Krush 4.8 新宿フェイス:“Krush初の女子大会”メイン登場の☆SAHO☆「女子の試合を叩く奴らを見返したる」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
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Krush ~RING OF VENUS~(4月8日(土)新宿フェイス)の公式計量が7日、東京で行われ、全選手がクリアした。計量後の記者会見のレポートがK-1グループから届いている。(写真:(C)K-1)
日韓・対抗戦出場選手がそ意気込みを語る!メインイベントはともに激闘予告 ☆SAHO☆「女子の試合を悪く言う奴らを見返したろうと思っている」vsイ・ドギョン「派手に過激なファイトをする」
4月7日(金)都内にて、開催を明日に控える“Krush初の女子大会”「DUAL Presents Krush~RING OF VENUS~」新宿FACE大会の公開計量と前日記者会見が行なわれた。今回の目玉である「日本vs韓国・3対3」の対抗戦に出場する6選手は全て無事に計量をパスし、6人揃って会見に出席した。
今大会のメインイベントであり、「日本vs韓国・3対3」の大将戦となるのは女子-53kg契約の☆SAHO☆vsイ・ドギョンの試合だ。☆SAHO☆は前回の女子大会、昨年6月「K-1 RING OF VENUS」でも「日本vs世界・3対3」の対抗戦に出場。オーストラリアのジャシンタ・オースティンに敗れてしまった。
捲土重来を期するこの一戦だが、会見に同席したKrush EVANGELISTの石川直生さんからは、「女性ファイターであることを忘れさせてくれる迫力のあるラッシュが非常に見応えがあります。今度こそしっかりと勝利して、KANA選手、菅原選手に続く女子ファイターの顔になってくれることを期待しています」と期待を寄せられている。
それは☆SAHO☆も承知の上。「女子の試合でも面白い試合やなっていうのを私が証明したいので、メインの試合を楽しみにしておいてください」と、K-1女子の主力選手の一人として、女子大会の締めくくりに気合いを入れている。
対するドギョンは他団体の試合で来日経験もあり、韓国の団体でもベルトを保持している実力者。石川さんが「どんなに攻撃されても決して下がらないその姿勢は、K-1 GROUPでも光り輝いてくれると思います」と紹介したように、気持ちの強さを持った選手だ。ムエタイやボクシングの経験もあるとのことだが、「メインの試合になったので派手に過激なファイトをしていきたいということを伝えておきたいです」と、☆SAHO☆に負けじとド派手なフィニッシュを頭に思い描いているようだった。
中堅戦は19歳の松谷綺と16歳のウォン・ガヨンの10代同士の実力者が激突する女子アトム級の試合だ。松谷は昨年の「K-1 RING OF VENUS」でも初代K-1女子アトム級王座決定トーナメントに抜擢されたように、将来的に女子の中心選手となることを期待されているファイターだ。
石川さんから、「松谷選手はキャリア10戦目にして、初の国際戦。これから国内はもちろん、対世界に照準絞っていくキャリアになっていくと思うんで、ここでどんな試合を見せてくれるか?」と紹介されたが、本人も「国内ではもちろんなんですけど、世界にもK-1女子の強さと松谷綺の強さを証明できるように頑張りたいなと思います」と、トップ戦線へのステップアップのためにこの対抗戦にかける気持ちは強いようだ。
一方のガヨンは16歳ながら、「パンチが凄く速くアグレッシブなファイターなので、いつも通りの試合をしてくれることを期待しています」と、石川さんもそのポテンシャルに期待を寄せるファイター。本人もパンチには確固たる自信を持っており、「KOを目指して頑張っていきたいと思いますし、悔いがないように頑張っていきたいと思います」と、得意のパンチで松谷をKOすることを宣言していた。
対抗戦の先鋒戦を飾るのは麻央vsファン・ソンリムの女子フライ級の試合だ。麻央は昨年12月「Krush.144」で約6年ぶりに復帰戦を行なった選手だが、「真優選手相手に殴ってよし、蹴ってよし、実力、格闘センスの高さを見せてくれました」と、石川さんの評価も高い。その試合を評価されての対抗戦抜擢だが、「しっかりインパクトのある勝ち方をして、倒して勝ちたいなと思っています」と、鼻息荒く意気込んでいた。
対するソンリムは18戦して13勝と高い勝率を誇るが、麻央とは対照的。「落ち着いた試合運びと安定した実力を持っている実力者」と、そのファイトスタイルを石川さんから評されているが、ソンリムも「コンビネーションスタイルを好んで試合をしております」とパンチと蹴りのコンビネーションには自信があるようだ。
先の野球のWBCをはじめ、日韓戦は様々なスポーツが盛り上がる。そんな中でソンリムはプレッシャーを感じつつも、「気楽に試合をしていきたいなと思っております」と、努めて冷静に試合に臨む考えのようだ。
◆☆SAHO☆
「今回、私をメインに選んでくださってありがとうございます。明日はメインなんで、女子の試合でも面白いんやぞというところを私が証明したいと思っているんで、応援よろしくお願いします。(対戦相手にどんな印象を持った?)気持ちの強い選手だなって思いました。(日韓戦はいろんなスポーツでも盛り上がるが、今回の負けられない対抗戦でどんな勝ち方をしたいと考えている?)前回の『RING OF VENUS』で日本vs世界があって、自分も出たんですけど負けてしまって。対抗戦そのものも日本が負けた状態になっているんで、今回は日本人が全勝して、なおかつ日本の女子が強いというところを、圧倒的な強さを見せつけて、最終的に倒そうと思っています。
(K-1 GROUPでは2回目の女子大会となるが、メインとしてどんなところをファンに見てもらいたい?)女子の試合自体が叩かれたり面白くないという悪いコメントが結構あるんで、そんなことを言ってる奴らを見返したろうと思っているんで、今回の試合しかり、女子の試合でも面白い試合やなっていうのを私が証明したいので、メインの試合を楽しみにしておいてください。
(当日ABEMAの放送でKANAが解説するということだが意識はする?)私自身はKANA選手のことをもの凄く意識しているんですけど、KANA選手はまだまだ私のことを意識していないと思うんで、今回の試合でいい試合をして、ちょっとでも早くKANA選手とできるように、KANA選手も『いずれ☆SAHO☆と闘うんやろう』という危機感を与えられたらなと思っています。(KANAを振り向かせるためにはどういう試合結果を考えている?)誰が見ても確実に勝ったやろうという試合プラス、KO、倒すという試合をしようと思っています」
山田真子と奥脇奈々がハイレベルな打ち合い予告 ミニマム級王座創設を目指す真美vsMOE チャン・リー「自分の生き方を全うする」vsKAI「中年の星を目指す」
第6試合でKrush女子アトム級ワンマッチを戦うのは山田真子と奥脇奈々。Krush EVANGELISTの石川直生さんが、「インパクトのある試合をして、一気にアトム級の王座戦に近づく一戦になると思います」と紹介したように、Krush女子アトム級王座の次期挑戦者の座を争う一戦になりうる実力者同士の対戦だ。
石川さんに「接近して捕らえたら離さない速射砲のように回転の速いパンチに明日も注目」と紹介された山田は、昨年6月「K-1 RING OF VENUS」以来の試合となるが、「過去一って言っていいぐらい自信があって、試合に対して楽しみしかないんで、明日はレベルの高い殴り合いを見せたいなって思います」と順調に調整を進められてきたことを告白し、試合に対しての大きな自信を見せていた。
対する奥脇も昨年の「K-1 RING OF VENUS」以来の試合となるが、今回がK-1ルール2戦目。しかし、「このルールに適したパンチの強さをキープしてくれて、期待通りの試合をしてくれた」と石川さんが紹介したように、既にルールへの適応は十分。「山田選手も打ち合いが得意な選手なので、打ち合いは必須かなと思うんですけど、その中でも蹴りだったりテクニックを見せて、盛り上がる試合をしたいです」と、元女子ボクシング王者の山田相手にパンチの打ち合いはもちろん、評価の高いテクニックで圧倒するつもりだ。
第5試合ではKrush女子ミニマム級の試合で真美とMOEが激突。まだベルトがないKrush女子ミニマム級だが、その王座に近い二人の対戦だ。石川さんに「男子ファイター顔負けのアグレッシブなパンチのラッシュとプレッシャーが代名詞のファイター」と紹介された真美だが、ベルトへの意欲も高い。「私もこのミニマム級のベルトが欲しいんで、明日は圧倒的な勝利。そして見せつけます」と、試合を通じてベルト創設をアピールする。
対するMOEは石川さんが「一戦ごとにフィジカルも体格もどんどん大きくなっていて現在3連勝中」と紹介したように現在は上り調子。このMOEが視界に入れているのも、当然ミニマム級のベルトだ。そこを意識しつつ、「Krushなのでしっかり壊しをイメージして、自分の持っているテクニックを全て出して、相手の選手を倒すような試合をしたいと思います」と、ベルト創設アピールのためにも真美をクラッシュする腹積もりだ。
第4試合は女子アトム級のチャン・リーvsKAIの一戦だ。昨年10月に菅原美優のKrush女子アトム級王座に挑戦したチャン・リーにとってはこれが再起戦。石川さんも「前回タイトルマッチ惜しくも敗れてしまったんですけど、気迫十分で見応えのある試合をしてくれました」と、チャン・リーの成長ぶりへの評価は高い。本人は「自分の生き方を全うするための一つのきっかけ、大事な試合だと思うんで、必ず明日は勝ちます」と、悲壮な表情を見せて意気込みを語っていた。
一方のKAIは今月40歳になる年齢ながら、果敢に格闘技にチャレンジしている遅咲きのファイター。「K-1ではまだ勝ち星はないが細かいステップからのパンチが侮れない」と石川さんからの技術的な評価も高いが、「自分が勝つことで、『私もチャレンジしてみたいな』と思ってもらえるような試合をしたいと思います」と、様々なジムの女子会員に夢と希望を与える試合をすることを宣言していた。
紗依茄「オモロイ試合をする」vsKiho「勝つ姿を見せる」、谷田美穂「前進してパンチで倒す」vs末松晄「どんどん勝ってタイトルを獲る」、小澤聡子「明日は反撃と進撃」vs上野hippo宣子「全力で倒しにいく」
◆紗依茄
「明日は10カ月ぶりの試合になるんですけど、この10カ月間、1日も無駄にせずずっと練習してきたんで、明日は必ず勝って、来てくれる皆さんにオモロイ試合を見せるので期待していてください。(女子だけ大会でどんな試合をして、どんな自分をアピールしたい?)テクニックと、女子でも倒せるところを見せたいですね」
◆Kiho
「明日は全力で頑張ります。応援よろしくお願いします。(女子だけ大会でどんな試合をして、どんな自分をアピールしたい?)自分はとりあえず勝つ姿を応援してくれている皆さんに見せたいなって思います」
◆谷田美穂
「いつも通りアグレッシブで前進してパンチを打って蹴って倒したいと思います。(女子だけ大会でどんな試合をして、どんな自分をアピールしたい?)小さくても大きい人を倒せるところを見せたいです」
◆末松晄
「福岡から来ましたWeed GYMの末松晄です。明日はやってきたことをしっかり出して、倒して勝ちたいです。(女子だけ大会でどんな試合をして、どんな自分をアピールしたい?)女子でもしっかり倒せるというのを見せられるように頑張ります。(Krush初登場となるが、今後のKrushでの目標は?)しっかりどんどん勝っていってタイトルを獲りたいです」
◆小澤聡子
「明日は反撃と進撃を一生懸命して、倒しにいきたいと思います。よろしくお願いします。(女子だけ大会でどんな試合をして、どんな自分をアピールしたい?)上野選手は前に前に来る選手だと思っているので、私の反撃に注目していてください」
◆上野hippo宣子
「前回に引き続き今回も急遽参戦が決まったんですけど、今まで練習してきたことを出せるように全力で倒しにいきたいと思っています。応援よろしくお願いします。(女子だけ大会でどんな試合をして、どんな自分をアピールしたい?)私のファイトスタイルが一歩も引かずに前に出て戦うっていうところなので、そこをしっかり見てもらえるような戦いをしていきたいです」
対戦カード
第9試合 メインイベント 日本vs韓国・3対3 女子53kg契約 3分3R(延長1R)
☆SAHO☆(闘神塾/S1女子世界バンタム級王者・同日本王者、WMC日本女子スーパーバンタム級王者、元ミネルヴァ同級王者)
イ・ドギョン[Lee Dokyeong](韓国/チーム・サイコピットブルス/MKF Queens Cupトーナメント優勝、KTK女子フェザー級王者)
第8試合 日本vs韓国・3対3 女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
松谷 綺(ALONZA ABLAZE)
ウォン・ガヨン[Won Gayeon](韓国/ヨンナム・ムビジム)
第7試合 日本vs韓国・3対3 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
麻央(K-1ジム心斎橋チームレパード)
ファン・ソンリム[Hwang Songrim](韓国/アナジム)
~休憩~
第6試合 女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
山田真子(KINGS/元J-GIRLSアトム級王者、元プロボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者)
奥脇奈々(エイワスポーツジム/BOM女子ピン級王者)
第5試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
真美(Team ImmortaL/ミネルヴァ・ライトフライ級王者)
MOE(若獅子会館)
第4試合 女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)
KAI(ファイティスジムMSC)
第3試合 女子アトム級(45kg) 3分3R)
紗依茄[らいか](月心会チーム侍
Kiho(Team K.O.Garage)
第2試合 女子アトム級(45kg) 3分3R
谷田美穂(K-1ジム大宮チームレオン)
末松 晄[あき](Weed GYM)
第1試合 女子54kg契約 3分3R
小澤聡子(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
上野hippo宣子(ナックルズGYM)
概要
大会名 DUAL Presents Krush ~RING OF VENUS~
日時 2023年4月8日(土) 開場・17:00 開始・18:00
会場 新宿フェイス
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 SRS席 20,000円(完売) RS席 15,000円(完売) S席 10,000円 ※当日券500円アップ。16時から販売 ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.SHOP グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/