XSTREAM 1 2.24 GENスポーツパレス(レポ):山田彪太朗、「1分間高速ミドルキック連打チャレンジ」で安本晴翔の115回と並ぶ最多タイ記録。山田虎矢太、登島優音も挑戦
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【XSTREAM 1事務局からのプレスリリース】
◆大熱戦!立ち技総合格闘技 第7回「XSTREAM 1」大会レポート
シュートボクシング王者・山田彪太朗、最高記録で安本晴翔に並ぶ!RISE・登島優音は菅原美優超えの最高記録を樹立!
故・森永卓郎氏の継承者、経済アナリスト森永康平氏も参戦!
2025年2月24日(月)祝日 GENスポーツパレスにて、第7回「立ち技総合格闘技XSTREAM 1アマチュア大会」を開催しました。
今年初の大会は200名が参加、全108試合を展開しました。「DEEP☆KICK」 との初の共同開催「2025年日本シリーズ」の第1弾「キックボクシング東京代表選考Aクラストーナメント」が開催されました。対抗戦に出場する東京代表が決定するとあり、熱気あふれる試合が続きました。
毎回豪華なプロ選手がゲスト参戦するオリジナル競技「1分間高速ミドルキック連打チャレンジ」には、シュートボクシングから最強王者ツインズ、SB日本フェザー級王者・山田彪太朗選手、 SB日本スーパーバンタム級王者・山田虎矢太選手(両者ともシーザージム浅草)が登場。RISEからは登島優音選手(NEXT LEVEL渋谷)が参戦しました。シンガーソングライターの夢を持つ登島選手は歌声も披露。プロ選手たちの意外な素顔が見える機会に会場は大いに沸きました。前田憲作総合プロデューサーもサービス精神旺盛な3名に賞賛を送りました。また総評として「常連の選手たちも増え、参加選手たちの技術や実力が格段に進化していることを感じられた大会だった」と述べました。
禁断の兄弟対決は兄・山田彪太朗が制し、歴代最高記録タイ!
弟・虎矢太は「兄に負けたのが一番悔しい」とリベンジを誓う
大人気企画「1分間高速ミドルキック連打チャレンジ」にはシュートボクシングの最強王者ツインズ、SB日本フェザー級王者・山田彪太朗選手、 SB日本スーパーバンタム級王者・山田 虎矢太選手が参戦。両者ともに「最高記録超え」を宣言しました。
先陣を切ったのは弟・山田虎矢太選手。初めてのチャレンジに笑顔を見せつつ緊張の面持ちでリングイン。「戦略は蹴りのペース配分」と話していたように、序盤から安定した蹴りのリズムを刻みました。
打点を見つめ、スピードをコントロールしながら冷静沈着な虎矢太選手。この競技の分岐点は足に疲労を感じはじめる「魔の30秒」。しかし、虎矢太選手は「魔の分岐点」30秒を過ぎても安定的に回数を重ねました。しかし、残り10秒では表情を何度か歪める場面も、終了のコールと同時に笑顔に。記録は110回。最高記録に一歩及ばず。悔しさを見せながら、次に登場する兄・彪太朗へ「自分に負けたら坊主と言っているので、みなさん期待してください」とプレッシャーをかけました。
続いて、兄・彪太朗選手のリングイン。両手を挙げてリングを回り、会場を盛り上げました。「パンチ主体のスタイルのため、あまりキックには自信がない」と話していた彪太朗選手ですが、弟・虎矢太選手が見守る中、負けるわけにはいきません。
打点を確認し、覚悟を決め、スタートと同時に的確にキックを打ち込みました。一切乱れぬ体感の強さとプロの意地。「ラスト10秒の掛け声」に、勝負をかけて加速したままフィニッシュ。結果は115回。現在最高記録の保持者、第6代RISEフェザー級王者・安本晴翔の記録に並びました。あと1回の壁に阻まれ、最高記録を塗り替えることは叶いませんでしたが、兄弟対決の「坊主」を免れ、安心した表情。
現在、ゲストの最高記録は山田彪太朗選手、安本晴翔選手の115回、そして114回のRISEバンタム級王者・大﨑孔稀選手の記録と続きます。ハイレベルな直接対決の実現なるか!?
RISE 登島優音は菅原美優超えの最高記録を樹立!リング上では歌声&ギターを披露
RISEから登島優音選手の登場。登島選手は前日2025年2月23日(日)東京・後楽園ホールで行われた「IBGメディア presents RISE186-RISE 22th Memorial event-」にて、夢空選手(Croire)からハイキックでダウンを奪い判定勝利したばかり。「ダメージがないので大丈夫です」と試合の疲れを一切見せることなく、元気にリングインしました。登島選手も「最高記録を出したい」と、菅原美優選手が持つ97回の最高記録超えを宣言。
スタートと同時に軽快に蹴り込んでいく登島選手。しなやかな蹴りのフォームで順調に回数を重ねますが「魔の30秒」を過ぎると状況が一変。笑顔のまま絶叫し、それでもキックを止めることなく果敢に打ち込んでいきました。チャレンジが終わるとリングに跪くほど全力で挑んだ登島選手。その甲斐もあって結果は、最高記録の99回を樹立。満面の笑顔で喜びました。
その後、「RISEのチャンピオンになること」と、もう一つの夢「シンガーソングライター」への想いから登島選手の歌声が披露されました。参加する選手の皆さんへエールを込めて『栄光の架け橋』を選曲。透明感のある歌声が響き、会場からは拍手が送られました。
〜選手コメント〜
山田彪太朗選手
「チャレンジできて楽しかったです。あと1回蹴れたら良かったです。前田さんもおっしゃっていましたが、ペース配分と後半にもっと加速していくことをすれば「記録超えはできる!」と思いました。次チャレンジするときはもっと練習して参加したいですね。このようなチャレンジは試合のような真剣勝負だけではなく、いろんな人がチャレンジできるのがとてもいいなと思いました。もし、また参加できるのでしたら、今度は絶対に記録超えします」
山田彪太朗選手
「兄に負けたのが一番悔しいですね。次チャレンジしたら絶対に最高記録を超えたいと思います。チャレンジ中最後に軸がブレたので、次は軸がブレない蹴りを意識したいです。実際の試合でも蹴りは軸がブレたらダメなので、安定して蹴れることが実際の蹴りにも生かせると思いました。またお声がけがあれば喜んで挑戦したいです」
登島優音選手
「開始20秒まではいけると余裕もあったのですが、30秒超えてから一気にキツくなって。めっちゃ疲れました!
でも、記録超えできたのは嬉しいです。試合とはまた違った緊張がありました。リングで歌うことは初めてでしたが、これからもRISEのチャンピオンとシンガーソングライターの夢を追っていきます」
「DEEP☆KICK」[東京vs.大阪 対抗戦」の東京代表6選手が決定!
関西を中心に勢いのある格闘技団体「DEEP☆KICK」の[東京vs.大阪 対抗戦」の共同開催にあたり、今大会では東京代表選手選考会トーナメント(Aクラス)を行い、東京代表が決定しました。階級は (Kids.Jr3階級、一般3階級)-30キロ級、-35キロ級、-50キロ級、-55キロ級、-60キロ級、-65キロ級の合計6階級です。
今回代表に決まった東京代表の選手は、4月29日(火)祝日に大阪で行われる「DEEP☆KICK」大会にて関西代表選手との3階級の対抗戦を行います。後半戦は10月12日(日)東京会場の第9回「XSTREAM 1」にて開催します。前田総合プロデューサーも太鼓判を押す実力者が揃い、「DEEP☆KICK」対抗戦は盛り上がりを見せています。
「DEEP☆KICK」 共同開催
「2025年日本シリーズ」東京代表
-30kg
鈴木 怜(RIKIX三田GONZ)
-35kg
末藤 大雅(JAPAN TOP TEAM)
-50kg
鈴木 秀馬(エムトーンジム)
-55kg
吉田 光希(TEAM ONE)
-60kg
阿部 大雅(REBORN経堂)
-65kg
Nic Tso(LAILAPS東京北星ジム)
ワンマッチには故・森永卓郎氏の継承者、経済アナリスト森永康平氏も参戦
ワンマッチには今年1月28日に惜しまれて亡くなった経済アナリスト・森永卓郎氏のご子息で、経済アナリスト・森永康平氏が参戦しました。学生時代の柔道経験から総合格闘技をはじめ、打撃の強化のため定期的にアマチュア大会に参加されているそうです。果敢に攻め続ける脅威のスタミナで相手を圧倒し判定勝利をおさめました。
格闘技を始めた理由の一つに「格闘技を通じて、若い人たが経済や政治に興味を持つきっかけを作りたい」との思いから、さまざまな格闘技に挑戦されています。今大会も森永氏のように「XSTREAM 1」は多様なバックボーンを持ちながらチャレンジする姿が多くみられました。
異種格闘技戦の最高峰!マーシャルアーツで名勝負が続出
円熟のファイト!エネルギッシュなミドルエイジの激闘
夜の部ではマーシャルアーツルール、そしてジェントルマンファイトが開催されました。「XSTREAM 1」らしさが光るマーシャルアーツルールでは、異色の対決が実現。キックボクシング、空手、ボクシング、テコンドー、そして剣道、また元ラグビー選手という交わることのない競技、武道が交錯しました。
注目はテコンドー・山之内蓮選手(T.K.KING鎌ヶ谷道場)。昨年、「マーシャルアーツ オープントーナメント」決勝戦にて、同じくテコンドーの三留空也選手(岡澤道場)に敗れ、惜しくも優勝を逃しました。今年は雪辱を晴らし王座を狙います。山之内選手と対するは剣道ベースの異色のキックボクサー・新谷竜輔選手(龍拳會青葉台支部)。試合は互いに研究した戦術が拮抗する展開へ。苦戦しながらもテクニカルさでわずかに上回った山之内選手が勝利を収めました。
そして今大会のMVPは山之内蓮選手に選出されました。前田総合プロデューサーから「精度の高い技術面」への高評価に加えて、マーシャルアーツの未来を担う逸材として期待が寄せられました。
さらに新谷竜輔選手(龍拳會青葉台支部)は、空手・押木忍(フリー)とも対戦。道着を着用した両者は互いに攻め続ける迫力の試合展開に。結果はドロー。両者は握手を交わし、初参加の押木選手は「参加して本当に良かった。剣道の選手と戦えるなんて今までなかったので、これからも参加したいと思います」と話しました。
一方の新谷選手もお互いの競技、武道の特徴を研究され始め、レベルが上がったことを実感。「もっと頑張ります」と今後のチャレンジに意欲を示しました。
プロ化も見据えるマーシャルアーツルールは、多様な競技者の参加によって見応えのある試合が続きました。昨年盛り上がったトーナメントの開催、より明確なルール改定も含め、マーシャルアーツをさらに盛り上げていきます。
前田憲作総合プロデューサーより総評
「XSTREAM 1」 は、将来的にプロ化を視野に入れています。開催を重ねるごとに選手たちのレベルも向上し、プロ化を考えたときに各競技の中心となる選手が集まってきていることを感じています。
また今年から「DEEP☆KICK」様との共同開催による、東京 vs. 大阪の対抗戦を実施します。これは、参加選手たちの「強い選手と戦いたい」という熱い意欲が実現に結びついたものです。代表を目指して切磋琢磨し、代表として選ばれた選手はさらに高みを目指すきっかけとなるでしょう。「XSTREAM 1」は、今後もチャレンジする人々を応援し、挑戦の機会を提供し続けます。
昨今、格闘技はより刺激的な方向へ進んでいると危惧していますが、「XSTREAM 1」はスポーツ性を重視し、安全面に配慮した誰もが参加しやすい大会を目指してまいります。
今まで私が見てきた強い選手たちは、皆、心の強さを兼ね備えていました。格闘技を通じて参加者の皆さんが自身の心と向き合い、心を鍛え、相手を支え、そして尊重し合えるような精神を育んでいただければと思います。
これからも「XSTREAM 1」の進化にご期待ください。
〜次回大会のお知らせ〜
第8回大会 6月22日(日)
場所:サウス東京ANNEX大森ゴールドジム内
東京都大田区山王2丁目4−1 大森駅前ビル 6F・7F
第9回大会は10月12日(日)
サウス東京ANNEX大森ゴールドジムにて開催予定です。
大会結果および大会の詳細はXSTREAM 1ウェブサイト、最新情報はTwitter、Instagramをご確認ください。
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