RISE 8.18 後楽園ホール:鈴木真彦「K-1との対抗戦で敗れた後、一旦全部忘れた」、南原健太「僕の挑戦は自分の挑戦だけじゃなく極真会館を背負っている」
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RISE 171(8月18日(金)後楽園ホール)の第2代RISEライトヘビー級王座決定戦に出場する南原健太、スペインの選手と対戦するRISEバンタム級王者の鈴木真彦の公開練習のレポートがRISEから届いた。(南原は8月9日、鈴木は7月31日に収録)
試合紹介(RISEのプレスリリースより引用)
第11試合 メインイベント 第2代RISEライトヘビー級(90kg)王座決定戦(トーナメント決勝) 3分5R(無制限延長R)
南原健太(極真会館/ヘビー級3位、極真会館・真正会全日本体重別2022男子軽重量級(90kg)優勝)
コントゥアラーイ・JMボクシングジム(タイ/JMボクシングジム/IMSA世界ヘビー級王者、MXムエエクストリーム94kg王者、ボクシング元WBCアジアクルーザー級王者&元ABFアジアウェルター級王者)
「RISE169」より開幕した第2代ライトヘビー級王座決定トーナメント決勝戦は南原健太vsコントゥアラーイで争われる。
南原は幼少期より極真空手を学び数々の実績を残し2021年7月にプロデビュー。昨年4月にカリュ・ギブレインに喫した黒星以外は全てKO勝利。「メンバーを見てもわかるように、南原健太が獲らないといけない」とタイトル獲得への熱い決意を胸に、準決勝では当時6戦6勝(6KO)のパーフェクトレコードを持つ入田和樹を2Rでリングに沈め、念願のRISE王座獲りへあと一歩の所まで迫ってきた。
対するコントゥアラーイは「タイ最凶ファイター」と称され、ボクシング、オープンフィンガーグローブムエタイで王座を獲得。今年4月の「SukWanchai MuayThai Super Fight」では実方宏介に2RKO勝利を飾りIMSA世界ヘビー級王座に輝いている。トーナメント準決勝ではブラジリアンファイターのフェルナンド・アルメイダを判定で下し決勝戦に駒を進めた。
4連続KO勝利中の南原健太が公言通りライトヘビー級王座に就くのか? コントゥアラーイがRISEのベルトをタイへ持ち帰ることが出来るのか?
第10試合 セミファイナル バンタム級(55kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級王者)
イマッド・サヒ[Imad Salhi](スペイン/ブードゥー・ファイトジム/WBCムエタイ地中海フライ級王者、Extreme fighters バンタム級王者)
RISEバンタム級王者・鈴木真彦が後楽園ホールのリングに登場しスペインからの刺客イマッド・サヒと対戦することが決定した。
鈴木は2018年からRISEバンタム級王座に君臨し、2021年9月に那須川天心と対戦し敗北するも、その後は江幡兄弟、金子晃大らを破り5連勝。しかし昨年12月の「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」での志朗戦に続き、今年3月の「K-1 WORLD GP 2023~K’FESTA.6~」K-1との対抗戦で玖村将史に判定負けを喫し、現在2連敗中。RISE王者として格闘技の聖地後楽園で復活の狼煙を上げたい。
その鈴木に対するイマッドはスペイン・マドリード生まれの21歳。10戦10勝と無敗でWBC Mediterranean フライ級王座、Extreme fighters バンタム級(-55kg)王座の2つのタイトルを獲得し、RISE初参戦で王者・鈴木真彦の首を狙う。
南原健太『僕の挑戦は自分の挑戦だけじゃなく、極真会館を背負っている』
―― SNSで梅野源治さんが使う言葉で宣言してましたね。
南原 ひらがなで「やばいだろ」にしたんですけど、梅野選手みたいにローマ字でやった方が良かったですね。
―― 試合までに1日たりとも無駄にしないと宣言してましたが?
南原 相手のコントゥアラーイ選手と比べて覚悟が違うし、ベルトに対して獲る気持ちは絶対に負けないので、一日たりとも無駄な日はないです
―― 実際動きを見させていただきましたけど非常に軽いですし顔も結構ほっそりしましたね。
南原 そんなに体重は変わってないですけど、追い込みで身体が締まってきました。
―― 極真の顔面有りの歴史は1964年の2月にタイではじまってますが、今回タイの選手と戦うことは歴史的な因縁を感じますか?
南原 もちろんです。僕の挑戦は自分の挑戦だけじゃなく、極真会館を背負っているのでそこの部分では絶対に負けられないです。
―― RISEの大きなベルトを腰に巻いてるイメージはできてますか?
南原 8月18日はベルトを僕が巻く姿を見に来てくださいと断言しているので、自分の中では巻いている姿しか想像がつかないです。
―― 現時点でどんなフィニッシュをイメージしますか?
南原 何の技かは言わないですけど、間違いなくコントゥアラーイがリングで失神しているのは想像がつきますね。
―― でしたら前戦に続いてチャンピオンベルトと共にMVPも狙いますか?
南原 MVP、ベストKO、ベストバウト、全部狙います。
―― 3賞独占ですか?
南原 ベストバウトに関してはコントゥアラーイがどれだけ熱い戦いをしてくれるかによりますけど、南原健太の試合に外れはないので必ず熱い試合にします。
―― 物凄くミット打ちのテンポが速く見えましたが、今回の試合はスピードが鍵となりますか?
南原 はい、スピードが鍵になってます。もともとスピードが武器ですが、ここ最近のKOが僕的にはしっくりきてなくて。嫌倒れというか気持ちが折れて倒れるみたいな感じなので、ヘビー級らしくスカーンと失神させるのが今回の目標です。
―― 相手のコントゥアラーイ選手はスタイル的に以前KO負けしてしまったギブレイン選手と、体格とかパワーが被るような感じに見えましたが、あの反省を活かして練習をしてきましたか?
南原 自分ではギブレイン戦からは生まれ変わったなと思ってます。スタイル、格闘技への向き合い方とか自分自身すごく成長できた部分があって、僕的には今回のコントゥアラーイはパワー負けするイメージもなく、むしろ相手もリズムを使って綺麗に戦ってくると思うので、そんなにやりづらさとかはないです。
―― 去年極真で優勝して、今回勝てばRISEでも王者になって、格闘家として何を目指していますか?
南原 最強です。
―― では、その最強の先にあるものを教えてください。
南原 最強になることが一番の目標で、そこにもう一つ付け加えるとしたらスーパースターになりたいというのが僕の思いです。
―― ヘビー級といえばGLORYが最強格と見なされていますが、やはりそちらに焦点が絞られているのでしょうか?
南原 いずれは海外の強い選手たちと戦っていかないといけないので、日本人最強としてヘビー級を盛り上げていきたいです。
―― 最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
南原 8月18日RISEライトヘビー級タイトルマッチ、必ず南原健太がチャンピオンになります。僕がベルトを巻く瞬間を楽しみにしてて下さい。応援よろしくお願いします。
鈴木真彦『一戦一戦全部倒していけるような試合を見せていきたい』
―― 5か月振りの復帰戦が決まりましたが十分な充電期間になりましたか?
鈴木 試合間隔が空いたのが久しぶりで、その分色々な刺激とかを蓄えてきたので、早く爆発させたい気持ちで今から試合が楽しみですね。
―― 気持ちを整え直すことができた期間になった?
鈴木 今連敗中ですけど、気持ちを入れ替えてまた強い鈴木真彦を見せていきたいと思います。
―― 再起戦の相手がイマッド・サヒ選手に決まりましたが相手の映像は見てますか?
鈴木 ちょろっとしか見てないですけど、ムエタイベースで身長が高いのかなっていうぐらいで、対策はしてないです。自分は自分の戦い方をできるように調整します。
―― イマッド選手の対策をするというよりは鈴木真彦の戦いをすると?
鈴木 強い選手っていうのは相手に合わせたりするのも大事ですけど、最終的には自分の得意なところに持っていくというか、自然とそういう形になると思うのでそういう練習を重点的にやってます。
―― 対戦相手は10戦10勝6KOと無敗の選手ですが警戒している部分はありますか?
鈴木 僕より若いですし、外国人選手特有の身体の強さとか勢いが有って、そういった部分で向こうのペースに持っていかれないように「鈴木真彦の試合」をします。
―― 先日7月2日に大阪大会が開催されて鈴木選手も会場に来られていましたが、ビッグマッチということでどの様な気持ちで試合を見ていましたか?
鈴木 今まで結構ビッグマッチに参戦させてもらっていて、そこに自分がいなかったモヤモヤというか…。でも純粋に格闘技って素晴らしいと思ったし、早くリングに上がりたい気持ちが一番強かったです。
―― 今練習自体はどういった環境で行われてるんですか?
鈴木 練習は色々なジムに出稽古に行かせて貰ったり、ボクシングも行ってますし充実した練習が出来てます。
―― 特に重点的に強化してる部分はありますか?
鈴木 やっぱり気持ちの問題というか、特別に重点的に強化というよりは「キックボクシングを楽しんでやっている」、そんな感じです。
―― 後楽園大会の翌週の8月26日大田区大会では、次期挑戦者決定戦として大﨑孔稀選手と加藤有吾選手の対戦が決定してますが、この試合のどんなところに注目していますか?
鈴木 正直どっちが勝つかとかは分からないですけど、大﨑選手の方が結構僕の名前出してやりたいとか言ってくれてるのは、嬉しい反面やっぱりちょっと選手としてムカつくなってところもあるので、是非勝ってもらって思い知らせたいですね。まぁどっちでもいいですけどね、勝ち上がってきた方と。
―― そこはチャンピオンとして勝ってきた方の挑戦を受けると?
鈴木 そこを重点に置いてるとかではないですけど、守るのもチャンピオンの仕事なのでしっかり守りたいです。
―― 今回復帰戦ですがこれからどの様な再起の道のりを歩んでいきますか?
鈴木 やっぱり目指すところは変わってなくて、一番になりたいというのがあるので、そこに向けて最短で行きたいですけど、まずはしっかり勝って結果を残します。一戦一戦全部倒していけるような試合を見せていきたいです。
―― 前回のK-1との対抗戦で敗れた後は心境的にはいかがでしたか?
鈴木 やっぱり対抗戦っというのもあったので、一番落ちましたね。今までで一番もうどうしようかなって感じになってましたね。
―― そこからどのように立ち上がりましたか?
鈴木 今その悔しさを忘れてるかと言われたら絶対そんなことなくて、僕負けず嫌いなのでやっぱりやられっぱなしで終わるのは格好悪いし、そんな簡単じゃないですけどいずれまた出来るように、とにかくやられっぱなしでは終われないなって。
―― その気持ちを払拭するために練習に集中した感じですか?
鈴木 やっぱりやるしかないなっていう感じで、結果出していこうと思いました。
―― 先ほど「鈴木真彦の試合を」と言ってましたが、その鈴木真彦の試合をやって前回K-1の選手に敗れてしまったわけですが、そこで「どう鈴木真彦を変えていくのか」というのはどう考えてますか?
鈴木 難しいんですけど、どこかキックボクシングを楽しめてないというか、格闘技を思いっきり楽しめてない自分がいて、それだけじゃないですけどそういうのも敗因に繋がったかなと。あの試合が終わってからは一旦リフレッシュして全部忘れて、今はキックボクシングが楽しいと思えてて、心の持ちようじゃないですけどそこはめっちゃ大事やと思うので、やっぱり強い鈴木真彦を見せていきたいですね。
―― それはメンタル面でプレッシャーがきつかったとかですか?
鈴木 メンタル面もあると思いますが、また次の試合から強い姿を見せていくので見てて欲しいですね。
―― 今回のご自身の試合も含め、RISEは国際戦がどんどん増えていますが自分もその波に乗っていきたい気持ちはありますか?
鈴木 世界の選手と戦ってるカードもあるし54kgのトーナメントとかも行われてるのを見て、自分が出てないっていうのも何も思ってないわけじゃないし、そういうのも含めてちょっとこれから見せていきたいですね。
―― 最後にファンの皆様へメッセージをお願いします。
鈴木 8月18日後楽園ホール、凄い勝ち方してMVP、ベストバウト、ベストKO賞、全部掻っ攫うつもりで戦うので期待しててください。
対戦カード
第11試合 メインイベント 第2代RISEライトヘビー級(90kg)王座決定戦(トーナメント決勝) 3分5R(無制限延長R)
南原健太(極真会館/ヘビー級3位、極真会館・真正会全日本体重別2022男子軽重量級(90kg)優勝)
コントゥアラーイ・JMボクシングジム(タイ/JMボクシングジム/IMSA世界ヘビー級王者、MXムエエクストリーム94kg王者、ボクシング元WBCアジアクルーザー級王者&元ABFアジアウェルター級王者)
第10試合 セミファイナル バンタム級(55kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級王者)
イマッド・サヒ[Imad Salhi](スペイン/ブードゥー・ファイトジム/WBCムエタイ地中海フライ級王者、Extreme fighters バンタム級王者)
第9試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
小林愛三(NEXT LEVEL渋谷/1位・元王者)
Melty輝[きら](team AKATSUKI/3位、DBS女子フライ級王者)
第8試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
宮崎就斗(TARGET/7位、DEEP☆KICK -57.5kg級王者)
白石 舜(TEAM TEPPEN/13位)
第7試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
奥平将太(フリー/10位)
蒼太(リアルディール)
第6試合 女子48kg契約 3分3R(延長1R)
小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/女子アトム級(46kg)1位、女子ミニフライ級(49kg)2位)
花田麻衣(GROUND CORE)
第5試合 女子アトム級(46kg) 3分3R(延長1R)
百花(魁塾/3位)
小川紗南[さみ](OISHI GYM)
第4試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
山科直史(極真会館/フェザー級(57.5kg)17位)
津留純平(FASCINATE FIGHT TEAM/DEEP☆KICK −60kg級7位)
第3試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R
星 憂雅(IDEAL GYM/KROSS×OVER KICK -53kg王者)
伊藤琉之助(EX ARES)
第2試合 ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
陽勇[ひゅう](TEAM3K/15位、Stand Up King of Rookie 2022 -65kg優勝)
奥山雅仁(OISHI GYM/CKC 2023 -63kgトーナメント優勝、S-BATTLEライト級王者)
第1試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R
SHOGO(A☆R KICK!)
中村 龍(フリー)
概要
大会名 RISE 171(ライズ ハンドレッドセブンティワン)
日時 2023年8月18日(金)開場・17:00 開始・17:30
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA
チケット料金 SRS席 15,000円 RS席 10,000円 S席 6,000円 小中高生シート 2,000円(当日販売のみ) ※当日は500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 イープラス チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com