K-1 3.12 代々木第一体育館:日本人重量級頂上決戦向け公開練習。京太郎「石井選手だから体と気持ちが作れた。全身全霊で叩き潰す」×石井慧「今はこの試合にオールインしている。早死にしてもいい」
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K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~(3月12日(日)代々木競技場 第一体育館)で対戦する京太郎と石井慧が公開練習を行った。そのレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(写真:(C)K-1)
第16試合 スーパー・ヘビー級(+100kg) 3分3R(延長1R)
京太郎(チーム未完/元K-1ヘビー級(100kg)王者、元ボクシングWBOアジア太平洋・OPBF東洋太平洋・日本ヘビー級王者)
石井 慧(クロアチア/チーム・クロコップ/2008年北京五輪柔道男子100kg超級金メダル、元IGF&HEAT MMAヘビー級王者)
京太郎、敬意を持って同時代の同志・石井慧を粉砕する!「全身全霊で叩き潰すだけです」
東京・JUNBO GYMにて、3月12日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~」の[K-1スーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R]で石井慧と対戦する京太郎が公開練習を行なった
公開練習前に本気モードの練習を終えていた京太郎は1分1Rのパンチのミット打ちを披露。昨年4月「K’FESTA.5」でのK-1無差別級トーナメントに出場して以来、約1年ぶりの試合となる中、今回の石井戦に向けて調整に努め「相変わらずこの年になってまでキツいことをやってるなと思うんですけど、あとはリング上に立ってみて分かると思います」と、順調にコンディションを整えてきた。
前回の試合から1年間間隔が空きながらもコンディションを整えられたのは、相手が石井だったからだという。「この後の人生も考える中で、いい歳になってきているし(※36歳)、石井選手じゃなけりゃ試合を断ったかもしれない。なんか寝ている中で急に叩き起こされたような感覚はありますけど、よくここまで体が戻ったなと思いますし、作れたなと。それは石井選手だから作れたかなと思いますね、気持ち的にも」と、石井との試合に対してかなりモチベーションが上がっているようだ。
基本的に他の選手に対しては興味がないと語る京太郎だが、対戦カード発表会見での石井のコメントを聞いて、今回の試合に気持ちが入ったという。「K-1のリングに来たのも、ボクシングデビューしたのも僕とやるためだと思っているんで、そう考えるとよくここまで来たなと思うし、それだったら迎え撃たなきゃダメかなという気がします」と、石井の気持ちをリング上で受け止める覚悟も決めた。
「旧K-1やPRIDEがあった時代からやっている選手は少ないですし、その中で一緒にやってきたと思ったら仲間でもあるだろうし」と、石井が京太郎に抱いた気持ちと同様、同い年で同時代の浮き沈みの激しかった格闘技界を渡ってきたという仲間意識もある。
最近の若い選手たちと違い自分と石井は、「自分たちの生き様というか、自分たちの格闘技人生を自分たちの中でいろいろ考えてやってきた選手」という考え方も共通していると感じている。そんな中、立ち技の世界に挑戦してきた石井との対戦は、同門対決にも似た感覚を感じているようだ。そのため、「僕のために来てくれたとしたら僕が受け止めないと何も進まないと思うし、何も生まれないと思う。だからと言って、僕も自分が上だと思ってやるつもりはないし、向こうの経歴も凄いから僕も挑むつもりでやります」という姿勢で迎え撃つつもりだ。
普段はあまり対戦相手の映像は見ないという京太郎だが、石井の打撃については「あんまり良くなかったかな?」という印象を抱いたという。1年半ほど前には練習も共にした。その時の印象を、「不器用だけどめちゃめちゃ頑張るんですよ。僕がどんだけ打っても前に前に来る気持ちが強いんでね。本当に真面目な選手なんですよ。だから油断はできないと思います」と語った京太郎。過小評価をするつもりはなく、石井の柔道のオリンピック金メダル獲得や、総合格闘技での実績はもちろん、畑違いのボクシングに挑んだことに関しても「探究心が凄い」と敬意を抱いている。
しかし、京太郎にも立ち技の世界で長年やってきたという自負がある。石井に対して、「全身全霊で叩き潰すだけだと思います」と言い放った京太郎だが、「叩き潰す」という言葉を使うのは初めてだという。それも石井が相手だからこそ出てきた言葉。同時代の格闘技界で生きてきた同い年の同志を、敬意を持って叩き潰しにいく。
石井慧、京太郎との日本人重量級頂上決戦に燃える!「京太郎選手のことはずっと意識していたし、尊敬もしていた。心で戦って、何をしてでも勝つ」
東京・レンジャージム赤坂にて、3月12日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~」の[K-1スーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R]で京太郎と対戦する石井慧が公開練習を行なった
まず石井が行なったのは対人のシャドーボクシングだ。今回は目標に掲げていた京太郎との大一番ということで、スパーリングパートナーのテオドラス・オークストリスを帯同。テオドラスはリトアニア出身・RIZINにも参戦していた総合格闘家で、「K-1に初めて出た時からチームとしてずっとサポートしてもらっていて、今回は相手が京太郎ということで連れてきました。やることは全てやろうと思って」と語るように、石井にとっては心強いパートーナーだ。
このテオドラス相手のシャドーボクシングを2分1Rこなすと、今度はボクシンググローブを着けての2分1Rのミット打ち。磨きをかけてきたパンチを存分に披露した。
石井がK-1の試合に出るのは昨年4月「K’FESTA.5」以来、約1年ぶりだ。その間、総合格闘技の試合を1試合、そしてボクシングの試合にも2度挑戦するなど、精力的に活動してきた。この1年間を「常に試合があったし、ずっと練習を積めていたんで、格闘家としてかなり強くなったと思いますね」と振り返った石井。打撃技術の向上については、「いろんな経験を積むことで向上していくことはあると思うし、研ぎ澄まされていくことはあると思うんで、試合で分かると思います」と、本人もその成果を披露するのが楽しみな様子だった。
特にボクシングはエキシビションではなく、実際に勝敗のつく試合に出られたことが石井にとってもいい経験になったという。「何が使えるのか使えないのかとか、何が有利なのか不利なのかとか、総合の試合に出た場合は何が有利なのか不利なのかも分かったと思うんですよ」と、実戦で得た感覚は何よりの財産となったようだ。
今回の対戦相手である京太郎は、石井がK-1参戦当初から目標に掲げていた選手だ。「緊張もしますし、楽しみだなっていうのもあるし、思い入れのある選手。勝敗以上のものを見せたいという気持ちあるし、何をしても勝ちたいという想いもある。今回は心で戦いたいと思います」と、強い意気込みを語った石井。
京太郎とは同級生で、同じヘビー級、そして浮き沈みの激しかった格闘技界の同じ時代を共有してきた間柄だ。「ヘビー級では体型も恵まれてないと思うんですけども、強い選手とやってずっと勝っていっている選手なんで、意識していましたし、尊敬もしていました。そういう選手と戦えて僕の人生として、凄くこの経験は厚みがあるなと思いますし、絶対に勝ちたいなと思います」と、リスペクトの気持ちを持ってぶつかっていく。
K-1での試合は今回が4試合目。京太郎とは昨年のK-1無差別級トーナメントで対戦する可能性もあったが実現しなかった。しかし石井本人は「K-1でデビューしてすぐやったとしたら全然ダメだったと思うし、段階を踏ませてくれたっていうのもK-1には感謝していますね。総合に移った当初は名前が先行していて結構強い選手とやらされた経験もあったんですけど、K-1では育ててもらったというか、そういう意味でも凄く良かったと思います」と、今回がベストのタイミングだと感じている。
その京太郎戦を最後にK-1は一区切りという発言もあったが、「今はこの試合にオールインしているんで、次のことは考えてないし、この試合に勝てるなら何でもするっていう気持ちでいます。早死にしてもいいです」と、今は京太郎戦のみに集中している。朝から晩までジムで練習漬けの毎日を送り、そこで培った自信は「120%ですよ」と豪語。格闘技に人生をかける男が、K-1初参戦から約1年半の集大成を京太郎戦で見せる。
対戦カード
第21試合 K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
大和哲也(大和ジム/王者、K-1 -63kg日本トーナメント2010優勝、WMCインターコンチネンタル・ライト級王者、元WBCムエタイ世界&Lion Fight世界スーパーライト級王者、元WBCムエタイ日本&NJKFライト級王者)※2度目の防衛戦
林 健太(FLYSKY GYM/挑戦者、元K-1ライト級王者、元Bigbangスーパーライト級王者)
第20試合 K-1 WORLD GPライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
朝久泰央(朝久道場/王者)※初防衛戦
与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、極真会館世界ウェイト制2017軽量級(70kg)優勝)
第19試合 K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
和島大海(月心会チーム侍/王者)※初防衛戦
ジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム/挑戦者、元ラジャダムナン4階級王者、元WBCムエタイ世界3階級王者、クンルンファイト70kgトーナメント2016準優勝、元ボクシング東洋太平洋スーパーフェザー級王者)
第18試合 69kg契約 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1ウェルター級(67.5kg)王者、元同スーパー・ライト級(65kg)王者、元Krushウェルター級(67kg)王者、元Nuit Des champions 66kg王者、元WBCムエタイ日本スーパーライト級(63.5kg)王者、K-1甲子園2009 -62kg優勝)
ジャバル・アスケロフ(ロシア/チーム・アスケロフ/PK-1・Alpha Fight Series・Tatneft Cup世界-70kg王者、Russian Challenge世界・W5欧州-71kg王者、WMC欧州ミドル級(72.5kg)&スーパーウェルター級(71kg)王者)
第17試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
ジョーダン・ピケオー(オランダ/マイクスジム/Krushスーパー・ウェルター級王者)
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場/HEATキックミドル級王者)
第16試合 スーパー・ヘビー級(+100kg) 3分3R(延長1R)
京太郎(チーム未完/元K-1ヘビー級(100kg)王者、元ボクシングWBOアジア太平洋・OPBF東洋太平洋・日本ヘビー級王者)
石井 慧(クロアチア/チーム・クロコップ/2008年北京五輪柔道男子100kg超級金メダル、元IGF&HEAT MMAヘビー級王者)
~休憩~
第15試合 K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/王者、K-1フェザー級世界最強決定トーナメント2022優勝、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)※初防衛戦
ヴュー・ペッコウーソン[View Petchkoson](タイ/ペッコウーソンジム/挑戦者、BBTVフェザー級王者、元プロムエタイ協会バンタム級王者、元オムノーイ認定スーパーフライ級王者)
第14試合 K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/王者、元Krush王者)※初防衛戦
コンペット・シットサラワットスア(タイ/シットサラワットスアジム/元ルンピニー認定バンタム級&フライ級王者、元プロムエタイ協会ライトフライ級王者、元BBTVフェザー級・フライ級・ライトフライ級王者)
第13試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・バンタム級王者)
鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級(55kg)王者、元WBCムエタイ日本&ホーストカップ日本同級王者)
第12試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
斗麗[とうま](WIZARDキックボクシングジム)
安本晴翔[はると](橋本道場/RISEフェザー級(57.5kg)6位、WPMF世界・WBCムエタイ日本フェザー級王者、元KNOCK OUT-REDフェザー級王者、元INNOVATIONスーパーバンタム級王者、元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者)
第11試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
寧仁太[アニンタ]・アリ(ガーナ/K-1ジム総本部チームペガサス/Krushウェルター級王者)
實方[さねかた]拓海(TSK Japan/RISEウェルター級1位、元WMC日本・ルンピニー日本・J-NETWORKスーパーライト級王者)※実方拓海から表記変更
第10試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
ステファン・ラテスク(ルーマニア/スコーピオンズ・ヤシ)
第9試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
AKIRA Jr(フィリピン/若獅子会館 総本部/元RKSクルーザー級王者、元蹴拳スーパーミドル級王者)
星龍之介(POWER OF DREAM/極真会館世界大会2019 6位)
~休憩~
第8試合 K-1 WORLD GP女子フライ級(52kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/王者、元Krush同級王者)※2度目の防衛戦
フンダ・アルカイエス[Funda Alkayis](トルコ/アルカイエスジム/挑戦者、WBCムエタイ・WAKO・FEA世界女子フライ級王者、WMC&WBCムエタイ欧州同級王者)
第7試合 K-1 WORLD GP女子アトム級(45kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
パヤーフォン・アユタヤファイトジム(タイ/アユタヤファイトジム/王者、WPMF世界女子ピン級王者)※初防衛戦
菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/挑戦者、Krush同級王者、K-1初代同級王座決定トーナメント’22準優勝)
第6試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
石井一成(ウォーワンチャイ・プロモーション/BOM・WBCムエタイ・WPMF世界スーパーフライ級王者、IBFムエタイ世界フライ級王者、元WPMF世界・True4U・KNOCK OUT同級王者、元プンパンムアン・ミニフライ級王者)
ヨーシラー・チョーハーパヤック(タイ/チョーハーパヤックジム/オムノーイ認定バンタム級王者)
第5試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
江川優生(POWER OF DREAM/元K-1&Krushフェザー級(57.5kg)王者)
アダム・ブアフフ(モロッコ/チームファイトセンターワン/ISKA世界ライト級(61kg)王者、WKU世界&TAKEDOWN FCスーパーフェザー級王者)
第4試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangライト級王者)
小澤海斗(Team KK/元Krushフェザー級王者)※K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフから所属変更
第3試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・ライト級王者)
パコーン・P.K.センチャイムエタイジム(タイ/P.K.センチャイムエタイジム/元ルンピニー&プロムエタイ協会ライト級王者、元ラジャダムナン認定スーパーフライ級王者)
第2試合 ミドル級(75kg) 3分3R(延長1R)
松倉信太郎(team VASILEUS/WPMF世界スーパーミドル級王者、元KNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級(75kg)王者、Krush YOUTH GP 2012 -70kg優勝、K-1甲子園2009 -70kg優勝)
イゴール・シウバ(ブラジル/ブラジリアンタイ)
第1試合 ミドル級(75kg) 3分3R(延長1R)
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
ヴィニシウス・ディオニツィオ[Vinicius Dionizio](ブラジル/ブラジリアン・タイ・FIGHT DRAGON -80kg王者)
プレリミナリーファイト第3試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
愛瑠斗[えると](健成會)
光佑(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
プレリミナリーファイト第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
橋本雷汰(BFA-SEED/K-1甲子園2022 -60kg優勝)
山本 陸(K-1ジム総本部チームペガサス)
プレリミナリーファイト第1試合 64.5kg契約 3分3R
竜義(VAINQUEUR GYM/Dream Gateウェルター級王者) ※buck wild crewから所属変更
上野空大[くうと](K-1ジム大宮チームレオン)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~
日時 2023年3月12日(日) 開場・11:30 プレリミナリーファイト開始・12:00 本戦開始・13:00
会場 国立代々木競技場 第一体育館
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(3月12日 (日) 16:30~22:00、3月13日 (月) 18:30~27:00)
チケット料金 ロイヤル 100,000円/アリーナSRS 60,000円/アリーナRS 35,000円/アリーナS 18,000円/スタンドS 18,000円/アリーナA 10,000円/スタンドA 10,000円/スタンドB 7,000円 ※当日券500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/