ホーストカップ 10.17 京都 KBSホール:魁斗、泰良拓也に連勝。田渕神太、一樹に判定勝ち。聖愛、田渕涼香に判定勝ち。
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
中野駅徒歩3分。平日7~23時、年中無休営業。入会金&月謝2ヶ月分無料!
QP PRESENTS HOOST CUP KINGS KYOTO 8
2021年10月17日(日)京都・KBSホール
記事提供:アーネストホーストジムJAPAN
NIGHT FIGHT
第7試合 メインイベント HOOST CUP日本フェザー級タイトルマッチ 3分5R
×泰良拓也(PFP/王者)※初防衛戦
○魁斗(立志會舘/挑戦者、シュートボクシング日本2位、RKS王者)※teamNAOKIから所属変更
判定0-3 (48-50/48-49/47-50)
※魁斗が王者に
3月の京都大会で行われた試合の再戦がHOOST CUPタイトルを賭けて実現。前回はカーフキックに苦汁を飲んだ泰良が地元応援団の声援を背に気合十分で入場。
1R、開始早々、じっくり構える魁斗に対し、フットワークで動きながら早い攻撃をあてる泰良だが、魁斗もリターンの蹴りをおいてイーブンの展開。
2R、先手を仕掛ける泰良に対し、コンビネーションをまとめる魁斗だが、泰良も左フックをあわせて動きを止める。終盤、魁斗の右ストレートが入りぐらつくが凌いで立て直す泰良。
3Rに入ると、魁斗のパンチがクリーンヒットしはじめ、泰良がおおきくのけぞる場面が見られる。終盤、ラッシュをかける魁斗だが、泰良もタイトルへの意地でしのぎゴングに救われる。
4R、立て直した泰良の攻撃が目立つが、魁斗も綺麗な攻撃をあて、好勝負の展開。
5R、開始早々激しい打ち合いが続くが、中盤以降、疲れの見えた魁斗に、泰良がヒットを多くし印象を挽回するが、バランスの良い攻撃が目立った魁斗が3-0の判定で勝利を手にし新王者となった。
エキシビションマッチ 2分2R
×中迫 剛(ZEBRA GYM)
○内田雄大(チーム・ピーター・アーツ)
勝敗無し
K-1JAPAN レジェンド、中迫剛と、現役HOOST CUP王者、内田雄大のヘビー級、迫力のエキシビジョンマッチ。
1R、ファンサービスと小気味の良いラリーが続くが、かつてマーク・ハントからダウンを奪ったマサカリハイキックがかずめヒヤリとする。
2Rになると申し合わせたようにお互いが強打をラリーし、ヘビー級ならではの迫力の攻撃に、観客も満足なエキシビジョンマッチとなる。試合後は、新旧の世代を超えて互いを称え合うコメントをした。
第6試合 セミファイナル 女子53kg契約 3分3R(最大延長2分)
○聖愛(魁塾/ミネルヴァ・スーパーフライ級王者、RISE QUEENフライ級3位)
×田渕涼香(拳聖塾/RISE QUEENフライ級1位)
判定3-0 (30-29/29-28/30-29)
ミネルヴァ王者・聖愛と、RISE QUEENフライ級1位の田渕涼香の国内女子注目の一戦。リング中央で向かい合うと体格差の目立つ両者だが、1R早々、空手フットワークからローキック、右クロス、空手の追い突きをヒットする田渕。対し聖愛は、遠間から蹴りを当てて追づいを許さない。
2R、ステップインする田渕に、聖愛がカウンターを当て、離れるとローミドルをあてペースを作り始める。田渕も度々右クロスをヒットさせのけぞらせるが、聖愛がリーチで止めて動きを止める。
3R、田渕が挽回せんと前に出るが、タイミングを掴んだ聖愛のパンチがたびたびクリーンヒットし、田渕も負けじと攻撃を返してしのぎタイムアップ。
判定勝利を掴んだ聖愛が涙で勝利の喜びを伝え、盛り上がる女子キック界での存在感を示した。田渕は階級差を超えての挑戦だったが、適正階級での巻き返しに期待。
第5試合 59kg契約 3分3R
×RAI(888 GYM)
○成尾拓輝(堀池道場)
判定0-3 (28-39/29-30/29-30)
第4試合 52kg契約 3分3R
○数島大陸(及川道場)
×平野 翼(チームK)
1R 2’18” TKO (3ダウン:パンチ)
第3試合 53kg契約 3分3R
○鷹介(魁塾)
×木下悦志(KICK LAB)
判定3-0 (30-29/30-28/30-29)
第2試合 54kg契約 3分3R
△森井 翼(テツジム)
△室屋宏幸(究道会館)
判定1-0 (29-29/29-29/30-28)
第1試合 54kg契約 3分3R
○龍聖(大原道場)※松田龍聖 改め
×玲翔(Viger Kickboxing Gym)
判定3-0 (30-28/30-27/30-27)
DAY FIGHT
第7試合 53kg契約 3分3R
○田渕神太(拳聖塾/ACCELバンタム級王者)
×一樹(FASCINATE FIGHT TEAM/元MA日本スーパーフライ級王者)
判定3-0 (30-26/30-26/30-26)
※3R右ストレートで一樹に2ダウン
ホーストカップ3回目の出場、フルコンタクト空手とキックの二刀流を極める空手家兄妹の兄、アクセルバンタム級王者・田渕神太と、再びタイトルホルダーに返り咲かんとモチベーションの高い元MA日本スーパーフライ級王者・一樹の一戦。一樹のセコンドにはジムメイトの原口健飛の姿がある。田渕が国内で層の厚い53kgでの初挑戦となる。
開始早々、リング中央から強打を狙う田渕に対し、フットワークで周りながらスピードのある小刻みなパンチでペースをつくる一樹。1Rは静かな展開。
2R、プレッシャーをかけ攻撃を強めた田渕に、一樹はガードを固めてカウンターを合わせ始める。動き出したラウンド。
3R、ヒットに自信をもった一樹が前に出始めるが、田渕が右ストレートのカウンターを合わせダウンを奪う。打ち合いの場面がでてくるが、またも田淵の右クロスがヒットしダウンを取り、挽回せんと撃ち合う一樹だが、タイムアップで田淵の勝利となる。
55kgからフェザー級で闘ってきた田渕が、今後どの階級で国内トップ争いに食い込んでいくか注目される。一樹も闘い方が安定してきただけに巻き返しに期待。
第6試合 ダブルメインイベント ヘビー級 3分3R(延長1R)
×山下力也(道真会館/MA日本ヘビー級王者)
○MAMUTI(ブラジル/ブラジリアン・タイ)
3R 2’48” TKO (レフェリーストップ:パンチ連打)
HOOST CUP日本ヘビー級王座決定戦を内田雄大と争い、昨年の武蔵フェスティバルにて、ピーター・アーツ軍のバダ・フェルナンデスに起死回生のハイキックでダウンを奪い、音楽客をも魅了した山下力也の、1年半以上に及ぶ怪我からのブランクよりの復帰戦。対戦相手は、4冠王、ラテンキング、ダニロ・ザノリニの愛弟子、150kgの巨漢のMAMUTI。
開始早々、サウスポーのMAMUTIに対しオーソドックスに切り替えながらロー、パンチで切り崩す山下の猛攻に耐えながら、MAMUTIも強打を振るい、いつどちらが倒れてもおかしくないヘビー級ならではのスリリングな展開。1R終盤、山下の左ローキックが効き始め、パンチでまとめてしとめにかかったところに、MAMUTIの左フックがカウンターで炸裂しダウンを奪う。ブロックで耐えてラウンドをしのぐ山下。
2Rに入り、MAMUTIが再びダウンを奪わんと強打を奮うが、山下もブロックでしのぎ、左ストレート、左ローキックを返し動きをとめる。
3R、お互いKO狙いの激しいパンチが交差するが、ブランク明けの由縁か、終盤あきらかに動きの落ちた山下に、MSAMUTIが強打をまとめてダメージの見えたところでレフェリーがストップし、MAMUTIの勝利となる。殊勲をあげたMAMUTI陣営はチームで勝利を喜んだ。国内ヘビー級期待の選手である山下の復帰にも期待。
第5試合 セミファイナル 60kg契約 3分3R(延長1R)
×HIRO YAMATO(大和ジム/NJKFスーパーフェザー級2位)
○平塚大士(チームドラゴン/RISEスーパーフェザー級5位)
判定0-3 (26-30/25-30/26-30)
7月大和ジム50周年記念大会で、絶対王者マキ・ピンサヤームと好勝負を演じたNJKFスーパーフェザー級王者、HIRO・YAMATOと、7月名古屋大会で、元ムエタイ7Ch3CH王者、ワンチャルームに勝利した平塚大士の実力者同士の一戦。
開始早々、切り返しの早いローキックからペースをつかむ平塚に対し、ムエタイスタイルの構えからじっくりとリーチを生かした攻撃をねらうHIRO。HIROの強打を警戒し、平塚のガードを固めてのローキックがじわじわ効き始め、強引に強打を浴びせにかかるHIROだが、3Rにパンチにカウンターでローが決まり、平塚が2度のダウンを奪う。仕留めにかかる平塚だが、HIROがしのいだところでタイムアップ。開始から気合のこもった平塚が勝利に喜んだ。
第4試合 70kg契約 3分3R
×慎太郎(team Bonds/NJKFウェルター級5位、DEEP☆KICK -70kg 3位)
○康輝(キング・ムエ)
判定0-2 (29-39/29-29/29-30)
第3試合 65kg契約 3分3R
×ディエゴ・ツボイ(ブラジル/ブラジリアン・タイ/FIGHT DRAGON 65kg王者)
○竹内皇貴(チームドラゴン/RISEスーパーフェザー級3位)
判定0-3 (28-29/28-29/29-30)
第2試合 63kg契約 3分3R
×篤椰(Team Bonds/NJKFスーパーフェザー級4位)
○櫻井祐斗(RICH)
判定0-3 (26-29/26-29/26-29)
※篤椰が計量オーバーでグローブハンデと減点2あり
※3Rパンチで篤椰に1ダウン
第1試合 55kg契約 3分3R
×柴田直哉(FFC)
○相良一志(堀池道場)
判定0-3 (29-30/27-30/27-30)