BURST 7.20 ライトキューブ宇都宮(レポ):ZERO主催大会で羅向がタイ人選手にKO勝ち。吏亜夢は判定勝ち。撫子、ペーパー級初戦は判定勝ち
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BURST(バースト)
2024年7月20日(土) 栃木・ライトキューブ宇都宮
記事提供:BURST事務局 写真:(C)BURST
ライトキューブ宇都宮に1000名(大会スタッフ・関係者除く)を超える観客を集め開催された栃木初キックボクシングイベント『BURST(バースト)』。孫田歩我 vs 樹晏フジワラムエタイジムなどオープニングマッチからいきなりハイレベルな攻防が見られた。
本戦でも林さんがデビュー戦とは思えぬ試合運びでKO勝利をあげ、第1試合からヒートアップ。第4試合では17歳の新鋭、徹平が電光石火の攻めでベテラン森下翔平からKO勝利。第5試合ではYuka☆vs渡辺久江の新旧女王対決、第6試合では智也が引退エキシビションで啓之輔とガチンコの殴り合い、蹴り合いと中身の濃い試合が次々と繰り広げられた。
セミファイナル第1試合で最軽量級ペーパー級初戦に臨んだ撫子は、「ほとんど初の減量」との言葉どおりバキバキボディで登場。フィジカルとテクニックでUver∞miyUを圧倒し、試合後はピン級に続く2階級制覇を誓った。
セミファイナル第2試合では、6月にWMC日本スーパーフェザー級王者となったばかりの吏亜夢が、難敵コンコム・レンジャージムに判定勝ち。
メインでは羅向が打たれ強いファービー・ショウブカイを怒涛の攻めで沈め、記念すべき第1回大会をKOで締めくくった。
大会の模様は YouTube「BURST」公式チャンネルで視聴可能。朝陽エイワスポーツと手塚裕之の深堀り解説も堪能できる。
第9試合 メインイベント 63.5kg契約 3分3R
○羅向[らむ](ZERO/元WMC日本&NJKFライト級王者)
×ファービー・ショウブカイ (タイ/尚武会)
3R 2’10” TKO (左ボディフック)
終始試合を優勢に進めた羅向が、最終3ラウンドに強烈な左ボディで粘るファービーを仕留め、BURST旗揚げ戦をKOで締めくくった。
第8試合 セミファイナルⅡ フェザー級 3分3R
○吏亜夢[りあむ](ZERO/WMC日本スーパーフェザー級王者)
×コンコム・レンジャージム (タイ/レンジャージム)
判定3-0 (30-27/30-27/29-28)
強烈なローやミドルを効かせる難敵、コンコムに最終ラウンドまで粘られた吏亜夢だが、リーチを活かしたハイキックや前蹴り、飛び膝、縦肘で的確に決め、ベルト戴冠初戦を判定勝利で飾った。
第7試合 セミファイナルⅠ ミネルヴァ ペーパー級(43.09kg) 2分3R
○撫子[なでしこ](GRABS KICK BOXING STUDIO/ミネルヴァ・ペーパー級1位、同ピン級(45.36kg)王者)
×Uver∞miyU[ウーバーみゆ](T-KIX/ミネルヴァ ペーパー級5位)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
新・最軽量階級のペーパー級初戦、バキバキのボディに仕上げてきた撫子は離れてはカーフキックや前蹴り、パンチ連打、組みついては膝蹴りをパワフルに叩き込み、判定で完勝。マイクでピン級に続く2階級制覇を誓った。
第6試合 智也引退試合 スペシャルエキシビションマッチ 3分2R
―智也(VERTEX/元NJKFライト級1位)
―啓之輔(KING CRAFT/元THE OUTSIDER 65-70kg級王者)
勝敗無し
引退エキシビションながら防具なし、本気の蹴り会い、殴り合いを展開した二人。智也の強烈なストレートやバックブローに対し、啓之輔もエグいヒザや三日月蹴りで応戦。
引退セレモニーで「もう引退試合の相手はやりたくありません!」と語った啓之輔に対し「本気で向き合っていただきありがとうございます」と礼をいった智也は、「14年間キックに助けられた、今後はサポートする側に回るので自分の今後を見ていてほしい」とメッセージを残し、リングに別れを告げた。
第5試合 ミネルヴァ 51kg契約 2分3R
×渡辺久江 (ZERO/インターナショナル女子ムエタイ・ライトフライ級王者、元DEEP女子ライト級(48kg)王者)
○Yuka☆ (SHINE沖縄/ミネルヴァ・ライトフライ級王者)
判定0-3 (27-30/28-29/28-29)
Yuka☆が力強い首相撲から膝蹴りで攻め立て、ローや前蹴りで距離を取りパンチを狙いたい渡辺に反撃の隙を与えず。Yuka☆が判定で現王者の意地を見せた。
第4試合 バンタム級 3分3R
×森下翔平 (Team SHOHEI)
○徹平 (ZERO)
1R 2’02” TKO
リーチを活かした徹平の多彩な蹴りが序盤からさく裂。左ハイキックでダウンを奪うと、ふらつく森下に右飛び膝、さらにパンチ連打でレフェリーストップを呼び込んだ。
第3試合 ミネルヴァ スーパーフライ級 2分3R
×MIKU (K-CRONY)
○響子JSK (治政館)
判定0-3 (26-30/27-29/28-30)
1ラウンド終了間際に首相撲からの膝蹴りでダウンを奪った響子が、そのまま優勢に試合を進め、判定勝利で2勝目をあげた。
第2試合 フェザー級 3分3R
×勇人 (NUMBER NINE)
○慎也 (ZERO)
判定0-3 (27-30/28-29/28-29)
“ど根性オヤジ”勇人と真っ向勝負で打ち合った慎也が執念で競り勝ち、約4年ぶりの復帰戦を勝利で飾った。
第1試合 肘無し 51.5kg契約 3分3R
○林さん (GRABS KICK BOXING STUDIO)
×手塚瑠唯 (VERTEX)
2R 3’01” TKO
活きのいい蹴りが飛び交う好勝負は、これがデビュー戦の林さんが空手仕込みの強烈なローとミドルで徐々にペースをつかみ、2ラウンド終盤、ボディブローと膝蹴りで見事KO勝利を収めた。
オープニングファイトV ヘビー級 アマチュアルール 1分30秒2R
△野村晴貴 (Bombo Freely)
△尚嗣 (ZERO)
判定1-1(19-19、20-19、19-20)
オープニングファイトIV 45kg契約 セミプロルール 2分3R ※肘・顔面膝なし
○孫田歩我 (ZERO)
×樹晏フジワラムエタイジム (尚武会フジワラムエタイジム)
判定3-0(30-27、30-28、29-28)
オープニングファイトIII 48kg契約 アマチュアルール 1分30秒2R
△KANA (Bombo Freely)
△MAO (パラエストラ栃木)
判定0-0(19-19、19-19、19-19)
オープニングファイトII 40kg契約 アマチュアルール 1分30秒2R
×小平夏斗 (練士館)
○真翔フジワラムエタイジム (尚武会フジワラムエタイジム)
TKO 1R1分10秒
オープニングファイトI 60kg契約 アマチュアルール 1分30秒2R
○藤井蛍 (Bombo Freely)
×粂川拓人 (ZERO)
判定3-0(20-18、20-18、20-19)