ONE 10.4 ルンピニー(レポ):GLADIATOR 5戦全勝の磯嶋祥蔵、ONE初戦はアルゼンチン人選手に2R TKO勝ちし5万ドルボーナス獲得

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ONE Fight Night 36
2025年10月4日(土)タイ・バンコク:ルンピニースタジアム
レポート:井原芳徳 Photos by ONE Championship
第1試合 MMA ライト級 5分3R
○磯嶋祥蔵(N☆TRUST)
×ニコラス・ヴィーニャ(アルゼンチン)
2R 4’19” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
磯嶋は28歳。柔道をベースとし、元GLADIATORフライ級王者のNavE率いる三重県名張市のN☆TRUSTでMMAを習い、教員もしている。23年のプロデビューから大阪で開催されているGLADIATORで5戦全勝(1一本)の好成績を残す。3月の日本大会でエイドリアン・リーを相手にONEデビューの予定だったが欠場し、今回半年を経てタイでONE初戦を迎えた。ヴィーニャは10戦7勝(3KO/4一本)3敗の35歳。ONE 2戦2敗でケイド・ルオトロ、ジャービル・ジャブライロフに1Rで敗れている
1R、お互いパンチを当てた後、すぐ組みの展開となり、磯嶋がテイクダウンを奪う。ヴィーニャは足を効かせつつ下から細かく鉄槌や肘を当て、時折腕十字の形に入ろうとする。磯嶋は防御できているが、自分のパウンドはほとんど当てられず印象が悪い。それでも終盤、磯嶋のパウンドが少しずつ増えると、ヴィーニャは右まぶたから出血する。最後は立ち、組んだ状態で終わる。ここまで記者採点では磯嶋がやや優位だ。
2R、磯嶋はまたも両差しから足を掛けて倒してハーフで押さえる。磯嶋は胸を相手に密着して押さえながら左のパウンドをコツコツと当てる。中盤、磯嶋がトップに戻ると、ヴィーニャは下から足を登らせるが、すぐに磯嶋は対処して立つと、再び倒し、またもハーフで押さえる。終盤、磯嶋はパウンドを当て、肩固めのプレッシャーもかけつつ、足を抜いてマウントポジションを奪う。磯嶋は左肘を連打すると、弱ったヴィーニヤに左右のパウンドを連打するとレフェリーがストップした。
勝利者インタビューで磯嶋は「ONEデビュー戦、勝利できてうれしいです。プラン通り勝つことができました。ありがとうございます。相手のスタミナの消耗度を見て(肩固めよりも)ダメージを取ってフィニッシュに向かうことにしました」と話した。その後、5万ドル(約750万円)のボーナス授与がアナウンサーから発表されると、驚いた表情を見せてガッツポーズで大喜びした。
第8試合 メインイベント ONEキックボクシング・ストロー級チャンピオンシップ(王座統一戦) 3分5R
×プラジャンチャイ・PKセンチャイ(王者、同級ムエタイ王者)
○ジョナサン・ディベラ(暫定王者・元王者)
判定0-3 (46-49/46-49/46-49)
※ディベラが正規王者に
第7試合 MMA ミドル級 5分3R
○アウンランサン(元ミドル級&ライトヘビー級王者)
×ゼバスチャン・カデスタム(元ウェルター級王者)
2R 2’20” TKO
※アウンランサンはこの試合で引退









