RISE 12.10 後楽園ホール:RISE女子初のOFGマッチへ。小林愛理奈「平岡選手しかいないと思っていた。1分ぐらいで終わる」×平岡琴「やっと自分の時代が来る。早く殴らせろって感じです(笑)」
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RISE 163(12月10日(土)後楽園ホール)でのオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチで対戦する小林愛理奈と平岡琴が公開練習を行った。その映像とコメントがRISEクリエーションから届いている。昨年からRISEではOFGマッチをスタートし、YA-MANがブレイクしたが、RISEの女子でのOFGマッチはこれが初となる。
オープンフィンガーグローブマッチ 女子46kg契約 3分3R
小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE女子アトム級(46kg)1位、ミニフライ級(49kg)2位)
平岡 琴(TRY HARD GYM/RISE女子アトム級(46kg)2位)
小林愛理奈 『イメージ的には開始1分ぐらいで終わるんじゃないかな』
――ついにオープンフィンガーグローブマッチの日が近づいてきましたけど最初にオファーを受けた時の心境はいかがでした?
小林 思ってたより早く女子のオープンフィンガーが決まったんで嬉しかったですね。
――前の試合の宮﨑若菜戦からわずか5週間という短いインターバルですけど。
小林 でも短い方が動きやすいんでそこは全然大丈夫です。
――ちなみに宮﨑若菜戦が終わってから何日くらい休んだんですか?
小林 3日ですね。3日後にビッグミットしました。
――3日で疲れ取れました?
小林 でもあんまり外傷はなかったんで(原口)健飛くんにも「愛理奈ちゃんはもう試合決まってるから無理しろ」って言われて無理しました(笑)。
――試合が決まってるから無理しろと?
小林 はい。
――決まってからもうずっとオープンフィンガーグローブでの練習ですか?
小林 拳が痛くなったりするのもあるんでたまに4ozグローブに変えたりとかそんな感じで交互にしながら練習はしてます。
――実際オープンフィンガーで練習してみてその感触はいかがですか?
小林 めっちゃ軽いですね、やりやすいです自分は。
――空手時代には似たような拳サポーターをつけて練習したり試合をしたりっていうことはあったんですか?
小林 試合は空手は素手なんで何もつけないですね。練習は拳サポで。
――拳サポとオープンフィンガーって似てるものはありますか?
小林 親指がないのとかも似てるしでも拳の部分はオープンフィンガーのが分厚いですね。
――オープンフィンガーで練習してたらいつものボクシンググローブと気持ちの上がり具合とか変わってくる部分はありますか?
小林 打つのに関しては打ちやすいんで気持ち上がるし、逆にマスとかしたらオープンフィンガーはあんまりブロックとか出来ないんでブロックの練習だったり色々難しいとこはありますね。
――オープンフィンガーでのクリーンヒットした時の感触は通常のグローブと比べてどうなんですか?
小林 手がだいぶ痛いです(笑)。
――今回RISE史上初の女子のオープンフィンガーグローブマッチになりますが、史上初っていう部分はこだわります?
小林 初めてやるなら自分を選んで欲しかったんでそこは嬉しいですね。
――対戦相手が平岡琴選手になったことに関してはどうですか?
小林 でも平岡選手しかいないんじゃないかなって思ってました。
――平岡選手とは去年の4月に一度やってますけどグローブが変わったらやっぱり試合展開も変わってきますかね?
小林 やっぱり前回やったとき6ozなんで4ozでもやってないし、だいぶデカいグローブでやってたんで、オープンフィンガーとなると自分ももらうこともあるやろうし、初めてのことなんでやってみないとそこはどうなるか分かんないんですね。
――明かせる範囲内で構わないんですが周囲からはどんなアドバイスを受けてますか?
小林 思い切った方がいいっていうのは、アドバイスというか自分らしさは出していこうかなって思ってます。
――それは原口選手から言われてるんですか?
小林 いつも試合前に「愛理奈ちゃんらしさを出し過ぎてもあかんし冷静に行きすぎるのもあかんからその中間で行け」みたいな(笑)。難しいですけど。
――ちょうど中間の小林愛理奈をとらなきゃいけないってことですね。
小林 でも自分的にもそれが一番強いんじゃないかなって思うんで。
――現状では今回の試合どんな試合展開になってどんな勝ちをイメージしますか?
小林 試合展開とかはやってみないと分かんないんですけど、もしかしたら普通に長引いちゃう可能性もあるかもしれないですけど、自分のイメージ的にはもう普通に開始1分ぐらいで終わるんじゃないかなって思ってます。
――1Rわずか1分でKOで終わるということですね。
小林 終わるんじゃないかなと思ってます。
――フィニッシュブローはどんな感じか明かせますか?
小林 何当たっても顔やったら倒れるんちゃうかなって思ってます。右でも左でも。
――最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
小林 いつも応援ありがとうございます。今回は女子初のオープンフィンガーなんですけど、4ozでも自分は倒してるんでオープンフィンガーとなると秒殺が見れるんじゃないかなと期待して試合を待っててください。応援よろしくお願いします。
平岡琴『求められてる事って打ち合いだと思うので、私はガッツリ打ち合う気でいます』
――念願のオープンフィンガーグローブマッチが決まりましたが試合が決まった時どんな心境でしたか?
平岡 やっと自分の時代が来るなみたいな感じでしたね。本当に待ちわびてたのですごい嬉しかったです。
――OFGマッチ=自分の時代っていう定義づけなんですね。
平岡 元々グローブでやってた時代からもっと小さいのでやりたいなって思ってたんで、絶対自分はそっちの方が向いてるとも思ってましたし、最近は小林選手がどんどん倒すようになって小林選手の方がオープンフィンガー向いてるんじゃないかみたいな流れみたいがあると思うんですけど、私はもっと前からずっとオープンフィンガーは絶対自分が向いてると思ったのでこっちの時代だよっていう感じですね。
――今日もオープンフィンガーつけての練習を見させていただきましたが実際オープンフィンガーをつけての練習ってこんな感じですか?
平岡 やっぱり打ち方だったり避け方だったりで多少変えなきゃいけないところあるんですけど、空手の時の経験だったりとか今までの色んな経験を交えてやってて色々フィットしてきたかなっていう感じですね。
――空手時代は拳サポーターをつけて練習したり試合をしたってことは何度もありましたか?
平岡 試合は素手なんですけど練習はオープンフィンガーでずっとやってて、もっと薄い形のオープンフィンガーでやったので、指が出てる状態での蹴りの捌きだったりとかはもう空手時代のやつと変わらないので、その辺はやりやすいかなと思います。
――実はキャリアがあるってことですね。
平岡 指が出てる状態の戦いの方が長いのかなっていう感じなので、だからこそ自分の時代かなっていうのもありますね。
――よくオープンフィンガーになったら通常のボクシンググローブと比べてグローブでディフェンスしたつもりでもその空いた隙間から相手の腕が入ってくるとかディフェンスがちょっと変わってくるとか距離が全然違うって話を聞くんですがその辺はどうですか?
平岡 やっぱりブロックとかしても自分の手が当たって痛かったりとかそういうのがあるので多少変わってくるんですけど、私元々あんまりブロックして避けるタイプではないのでそんなに気にならないですね。
――対戦相手の小林選手ですけど11月3日に同門の宮﨑若菜選手と戦ってますがあの試合はどのように分析されてますか?
平岡 やっぱりパンチが強いな、フックが強いなっていうのはちょっと前からずっと思ってたことで、それはもう想像通りっていうか今ももっと昔よりパワーアップはしてるなっていう風には思うんですけど、穴はたくさんあるしここ直近ずっとTRY HARD GYMの選手と試合してるので、そういう意味では情報がたくさんあるのでそこを突いていけば問題ないかなと思います。
――すでに弱点は見出してるってことですね?
平岡 そうですね、言えないですけど(笑)。
――明かせる範囲内で構わないんですけど、RISE史上初の女子のOFGマッチはどんな試合展開になると予想しますか?
平岡 それは私次第なのかなって思ってて、小林選手はもう前に出てくる打ち合いしかできないと思うので私がポイントアウトするのか打ち合いに持ってくのかで試合内容って変わっていくと思うんですけど、やっぱりこのオープンフィンガーに求められてる事って打ち合いだと思うので、私はガッツリ打ち合う気でいます。
――TRY HARD GYMの周りがどんなに打ち合うなって言うところでも平岡選手スイッチが入っちゃったら行っちゃうような気もするんですけどそれはどうですか?
平岡 最近ちょっとセコンドの言うこと聞けるようになってきたなって自分では思ってるんですけど、やっぱオープンフィンガーつけて練習とかしてると自分でもテンションが上がっちゃって練習でも結構いっちゃうんで、試合では多分我慢できないだろうなと思うので、打ち合いになるんじゃないかなと思います。
――練習からしてモチベーションが違うって感じになりますか?
平岡 やっぱりワクワクする試合っていうのが自分の中で久々だったので、すごく練習から充実してますしやるかやられるかみたいな試合が久々だなと思うし、あと青コーナーで試合するのもすごい久々なんですよね。なので挑戦者という気持ちが久々に出てきてすごく楽しいです。
――不安なんかよりも期待で胸がいっぱいで試合の日を迎えるっていう感じになりますか?
平岡 早く殴らせろって感じです(笑)。
――そこまで楽しみ?
平岡 めちゃめちゃ楽しみです。どうなるのかもやってみないと分かんないんですけど、でも絶対面白くなるのは間違いないと思ってるんで自分も思いっきり打ち合えて楽しめると思うし、お客さんを楽しませる自信があるのですごい楽しみです。
――試合を半年間待った甲斐がありましたね。
平岡 本当長かったです。もう待ちくたびれてたんで早く試合したいですね。
――小林選手に以前敗戦してるんですがそこに関してのリベンジへの意気込みはいかがでしょうか?
平岡 一回負けてる相手なので同じ相手に2度負けるなんてありえないと思ってるんで、そこはしっかりリベンジしたいって思いもありますし、結構勢いに乗ってる選手だと思うのでここで潰せば美味しいと思うのでそこは絶対リベンジしたいなと思ってます。
――オープンフィンガーは団体としても女子は初戦で平岡選手もRISEに来てから初戦だと思うんですけど、相手が小林選手ということについてはどうですか?
平岡 やっぱりオープンフィンガーは打ち合いしてナンボだと思ってるんでしっかり打ち合ってくれる相手と試合が決まって文句ないっていうか、もうオープンフィンガーやるなら最初は小林選手しかいないなと思ってたんで、やっぱりきたかっていう感じでしたね。
――元々はRISEのベルトを目標に掲げていたと思うんですけど、オープンフィンガーに参戦することによってオープンフィンガーでの新たな目標って出てきそうですか?
平岡 グローブでのアトム級のベルトは変わらずずっと狙ってるんですけど、やっぱり同門でなかなか試合が組んでもらえないっていうところがあるので、そこでこういうオープンフィンガーでの新しい目標ができたので、そこでしっかり盛り上げてベルトを作ってもらってオープンフィンガーのベルトを巻きたいなって今は思ってます。
――求められていることをわかってるってTwitterでもコメントされてましたけど、それを実現するための練習で意識して取り組んでいることとかってありますか?
平岡 殴り合う、それだけですね(笑)。前に出て殴り合うそれだけなんで。もちろん最低限の作戦はありますけどそういう小手先のものじゃなくて、とにかく真っ向勝負でと思ってるんで。思いっきりぶん殴る、思いっきり前に行くみたいな練習をしてます(笑)。
――スパーリングで付き合ってくれる選手っていらっしゃるんですか?
平岡 若菜がめちゃめちゃ体強くてどんなにブン殴っても大丈夫なんで思いっきりブン殴らせてもらってます。
――殴った感覚とかはどうなんですか?
平岡 角度とかをちょっとミスると指とかはちょっと怖いなっていうのはあるんですけど、殴った感覚だったりはすごい「これはドンピシャで当たったら倒せるだろうな」みたいなのがあるのですごいそこは楽しみだし、しっかりグローブとはちょっと違う殴り方っていうのをしっかり身にしみ込ませれば倒せるんじゃないかなと思ってます。
――小林選手もKOを狙って出てくると思うんですけどKOを狙うっていう中で言える範囲でどんな倒し方を狙ってますか?
平岡 今まで私倒してきたの全部蹴りなのでパンチで倒したいなっていうのはすごいあるので、パンチで倒すためにはどう持っていくかっていう練習を今やってますね。
対戦カード
ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
中村 寛(BK GYM/RISEライト級3位、元DEEP☆KICK -60kg級王者)
伊藤澄哉(戦ジム/RISEスーパーライト級6位)
ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)
緑川 創(RIKIX/RISE 2位、元WKBA世界スーパーウェルター王者、元新日本ウェルター級王者)
リカルド・ブラボ(アルゼンチン/ウィラサクレック・フェアテックス/元新日本ウェルター級王者、M-1世界スーパーウェルター級王者)※伊原道場アルゼンチン支部から所属変更
スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
政所 仁(魁塾/RISE 3位、WBKF世界スーパーフライ級王者)
滉大(及川道場/RISE 4位、HOOST CUPスーパーフライ級王者)
オープンフィンガーグローブマッチ 女子46kg契約 3分3R
小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE女子アトム級(46kg)1位、ミニフライ級(49kg)2位)
平岡 琴(TRY HARD GYM/RISE女子アトム級(46kg)2位)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
平野凌我(MTS/RISE 2位)
澤谷大樹(HAWK GYM/RISE 4位、DEEP☆KICK -60kg級王者、CKC 2022 -57.5kgトーナメント優勝)
バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
大森隆之介(EX ARES/RISE 5位)
加藤有吾(RIKIX/WMC日本スーパーバンタム級王者、岡山ZAIMAX MUAYTHAI 2021 55kgトーナメント優勝)
スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
北井智大(チームドラゴン/RISEライト級4位)
麻火佑太郎(PHOENIX/RISEスーパーライト級7位)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
戸井田大輝(戸井田ジム/MA日本スーパーバンタム王者)
松山和弘(ReBORN経堂/CKC 2022 -57.5kgトーナメント準優勝)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
山元剣心(FAITH/RISE 9位)
白石 舜(TEAM TEPPEN/RISE 15位)
ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
樋口知春(極真会館/RISE 14位)
基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM/シュートボクシング日本2位)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R
森本一陽(NEXT LEVEL渋谷/元J-NETWORK&Bigbangスーパーウェルター級王者)
ストロング小林(契明ジム/ACFウェルター級王者)
フライ級(51.5kg) 3分3R
Novo(TARGET SHIBUYA)
松本天志(HAWK GYM)
概要
大会名 RISE 163(ライズ ハンドレッドシックスティスリー)
日時 2022年12月10日(土) 開場・17:00 開始・17:30
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 SRS席 15,000円 RS席 10,000円 S席 6,000円 ※当日は500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 チケットぴあ イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/