KROSS×OVER 3.3 東京 GENスポーツパレス(レポ):實方拓海、剣夜に判定勝ち。中澤誠弥×大久保峻はドロー。鬼神光司が一本勝ち
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
格闘技医学会
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KROSS×OVER -EXTRA.5-
2024年3月3日(日) 東京・GENスポーツパレス
記事提供:KROSS×OVER (KROSS×OVER公式ブログには、さらに多くの試合のレポートと写真が掲載されています)
メインイベント 第22試合 KROSS×OVER PRO-KICK WELTERWEIGHT(-67.5kg)FIGHT 3分3R
○實方 拓海(TSK japan/元J-NETWORKスーパーライト級王者・他3冠)
×剣夜(SHINE沖縄/現TENKAICHIスーパーライト級王者)
判定3-0(30-28 30-28 30-27)
RISEを主戦場としながらもKROSS×OVERに参戦し、昨年6月には森本一陽、11月大会ではオーガニック菊崎に勝利を挙げている實方拓海は、沖縄の名門ジムSHINEから初参戦し、現TENKAICHIスーパーライト級王者である剣夜と対戦する。
1R、お互いに左右のロー、ミドルキックでの探り合いから始まる。サウスポーに構える實方は右のジャブを的確にヒットさせると、重い左ミドルまで繋げ試合のペースを掴む。剣夜はまだ距離が合わずに攻め難そうにしている。
2R、リング中央を支配し、左ミドルで剣夜の腕を潰すのは實方。剣夜は實方の攻撃にノーモーションの右ストレートを合わせる。ラウンド終了間際には實方が距離を詰めて膝蹴りからパンチまで繋げ、剣夜の顔が大きく跳ね上がる場面も。
3R、實方は力強い左ストレートを的確に当て、更に圧力をかける。實方がパンチで倒しに来る時のみオーソドックスに戻るが、その際に剣夜の左フックからの右ストレートも当たり始める。
しかし大きな決定打を当てる事は出来ずにそのまま試合終了。終始ペースを握り続け、的確な攻撃と確実な防御で試合をコントロールした實方が実力通りの判定勝ちを収めた。
實方相手に剣夜も負けじ劣らずポテンシャルの高さを発揮し、両者の今後の行方にも注目だ。
セミファイナル 第21試合 KROSS×OVER PRO-KICK BANTAM WEIGHT(-53kg)FIGHT 3分3R
△中澤 誠弥(PITBULL)
△大久保 峻(修徳会)
判定0-1(29-30 29-29 29-29)
1R、前後にステップしながら左右の前蹴り、カーフキックを放つのは大久保。中澤は出入りに左フックを合わせたい様子。大久保はバックブローから細かいワンツー、大きなフックも多用し持ち前のスピードで相手を翻弄する。一方中澤もピンポイントに膝蹴りと右ストレートを合わせ応戦する。
2R、飛び込んで左右のフック、バックスピンキック、関節蹴りによるストッピングまで見せるのは大久保。多彩な攻撃に単発返しの中澤の攻撃は空振りが目立ちはじめる。このラウンドは大久保が優勢か。
3R、圧力をかけ続ける中澤だが、大久保も簡単には攻撃を当てさせない。接近戦で大久保の膝蹴りがローブローになり中断する場面も。中澤はコンパクトなワンツー、左フックで大久保をKOすべく襲い掛かる。それに対して最後までカウンターを合わせていく大久保。
試合は最後まで一進一退の攻防の末、結果は痛み分けのドローとなった。
第20試合 KROSS×OVER PRO-KICK HEAVYWEIGHT FIGHT3分3R
×針谷 耕(RTG)
○加賀 丞(battle field kickboxing gym)
判定1-2(29-30 28-29 30-28)
第19試合 KROSS×OVER PRO-KICK SUPERBANTAM WEIGHT(-55kg)FIGHT 3分3R
×朝日 彗仁(TARGET SHIBUYA)
○小暮 一輝(リーブルロア)
判定0-3(27-28 27-28 27-28)
第18試合 KROSS×OVER PRO-KICK SUPERFEATHER WEIGHT(-60kg) FIGHT 3分3R
○一輝(MtF MUGEN GYM)
×森本 直哉(フリー)
※2’07” TKO
第17試合 KROSS×OVER KICK -66kg FIGHT 3分3R
○ヤン・マイケル(ルーマニア/ウエストスポーツ)
×村松 寛昌(TSK japan/KROSS×OVER KICK Aクラストーナメント-65kg級優勝)
判定3-0(30-29 30-29 30-28)
第16試合 KROSS×OVER PRO-KICK -59.5kgFIGHT 3分3R
○智史(teamCheme)
×熊谷 大輔(GTジム)
※1’20” TKO
※熊谷は右フックでダウンあり
第15試合 KROSS×OVER GIRLS KICK -48kg FIGHT 2分2R
○内藤 未宇(タイフーンクラブ)
×村田 萌衣(team NOVA)
判定3-0(20-19 20-18 20-20)
第14試合 KROSS×OVER KICK Sクラス -60kg FIGHT 3分2R
○吉見 晋徳(フリー)
×シオチャイ FJ KICK ASS(FJ KICK ASS)
※2’56” TKO 右フックにてダウン×2
第13試合 KROSS×OVER KICK Sクラス -65kg FIGHT 3分2R
×山口ジャックハンマー(BRING IT ON)
○おりょう(野原道場)
※0’31” TKO 右ストレート
第12試合 KROSS×OVER KICK -52kg FIGHT 3分2R
○東山 廉(Club TOSHI)
×桐生 颯(ロデオスタイル)
判定3-0(20-18 20-18 20-18)
第11試合 (株)イサミpresentsジュニアムエタイスペシャルマッチ4大決戦 -48kg FIGHT 2分3R ※肘なし、防具なし
○髙橋 琉真(ウォーワンチャイプロモーション/ノーナクシン東京)
×烈海王(MIYABI GYM)
判定2-0(30-29 30-29 30-30)
第10試合 (株)イサミpresentsジュニアムエタイスペシャルマッチ4大決戦 -33kg FIGHT 2分3R ※肘なし、防具なし
○田中 春翔(WIVERN)
×HARU(MIYABI GYM)
※1R 2’00” TKO (有効打による負傷)
第9試合 (株)イサミpresentsジュニアムエタイスペシャルマッチ4大決戦 -32kg FIGHT 2分3R ※肘なし、防具なし
○川野 獅童(クロスポイント大泉)
×岩佐 昌(D-BLAZE)
判定3-0(30-29 30-28 30-27)
※岩佐がローブローにより負傷した為、3R1分19秒の時点での負傷判定
第8試合 (株)イサミpresentsジュニアムエタイスペシャルマッチ4大決戦 -29kg FIGHT 2分3R ※肘なし、防具なし
×幸志(OZジム)
○武内 太陽(D-BLAZE)
判定0-2(29-30 29-30 30-30)
第7試合 KROSS×OVER PRO-MMA BANTAMWEIGHT(-61.2kg)FIGHT 5分2R
△野沢 零羽(ONE ROUND/KROSS×OVER NEW GENERATION CUP MMAバンタム級トーナメント2021優勝)
△小川 隼也(フリー/RIZINアマチュアMMA2016バンタム級優勝)
判定1-0(20-18 19-19 19-19)
第6試合 KROSS×OVER PRO-MMA WELTERWEIGHT(-77.1kg) FIGHT 5分2R
○Gravedigger(Ground Shield Jiu-Jitsu and MMA)
×アドバンス成田(KIZUNA BASE GYM)
※ 2R 2’07” TKO
第5試合 KROSS×OVER PRO-MMA BANTAMWEIGHT(-61.2kg)FIGHT 5分2R
○鬼神 光司(CAVE)
×鈴木 佑弥(エクシードスポーツジム)
※2R 1’02” 一本(ヴォンフルーチョーク)
1R、開始直後、鬼神はシングルレッグからダブルレッグに切り替え、テイクダウンに成功。コーナーに押し込んでポジションキープ。鈴木はガードの中から腕を狙うも、ハーフガードのままパウンドで削られる展開。
2R、同じ展開ですぐにテイクダウンを決めた鬼神は、パスガードからサイドポジションを奪い、最後は首を抱えた鈴木をヴォンフルーチョークでフィニッシュした。
第4試合 KROSS×OVER PRO-MMA FEATHERWEIGHT(-65.8kg)FIGHT 5分2R
△益田 拓摩(ALLIANCE)
△稲垣 海(皇子山MMA)
判定1-0(20-18 19-19 19-19)
第3試合 KROSS×OVER MMA Sクラス BANTAMWEIGHT(-61.2kg) FIGHT 3分2R
△杉田 十威(KRAZY BEE越谷)
△小澤 武輝(NO FACE GYM)
判定0-0(19-19 19-19 19-19)
第2試合Level-G サブミッションオンリーグラップリング -70.0kg FIGHT 10分1R
○峯岸 零弥(パラエストラ小岩)
×竹内 稔(カルペディエム三田)
判定3-0
開始直後、スタンドから飛び付きフロントチョークを仕掛ける峯岸。
シッティングの竹内の首を正座ベースの峯岸が捉え、フロントチョークを仕掛ける展開へ。
1分頃、首を抱えたまま返そうとする峯岸の動きに合わせて竹内がトップを奪う。
即座にクローズドガードに捉える峯岸。
峯岸がクローズドガードからの仕掛けを続け、竹内がそれを凌ぎながら脱出の機を伺う展開が続く。
試合時間9分経過頃、審判のブレイクによりスタンドへ。スタンドからイマナリロールのようなエントリーで足へのアプローチをかける峯岸。これを竹内が切った事で峯岸ボトム、竹内トップの展開へ。
クローズ、リバースデラヒーバなどのガードから三角絞めのエントリーでアタックをかける峯岸に対し、竹内は左の脇差しパスで応戦する。
竹内が峯岸の脇を差し、ガードの中から腕固めを試みたところで時間切れで試合終了。
峯岸のクローズドガードからの仕掛けが評価され、判定3-0で峯岸に軍牌が上がった。
第1試合 Level-G サブミッションオンリーグラップリング-81.0kg FIGHT 7分1R
○高本 裕和(高本道場)
×室谷 勇汰(リバーサルジム立川ALPHA)
※2’14” 一本(カーフスライサー)
開始直後からハーフガードに引き込む高本。そのままスイープを成功させ、トップからボディロックパスへ。立ち上がりボディロックからのエスケープを図る室谷をスタンドバックの展開に捉える高本。高本はそのままグラウンドのシングルバックへ。
ツイスターフックからトラックポジションに移行した高本が、カーフスライサーで一本勝ちを収めた。見事な勝利を挙げた高本はマイクを握ると、今年のワールドマスター出陣と連覇を宣言した。
オープニングファイト第2試合JUNIOR-MUAYTHAI -50kg FIGHT 2分2R ※肘なし、レガースのみ着用
○渡部 惺(クロスポイント大泉)
×平野 功樹(修徳会)
判定3-0(20-18 20-18 20-18)
オープニングファイト第1試合 JUNIOR-MUAYTHAI -35kg FIGHT 2分2R ※肘なし、レガースのみ着用
×須賀 博喜(FACT MMA)
○平野 裕典(修徳会)
判定0-2(19-20 19-20 20-20)