スック・ワンキントーン 11.13 後楽園ホール:石井一成、ルンピニーランカーを3R KO「年内また試合が組まれるかも」
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ノーナクシンムエタイジム東京「SUK WAN KINGTHONG(スック・ワンキントーン)Go to Raja」
2019年11月13日(水) 後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳
第7試合 メインイベント 51kg契約 3分5R
×ヌアペット・キラスポーツ[Neuaphet Kelasport](タイ/ルンピニー認定フライ級10位、プロムエタイ協会1位、元チョンロンムエサイアム王者)
○石井一成(ウォーワンチャイプロモーション/IBFムエタイ世界・WPMF世界・KNOCK OUTフライ級王者)
3R 1’48” KO (右ストレート)
石井は前回6月のスック・ワンキントーンからの連続出場。今回の相手・ヌアペットは1998年2月3日生まれの21歳。戦績86戦60勝(20KO)23敗3分。テレビマッチで人気があるといい、タイBBTVの2018年MVPとして表彰されている。
1R、石井が圧力をかけ、右ローをヒット。ヌアペットは左前蹴りで突き放しつつ、パンチの打ち合いで左フックを返す。石井は圧をかけ続けると、終盤、左フックと右ボディのコンビネーションを決め、右ローも当ててヌアペットの動きを止め、詰めてのパンチの連打でダウンを奪う。残り時間もパンチと肘のラッシュで追い詰める。
2R、ヌアペットも素早い右ストレートを当て、場内をどよめかせるが、石井は再び右ストレート、右ローを効かせると、ワンツーのパンチのフェイントからの右ハイをクリーンヒットしダウンを奪う。ヌアペットはダメージを引きずる様子を見せず、左ボディ、右フックをお返し。石井は飛び膝、バックスピンキックを放ち、場内を沸かせる。
3R、ヌアペットは左ミドルを放つが、石井は防御を続ける。中盤過ぎにヌアペットとのパンチの打ち合いで石井が当て、コーナーにじわじわと詰めると、右ボディストレートをクリーンヒット。これで動きを止めると、右ストレート等のパンチラッシュで通算3度目のダウンを奪ったところで、うつぶせで動けなくなったヌアペットを見たレフェリーがKOを宣告した。
快勝の石井は「年内また試合が組まれるかもしれないんで、見に来てください」とアピールした。
第6試合 セミファイナル IBFムエタイ世界スーパーフライ級タイトルマッチ 3分5R(インターバル2分)
○ペットタイランド・ヨードムエポンラット[Petchthailand Moopingaroijung](タイ/WBCムエタイ世界スーパーフライ級王者)
×小嶋Nor.Naksin(ノーナクシンムエタイジム東京/WPMF日本バンタム級王者、元ルンピニー日本(LPNJ)・J-NETWORK王者)※小嶋勇貴 改め
判定3-0 (ナルンチョン49-47/北尻49-48/シン49-47)
※ペットタイランドが王者に
小嶋も石井同様6月大会に続き登場。今回は石井と1勝1敗のペットタイランド・ヨードムエポンラットと対戦した。
1Rはお互い様子見で、2Rからペットタイランドが左右のミドル、組んでの膝のヒットを増やすが、小嶋はまだ崩れず、随所で右ローとミドルを返す。3Rも基本的に2Rと近い構図だが、攻撃数の差が開き、ペットタイランドが差を印象づける。
4Rもペットタイランドが首相撲でガッチリと捕まえて膝を当て、左右のミドルを当て続け、主導権を維持する。5R、小嶋の蹴りをペットタイランドがカットし続け、随所で膝とミドルを当てて反撃を封じ判定勝ちした。
第5試合 チョンロン・ムエサイアム認定スーパーバンタム級王座決定戦 3分5R(インターバル2分)
×ペップートーン・チャンノーイムエタイ[Petputhon Changnoi Muay Thai](タイ/1位)
○44[シーシップシー]ユウ・ウォーワンチャイ(リバイバルジム/5位、スックワンキントーン王者)
1R 1’57” KO (左ボディフック)
※ユウが王者に
第4試合 スック・ワンキントーン・スーパーフライ級王座決定戦 3分5R
×ラチャシー・ノーナクシン(タイ/ノーナクシンムエタイジム東京)
○MASA BRAVELY(BRAVELY GYM/WMC日本スーパーフライ級王者)
判定0-3 (48-49/48-49/48-49)
※MASAが王者に
第3試合 スック・ワンキントーン・スーパーライト級王座決定戦 3分5R
○直樹(BRIGN IT ONパラエストラAKK/RISEライト級(63kg)6位)
×白木 幹(ウィラサクレック・フェアテックス札幌)
判定3-0 (49-47/49-48/50-48)
※直樹が王者に
RISEで活躍する直樹はムエタイルール初挑戦。白木は5戦4勝1敗の選手。1R、直樹が圧力をかけ、左ジャブを度々当て、首相撲では左肘を出す場面も。2Rも直樹が左ジャブ、右アッパー、右ローなどを当て、崩しも決め、やや優位だ。
3Rは直樹が随所で右肘を当て、組もうとする白木をさばき、終盤には左ボディ、右アッパーを効かせてひるませる。ルールの違いはあるが、基本能力で直樹が差を印象づける。
4R、直樹が右アッパー、右ストレートなどのパンチラッシュで白木をダウン寸前まで追い詰める。白木は耐え、パンチのカウンターで左のテンカオを当て続けていると、直樹は勢いが落ち、終盤は白木が膝蹴りで主導権を握る
5Rは首相撲主体の攻防で、白木が膝の数でやや上回り終了。3Rと4Rに白木を追い詰めた直樹が判定勝ちし、RISEよりも前にムエタイのベルトを巻いた。
第2試合 スック・ワンキントーン・フライ級王座決定戦 3分5R
×儀部快斗(エクシンディコンジムJAPAN/ラムローイスタジアム・バンタム級王者)
○細田昇吾(ビクトリージム/ジャパンキック1位)
判定0-3 (48-49/48-49/48-49)
※細田が王者に
第1試合 女子50kg契約 2分3R
○KOKOZ (TRY HARD GYM/スック・ワンキントーン・女子ミニフライ級王者)
×RAN(MONKEY☆MAGIC)
判定2-0 (29-29/29-28/30-28)
オープニングファイト3 54kg契約 3分3R
×中村 空(尚武会)
○景悟(レジェンドジム)
判定0-3 (28-29/27-30/28-30)
オープニングファイト2 ジュニア 40kg契約 2分3R
×恒星(レジェンドジム)
○関 真優(エイワスポーツジム)
2R 1’41” KO (左ミドルキック)
オープニングファイト1 アマチュア ヘビー級 2分2R
×大原 正(OZジム)
○パク・ノーナクシン(ノーナクシンムエタイジム東京)
判定