S-BATTLE 11.12 岡崎市竜美丘会館(レポ):空武會の佐藤誠真、宮崎皓紀下しKARATEライト級王者に。マウンテンRYUGO、内田ノボルに判定勝ちしKICKヘビー級王座防衛
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S-BATTLE 2023 冬の陣
2023年11月12日(日)愛知・岡崎市竜美丘会館
記事提供:S-BATTLE事務局(MEIBUKAI)
メインイベント(第11試合) S-BATTLE KARATEライト級タイトルマッチ 2分3R延長1R
×宮崎皓紀(桜塾/王者)
判定0‐2 ※29‐30、30-30、29-30
○佐藤誠真(空武會/挑戦者)
※佐藤が第4代王者に、宮崎は2度目の防衛に失敗
宮崎はJKJO全日本選手権大会と新極真ドリームカップ、真樹道場全日本選手権大会など、数々の名のある大会で連覇を達成している空手界の最強プリンス。2019年4月、松本純輝(正道会館健明館)から勝利し第3代王者に輝いた。昨年11月には、除地輝愛(空武會)を判定で下して初防衛、今回が2度目の防衛戦となる。
対する挑戦者の佐藤は徳川杯空手道選手権大会挑戦権を獲得するなどの実績を持つ。佐藤は圧倒的な実力を誇るチャンピオンのベルトを奪うことはできるか。
1Rからお互いに突きの連打。佐藤はインロー、宮崎もミドルを返し飛びヒザも見舞う。お互いに前進し手数を見せる。2R、宮崎が左ボディでえぐって、飛びヒザ。佐藤も連打を返して引かない。宮崎は回転蹴りも見せていく。終盤には佐藤は右インロー連打で宮崎の動きを止める。3R、インロー連打から突きの連打を見せる佐藤に、宮崎は接近戦でヒザ蹴り連打から突きにつなげ回転蹴りも見せていく。お互いに引かない展開は佐藤に軍配が上がり、ベルトを巻いた。
第10試合 S-BATTLE KICKヘビー級タイトルマッチ 3分3R延長1R
○マウンテンRYUGO(Ten Clover GYM/王者)
判定3‐0 ※30‐28、30-27、30-29
×内田ノボル(翔拳道/挑戦者)
※マウンテンが初防衛に成功
マウンテンは地元の団体・静岡KICKを主戦場に活躍し、2022年6月のシュートボクシングでは坂本優起に判定勝ち。同年11月大会で鮫島ジョナサンを2RTKOで下して第2代王者に輝いた。今回は大幅に体重を上げてパワーアップしタイトル初防衛戦に臨む。対する内田はK-1全盛期のレジェンドファイター。数々のチャンピオンベルトを巻いてきた経験のある実力者で、現在も総合ルールやキックルールに参戦している。
1R、プレスをかけながら左右フックを見舞う内田に対し、ガードを固めるマウンテン。右ストレートを何度もヒットさせるマウンテンは、左ハイでぐらつかせる。2Rには左ローもこつこつあてるマウンテンが下がらるが、内田もパンチを返していき一歩も譲らない。お互いに打ち合いも見せた。
3R、右ストレートをヒットさせるマウンテンはパンチから必殺の左ハイにつなぐが、内田もパンチを出しながら前進していく。判定でマウンテンが勝利。
初防衛に成功したマウンテンは「今日戦ってくれた内田選手は僕がテレビで格闘技を見ていた時から戦ってる選手でリスペクトしてます。めちゃめちゃデカかったんで、自分の身体をデカくしたかいがありました。去年ちょうど冬の陣の時にS-BATTLEチャンピオンになってベルトの価値を上げるために、次のホーストカップでタイトルマッチをやらせてもらって、そこで負けてしまったので本当に悔しい気持ちです。このS-BATTLEのチャンピオンベルトの価値を上げるためにもまた力を入れ直してもっともっと強くなって、ヘビー級の選手として第一戦で戦っていけるように、これから頑張ります」とマイクアピールした。
第9試合 S-BATTLE KARATEミドル級タイトルマッチ 2分3R延長1R
○大橋瑞毅(正道会館健明館/王者)
判定2‐0 ※29‐28、29-29、30-29
×占部タイガ(正道会館大河道場/挑戦者)
※大橋が初防衛に成功
昨年11月大会で小山天都(矢島道場)を1R45秒戦慄の飛びヒザ蹴りでKOし、チャンピオンに輝いた大橋が初防衛戦。挑戦者の占部は、キックも総合も空手ルールもこなすオールラウンダー。徳川杯空手道選手権大会で優勝を果たし、タイトルマッチに挑む。
お互いに道衣を脱ぎ、道衣を掴んでの攻撃ができないのが特徴の今回の空手マッチ。1R、突き主体の占部に、大橋は左ハイ、ローを散らす。2Rも突き主体の占部に、大橋は突き放して左インロー、ミドル。占部が豪快にこかすと、大橋も回転蹴りの大技を見せる。3Rも止まらない突き連打の占部に、大橋は掴んでの一発ヒザを何度も繰り返して削っていき応戦。判定で大橋が勝利し防衛に成功した。
第8試合 S-BATTLE 2023 スペシャルエキシビションマッチ 2分3R
-吉成名高(EIWA SPOETS GYM)
勝敗なし ※エキシビションマッチのため
-國本真義(MEIBUKAI)
外国人として史上初のラジャダムナンスタジアム2階級制覇王者となるなど、現在25連勝を誇る吉成と、MEIBUKAIの看板選手でS-BATTLEバンタム級王座、WMCインターコンチネンタル バンタム級王座を獲得している二冠王・國本のエキシビションマッチ。
1R、距離を取る吉成は軸足払い、キャッチしてのこかし、掴んでは豪快にこかして優勢をアピール。2Rには強烈な左ミドルで会場をどよめかせ、3Rには國本の連打を寸前で見切り、回転の速いパンチ連打で沸かせた。
第7試合 S-BATTLE KICKミドル級次期タイトル挑戦者決定戦 3分3R延長1R
○ビクトル・アキモフ(ロシア/ブラジリアンタイ)
TKO 1R2分23秒
×吉田理玖(朋武館)
1Rから左インローをヒットさせながら前進するアキモフはパンチ連打。防戦一方となる吉田に、アキモフの連打は止まらずダウン奪取。再開すると、連打のアキモフは飛びヒザを顔面に見舞うと、吉田はたまらずダウン。レフェリーがストップし、アキモフがTKO勝ちした。
第6試合 S-BATTLE KICKフェザー級次期タイトル挑戦者決定戦 3分3R延長1R
×戸塚昌司(クラッシュジム)
判定0‐2 ※28‐30、29-30、30-30
○大澤匡弘(STRIKEs GYM)
1R、右インローを集中的に見舞う戸塚に、大澤は前蹴りで距離を取り左ミドル、テンカオ。プレスを強める戸塚は2Rも前進し距離を潰してパンチを振るう。大澤は左右フックを見舞って応戦し一歩も退かない。3R、左ミドルを交ぜながらパンチの打ち合いにいく大澤に、戸塚も右アッパー、左フックと多彩なパンチで応戦してバチバチの展開に。判定2‐0の僅差で勝利した大澤が勝利しタイトル挑戦権を獲得した。
第5試合 ジュニアチャンピオン対決 KICK-45kgワンマッチ 2分3R
○REN☆SEI(MEIBUKAI)
判定2‐1 ※29‐30、30-27、30-28
×大久保 颯(修徳会)
第4試合 KICK -65kgワンマッチ 2分3R
○中島大河(GET OVER)
KO 1R1分34秒
×ATAKA (ブラジリアンタイ)
第3試合 KICK-80kgワンマッチ 2分3R
○服部侑樹(ブラジリアンタイ)
判定3‐0 ※30‐29、30-27、30-29
×濱田裕太(West A)
第2試合 KICK-60kgワンマッチ 2分3R
○岡田和真(BFA-SEED)
判定2‐0 ※29‐29、30-27、30-29
×LUCAS(ブラジリアンタイ)
第1試合 KICK-65kgワンマッチ 2分3R
×ジャデルアウベス(ブラジリアンタイ)
KO 1R1分31秒
○能登倖之介(SAMURAI GYM)
ジュニア空手チャンピオントーナメント第9試合 5-6年生の部 決勝戦
○辰巳 暖(正道会館大河道場)
判定3‐0 ※三者とも20‐18
×北口暖大(正道会館大河道場)
ジュニア空手チャンピオントーナメント第8試合 3-4年生の部 決勝戦
○苑田忠優(七州会)
判定2‐0 ※20‐18、20-19、19-19
×佐々木奨真(桜塾)
ジュニア空手チャンピオントーナメント第7試合 1-2年生の部 決勝戦
○斎藤大翔(七州会)
判定2‐1 ※20‐18、18-20、20-18
×太田佑利(桜塾)
ジュニア空手チャンピオントーナメント第6試合 5-6年生の部 1回戦
○辰巳 暖(正道会館大河道場)
判定3‐0 ※三者とも20‐18
×平子凛和(正道会館新心館)
ジュニア空手チャンピオントーナメント第5試合 5-6年生の部 1回戦
○北口暖大(正道会館大河道場)
判定3‐0 ※三者とも20‐17
×佐々木凰志(桜塾)
ジュニア空手チャンピオントーナメント第4試合 3-4年生 1回戦
○苑田忠優(七州会)
判定2‐1 ※18‐20、20-18、19‐19
×天野颯太郎(桜塾)
ジュニア空手チャンピオントーナメント第3試合 3-4年生 1回戦
○佐々木奨真(桜塾)
判定3‐0 ※20‐18、20-18、20-19
×平田結愛(闘英館)
ジュニア空手チャンピオントーナメント第2試合 1-2年生 1回戦
○斎藤大翔(七州会)
判定2‐0 ※20‐18、19‐19、20-19
×高田優玄(栄伸会)
ジュニア空手チャンピオントーナメント第1試合 1-2年生 1回戦
×北口椋登(正道会館大河道場)
判定0‐3 ※三者とも19‐20
○太田佑利(桜塾)