DEEP & PANCRASE 11.17 大阪国際交流センター:前田吉朗&川原波輝、ダブルメインで1R勝利
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光野有二朗グループ presents DEEP & PANCRASE大阪大会
2019年11月17日(日)大阪国際交流センター 大ホール
レポート:井原芳徳 写真提供:パンクラス大阪
第16試合 ダブルメインイベント パンクラス フライ級 5分3R
○前田吉朗(パンクラス大阪稲垣組/修斗世界1位)
×ペイヨングサック(タイ/Tarnthong Gym)
1R 3’18” 裸絞め
修斗の王座戦線で活躍する前田が、約12年ぶりにパンクラスに出場。ペイヨングサックはRIZINで浜崎朱加と戦ったアム・ザ・ロケットと同じジムに所属するムエタイベースの選手。MMAは1勝1敗で、2015年にWARDOGで松浪孝芳に腕十字で勝利している。
1R、前田はサウスポーに構え、胴タックルのフェイントから右フックを当てるが、ペイヨングサックも前田の左ミドルのカウンターで右フックをお返しする。しばらくお見合いが続いたが、前田の左のハイをペイヨングサックがすくって離れた後、パンチが交錯し、前田の左フックが連続で当たる。下がったペイヨングサックが右フックを振ると、前田は両足タックルでテイクダウンに成功する。ペイヨングサックは下からしがみつこうとするが、前田は簡単に振りほどいてサイドへ。ペイヨングサックがもがいて立とうとすると、前田はすぐにオンブになって捕獲し、顔面に鉄槌を連打してから、裸絞めを仕掛け、そのままマットに倒して絞め落とした。
第15試合 ダブルメインイベント DEEP ストロー級 5分3R
○川原波輝(フリー)
×潤鎮魂歌(HARVEST)
1R 1’54” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
川原は6月のRIZIN神戸大会で征矢貴に1R KO負けして以来の試合。1R、川原がサウスポーのグラップラー・潤に右ミドル、右ボディを当て、潤はパンチのフェイントからタックル仕掛ける。金網を背にした川原は潤の首を抱えるが、潤は冷静に外して上になり、じっくり動いてサイドを奪う。だが川原は金網を蹴って脱出して立つと、すぐさま右ハイをヒット。潤は耐えたがダメージを負い、続けて川原が右インローを当てると、潤がスリップし、川原はすぐに上から右のパウンドをまとめたところで豊永レフェリーがストップした。
切れ味鋭い打撃で快勝の川原は「潤選手ありがとうございました。凄い強敵で、いっぱい練習してきて、結果的にはこうなりましたけど、どっちに転んでもおかしくない試合でした」と潤に敬意を表しつつ「佐伯さん、どうですか?年末、準備しとくんで、お願いします」と、DEEPの佐伯繁プロデューサーにRIZIN出場を志願した。
第14試合 セミファイナル DEEP バンタム級 5分3R
○赤尾セイジ(パラエストラ東大阪)
×城田和秀(NEXUSENSE)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
1R、赤尾が最初のタックルで倒して上に。パスガードを狙うが城田が動き、赤尾はがぶり状態でパウンドを当て、再び上になる。赤尾は金網際でハーフガードをキープしながら随所でパウンドと肘を当てる。終盤、スタンドに戻るが、赤尾が右フックと左ミドルを当て、押し込んた状態で終える。
2R、城田がテイクダウンを先取し、バックを取ろうとするが、赤尾は落ち着いて対処して落とし、タックルから抱え倒しサイドを取る。だが赤尾がアームロックを狙ったタイミングで、城田が脱出してバックマウントを再び奪い、金網から離れた場所でポジションをキープする。これも赤尾が脱出し、最後は金網際での差し合いで終える。
3Rは赤尾がテイクダウンを先取し、ハーフで押さえながら鉄槌と肘を当て、1分半でマウントを奪う。中盤には赤尾がバックマウントを奪い、両足でガッチリ捕獲しながら随所でパウンドを当て続けて終了する。ジャッジは3Rとも赤尾につけ、赤尾の判定勝ちとなった。
第13試合 パンクラス バンタム級 5分3R
×土肥 潤(総合格闘技道場MIBURO)
○三村 亘(パンクラス大阪稲垣組)
判定1-2 (梅木28-29/島村29-28/杉村28-29)
1R、三村が金網に押し込むが、土肥は金網にを背にしながらギロチンを狙う。一旦離れ、三村がパンチを連打するが、土肥は下になって引き込んでからリバースに成功する。三村もそこから引っ繰り返すが、土肥はカウンターのギロチンで迎撃しつつ、再び上になる。しばらく膠着し、三村が立つが、土肥はしがみついて脇を抱え離さない。土肥が寝技で長時間支配したが、ジャッジは3名とも打撃で優位だった三村を支持する。
2Rも同じように、土肥がパンチをもらいながら下になり、引っ繰り返す試合運び。中盤には土肥がバックから裸絞めを狙う。だが三村は脱出して上になると、終盤にはバックを奪い返す。最後は土肥が上になって終える。ジャッジは割れ、2名が三村、1名が土肥を支持する。
3Rは序盤から土肥が上になり、パスガードしてサイドで押さえて肘をこすりつけるように当て続ける。土肥は時折肩固めも狙ってサイドをキープするが、三村が守り切り試合終了。3Rはジャッジ3名とも土肥につけたが、三村が2Rまでのポイント差を守り判定勝ちした。
第12試合 DEEP ウェルター級 5分2R
×中尾受太郎(中尾受太郎総合格闘技スクール)
○嶋田伊吹(Fight-Holic)
2R 3’20” TKO (ドクターストップ:右ストレートによる左まぶたの負傷)
1R、サウスポーの中尾に対し、嶋田が細かくステップして前手のフェイントを駆使しながら圧力をかけ続け、右ストレート、右ハイを随所で当てて主導権を維持する。
2R、嶋田も圧力をかけて優位だったが、サウスポーにスイッチをし始めると、逆に中尾がパンチを当てるようになり、嶋田はひるむ。中尾がしばらく金網に押し込み、一旦離れた後、再び詰めるが、嶋田が右ストレートを合わせ、中尾がダウンする。嶋田が立った状態から右のパウンドを連打すると、中尾は左まぶたを腫らし出血する。膠着ブレイクの後にドクターのストップがかかり、嶋田の勝利となった。
第11試合 パンクラス バンタム級 3分3R
○平田丈二(総合格闘技闇愚羅)
×瀧口脩生(総合格闘技スタジオSTYLE)
判定3-0 (29-27/29-27/30-26)
第10試合 DEEP ライト級 5分2R
×泉 彰洋(BLOWS)
○小川道的(柔術兄弟/ALIVE伊勢支部)
判定0-3 (19-19○/19-19○/19-19○)
第9試合 パンクラス フェザー級 3分3R
○中村晃司(パンクラス大阪稲垣組)
×冨田翔市(パラエストラ東大阪)
判定3-0 (30-27/29-28/30-27)
第8試合 DEEP フェザー級 5分2R
×ハンセン玲雄(総合格闘技道場reliable)
○井上雄斗(パラエストラ加古川)
判定0-3 (18-20/18-20/18-20)
第7試合 パンクラス フェザー級 3分3R
×キャプテン禎(修斗GYMS直心会)
○堂園 悠(修和館)
3R 2’29” TKO (レフェリーストップ:スタンドパンチ連打でダウン後)
第6試合 DEEP フライ級 5分2R
×藤田健吾(総合格闘技道場reliable)
○西村大地(BLOWS)
判定0-3 (19-19○/18-20/18-20)
第5試合 パンクラス バンタム級 3分3R
○増田拓真(総合格闘技道場reliable)
×田中ハヤトスネ夫(ASH)
3R 2’21” 裸絞め
第4試合 DEEP ライト級 5分2R
○木村俊也(BLOWS)
×網藤雄太(スパーク)
1R 2’18” TKO (レフェリーストップ:右フックでダウン後)
第3試合 パンクラス バンタム級 3分3R
×中村公彦(総合格闘技闇愚羅)
○修我(総合格闘技スタジオSTYLE)
判定0-3 (28-29/28-29/27-30)
第2試合 DEEP ストロー級 5分2R
×いちょう“Snufkin”ともなが(総合格闘技道場コブラ会)
○ふじい☆ペリー(総合格闘技道場BURST)
判定0-3 (19-19○/18-20/18-20)
第1試合 パンクラス フライ級 3分3R
×井上暉也(パラエストラ加古川)
○長屋正悟(パンクラス大阪稲垣組)
1R 0’21” 裸絞め
DEEPプレリミナリ―ファイトフライ級5分2R
○金森功祐(総合格闘技道場コブラ会)
×杉岡永輝亜(ブラザーフッドteamKZT)
1R 1’27” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)