RISE 4.21 後楽園ホール：KENTA「練習の50％を出せれば圧勝できる」×山畑雄摩「後輩ケルベロスの活躍は刺激になる」｜平岡琴「女子のOFGは私が引っ張る」×菊地美乃里「前に詰めるスタイルを貫く」

　RISE 167（4月21日（金）後楽園ホール）のKENTA vs. 山畑雄摩、平岡琴 vs. 菊地美乃里の2試合4選手のインタビューがRISEから届いた。

　　

第7試合　スーパーライト級（65kg） 3分3R（延長1R）
KENTA（HAYATO GYM／RISEライト級（62.5kg）7位、DEEP☆KICK -63kg王者）
山畑雄摩（心将塾／RISEスーパーライト級5位、元DEEP☆KICK -63kg王者）

第6試合　オープンフィンガーグローブマッチ　女子46kg契約　3分3R
平岡　琴（TRY HARD GYM／RISE QUEENアトム級（46kg）2位）
菊地美乃里（GONG-GYM坂戸）

KENTA 『興行的に盛り上がる試合をする』

――DEEP☆KICKタイトルマッチの再戦がRISEで行われることになりましたが、この試合を受けた理由は？
KENTA　試合がしたかったからですね。相手どうこうというよりは、自分が今やってることを試合でやりたかったというだけですね。別に相手が弱いと言ってる訳じゃないけど、正直もっと強い奴とやりたかったんですけど、この期間で試合できるスーパーライト級の選手がいなかったんで。他に候補もいなかったので良いかなと思って受けました。

――1年半程前に戦った時の山畑選手の印象はどうでしたか？
KENTA　印象としてはやり易かったなって思いましたね。

――タイトルが懸かった試合でタイトルが獲れた試合だったのでKENTA選手にとってものすごく大きな一戦になったんじゃないですか？
KENTA　噛ませ犬じゃないけどDEEP☆KICKに乗り込みに行って、あっちの現役のチャンピオンとRISEのランカーがやるみたいな。しかもDEEP☆KICKでやるという形だったので、僕の負け予想も多かっと思うんですけど、僕的にはいざやってみたら簡単だったかなと。

――チャンピオンになったことはものすごく大きな自信に繋がったんじゃないですか？
KENTA　めちゃくちゃ分岐点になる試合でしたね。気合も入ってたしあの試合のおかげでベルトも獲れたので。

――KENTA選手は先月も試合をして勝利を収めていますが、試合後の様子を見たら内容に納得していない印象でした。改めて振り返るとどうですか？
KENTA　正直ノープランっていうか僕の考え方や詰め方も甘かったんで。逆にあの試合のおかげで得るものもあったので、次の試合に向けてのいい起爆剤というか。あの時は倒せなかったし結構落ち込みましたけど、逆に4月に向けて良いモチベーションになったし、練習も色々頭を使って考えながらやるようになったので結果オーライかなと思います。やって良かったと思います。

――今でも勝利者トロフィーを安彦選手に渡したことに後悔はないですか？
KENTA　全然。次の試合も勝ったら誰かにあげますよ(笑)。別にトロフィーが欲しくて試合してるわけじゃないんで。僕が倒そうと思い過ぎたのもあるしツメ方も甘かったんですけど、安彦選手も倒されないように必死で、1ラウンド目の途中からそっちにシフトチェンジして多分戦ってたと思うんで。僕もそれは向かい合ってわかったので、プロとしてチャンピオンとしても倒しきれなかった僕の負けだなと思って渡したので全然後悔したことはないです。

――この山畑選手との再戦で得たいものは何ですか？
KENTA　一番得たいものはこの山畑戦以降の試合に繋がるような内容で勝ちたいですね。今自分がやってることが試合に出てそれで勝って、次の試合もこういう風に行こうっていうプランを作れるような内容の試合をして勝ちたいです。

――勝ったら次誰と戦いたいとかありますか？
KENTA　強い奴とやりたいですね。強ければ外国人でも日本人でも本当に誰でも。僕がやったら殺されるんじゃないかっていうぐらい強い奴でもいいですし、僕は強い奴とやる方がモチベーション上がるので強い奴とやりたいです。

――今ランキングはライト級に入ってますがこれから階級はどうしますか？
KENTA　次からスーパーライト級でやってフィジカル面やスタミナ面が良くなってるんだったらそのままスーパーライト級でやります。

――ライト級とスーパーライト級って1階級違うと色々な面で違うと思うのですがいかがですか？
KENTA　相手のでかさもパワーも違うと思いますし、やってみないと分からないですけど、自分自身もその2キロでだいぶパワーとかスタミナが良くなると思うので、だからこそ今回しっかり勝って次でスーパーライト級の強い奴とやって、それで違いがわかるんじゃないですかね。

――今回の試合に関してHAYATO会長から何か言われてますか？
KENTA　練習を見てもらって悪かった点をどんどんどんどん修正していってるんで、今やっていることを試合に出せるように擦り合わせていますね。「これをできるようにやろう」という感じですね。

――明かせる範囲内で構わないですが、どんなところをファンの方々は期待したら良いですか？
KENTA　僕自身、練習で出来てることが試合で出来てなくて、自分の持ってる数パーセント、数十パーセントぐらいしか試合で出せてなかったんです。それを今回は半分ぐらい出せればもう圧倒的に勝てると思うので、今までと変わったところを見てもらいたい。

――今回は「50パーセントのKENTAを」期待したら良いですね。
KENTA　そうですね、それでいきましょう。50パーセントで行きます。

――最後にKENTA選手のファン、RISEファンの皆さんにこの試合に懸けるメッセージをお願いします。
KENTA　SRS席、RS席のチケットが売り切れで、平日ですけど僕を応援してくれてる方々もRISEファンの皆さんも会場まで応援しに来てくれて、試合も7試合目で後半の方なので後ろの試合に繋ぐためにも良い試合をして、興行的にも盛り上がる試合にしますので、期待してください。

山畑雄摩 『自分の通り名の“なにわのマタドール”という所を存分に出していこうと思う』

――舞台を変えてKENTA選手との再戦が決まりましたがどんな心境ですか？
山畑　嬉しいですね。再戦を受けてくれたのは本当にすごく嬉しいですしリベンジするしかないですね。

――約1年半前にDEEP☆KICKでタイトルを懸けて戦った時の記憶は残ってますか？
山畑　鮮明に残ってます。

――どんな記憶が残ってますか？
山畑　僕とちょっと似てるタイプかなと思ってたんですけど意外とアグレッシブでオラオラ来る選手だなと。結構荒っぽい選手だと思いましたね。

――明かせる範囲内で構わないですが初戦での自分の敗因はどの様に分析してまいすか？
山畑　1、2ラウンドで言えばイーブンというかそういう流れだったんですけど、3ラウンドでちょっと印象が悪かったと思うんで。同門の木村“ケルベロス”颯太も1、2ラウンド結構押してたのに3ラウンド取られてるんで、後半戦の印象が悪かったかなと思ってます。

――それは裏を返せばKENTA選手の試合運びが上手かったということですか？
山畑　認めますね。上手いなと思ってます。やっぱりどの相手でも絶対に3ラウンドは優勢に進めてるイメージがあるので。

――そんなKENTA選手の穴とか弱点というのは見つけ出してますか？
山畑　弱点は前に戦った時から見えてたんですけど、うまくそこを隠されるというか誤魔化される、打ち消されるようなイメージがちょっと残ってますね。

――去年はRISEも含めてRIZIN、ホーストカップと色々なリングに上がってますが去年を振り返ってみでどうでしたか？
山畑　点数で言うと40点から50点ですね。

――それは1勝2敗と負け越してる部分も大きいということですか？
山畑　負け越してますし勝った試合もなんかぼんやりとした勝ちなので、僕としては良い1年じゃなかったなと思います。

――大舞台で場数を踏めたということはキャリアになったんじゃないですか？
山畑　それはすごく自信になってますし、大舞台に立つ前よりも気持ちの作り方っもだいぶ変わってきてます。

――大舞台は周りの反響とか変わってきますか？
山畑　変わってきますね。近い人間、親友とかは結構騒いでくれますし、実際メディアに出ていくっていう面でABEMAさんとかで試合が出るから知らない人もインスタのフォローとか結構くれますね。

――山畑選手はそもそもキックってダイエット目的で始めたんですよね？ それがここまで来るってすごいと思いませんか？
山畑　ここまで来るなんて全く思ってなかったので、自分で自分を褒めたいところなんですけど、ダイエット目的だったのは最初の一か月だけだったんで(笑)。だんだんその目的が消えていきましたね。一カ月で大体目標をクリアしたというかすぐ痩せたんで。

――ちなみに一番重かった時は何キロあったんですか？
山畑　約10年前になるんですけど73～74キロはありましたね。

――ミドル級からスーパーミドル級ですね。
山畑　そうですね、ちょっと脂肪乗ってましたね(笑)。

――もう今は完全別人ですね。
山畑　通常時は70キロ近くあるんですけど身体の質がやっぱり全然違いますね。

――今回同じライト級のタイトルマッチも行なわれますが直樹選手と中村寛選手の試合は気になりますか？
山畑　かなり気になりますね。特に中村寛選手はDEEP☆KICKからRISEへ上がって、大阪から出てるんで注目してます。

――同じ大阪といえば同門で後輩の木村“ケルベロス”颯太選手が活躍してますけど刺激になってますか？
山畑　かなり刺激になります。僕の方が飼い主なのに(笑)。お手、お座りとかそんな事を言ってますし(笑)。

――最後に明かせる範囲内で構わないんですがKENTA選手とどんな風に戦いますか？
山畑　ちょっと前とは違う戦い方をするんですけど、自分の通り名の『なにわのマタドール』っていうところを存分に出していこうかなと思います。

――特に3ラウンドはマタドールになりそうですね。
山畑　自分の中で前とは違うっていうところが「攻撃的マタドール」というところでイメージしていただきたいなと思ってます。

――これでリベンジを果たしたら三度目の戦いがある予感はしますか？
山畑　あってもなくても僕は正直どっちでもいいですね。試合が組まれればもちろんやりますし逃げるつもりもないです。KENTA選手も逆に僕に勝ってるのに受けてくれてるのでもちろん受けて立ちます。

――最後に山畑選手のファン、RISEファンの方々にこの試合に懸けるメッセージをお願いします。
山畑　ケルベルスよりもキャラは薄いですけど、ケルベロスよりもレベルが高い「山畑雄摩」という選手を覚えていただきたいので、まずしっかりと派手に倒すのでインスタのフォローとかどんどんお願いします！　よろしくお願いします。

平岡琴『女子オープンフィンガーグローブマッチは私が先頭を切って盛り上げる』

――去年は2勝1敗で終わりましたが1年を振り返ってみてどうですか？
平岡　最後に負けてしまったので良くはなかったですけど、オープンフィンガーグローブ（以下OFG）を始められたことは良かったです。

――最後の試合が女子で初めてのOFGの試合でしたが課題はありましたか？
平岡　どんなものか分からなかったのでやってみて気付いたことが色々ありました。OFGが自分に向いているなと感じましたし、想像以上に痛くなかったです（笑）。最後に1発でひっくり返されてしまうことがあるので、そこを今後は気を付けていきたいです。

――通常のボクシンググローブとOFGのグローブではパンチの質感に違いは感じましたか？
平岡　表面が固くて痛いですね。でも（通常のグローブも）4ozなのでそんなに変わらない気もしますが、6ozと比べると痛いです。

――試合後にダメージは残りやすいですか？
平岡　ダウンしたという事もあり、頭が痛かったり気持ち悪くなったりしました。表面上で言うとちょっと歯がグラグラしたくらいですね（笑）。

――その歯は4ヶ月経ってグラグラしなくなりましたか？
平岡　治りました（笑）。

――再起戦がOFGになった経緯は？
平岡　ずっとOFGでやりたいというのは言ってて相手を探してもらっていたんですけど、OFGの相手が中々見つからなかったんです。OFGでも通常のグローブでも良いというスタンスでいたら、菊地選手がOFGでやりたいという話を聞いて、それで試合が決まりました。グローブでは（宮﨑）小雪がチャンピオンでいる限り挑戦できないので、OFGで試合をしていきたい中で菊地選手が名乗り出てくれて良かったです。

――対戦相手の菊地選手は平岡選手同様、空手がバックボーンですが意識はしますか？
平岡　そこに対しては何とも思ってないです。同じ極真だったみたいですけど、時期も被っていないし空手時代を知らないので気にしていないです。

――今回はどんな試合にするか思い描いていますか？
平岡　OFGなので打ち合わなきゃと思っています。相手がどう来るかによって変わったりしますが、やっぱり打ち合いの中で倒せたら良いなと思ってますし、それに向けて倒せる技を何個か用意してきているので、それがハマるといいです。

――TRY HARD GYM陣営からは発破をかけられていますか？
平岡　作戦もみんなで一緒に考えてやるんですけど、私は作戦通りに行くことがなくて好きにやって良いよって感じですね。好きにやって普通にやれば倒せるでしょって。

――指示通り動かなかったらHIROYA代表から怒られることはないですか？
平岡　怒られることはないですけど呆れられます。最近は（宮﨑）若菜が練習に付いてくれていて、対策も若菜が中心となって考えてくれるんですけど、1R目のインターバルの時に呆れているというか「ちゃんと聞いて！」と言われてますね（笑）。

――2023年はどの様な1年にしたいですか？
平岡　OFGでベルトがないので、盛り上げてベルトを作ってもらって、私がベルトを最初に巻くっていうのが1番の目標です。その途中でも巻いてからでも、また小林選手とやることはあると思うのでリベンジをしたいです。

――今大会の1試合目に男子のOFGの試合がありますが意識しますか？
平岡　あまり意識してなかったです。OFGだからというより試合の中で1番盛り上がる試合にしたいと思っていますし、男子に負けたくないっていう気持ちは変わらないです。全試合ライバルだと思ってやっています。

――試合2ヶ月後には33歳になるので32歳最後の試合ですが、何か決意するものはありますか？
平岡　32歳って特別な数字でもないので特に気にしてないですけど、最近はKOができていないので最後にKOで締めくくって33歳は良いスタートを切りたいなと思っています。

――肉体的には20代と変わらないですか？
平岡　スタミナが落ちたとかの衰えを感じた事がないんですけど、少し怪我が治りづらいとか疲労が抜けづらいというのはあります。練習量はジムで1,2番くらいこなしている自信があるので、あまり年齢で衰えを感じることはないですね。

――日常生活でも食事などは摂生しているんですね。
平岡　今回減量は9kg近くあるので、試合が決まってからの2ヶ月間の中で質の良い食事をして、良い感じに動ける体のまま体重を落とせているので、コンディションはすごく良いです。

――計量が終わったらまずは何を食べたいですか？
平岡　まずは水分を摂りたいところなんですけどいつもは鰻を食べますね。サムゲタンを飲んでから夜に鰻を食べてっていう感じの勝負飯です。

――最後に平岡選手とRISEファンの皆様に熱いメッセージをお願いします。
平岡　女子OFGはまだまだ始まったばかりで、やりたいと思う選手も少ないです。私が先頭を切って引っ張って盛り上げて、沢山の選手が自分もあんな試合がしたいと思ってもらえるような熱い試合をしてOFGマッチに注目してもらえるように頑張るのでこれからも応援をよろしくお願いします。

菊地美乃里『自分の前に行くスタイルを貫いて面白い試合をする』

――久しぶりのRISEでいきなりオープンフィンガーグローブ（以下OFG）マッチになりましたが心境はいかがですか？
菊地　初めてのOFGなのでどのように戦っていくかいろいろ不安っていうか考えることはあったのすが、やっぱり格上の平岡選手とできる機会はなかなかないと思ったので、今回試合を受けさせていただきました。

――平岡選手とは同じ極真空手出身なんですか？
菊地　そうですね、はい。

――世代は違いますけど噂を聞いたことがありましたか？
菊地　名前は知っていて、成績は結構残していた選手なので知ってはいました。

――いつか一緒に練習したいって気持ちはありました？
菊地　空手時代に凄い選手だったので練習できたらなとは思っていました。

――実際に戦うとなってどの様に気持ちを整えましたか？
菊地　はじめてのOFGなので、強い気持ちを持って前に向かっていくスタイルでいきます。

――試合が決まってからOFGでの練習もされてると思いますが練習した感触はどうですか？
菊地　グローブより軽いし距離感とかも違うので、距離感をつかむのが難しかったりしたんですけど、練習を重ねていくにつれて慣れてきたのでそこの心配はあまりないです。

――通常のボクシンググローブと比べて痛みの点ではどうですか？
菊地　普通のグローブよりは全然痛いです。

――ディフェンス面ではいかがですか？
菊地　グローブと違って守る部分が少なくなって、ガードをしっかりしないと上手く入って来られちゃうと思うので、そこはガードをしっかりしていきたいです。

――菊地選手はなぜ空手からキックボクシングに転向されたのですか？
菊地　自宅の近くにジムを見つけてキックボクシングをやってみたいと思って始めました。

――昔からそう思ってたんですか？
菊地　昔はずっと空手一筋だったんですけど、長く空手をやっていてちょっと違うこともやってみたいなと思ってキックボクシングを始めました。

――空手は大体何年ぐらいやられてたんですか？
菊地　10年ちょっとです。

――大会に出場した時の最高の記録は？
菊地　小学生の時に国際大会で一位を取ったことがあります。

――すごいじゃないですか。
菊地　でも優勝したのは一度だけだったので。

――いわゆるフルコンタクト空手とキックボクシングっていうのは顔面殴打があるなしという違いが根本的にあると思いますが、その違いは完全にアジャストできましたか？
菊地　自分は打たれ強いところもあるのでそこは問題なくしっかりガードして前に詰めてというスタイルが固まってきています。

――明かせる範囲内で、いざ平岡選手と対峙して拳を交わしたらどの様な展開になると思いますか？
菊地　殴り合う、打ち合う形になると思います。

――同じ大会で男子のOFGマッチもありますけど意識しますか？
菊地　男子のOFGマッチもありますがやっぱり女子のOFGマッチを盛り上げていきたいです。

――今後もオープンフィンガーで戦いたいって意向はお持ちですか？
菊地　また機会があれば。今回やってみて考えます。

――菊地選手の戦績を見たらケージの中も含めて色々なリングに上がっていますが、今のところ何が一番自分に合ってると思いますか？
菊地　RISEに出たいです。

――初めて菊地選手を見るファンの皆さんには自分のどんな所を見てほしいと思いますか？
菊地　身長が低いのでどんどん前に詰めていくスタイルでやっているので、そこを見ていただきたいです。

――公式プロフィールを見ると身長147cmということで、通常戦ったら基本的に菊地選手の方が背が低いパターンが多いと思いますが、それを前に詰めるスタイルでカバーしてるんですか？
菊地　リーチもないのでそこはやっぱり詰めていかないと貰ってばっかりになっちゃうので、前に詰めていくスタイルでやっています。

――今回の試合が決まって周囲の反応・反響はいかがですか？
菊地　OFGっていうのをみんな聞いて「大丈夫？」という声が多かったです。

――期間としてどのくらいOFGの練習をできました？
菊地　2ヶ月弱くらいです。

――平岡選手の弱点は見つかりましたか？
菊地　弱点は見つかってないですが、相手の強いところも含めて自分のスタイルを貫いて戦います。

――このインタビューの冒頭で「格上の選手」と平岡選手を表現されていましたが格上の選手に勝って自分が上に成り上がりたい・這い上がりたいという気持ちは強いですか？
菊地　格上の選手で尊敬している選手ですが、勝つつもりで戦います。

――最後に菊地選手のファン、そしてRISEファンの皆様にこの試合に向ける熱いメッセージをお願いします。
菊地　初めてのOFGの試合で、今までで一番大きな壁になると思いますが、自分の前に行くスタイルを貫いて面白い試合にするので、ぜひ楽しみにしていて下さい。応援よろしくお願いします。

対戦カード

第9試合　メインイベント　RISEライト級（63kg）タイトルマッチ　3分5R（無制限延長R）
直樹（BRING IT ONパラエストラAKK／王者、元スック・ワンキントーン・スーパーライト級王者）※初防衛戦
中村　寛［かん］（BK GYM／3位、元DEEP☆KICK -60kg王者）

第8試合　セミファイナル　ISKAオリエンタルルール世界フライ級（53.5kg）王者決定戦　3分5R
大﨑一貴（OISHI GYM／RISEスーパーフライ級（53kg）王者、元WMC日本＆LPNJフライ級王者）
ニコラス・リヴァース［Nicolas Rivas］（フランス／ファイトセンターワン／RING OUT -54kg級王者）
※肘無し、つかんでからの攻撃も可能

第7試合　スーパーライト級（65kg） 3分3R（延長1R）
KENTA（HAYATO GYM／RISEライト級（62.5kg）7位、DEEP☆KICK -63kg王者）
山畑雄摩（心将塾／RISEスーパーライト級5位、元DEEP☆KICK -63kg王者）

第6試合　オープンフィンガーグローブマッチ　女子46kg契約　3分3R
平岡　琴（TRY HARD GYM／RISE QUEENアトム級（46kg）2位）
菊地美乃里（GONG-GYM坂戸）

第5試合　スーパーフェザー級（60kg）3分3R（延長1R）
小野幹晃（IGGY HANDS GYM／RISEスーパーフェザー級4位）
澤谷大樹（HAWK GYM／RISEフェザー級4位、DEEP☆KICK -60kg王者、CKC 2022 -57.5kgトーナメント優勝）

第4試合　フェザー級（57.5kg） 3分3R（延長1R）
戸井田大輝（戸井田ジム／RISEフェザー級11位、MA日本スーパーバンタム王者）
濱田祐生（フリー／DEEP☆KICK −57.5kg 3位）

第3試合　61.5kg契約　3分3R
藤橋　光（フリー）
小出龍哉（TEAM TEPPEN／新空手K-2 GRAND PRIX 2018中量級準優勝）

第2試合　フェザー級（57.5kg） 3分3R
叶和［とわ］（チームドラゴン／JAPAN CUP 2022 -60kgトーナメント優勝）
簗　丈一（TEAM Aimhigh／KNOCK OUTアマチュア アダルト60kgトーナメント優勝）

第1試合　オープンフィンガーグローブマッチ　53kg契約　3分3R
鳩［あつむ］（TSK Japan／WMCインターコンチネンタル・バンタム級王者、元WMC日本・Bigbang同級王者、元ムエタイオープン・スーパーバンタム級王者、元蹴拳スーパーフライ級王者）
Novo（TARGET SHIBUYA）

オープニングファイト　RISEチャレンジマッチ　女子フライ級（52kg）　3分2R
宮原華音［かのん］（TARGET SHIBUYA/FIRST ORDER AGENT）
金子久美子（NEXT LEVEL渋谷）

概要

大会名　RISE 167（ライズ ハンドレッドシックスティセブン）
日時　2023年4月21日（金）開場・17:00　オープニングファイト開始・17:45　本戦開始・18:00
会場　後楽園ホール
中継　ABEMA
チケット料金　SRS席 15,000円（完売）　RS席 10,000円（完売）　S席 6,000円　小中高生シート 2,000円（当日販売のみ）　※当日は500円プラス　※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売　イープラス　チケットぴあ　出場選手・所属ジム
お問い合わせ　RISEクリエーション 03-5980-7409　https://www.rise-rc.com