ONE Championship 2.11 シンガポール(レポ):V.V Mei、ジヒン・ラズワンと接戦も判定負けし3連敗
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ONE Championship「ONE: BAD BLOOD」
2022年2月11日(金/祝)シンガポール・インドアスタジアム
レポート:井原芳徳 写真:(C)ONE Championship
第7試合 MMA 女子53.5kg契約 5分3R
×V.V Mei[山口芽生]
○ジヒン・ラズワン[Jihin Radzuan]
判定0-3
ラズワンは当初、ジェネリン・オルシムと戦う予定だったが、オルシムが負傷により欠場し、大会約2週間前のオファーでMeiが代役出場した。Meiは20年2月にデニス・ザンボアンガ、昨年9月にジュリー・メザバルバに敗れ2連敗中だ。ラズワンは23歳のマレーシア人で、18年からONEに上がりONE 5勝2敗。試合は1年3カ月ぶりだ。両者女子アトム級(52.2kg)の選手だが、Meiが緊急出場のため1.3kg重い53.5kg契約で争われる。
1R、前に出ようとするMeiに対し、背の高いラズワンが距離を取りつつ、左ジャブを振りつつ左のインローを序盤から度々ヒット。Meiは少しバランスを崩す場面も。中盤、ラズワンの蹴り足をMeiがつかんで、テイクダウンに成功し、ハーフガードの状態で押さえ続ける。一度サイドを取るが、ハーフに戻る。最後はギロチンを狙うが、ラズワンが防御して終える。
2R、序盤からMeiが右ストレートを当てると、ひるんだラズワンは組み付いて押し込む。Meiも押し返すと、片足タックルから倒すが、ラズワンはすぐ立つ。今度はラズワンが倒すが、Meiもすぐ立つ、組みで一進一退の展開に。中盤、離れると、前に出るMeiが右フック、下がるラズワンが左インローを当てる攻防が続く。終盤は金網際のスタンドレスリングに戻り、再び一進一退の状態に。
3Rもスタンドレスリングが続くが、中盤にMeiがテイクダウンすると、トップポジションで押さえ続ける。ラズワンが足を登らせようとすると、Meiは対処するが、ラズワンは蹴って突き放してスタンドに戻す。終盤も金網際のスタンドレスリングが続き終了する。接戦のまま終了する。
記者採点はMei。2Rの右フックとトータルのテイクダウン数で評価した。ジャッジは3者とも打撃の数で上回ったラズワンを支持した。Meiは3連敗となってしまったが、直前のオファーとは思えない動きの良さで、ONE側の期待に応える試合はできたのではないだろうか。
第10試合 メインイベント ONE MMAヘビー級暫定王者決定戦 5分5R
○アナトリー・マリキン
×キリル・グリシェンコ
2R 3’42” KO (右フック)
※マリキンが暫定王者に
第9試合 ムエタイ フライ級 3分3R
○ジョナサン・ハガティー(2位)
×モンコルペット・ペッティンディーアカデミー(4位)
判定3-0
第8試合 MMA バンタム級 5分3R
○チェン・ルイ
×マーク・フェアテックス・アベラルド
判定3-0
第6試合 MMA フライ級 5分3R
×ヨッカイカー・フェアテックス
○ウ・ソンフン
1R 0’18” KO (右ストレート)
第5試合 MMA ストロー級 5分3R
×デェダムロン・ソー・アミュアイシルチョーク
○ダニエル・ウィリアムス
2R 1’35” KO (右ボディストレート)
第4試合 MMA ヘビー級 5分3R
○ダスティン・ジョインソン
×ウーゴ・クンヤ
判定2-1
第3試合 MMA 女子アトム級 5分3R
○リン・ホーチン
×ビー・ニューイェン
判定3-0
第2試合 MMA ヘビー級 5分3R
×トーマス・ナーモ
○オーディ・デラニー
1R 1’06” ハンマーロック
第1試合 MMA バンタム級 5分3R
―スノト
―ティアル・サン
ノーコンテスト