コンバットレスリング 8.4 埼玉(レポ):アジア選手権に6カ国参加。勅使河原稜太がアダルト−62kg優勝。韓国が団体優勝
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
葛西 キックボクシング ストライブジム
最安4,378円~!通い放題でも7,700円!選手志願者兼インストラクターも募集中!
第7回コンバットレスリングアジア選手権大会
2024年8月4日(日)埼玉・本庄総合公園体育館サブアリーナ
主催:一般社団法人日本コンバットレスリング協会/アジアコンバットレスリング連盟
記事提供:日本コンバットレスリング協会
故・木口宣昭が「コンバットレスリング」を創設して本年で30年。
氏が幼少時を過ごした埼玉県本庄市で、今年も「アジア選手権」が開催されました。
総エントリー数は、6カ国(日本・韓国・モンゴル・カザフスタン・フィリピン・ロシア)から総勢64名(約半数が海外選手)。
モンゴル勢は、レスリング・フリースタイル(ベテランの部/35歳以上の部)の国内王者クラスを揃え参加。
例年に比べ、オリンピックスタイルレスリング選手の比重が高かったと言えます。
今回特筆すべきなのは、ベテランの部(アジア選手権の場合は40歳以上0)の参加選手の充実。
約半数がベテランの部へのエントリーでした。
今大会で会場中から最も大きな声援を集めたのがユースの部です。
「LIGHT WEIGT(軽量級)」に出場した9歳の2選手、KRISTENSEN Jayson選手(韓国)と日本の加藤舞選手(SKアカデミー)。
レスリングとブラジリアン柔術をベースとするKRISTENSEN。体格では加藤選手を上回ります。
対する加藤選手は、この前週に行われた「全国少年少女レスリング選手権大会」の銅メダリスト。試合はテイクダウンの応酬で大接戦となりました。最終的に僅差で加藤選手が判定勝ち。
会場内からは、果敢に闘った両選手を称えると共に、「加藤選手が今大会のMVPだ」という声もあったほどです。
アダルトの部(18歳以上)、−62kgにはMMA選手として活躍する勅使河原稜太 選手(足利工業高校レスリング部)が出場。
準決勝ではMMA経験もあるモンゴルのODKHUU Batbayarと対戦。接戦を制して決勝では韓国のKIM Sang Heonを撃破。初出場・初優勝を果たしました。
コンバットレスリングの常連であるベテラン・尾藤広光選手(京都東山レスリング)は今年も、アダルトとベテランにダブルエントリー。惜しくも優勝はなりませんでしたが、ベテランの部では、日本におけるブラジリアン柔術の草分け選手と言える田場マサオ選手(=アギナルド・タバ・マサオ/Sakai Kakutougi)選手と熱戦を繰り広げて会場内をわかせました(田場選手の判定勝ち)。
ベテランの部・-74kg。MMAでは「ラサール★おさみ」のリングネームで活躍していた町田生五月選手(駒込カタナジム)が初参戦。
いずれも2カテゴリーにダブルエントリーの谷耕太選手(アイケイ工事株式会社)、赤間紀史選手(太田章レスリングクラブ)と総当たりで雌雄を決しました。
結果は、レスリングベースの谷選手が優勝。谷選手は、5月に行われた「UWWグラップリング日本代表選考会」も制しています。
ベテランの部は、-82kgが最激戦区でした。
アダルトとのダブルエントリーのベテラン・杉山元彦選手(しぞーか城北柔士会)、大会最年長エントリー(63歳)・栗田弘志選手(SKアカデミー)の奮闘が目をひきましたが、上位は海外勢が占めました。
そして、上位入賞者の数で競うチーム部門は、昨年同様に、「Teman KOREA(韓国)」が優勝し、木口杯を獲得しました。
今大会をきっかけに、モンゴル、カザフスタン、フィリピンでもコンバットレスリングの国内選手権が開催されることとなりました。
来年は香港チームの参加も予定されております。
アジアへの普及を大いに感じつつ、本大会を終了しました。
入賞者
ADULT MEN -62kg
1st 勅使河原 稜太 / 日本 / 足利工業高校レスリング部
2nd KIM Sang Heon / 韓国
3rd ODKHUU Batbayar / モンゴル
3rd 上松 義孝 / 日本 / SKアカデミー
5th 藤田 淳 / 日本 / SKアカデミー
5th 大谷 英孝 / 日本 / BULLET CLUB
5th 服部 健太 / 日本 / SKアカデミー
ADULT MEN -68kg
1st KIM Jae Yong / 韓国
2nd 浅野 重光 / 日本 / マスタージャパン東京
3rd 尾藤 広光 / 日本 / 京都東山レスリング
ADULT MEN -74kg
1st KIM Tae Kyun / 韓国
2nd KIM Su Hyeon / 韓国
3rd 戸津 龍佑 / 日本 / C.A.C.C. スネークピットジャパン
3rd 大谷 明宏 / 日本 / RJW G2
5th 谷 耕太 / 日本 / アイケイ工事株式会社
5th KASSYMBAYEV Birlik / カザフスタン
5th 野口 慶 / 日本 / ねわざワールド蓮田
5th 赤間 紀史 / 日本 / 太田章レスリングクラブ
ADULT MEN -82kg
1st KIM Tae Yoon / 韓国
2nd SAMADIO John Andrei Cuevas / フィリピン
3rd 海野 遥 / 日本 / SKアカデミー
3rd 杉山元彦 / 日本 /しぞーか城北柔士会
5th KANG Do Youn / 韓国
ADULT MEN -90kg
1st NESTEROV Igor / RUSSIA / SKアカデミー
2nd JEON Chung Kwang / 韓国
ADULT MEN -100kg
1st LEE Hyeon Woo / 韓国
2nd 佐々木 太一 / 日本 / Team AKIBA
3rd 竹嶋 健史 / 日本 / アイケイ工事株式会社
ADULT MEN +100kg
1st RYU Ho Min / 韓国
2nd 関澤 寿和 / 日本 / ねわざワールド蓮田
ADULT WOMEN -57kg
1st 木村 桂子 / 日本 / Team AKIBA
2nd 大菊 愛純 / 日本 / Team AKIBA
3rd 越田 莉菜 / 日本 / Team AKIBA
ADULT WOMEN OPEN WEIGHT
1st 小林 希 / 日本 / Team AKIBA
2nd 関野 心奈 / 日本 / Team AKIBA
3rd 岩崎 咲奈 / 日本 / Team AKIBA
VETERAN MEN -62kg
1st 畠山 治樹 / 日本 / AKOUDOU
2nd 上田 敦雄 / 日本 / SKアカデミー
3rd 上松 義孝 / 日本 / SKアカデミー
4th 大谷 英孝 / 日本 / BULLET CLUB
VETERAN MEN -68kg
1st 田場 マサオ / 日本 / Sakai Kakutougi
2nd 尾藤 広光 / 日本 / 京都東山レスリング
VETERAN MEN -74kg
1st 谷 耕太 / 日本 / アイケイ工事株式会社
2nd 町田 生五月 / 日本 / 駒込カタナジム
3rd 赤間 紀史 / 日本 / 太田章レスリングクラブ
VETERAN MEN -82kg
1st NAMKHAIDORJI Gankhuyag / モンゴル
2nd LKHAGVASUREN Uriankhai / モンゴル
3rd MUKHASH Ulassar / カザフスタン
3rd JEONG Jun Seong / 韓国
5th SEVILLA Karlo Silverio III Lagman / フィリピン
5th 栗田 弘志 / 日本 / SKアカデミー
5th 杉山 元彦 / 日本 / しぞーか城北柔士会
VETERAN MEN -90kg
1st BATJARGAL Ochgerel / モンゴル
2nd NAMSRAIJAV Erdenebat / モンゴル
3rd YERZHEKENOV Kairat / カザフスタン
3rd BATJARGAL Chijindorj / モンゴル
VETERAN MEN +100kg
1st YU Young Woo / 韓国
2nd MYRZA Kuanysh / カザフスタン
YOUTH HEAVY WEIGHT
1st CHOI Young In / 韓国
2nd 丸山 晴生 / 日本 / SKアカデミー
3rd SANIBAY Suleimen / カザフスタン
YOUTH LIGHT WEIGHT
1st 加藤 舞 / 日本 / SKアカデミー
2nd KRISTENSEN Jayson / 韓国
Team PRIZE / KIGUCHI CUP
1st 韓国
2nd Team AKIBA
3rd SKアカデミー