XSTREAM 1 6.16 大森ゴールドジム(レポ):「1分間高速ミドルキック連打チャレンジ」安本晴翔が大﨑孔稀を2回上回る115回の新記録。杉山しずかも挑戦。
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【XSTREAM 1からのプレスリリース】
◆格闘技界に新風を吹かせ続ける
立ち技総合格闘技 第5回「XSTREAM 1」大会レポート
ついに打ち破られた!「RISE」安本晴翔が叩き出した脅威の新記録!!
総合格闘技女子中量級エース杉山しずかの迫力あるキックが炸裂!!
・左からX1-VENUS平塚琴葉さん、杉山しずか選手、前田憲作総合プロデューサー、安本晴翔選手、X1-VENUS Ru-ikaさん。
2024年(令和6年)6月16日(日)ゴールドジムサウス東京アネックスにて、第5回「立ち技総合格闘技XSTREAM 1アマチュア大会」を開催しました。次回10月20日開催の第6回大会にて各部門の「初代XSTREAM 1チャンピオン」が決定することもあり、頂点を目指すアマチュア選手総勢230名が参加、全121試合のハイレベルな攻防が繰り広げられました。毎回大注目のオリジナル競技「1分間高速ミドルキック連打チャレンジ」には過去最高の34名が参加。スペシャルゲストは「RISE」安本晴翔選手、初の女性チャレンジャー総合格闘家・杉山しずか選手が参戦しました。蹴り技を得意とする安本選手はプロの意地を見せつけ、歴代最高記録を塗り替え会場を沸かせました。
そしてチームで競い合う新競技「チームバトルX-1名物!高速キック鬼3連」がスタート。さらに「マーシャルアーツ無差別級オープントーナメント」では「初代XSTREAM 1 マーシャルアーツチャンピオン」が誕生し、熱気あふれる一日となりました。
・懸命にチャレンジする杉山しずか選手の姿は観客たちの心を熱くさせた。
◆安本晴翔、1分間で歴代最高115回のキックを魅せつけた!
最後まで蹴り続けた杉山しずかの挑戦「1分間高速ミドルキック連打チャレンジ」
・“完全無欠のマスターピース”安本晴翔選手は、冷静沈着なペース配分で最高記録保持者に。
安本晴翔選手はアジア最大の格闘技団体「ONE」で勝利をおさめた勢いのまま参戦。「最高記録を超したいと思います」と、「RISE」大﨑孔稀選手が持つ歴代最高記録113回超えを高々と宣言しました。
常に冷静沈着な安本選手は試合と同様、安定した蹴りでスタート。表情を一切変えぬまま、乱れぬフォームで順調に回数を重ねていきました。そして“魔の後半”に突入。余裕の表情の安本選手でしたが「ラスト20秒」の掛け声に、ポーカーフェイスが崩れ、少し苦しそうに笑顔を見せるシーンも。それでも堂々の貫禄でラストまでペースを崩さず蹴り続けました。読み上げられた記録に会場は騒然。なんと歴代最高記録の113回を超える「115回」と、新記録を樹立しました。
安本選手も「記録更新ができてよかった。超〜疲れました」と安堵の表情。最後は、来る「RISE」のタイトルマッチを見据え「応援よろしくお願いいたします」と笑顔で挨拶をしました。
・終了と同時にマットに倒れ込む杉山しずか選手。見た目以上の過酷さを物語る。
初の女性プロ・杉山しずか選手の登場に会場は一気に華やぎました。この日のために練習したという杉山選手。前回参戦した所英男選手の記録70回超えを目標にチャレンジしました。緊張の面持ちのままスタート。正確にヒットするように慎重に蹴りを放っていきました。徐々に足が疲れてきたのか、声を上げながら必死の形相に。前田総合プロデューサーや会場からも声援が飛び、杉山選手の背中を押しました。記録は77回。目標としていた所英男選手の70回超えを達成しました。「皆さんの声援があったので頑張ることができました」と感謝を述べ、7月21日(日)立川ステージガーデンで開催される『PANCRASE 346』女子フライ級タイトル戦で勝利し「チャンピオンになる」と宣言。会場からは万雷の拍手が送られました。
【1分間チャレンジを終えた各選手のコメント】
●安本晴翔選手
「オファー来たときは普通にノリでOKしたんですけど、後々よく考えたら結構きついと…。でも、ちゃんとやれば記録更新はできるだろうと思っていました。
(これから参戦する選手たちへ)どうぞ抜かしてください。でもきついですよ。もし記録が抜かれたら、また参戦します」
●杉山しずか選手
「練習のときより本番の方が、皆さんが応援してくれるので頑張ることができました。オーディエンスの皆様があたたかかったです。1分間高速ミドルキック連打チャレンジは「試合には出られないけれどもチャレンジしたいな」という人にもすごく良いチャレンジになると思います。総合格闘技のみんなにもこの競技のことを伝えようと思いました!」
キッズからグラマラス・ウーマン、ジェントルマン・クラスの大人まで幅広い年齢層がチャレンジする「1分間高速ミドルキック連打チャレンジ」。常連の出場者、北野なみ選手は毎回オリジナルTシャツで参加。今回、Tシャツの表には「今回の目標ラウンドガール」、背中には「誰がオバはんじゃい!」というユニークなワードが。北野選手は毎回チャレンジのたびに旦那さんとTシャツデザインを考案し作成しているそうです。「ラウンドガールになりたい」という北野選手の思いは前田総合プロデューサーに届いたのでしょうか!?
記録へのチャレンジはもちろんですが、他にも金髪の奇抜な格好で登場する選手など、競技自体を楽しむ試みも広がっています。
・北野なみ選手はTシャツも目を引くが、階級別で最高記録93回をマークする実力者。
◆前田総合プロデューサーも一肌脱いだ!チームで競い合う新競技「チームバトルX-1名物!高速キック鬼3連」
チームで競い合う新競技「チームバトルX-1名物!高速キック鬼3連」は、総勢6チームが参加しました。3名一組の合計体重で階級に分かれ、3分間の合計のキック数で競います。選手交代ではリング外にいるチームメンバーにタッチをして交代するため、チームワークも求められます。それぞれのチームは学校やジムが同じという縁をきっかけにチーム結成するなど、各チームの絆も見られました。
小学生の姉をリーダーとした姉弟チーム「チームYES!」は、合計315回という大記録。一人平均のキック数は105回という大人顔負けの快挙でした。
そして大注目の前田総合プロデューサーチーム「チームマエケン」は、プロキックボクシング雄飛選手、テコンドーアジア王者・菱伊里緒を率いて登場。前田総合プロデューサーはジャケットを脱ぎ、スーツ姿のまま蹴り込みました。観客から大きな拍手が送られ、チーム記録は246回の好成績をマークしました。
個人競技でもある格闘技。一方で「チームバトルX-1名物!高速キック鬼3連」は、メンバーが同じ目標に向かって取り組む、“格闘技の新しいチャレンジ”として今後ますます盛り上がっていきそうです。
◆各階級チャンピオンを決める前哨戦、有望な選手が続々登場!
・今年56歳の前田総合プロデューサーもスーツ姿で渾身のミドルキックで観客を魅了。
・姉弟で結成した「チームYES!」は家でも練習を重ねたチームワークが光った。
次回10月大会でランキング上位4名による初代王座トーナメントを開催することもあり、その座を狙うキッズクラスから37歳以上が出場するジェントルマンファイトまで、前大会以上に熾烈な戦いが繰り広げられました。
今回MVPに選ばれたのは若干15歳、中学3年生の佐藤陽平選手(TAKEDA GYM)。武田幸三氏の愛弟子でもあり、キックボクシング歴1年とは思えない打撃力、間合いの取り方が高く評価されて、MVP賞として『REYES』のグローブが贈られました。前田総合プロデューサーも「試合運びが上手かったのと、大きな相手でも怯まず前に出ていく強い気持ちがある」と将来への伸び代に期待を寄せました。
〈大会結果〉
◆無差別級・初代マーシャルアーツ王者の称号は、大本命・テコンドー三留空也の手に!
武道の達人たちが技を競い合い、鎬を削るマーシャルアーツ。今回はついにマーシャルアーツ無差別級オープントーナメントを開催しました。テコンドー、相撲、剣道、空手、八極拳、MMA、キックボクシングの選手たちが無差別級でその頂点を競いました。当日の抽選で対戦相手を決定。注目選手の一人、剣道ベースのキックボクサー新谷竜輔選手(龍拳會青葉台支部)は、初戦で一強を築いてきたテコンドー選手を打ち破る快挙を成し遂げました。剣道が得意とする俊敏に間合いを詰めて縦拳を叩き込むスタイルで、次々にポイントを獲得。準決勝ではテコンドーの強豪・山ノ内蓮選手(T.K.KING)と対戦しました。緊張感漂う両者の駆け引き。しかし、山ノ内選手の華麗な足捌きに苦戦し惜しくも敗退しました。しかし、新谷選手はさらに意欲を燃やし「競技の枠を超えて対戦できることは自身の競技にも生きてくる。またぜひ参加したいです」と目を輝かせました。
そして決勝に進出した山ノ内選手が対するは、優勝候補大本命の同じくテコンドーの三留空也選手。初のテコンドー同士の対決は華麗な足技が交錯するスリリングな展開。蹴り技の精密さで三留選手が徐々に上回り、悲願の王座に輝きました。
一日3試合を終えて三留選手は「テコンドーの試合ではでなかなか勝てなかった相手に、勝ててとてもうれしい」と話し、「疲れて何とも言えないけれど、最高です!これからも王者として誰にも負けないように精進します」とベルトを肩に、仲間たちと喜びを分かち合いました。
◆年齢は関係ない!「チャレンジできる限り挑み続ける」
熱き者たちのジェントルマンファイト
夜の部は35歳以上を対象とした、“挑戦し続ける大人たち”のジェントルマンファイトが開催されました。キックボクシング界のレジェンド元MAキックボクシング王者・飛鳥信也選手はリベンジをかけて杉井智博選手と対戦しましたが、惜しくもTKO負け。試合後、リングを降りた飛鳥選手は杉井選手へ「あなた、まだ強くなるよ」と声をかけて握手を交わしました。杉井選手は「小さい頃から憧れてきた競技。37歳なので今まで年齢制限があって参加できなかった。でもジェントルマンファイトに参加できると知り、これからも挑戦し続けたい」と述べました。「何歳からでも挑戦できる」の言葉の通り、家族や仲間に見守られ果敢に挑んでいくミドル世代の姿がリングにはありました。
●「XSTREAM 1」総合プロデューサー前田憲作より大会総評
朝のキッズクラスの試合から、夜のジェントルマンファイトまで凄い試合ばかりでした。盛り上がりがすごく競技レベルが格段に上がったことを実感します。
マーシャルアーツルールのトーナメントも見応えのある試合ばかりで、決勝のテコンドー選手同士の戦いはさすがは見事な試合展開でした。特に私の記憶に残ったのは剣道の新谷竜輔選手です。彼にはこれからもマーシャルアーツの顔として期待を寄せたい。そのくらい可能性を感じる選手でした。
次回大会は10月20日(日)ゴールドジムサウス東京アネックスにて開催します。
年内最後の大会となり、いよいよ各部門、各階級の初代チャンピオンが決まります。そして先の来年2025年はチャンピオン勢に1年をかけてタイトルを保持する戦いの経験を積んでもらう機会を設けていきたいと考えています。「チャンピオンになること」、「チャンピオンでい続けること」を今から経験して、将来のプロ化も見据えていきます。「1分間高速ミドルキック連打チャレンジ」、「高速キック鬼3連」もプロをはじめ、アマチュア選手たちが次々に記録を樹立してさらに盛り上がりをみせています。「XSTREAM 1」はさらに唯一無二のアマチュア立ち技総合格闘技団体として進化していきます。今後の展開にもぜひご注目ください。
大会結果および大会の詳細はXSTREAM 1ウェブサイト、最新情報はTwitter、Instagramをご確認ください。
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