBスポーツジム)
3R 2’36” KO (3ダウン:左フック)
第5試合 バンタム級 3分3R
×小島卓也(優弥道場)
○蓮武[れん](ウィラサクレック・フェアテックス西川口)
判定0-2 (29-30/30-30/28-30)
第4試合 66.5kg契約 3分3R
×水上陽生(ポゴナ・クラブジム)
○哲志(K‐1ジム五反田チームキングス)
判定0-3 (28-30/28-30/28-29)
※1R右フックで水上に1ダウン
第3試合 ウェルター級 3分3R
×田上“DARUMA”健太(K-1ジム蒲田チームアスラ/第44回K-1アマチュア チャレンジAクラス -80kg優勝、第42回K-1アマチュア チャレンジAクラス -75kg優勝)
○協[かの](K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第42回K-1アマチュア チャレンジAクラス -70kg優勝)
3R 2’48” KO (左ストレート)
第2試合 スーパー・フェザー級 3分3R
×髙口[こうぐち]賢史郎(K-1ジム五反田チームキングス)
○辰次郎[しんじろう](Sports 24)
1R 1’16” KO (左フック)
第1試合 フライ級 3分3R
×遼/Ryo(K-1 GYM HIKARIMACHI TEAM BEAST)
○安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード)
2R 1’18” KO (左フック)